JPS60178810A - 防臭化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安全性か高く、防臭効果に優れた体臭防止性を
有する防臭化粧料に関する。

体臭の発生は、汗腺、特にアボクリン腺から分泌さ才す
る汗や皮脂、汚垢なとが、微生物により腐敗し、島分子
から低分子へと分解されて悪臭を発生する事に起因する
といわれている。

従来の防臭化粧料は、この体臭の究庄過程において、塩
基性塩化アルミニウム、塩化アルミニウム、塩化酸化ジ
ルコニウム塩なとの蛋白収わん性基により１発汗を抑制
して、間接的に体臭を防止するか、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ペンセトニラムなどの殺―剤にまり、皮膚微生
物を殺し、皮脂、汚垢なとの分解による急臭光伍を抑制
していた。

しかしながら、これらの従来の薬剤は、有効性、安全性
の点で充分でなく、これらに代わる安全性に優れ、かつ
発汗による臭気を有効に防止する防臭化粧料か望まれて
いた。

本発明省等は、従来技術の難点を改良せんとして、鋭意
研究した結果、後記特定ゼオライトと液化ガス及び／又
はアルコールを含む防臭化粧料か皮膚刺激がなく、人体
に対して安全性か高く、かつ有効に体臭を防止する優れ
た効果を発揮することを見い出し、本発明を完成した。

すなわち１本発明は、銀、銅、亜鉛からなる群から選択
された金属イオンの少なくとも−っを保持している微粒
子状のゼオライトと液化ガス及び／又はアルコールを含
有していることを特徴とする体臭防止性を有する防臭化
粧料である。

ゼオライトは一般に三次元的に発達した骨格構造含有す
るアルミノシリケートであって、一般には、ＸＭｙｎＯ
”ＡｊｚＯｓ”ｙ３ｉ０ｚ　”ＺＨｚＯで表わされろ。

こ＼でＭはナトリウム、カルシウム、カリウム、バリウ
ム、ストロンチウム、ｎは金属イオンの原子価、Ｘ、ｙ
、Ｚは係数である。

ゼオライトはその組成比および細孔径、比表面積なとの
異る多くの梱類のものか知られている。

しかし、本発明に使用するゼオライトは、アルミノシリ
ケートよりなる天然または合成ゼオライトのイオン交換
可能な部分（前記一般式のＭ）に、銀、銅、亜鉛からな
る群より選択された少なくとも一つの金屑のイオンを保
持しているゼオライトでなけれはならない。

まｔコ、本発明に使用する前記特定のゼオライトは、１
５０〜１０００ｍ’／）’の比表面積を有しているもの
か望ましい。このまうなゼオライトを含む防臭化粧料は
体臭防止効果か特に優ねている。

本発明に使用する前記特定の微粒子状七オライドは、例
えは上記の如くして製造される。

銀イ副ン、銅イオンまたは亜鉛イオンとイオン交換可能
なナトリウムイオンを保持しているゼオライト、例えば
Ａ型ゼオライト（組成は、０．９４ＮａｌＯａＡＬ、ｏ
、＊　１．９２８ｉ０．４Ｈ，Ｏ）　Ｘ型ゼオライト（
組成は０．９９　ＮａｚＯ，−Ａｔ、Ｏｓ−２，５５５
ｉＯｚ−Ｘ＆Ｏ）、Ｙｕゼオライト（組成は１．１４１
’ｉａｇＯ”Ａ４０ｍ”４．９０Ｓ　ｘ　Ｏｘ・ＸＩ（
，０）等む；、所要濃度の＊塩水浴液（例えは硝酸銀水
溶液）、銅塩水溶液（例えば硫酸銅水溶液）または亜鉛
塩水溶成（例えは塩化亜鉛水溶液）を添加した混合物を
常温下に攪拌して、イオン又オンに交換されたゼオライ
ト（銀−ゼオライド、銅ゼオライトまたは亜鉛−ゼオラ
イド）を庄成する。このイオン交換されたゼオライトを
濾過した後、水洗して過剰の当該金属イオン（金属塩）
を除去し、その後乾燥してから粉砕すると、本発明に使
用するｎｉ＋記特定の微粒子状ゼオライトか得られる。

イオン交換に使用し、得るゼオライトとしては、ＩＪＵ
ｎ己のＡｕセ４ライト、Ｘ型ゼオライト、Ｙ型セオシイ
ト等が好ましく、天然モデルナイト。

天然ナヤバザイト等も同様に使用し得る。

ｌｊ’Ｌｌ記のナトリウムイオンを保持したゼオライト
類のイオノ父侠反応（処理）時に使用判る当該金属塩水
浴液の製度は、銀塩水浴液（硝酸銀水溶液）では０，８
モル以７”（最も好ましくは０．１モル以下）、銅塩水
ｌ６液（硫酸銅水溶液）では００５モル以）、７１１８
１ｆＡ水溶欣（塩化他船水溶液）では２〜３モルの範囲
内か好ましい。

本発明に使用−４る上記の金属イオンを保持したゼオう
イト（絶乾物基準）中に占める金屑の鼠は、量％以下、
好ましくは０．０１　Ｎ１５３１に量％である。

本発明に使用する前記特定の微粒子状七オライドの平均
粒径は２μ以ｆ、最大粒径か１０μ以上であ才ｔば、当
該化粧料中に配合しやすく、かつ前記効果の点から好ま
しい。

本発明に使用する前記特定の微粒子状ゼオライ結果、動
物皮膓刺激スコアーおＪひヒト反崗刺はスコアーは何れ
も０であっで、反欣１刺ム性のないことを確認している
。しＤｒａｉｚｅ　、Ｊ、Ｈ，ｒＡｓｓｏ　−ｃｉａｔ
ｉｏｎ　ｏｆ　１Ｅ１１ｏｏｄ　ａｎｄ　Ｄｒｕｇ　ｏ
ｆｆｃｉａｌｓｏｆ　ｔｈｅ　Ｕｎｉｔｅｄ　５ｔａｔ
ｅｓ　Ａｐｐｒａｉｓａｌ　ｏｆｔｈｅ　５ａｆｅｔｙ
　ｏｆ　Ｃｈｅｍｉｃａｌｓ　ｉｎ　ＦｏｏｄｓＤｒｕ
ｇｓ　ａｎｄ　Ｃｏｓｍｅｔｉｃｓ　＋　４６（１９５
９）　ｒ　’Ｊ！ｅｘ　−ａｓ　５ｔａｔｅ　Ｄｅｐａ
ｒｔｍｅｎｔ　ｏｆ　Ｈｅａｌｔｈ、Ａｕｓ　−ｔｉｎ
） 本発明に使用する前記特定の微粒子状ゼオライトの配合
量は、防臭化粧料の重量（処方成分の全量重量）に対し
て、０．１〜５０重瓜％、好ましくは１〜３０１量％で
ある。

本発明で使用し得る液化ガスとしては、ドックロロフロ
ロメタン、トリクロロトリフロロエタンなどのフッ化炭
化水素、メチルクロライド、メチレンクロライドなどの
塊化炭化水素、プロパンなどの炭水上水、ジメチルエー
テル等が好適に使用される。液化ガスの配合鼠は防具化
粧料の電量に対し１０〜９ｓ、１４ｕ％である。また、
本発明で使用し得るアルコールとしては、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコールなどか好適に使用される
。アルコールの配台鼠は、防臭化粧料の電量に刈し５〜
９９．９重量％である。

本発明の防具化粧料には、必要に応じて、更に流動ハラ
フィン、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソ
プロピルなとのエステル類、ジメチルポリシロキサン、
メチルフェニルホリシロキサンなどのシロキサン等の油
性成分、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレン高級アル　キルエーテル、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルヒタン
脂肪酸エステル等の界面活性剤、タルク、カオリン、シ
リカ、マイカ等の粉体成分、その他の成分として香料、
色素等の１回又は２種以上を配合し得る。

本発明の防臭化粧料はポンプスプレー、エアゾールスプ
レー、スクイススプレー、ロールオン容器等に収容し、
使用時に充分振盪して、微粒子状ゼオライトを液化ガス
及び／又１コアルコールの甲に充分に分散させた後、皮
１１〜に噴霧又はを布する小により過用される。

本発明の防臭化粧料は、安全性か篩（、防臭効果に優れ
、その商品価値は極めて尚い。

以Ｆ１実施例について説明する。

なお、実施例に示した部とは嵐瓜都を、％とはλ量％を
意味する。

また、実施例に示した体臭防止試験の試験法は次の通り
である。

（１）体臭防止試験 男ＩＯ名、女１０名の計２０名をパネラ−として下記の
試験を行なった。

８５℃、８０％（相対湿度）に設定した全天候室内でパ
ネラ−（２６〜８６オ男子）の一方の腋の一トに試料化
ηＦ科を逸出し、他方をコントロール（化粧トＦを）々
（過用）とし、カーセでつくったバットをあてがい、８
時１１′ＪＪ後のバットの臭気程度を専門判定員により
、コントロールと比較した。コントロールよりも明らか
に臭気程度か弱い場合を体臭防止効果か良好である事を
紹めるとし７た。数値はパネラ−２０人中の効果ｔｍめ
た人奴で表わしｔこ。

実施例】 （１）本発明に使用判る銀−′ｉ型ゼオライトの製造上
オライド素材であるＹ−型ゼオライド（組成は、１．１
４ＮａｚＯ−Ａｔｊ（Ｊａ”４．９０８ｉＯｚ”ＡＨｚ
Ｏ）　（ＡＭ子径は０．６μ、比表面積は９０８　ｎＵ
Ｖ　）の乾燥物２５０ＶにＩ／ＬＯＩＡ　硝酸銀水浴液
５００−を加えて得らｔ（た混合物を室温にて５時間攪
拌上に保持してイオン交換を行なった。このイオン交換
法にまり得られた銀−Ｙ型ゼオライドを濾過した後、水
洗して過剰の紐イオンを除去した。

伏に水洗済みの銀−Ｙ型ゼオライト’Ｚ−１００〜〜１
０５℃で乾燥してから粉砕して銀−Ｙ型ゼオライトの微
粉末を得た。得られたｍＱ−Ｙ型ゼオライト乾燥品の銀
含有量は２．０８％、比表面積は８７５扉／２、’１ｉ
ｔ−子径は平均０．６μであった。

（２）本発明のエアゾール組成物の畠１製前ｖ己（１）
て・ン１、Ｉらノわた荀−−Ｙ型セ°オライド５０都を
エチルアルコール５０　Ｎｌ＞り中に攪拌しなから加え
、ホモミキサーにて均一に分散し、原牧を祠製する。

次ニ、エアソール化に原／Ｖｔ１０都を光檎し−（ハＪ
ｌ／’；’　装Ｚｒ　ｉｋ７、トリクロロモノフロロメ
タン４５都、ジクロロワフロロメタン４５都を充填して
、本発明のエアゾール組成物を調製した。

（３）本発明のエアゾール組成物の性能前記（２）で得
られた本発明のエアゾールｉ戟物を腋下に使用した場合
の効果（性能）ｌこついて、前記の試験法によってｎへ
た。

そのｆ＋果、体臭防止効果か良好であったのは、２０名
中１９名であり、伽れた体欠１カ止効果を示す事がわか
った。

比較例１ 実施例１の（３）で使用した銀−Ｙ型ゼオライトを使用
せず、かつエタノールを原液中で１００部＆用する他は
、実施例１と同様に行なって、比較（対照）のエアゾー
ル組成物を調製した。得られた比較のエアゾール組成物
を使用して、Ｏｕ記の試験法により効果（性能）につい
で調へたところ、体臭防止効果か良好であったのは２０
名中種名であった。

比較例２ 本発明の銀−Ｙ型ゼオライトの代りに、実施例１の（１
１で使用したゼオライト素拐のＹ型ゼオライトを同に凧
使用判る他は、実施例１の（３）と同様曇こ行なって、
比較のエアゾール組成物を調製した。

得られた比較のエアゾール組成物を使用して、前記の試
験法により、効果（性能）について調べたところ、体臭
防止効果か良好であったのは、２０名中種名であった。

比較例３ 本発明の銀−Ｙ型ゼオライトの代りに、塩基性塩化アル
ミニウムを同Ｎ量使用する他は、実施例１の（３）と同
様に行なって比較のエアゾール組成物を調製した。得ら
れた比較のエアゾール組成物を使用して、前記の試験法
により、効果（性能）について調べたところ、体臭防止
効果が良好であったのは２０名中種名であった。

実施例２ （１）本発明に使用する銅−Ｙ型ゼオライトの製造１／
１０　Ｍ硝酸組水浴欣の代りに、１／２（ｌ　Ｍ跣酸銅
水溶液ｉｚを使用する他は、実地例１の（１）と同様に
イオン交換を行なって銅−Ｙ型ゼオライトの微粉末を・
得た。得られた銅−Ｙ型ゼオライトの乾燥品の銅含有量
は８．７０％、比表面積は９０８ｍ’／ｒ、粒子径は平
均１．６μであった。

（２）本発明のエアゾール組成物とその性能銀−Ｙ型ゼ
オライトの代りに上記の銅−Ｙ型ゼオライトを使用する
他は、実施例１の（２）と同様に行なって、本発明のエ
アゾールｌｌ１１成物を調製した。

得られたこのエアゾール組成物を使用して、ｎｉＪ記の
試験法により、効果（性能）について調べたところ、体
臭防止効果が良好であったのは２０名中種８名であった
。

実施例３ （１）本発明に使用する並鉛−Ｙ型ゼオライトの製造オ
ン交換を行なって、亜鉛−Ｙ型ゼオライトの微粉末を得
た。得られた曲鉛−Ｙ型ゼオライトの乾燥品の！１ｔ！
鉛含自凧は１０１９％、比表面積は８４６ｒｄｌＷ、粒
子径は平均０６μであった。

（２）本発明のエアゾール組成物とその性能銀−Ｙ型ゼ
オライトの代りに、上記の並鉛−Ｙ型ゼオライトヲ使用
する他は、実施例１の（２）と同様に行なって、本発明
のエアゾール組成物を調製した。得られたこのエアゾー
ル組成物ケ使用して、前記の試験法により、効果（性能
）について調べたところ、体臭防止効果が良好であった
のは２０名中種８名であった。

実施例４ （１）本発明に使用する並鉛−Ｘ型ゼオライトの製造Ｙ
−型セオライドの代りに、Ｘ−型ゼオライト（組成は０
．９９ＮａｉＯ−ＡｔｇＯｉ’２．５５８ｉＯｚ’ＸＨ
ｚＯ１粒子径は１．６μ、比表面積は８：ｄ８ｔｒｌ／
ｆ）を使用する他は、実施例３の（１）と同様にイオン
交換おまひ後処理を行なって、本発明に使用する亜鉛−
Ｘ型ゼオライトの微粉末を製造した。得られた曲鉛−Ｘ
型ゼオライトの乾燥品の亜鉛含何鼠は０．８２％、比表
面積は８２６ｄ／Ｗ、平均粒径は１．６μであった。

（２）本発明の防臭組成物とその性能 前記（１）で得ら才Ｃだ亜鉛−Ｘ型ゼオライト１０部、
エチルアルコール７７６２部、イソプロパツール１２．
８都を攪拌下に混合し、このものをロールオン容器に入
れて、本発明の防臭組成物を調製した。

得られたこの防臭組成物を使用して、前記の試験法にま
り、効果（性能）について調べたところ体臭防止効果か
良好であったのは、２０名中種８名であった。

比較例４ 亜鉛−Ｘ型ゼオライトを使用せず、かつエチルアルコー
ルを８７．２部使用する他は、実施例４と同様に行なっ
て、比較（対照）の組成物ｌ・調製した。

得ら才ｌだ組成物を前記の試験法により効果（性能）に
ついて調べたところ、体臭防止効果か良好であったのは
２０名中（）名であった。

比較例５ 亜鉛−Ｙ型ゼオライトの代りに塩基性塩化アルｊニウム
ト同本是使用する他は、実施例４と同様に行なって比較
（対照）の組成物を調製した。

得られた組成物をＯｓ記の試験法により、効果（性能）
について調へたところ、体臭防止効果か良好であったの
は２０名中種Ｏ名であった。

実施例５ （１）本発明に使用する銀−Ａ型ゼオライドの製造実施
例１の（１）で使用したＹ−型ゼオライドの代りに、八
−型ゼオライド（組成は、０．９４１１ａ、Ｏ−Ａｔ、
Ｏｓ”　１．９ｚＳｉＯｔ’ＸＨｚＯ１粒子径は１．１
μ、比表面積は６６４ｔｒＩ／ｆ）を使用する他は、実
施例１の（１）と同様にイオン交換および後処理を行な
って、本発明に使用する銀−Ａ型ゼオライドを製造した
。

得られた銀−Ａ型ゼオライドの乾燥品の銀含有量は２．
３９％、比表面積は６２９ｍ’／ｌ、平均粒径は１．１
μであった。

（２）本発明の防臭組成物とその性能 前記（１）で得られた銀−Ａ型ゼオライト８部、タルク
５ｓ１イソフロビルミリスチン酸エステル４部、香ｆ４
０．５都、色素０．１部、エチルアルコール８２．４都
を撹拌トに混合し、このものをホンブ式スプレー容器に
入れて、本発明の防契組成物を調製した。

得ら才またこの防臭組成物を使用して、前記の試験法に
より、効果（性能）について調べたところ、体臭防止効
果か良好であったのは２０名中種９名であった。

比較例６ 銀−Ａ型ゼオライドを使用セす、かつイソプロピルミリ
スチン酸エステル１２部を使用する他は実施例５と同様
に行なって、比較（対照）の組成物を得た。

得らｉｔだ組成物を前記の試験法により効果（性能）に
ついて調べたところ、体臭防止効果か良好であったのは
２０名中５名であった。

実施例６ 実施例２の（１）で製造した銅−Ｙ型ゼオライト１．５
部をエアゾール缶に充填し、バルブ装着時、ジクロロジ
フロロメタン５９部、ジクロロテトラフロロエタン８９
．５部を充填し、て、本発明の防臭組成物を蟲映した。

得られた防臭組成物を使用して、前記の試験法により、
λθ果（性能）について調べたところ体臭防止効果が良
好で３ノっだのは２０名中種７名であった。

比較例７ 銅−Ｙ型ゼオライトを使用せず、かつジクロロテトラフ
ロロエタン４１部を使用する他は実施例６と同様に行な
って比較（対照）の組成物を・得た。

得られた組成物を前記の試験法により、効果（性能）に
ついて調べたところ、体臭防止効果か良好であったのは
２０名中１名であった。

実施例７ 実施例１の（２）で使用した銀−Ｙ型ゼオライトの配合
量を後記第１表に示す如く、変化せしめた場合のエアゾ
ール組成物の体臭防止効果をしらべた。

（の結果を第１表に示した。

第１表の結果からも明らがなように、銀−Ｙ型ゼオライ
トの配合量は、ｉ酸物のＮ社（処方成分の全量氷量）に
刻して０．１〜５０止星％が好ましく、より好ましくは
１〜８０及組％である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　銀、銅、亜鉛からなる群から選択さ才また金属
   イオンの少なくとも一つを保持している微粒子状のゼオ
   ライトと液化ガス及び／又はアルコールを含有している
   ことを特徴とする体臭防止性を有するｌ！７７具化粧料
   。
2. （２）前記の微粒子状ゼオライト械組成物の亀社に対し
   て０．１〜ｂＯＭｆ１％含有している、特許請求の範囲
   第（１）項記載の防臭化粧料。
3. （３）前記の微粒子状ゼオライトが、１５０〜１０００
   ｒｒ／／ｆの比表面積を有しているものである特許請求
   の範囲第（１）項記載の防臭化粧料。