JPS5833691Y2 - 油入電気機器 - Google Patents
油入電気機器Info
- Publication number
- JPS5833691Y2 JPS5833691Y2 JP1976154790U JP15479076U JPS5833691Y2 JP S5833691 Y2 JPS5833691 Y2 JP S5833691Y2 JP 1976154790 U JP1976154790 U JP 1976154790U JP 15479076 U JP15479076 U JP 15479076U JP S5833691 Y2 JPS5833691 Y2 JP S5833691Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- conservator
- cover
- chamber
- pressure relief
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transformer Cooling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油入変圧器あるいは油入シリコン整流器のよう
な油圧電気機器の改良に関する。
な油圧電気機器の改良に関する。
第１図および第２図に従来の油入変圧器を示す。
１は変圧器中身２、および絶縁油３を包蔵する油槽、４
は油槽カバー、５は負荷の変動、周囲温度の変化による
絶縁油の膨張、収縮を補償するコンサベータで吸湿呼吸
器６および排油弁７を備える。
は油槽カバー、５は負荷の変動、周囲温度の変化による
絶縁油の膨張、収縮を補償するコンサベータで吸湿呼吸
器６および排油弁７を備える。
８は変圧器事故時、発生した内部圧力を放出し油槽を保
護する放圧装置９を有する放圧管である。
護する放圧装置９を有する放圧管である。
第１，２図で明らかなように従来の変圧器ではコンサベ
ータ５はｈなる空間を隔てて、又放圧管８はその最高油
面がコンサベータよりも更に高い位置になるように、共
にカバー４に取り付けられているため変圧器全体の高さ
が大きくなり、変圧器の容量が或程度大きくなるとトン
ネル又は構築物等により制限される輸送限界線りよりは
み出して完全組立輸送が不可能になることがよくあった
。
ータ５はｈなる空間を隔てて、又放圧管８はその最高油
面がコンサベータよりも更に高い位置になるように、共
にカバー４に取り付けられているため変圧器全体の高さ
が大きくなり、変圧器の容量が或程度大きくなるとトン
ネル又は構築物等により制限される輸送限界線りよりは
み出して完全組立輸送が不可能になることがよくあった
。
この場合は輸送限界線りを超えるコンサベータ２、放圧
管３を工場で取り外して適当な盲蓋をして輸送し、現地
で再組立を行っていた。
管３を工場で取り外して適当な盲蓋をして輸送し、現地
で再組立を行っていた。
従って現地における工事期間が長くなり、又分解、再組
立の際に変圧器絶縁物に最も有害な湿気を空気中より吸
収して性能を低下させる等の欠点があった。
立の際に変圧器絶縁物に最も有害な湿気を空気中より吸
収して性能を低下させる等の欠点があった。
また放圧装置９のガスケットの劣化や、放圧板の割れの
ために湿気や雨水が侵入した場合は、それらは直ちに油
槽３内に入り重大事故の要因となる。
ために湿気や雨水が侵入した場合は、それらは直ちに油
槽３内に入り重大事故の要因となる。
本考案は前述のこれらの欠点を除去し、完全組立輸送出
来る容量範囲を拡大し、安価にして信頼性の高い電気機
器を得るを目的としたものである。
来る容量範囲を拡大し、安価にして信頼性の高い電気機
器を得るを目的としたものである。
次に本考案を図示の実施例に基づいて詳しく説明する。
第３図に示す本考案の一実施例に係る変圧器においては
、コンサベータ室５をカバー４上に、カバーの一部を底
板として兼用し側方に突出して形成している。
、コンサベータ室５をカバー４上に、カバーの一部を底
板として兼用し側方に突出して形成している。
コンサベータ室５の一部をカバー４の外に突出させてい
るので通風がよくなりコンサベータ内の油温を低めて、
その劣化を少くすることが出来る。
るので通風がよくなりコンサベータ内の油温を低めて、
その劣化を少くすることが出来る。
１２は例えばフェノールレヂンのような耐油性熱絶縁物
がコンサベータ５内のカバー４に接する部分に設けられ
、油槽１の上部の高温絶縁油よりの熱伝導を抑えて一部
コンサベータ５内の油温を低下させて働きをしている。
がコンサベータ５内のカバー４に接する部分に設けられ
、油槽１の上部の高温絶縁油よりの熱伝導を抑えて一部
コンサベータ５内の油温を低下させて働きをしている。
コンサベータ室５の突出した部分の下部には、吸湿呼吸
器６および排油弁７が好適に取付けられ。
器６および排油弁７が好適に取付けられ。
油槽１とコンサベータ室５とは、カバー４に設けられた
孔を介して連通しており、この孔に、上端がコンサベー
タ室５内に突出する導油用短管１０がはめられている。
孔を介して連通しており、この孔に、上端がコンサベー
タ室５内に突出する導油用短管１０がはめられている。
１１は、短管１０の上部に間隔をおいて配置されたカバ
ーである。
ーである。
コンサベータ室５の頂部には放圧装置９が直接取付けら
れている。
れている。
万一放圧装置の欠陥のために、ここより雨水等が浸入し
ても、コンサベータ室５と油槽１を連通するカバー４の
孔に、導油用の短管１０をその上端が室５内に突出する
ようにはめているため、水が直ちに油槽１内に入るのを
防ぐことが出来る。
ても、コンサベータ室５と油槽１を連通するカバー４の
孔に、導油用の短管１０をその上端が室５内に突出する
ようにはめているため、水が直ちに油槽１内に入るのを
防ぐことが出来る。
上記本考案の装置では、コンサベータ室５を直接油槽１
のカバー４上に、これを底板として兼用して形成しさら
に放圧装置９をコンサベータ室５に直接取付けているた
め、価格ならびに背丈を低減することができる。
のカバー４上に、これを底板として兼用して形成しさら
に放圧装置９をコンサベータ室５に直接取付けているた
め、価格ならびに背丈を低減することができる。
そして、これに伴い、完全組立輸送のできる容量範囲の
大幅な拡大が可能である。
大幅な拡大が可能である。
以上の通り、本考案によれば従来の変圧器の欠点を改良
し、安価にして信頼度の高い変圧器を得ることが出来る
。
し、安価にして信頼度の高い変圧器を得ることが出来る
。
本文の説明において油入変圧器としたが単に高圧器に限
らず他の油入電気機器に適用出来ること勿論である。
らず他の油入電気機器に適用出来ること勿論である。
第１図は従来公知の油入変圧器の縦断正面図、第２図は
その側面図、第３図は本考案の実施例を示す縦断正面図
である。 １：油槽、２：中身、３：絶縁油、４：油槽カバー５：
コンサベータ、６：吸湿呼吸器、７：排油弁、８：放圧
管、９：放圧装置、１０：短管、１１：カバー、１２：
耐油性熱絶縁物。
その側面図、第３図は本考案の実施例を示す縦断正面図
である。 １：油槽、２：中身、３：絶縁油、４：油槽カバー５：
コンサベータ、６：吸湿呼吸器、７：排油弁、８：放圧
管、９：放圧装置、１０：短管、１１：カバー、１２：
耐油性熱絶縁物。
Claims (1)
- 電気機器中身および絶縁油を包蔵する油槽のカバー上に
、該カバーを底部の一部として兼用し側方に突出するコ
ンサベータ室を形威し、該室と油槽とを前記カバーに設
けた孔を介して連通ずると共に、この孔に上端がコンサ
ベータ室内に突出する導油用短管をはめ、さらに前記コ
ンサベータ室の頂部に放圧装置を設けると共に前記側方
に突出する部分の下部に吸湿呼吸器と排油弁とを設けた
ことを特徴とする油入電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976154790U JPS5833691Y2 (ja) | 1976-11-18 | 1976-11-18 | 油入電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976154790U JPS5833691Y2 (ja) | 1976-11-18 | 1976-11-18 | 油入電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5371732U JPS5371732U (ja) | 1978-06-15 |
| JPS5833691Y2 true JPS5833691Y2 (ja) | 1983-07-28 |
Family
ID=28762938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976154790U Expired JPS5833691Y2 (ja) | 1976-11-18 | 1976-11-18 | 油入電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833691Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-11-18 JP JP1976154790U patent/JPS5833691Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5371732U (ja) | 1978-06-15 |
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