JPS5834607B2 - プレハブ式プレストレス鋼桁の架設法 - Google Patents

プレハブ式プレストレス鋼桁の架設法

Info

Publication number
JPS5834607B2
JPS5834607B2 JP9830381A JP9830381A JPS5834607B2 JP S5834607 B2 JPS5834607 B2 JP S5834607B2 JP 9830381 A JP9830381 A JP 9830381A JP 9830381 A JP9830381 A JP 9830381A JP S5834607 B2 JPS5834607 B2 JP S5834607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
steel girder
steel
girder
site
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9830381A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS584004A (ja
Inventor
正勝 中川
滉 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWATA KOGYO KK
Original Assignee
KAWATA KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAWATA KOGYO KK filed Critical KAWATA KOGYO KK
Priority to JP9830381A priority Critical patent/JPS5834607B2/ja
Publication of JPS584004A publication Critical patent/JPS584004A/ja
Publication of JPS5834607B2 publication Critical patent/JPS5834607B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通称プレビームと称されるン°レストレス鋼桁
を用いた橋梁の架設に際してのプレストレス鋼桁の架設
法、特にこのプレストレス鋼桁が予め複数本のプレハブ
形式ブロックとして作成され、これらのブロックが架設
現場において1本の長尺なプレストレス鋼桁として完成
されるようなプレストレス鋼桁の架設法に関するもので
ある。
橋梁用架設桁として、鋼桁に予め前たわみ荷重を与えて
おいて、引張側となる下フランジに該下フランジを包む
ようなコンクリートを打設し、このコンクリートの硬化
後前たわみ荷重を解除して鋼桁の復元力により下フシン
ジコンクリートにプレストレス応力を導入するようにし
た通称プレビームと称されるプレストレス鋼桁は既に公
知である(特公昭33−10424号)。
このようなプレストレス鋼桁を現場において架設したの
ちウェブコンクリート及び床版コンクリートの打設を行
って鋼桁を完全にコンクリートにより被覆した桁はプレ
ビーム合成桁と称されている。
このプレビーム合成桁は下フランジコンクリートと床版
コンクリートが鋼桁と台底されているために曲げ剛度が
大きくなり、通常の合成桁よりも桁高を低くすることが
できるという点で、桁高制限を受けるような橋梁の施工
に対しては極めて有利である。
また鋼桁自体が露出していないために塗装等の維持管理
が不要であること、騒音が生じないこと、耐火性を有す
ることなどの利点を有する。
このような長所をもつプレビーム合成桁を構成するため
のプレストレス鋼桁は、前記の如く所定の長さの鋼桁に
予め曲げ荷重を与えておいて引張側となる下フランジに
コンクリートを打設し、コンクリート硬化後鋼桁の曲げ
荷重を解除することによりコンクリートにプレストレス
を与えるという工程をとる。
その際、支間が長いプレストレス鋼桁は運搬上の制約か
ら鋼桁をいくつかのピースに分割して架設現場に搬入し
、現地で鋼桁を連結した後、予曲げ荷重を与えて、プレ
ストレス鋼桁を製作するのが従来よりの通例であった。
したがって、架設現場に製作ヤードが必要となり、市街
地のような架設現場、あるいは現地地形等により、製作
ヤードが取れないという問題が発生する場合もあった。
またプレストレス鋼桁を現地で製作するため、現場工期
が長くなり工費の面でも割高となるという問題点があっ
た。
本発明はプレビーム合成桁による橋梁架設の上記のよう
な問題点を解消し、現地において長尺のプレストレス鋼
桁の架設が可能となるように、予め工場等においてプレ
キャスト化できるプレストレス鋼桁を製作しておき、分
解されたプレストレス鋼桁ブロックを現地に輸送後夫々
のブロックを連結して一本の長尺プレストレス鋼材を製
作架設するようにしたことを目的としたものである。
本発明はこのような長尺なプレビーム合成桁を目的とし
たプレストレス鋼桁を架設するため、工場等において複
数本の鋼桁を連結した状態で曲げ荷重を与えて引張側の
下フランジに継目部分を残してコンクリートを打設し、
コンクリート硬化後曲げ荷重を解除することによりコン
クリートにプレストレスを与え、しかるのち鋼桁の継目
部を分解して夫々の鋼桁ブロックを現地に運搬し、現地
において再び各鋼桁ブロックを連結したのち継目部の下
フランジにコンクリートを打設し、継目部の両腹版間を
PC鋼棒等により連結して継目部コンクリートにプレス
トレスを与えることにより、鋼桁全長にわたる下フラン
ジコンクリートにプレストレス応力が導入された長尺の
プレストレス鋼桁の架設が完了するようにしたことを特
徴とするものである。
次に本発明に係る架設法を図示の実施例により詳記すれ
ば、第1図a乃至eは工場等におけるプレストレス鋼桁
の製作工程を示す側面図、第2図f乃至jは架設現場に
おげろ鋼桁の架設からプレビーム合成桁による橋梁架設
完了までの架設工程を示す側面図である。
第1図aに示す如く予め設計された鋼桁1の全長りが得
られるよう複数本の鋼桁部材i0.i、。
1、を夫々継目部2に腹板用添接板3及び上下フランジ
用添接板31を介して一体に連結する。
これらの鋼桁部材1.、 12. 1.は互に連結され
た状態で所定のキャンバ−が与えられるように形成され
ていると共に、夫々継目部の側方には第3図に示すよう
に上下のフランジ4,5間に腹板6と直角な補剛板Iが
溶接固定されている。
次にこのように連結された鋼桁1に対し、第1図すに示
すように前たわみ荷重(プレフレクション)Pfを与え
、この前たわみ荷重Pfが与えられた状態で第1図Cに
示す卯く引張側となる下フランジ5に継目部2を残して
コンクリート8を打設する。
このコンクリート8は第3図及び第4図に示す如く継目
部2を除く下フランジ5が被覆されるように形成される
前記下フランジ5のコンクリート8が硬化したのち、第
1図dに示す如く鋼桁1の全長に与えられた前たわみ荷
重Pfを解除すると、鋼桁1の復元力によってコンクリ
ート8には夫々プレストレス応力が与えられること瓦な
る。
この状態において鋼桁1を夫々の継目部2を添接板3,
31を取外すことにより分離し夫々の鋼桁ブロック9゜
92、 9.を架設現場に輸送する。
第2図fに示す如く架設現場に運搬された鋼桁ブロック
91. 92. 9.は、夫々両端を仮支点10により
支持された状態で再び継目部2を添付板3,31を介し
て一体に本締め連結される。
次に第2図gに示す如く仮支点10を撤去して継目部2
におげろ下フランジ5に該下フランジ5を包むようにコ
ンクリート好ましくは膨張コンクリ−81を打設する。
このコンクリート81の打設後第2図り及び第5図、第
6図に示す如く継目部2の両側にある補剛板7,7間に
PC鋼棒10を連結させ、継目部コンクリート81が所
定強度に達した後PC鋼棒11を引張して該コンクリー
ト81にプレストレス応力を導入し、鋼桁1の全長にわ
たる下フランジ5のコンクリート8,81にプレストレ
スが与えられた状態とする。
しかるのち第2図iに示す如く鋼桁1の全長にわたり上
フランジ4に対する床版コンクリート12、腹板6に対
する被覆コンクリート13の打設を行う。
第2図jでは前記床版コンクリート12にアスファルト
等の後死荷重14及び活荷重を載荷し、最終的にプレビ
ーム合成桁による橋梁架設が完成する。
上記の如く本発明におけるプレストレス鋼桁の架設法に
おいては、複数本の鋼桁部材を連結して一本の鋼桁とし
て予曲げ荷重を与え、この状態において引張側に継目部
2を残してコンクリートを打設し、コンクリート硬化後
予曲げ荷重を解除することによりコンクリートにプし・
ストレスを与えるため、夫々の鋼桁部材は継目部を分離
した状態としても夫々引張側下フランジにプレストレス
が与えられた形のプレキャスト状鋼桁ブロツ、hとイる
ことができ、架設現場の状況や運搬事情に左右されるこ
となく現場において長尺なプレストレス鋼桁の架設を可
能とすることができる。
また架設現場における施工は、各鋼桁ブロックを連続す
る作業と、連結継目部の下フランジに対する短いコンク
リート打設作業と、継目部のプレストレス導入作業とで
足り、鋼桁の主要部に対するコンクリート打設等は行わ
なくて済むので、架設現場において必要とする製作のた
めの費用等を大幅に節減でき、従来のプレビーム工法に
比較して経済的であると共に、現場での工期が従来のプ
レビーム工法に比較して大幅に短縮でき、従ってこの種
の鋼桁を用いた橋梁架設技術の利点を一層有効ならしめ
るという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至eは工場等におけるプレストレス鋼桁の製
作工程を説明する側面図、第2図f乃至jは架設現場に
おける架設工程を説明する側面図、第3図は継目部分の
詳細を示す斜視図、第4図は第1図eにおけるIV−I
V線における断面図、第5図は第2図りに示す継目部の
連結状態を示す拡大側面図、第6図は第5図のVI−V
I線における断面図、第7図は第2図jの■−■線にお
ける断面図である。 図において、1・・・鋼桁、1.、 12. 1.・・
・鋼桁部材、2・・・継目部、3,31・・・添接板、
4・・・上フランジ、5・・・下フランジ、6・・・腹
板、I・・・補剛板、8,81・・・コンクリート、9
1,92− 9s・・・鋼桁ブロック、10・・・仮支
点、11・・・PC鋼棒、12・・・床版コンクリート
、13・・・原版被覆コンクリート、14・・・後死荷
重。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数本の鋼桁を工場内等において互に添接板を介し
    て一体に連結した状態で前たわみ荷重を与え、該連結鋼
    桁の引張側フランジに夫々の継目部を残してコンクリー
    トを打設し、コンクリート硬化後前たわみ荷重を解除す
    ることにより前記コンクリートにプレストレスを与え、
    その後継目部を分離して夫々のプレストレス鋼桁ブロッ
    クを架設現場に運搬し、現場において各ブロックを仮架
    設の状態で再び連結して継目部の下フランジにコンクリ
    ートを打設し、継目部の両腹版間をPC鋼棒等により連
    結して前記継目部コンクリートにプレストレスを与えれ
    ようにしたことを特徴とするプレハブ式プレストレス鋼
    桁の架設法。
JP9830381A 1981-06-26 1981-06-26 プレハブ式プレストレス鋼桁の架設法 Expired JPS5834607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9830381A JPS5834607B2 (ja) 1981-06-26 1981-06-26 プレハブ式プレストレス鋼桁の架設法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9830381A JPS5834607B2 (ja) 1981-06-26 1981-06-26 プレハブ式プレストレス鋼桁の架設法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS584004A JPS584004A (ja) 1983-01-11
JPS5834607B2 true JPS5834607B2 (ja) 1983-07-28

Family

ID=14216150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9830381A Expired JPS5834607B2 (ja) 1981-06-26 1981-06-26 プレハブ式プレストレス鋼桁の架設法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5834607B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059303U (ja) * 1991-07-22 1993-02-09 久代 遠藤 スクリユーねじ式パンプスのかかと
JPH0646905A (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 Tsugiyoshi Osawa リフトを交換できるハイヒールなどの靴類

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60178810A (ja) * 1984-02-23 1985-09-12 Kanebo Ltd 防臭化粧料
JP3841797B2 (ja) * 2004-04-19 2006-11-01 川崎重工業株式会社 道路橋の連続化工法
JP4960788B2 (ja) * 2007-07-13 2012-06-27 三井造船株式会社 鋼とコンクリートの複合桁の桁端部構造
JP4960789B2 (ja) * 2007-07-18 2012-06-27 三井造船株式会社 鋼とコンクリートの複合桁の接合部構造
JP4728453B1 (ja) * 2011-01-25 2011-07-20 朝日エンヂニヤリング株式会社 主桁の連続化構造
JP6539914B2 (ja) * 2016-03-24 2019-07-10 公益財団法人鉄道総合技術研究所 鋼桁の接合構造および鋼桁の接合方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059303U (ja) * 1991-07-22 1993-02-09 久代 遠藤 スクリユーねじ式パンプスのかかと
JPH0646905A (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 Tsugiyoshi Osawa リフトを交換できるハイヒールなどの靴類

Also Published As

Publication number Publication date
JPS584004A (ja) 1983-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100423757B1 (ko) 프리스트레스트 합성 트러스 보 및 그의 제조 방법
KR100609304B1 (ko) 프리캐스트 콘크리트 합성 아이-빔
CN108532751B (zh) 装配式混凝土梁柱节点及施工方法
JP2003268719A (ja) 鋼・コンクリート複合桁及びその架設方法
JPH09221717A (ja) 鋼−コンクリート合成床版橋およびその施工方法
JP3701250B2 (ja) 斜張橋およびその構築方法
JP3880288B2 (ja) プレキャストセグメント及びこれを用いた橋桁の形成方法
JPS5834607B2 (ja) プレハブ式プレストレス鋼桁の架設法
JP3410368B2 (ja) 波形鋼板ウエブ桁の接続方法
JPH0643686B2 (ja) プレキャスト部材によるアーチ橋の架設法
JP2927402B2 (ja) コンクリート建造物の柱・梁接合部構造
JP3306632B2 (ja) 建築物の施工方法
JPH04228710A (ja) 橋梁用道路スラブ
JP2000104221A (ja) 複合トラス橋及びその架設方法
JPH0520817Y2 (ja)
JP2006169730A (ja) コンクリート橋桁とその成形方法
JP2959325B2 (ja) 鉄骨鉄筋コンクリート造躯体の構築方法
JP2000104220A (ja) 複合トラス橋の架設方法
JPH0718734A (ja) Rc造建築構造物の構築方法
JP2911304B2 (ja) 橋梁用プレキャストブロックの接合構造および接合方法
JPH10183533A (ja) 橋桁、橋桁構成体及び橋桁の施工方法
JP3275017B2 (ja) プレキャスト部材を使用したケーソンの製作方法
JP2001049616A (ja) コンクリート橋用プレキャスト製pcウエブおよびそのpcウェブを有するプレストレストコンクリート橋
JPS5851083B2 (ja) プレストレス鋼桁による連結桁の架設法
JPS5891274A (ja) 建築用プレストレス鋼梁の架設法