JPS5812338Y2 - 油入壁ぬきブツシング装置 - Google Patents

油入壁ぬきブツシング装置

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Publication number
JPS5812338Y2
JPS5812338Y2 JP1976124067U JP12406776U JPS5812338Y2 JP S5812338 Y2 JPS5812338 Y2 JP S5812338Y2 JP 1976124067 U JP1976124067 U JP 1976124067U JP 12406776 U JP12406776 U JP 12406776U JP S5812338 Y2 JPS5812338 Y2 JP S5812338Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bushing
wall
chamber
oil
conservator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976124067U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5341698U (ja
Inventor
光弘 岸田
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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Publication of JPS5341698U publication Critical patent/JPS5341698U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水平力向に取り付けて使用する高電圧用油入
壁ぬきブッシング装置に関するものである。
一般に水平力向に取り付けて使用する油入ブッシングは
、ブッシング内部の電圧がかかる部分にガス溜りができ
ないようにブッシングの内部に完全に絶縁油を充填する
と共に、温度変化による絶縁油の体積変化に際しブッシ
ングの内部圧力の異常上昇を防止するためにコンサベー
タを使用している。
ブッシングに設げられたこのコンサベータは、導体が壁
を貫通する個所に用いる壁ぬきブッシングの場合、取付
壁の外側に設けられるのなら、コンサベータが壁に設け
られた取付孔を貫通しないためその大きさに関係無く据
え付けることができる。
この直接取付方式は電圧が161KV以下のブッシング
に多く採用されるが、220Kv或いは275KVの如
く高電圧でそれだけ大形で油量の多いブッシングの場合
、又は油面監視を屋内側で行ないたいブッシングの場合
は、コンサベータは壁の屋内側に取り付けられる。
コンサベータを屋内側に取り付ける場合、上述したよう
にコンサベータがブッシングに固定されていると、コン
サベータは壁に設けられた取付孔より大きいので、取付
孔を非常に大きくしない限りブッシングを壁に貫通させ
ることは不可能である。
従って、屋内側に設置する場合、コンサベータなブッシ
ングより高位置の壁部分に予め設置し、ブッシングの据
付後、ブッシングとコンサベータとを接続管で接続する
方式が採用されている。
このような壁ぬきブッシング装置において、工場で完成
したブッシングを発電所、変電所等へ輸送する時、絶縁
油が完全に充填された状態では、輸送時の温度変化によ
り内部電力が上昇してブッシングが破壊する危険性が考
え〜れる。
このため、ブッシングに絶縁油を充填後、据付完了筐で
の温度変化を想定し、適当量のガススペースをブッシン
グ内部に設けるか、輸送用コンサベータを別にブッシン
グに設けていた。
ブッシング内部にガススペースを設ける方法は、ブッシ
ング内部の油浸絶縁物がガス□露出されることが考えら
れるので好1しくない。
筐り、輸送用コンサベータを使用する方法では、据付時
に輸送用コンサベータを取り外す際にコンサベータ内に
溜1っている油が溢れる危険性があり、筐た、接続管の
バルブを閉じてコンサベータの取り外しを行なった時に
ブッシングの温度上昇があれば、内部圧力が上昇し破壊
する危険性がある。
筐た、水平取付用壁ぬきブッシングではないが、ブッシ
ング内部にガススペースを設ける前記方法の一変形例と
して、ブッシング内部にガススペース用ゴム袋を設けた
ものが知られているが、該ゴム袋の周囲には輸送中絶縁
油を満たしておかねばならないので、据付に際してはブ
ッシング内部から油を抜いて、ブッシングが本来必要と
する油面筐で液面を下げる面倒な油抜き作業が必要であ
り、据付作業は必ずしも容易ではない。
この考案は上述した従来のブッシングの問題を考慮して
考案されたものであり、ブッシング本体と別置ガス室と
の間に別個に液面計を有する中間室を設けてブッシング
本体外部に恒久的に取り付けた構造のブッシング装置を
提供する。
この考案によれば、ブッシングの組立後から輸送及び据
付完了1でブッシングはガススペース無しで密閉される
ことがなくなり、また、油抜きの必要がなく容易に据付
作業ができる。
次にこの考案の実施例を添付図面について説明する。
第1図において、壁1に取り付けられたブッシング本体
2の取付金具部2aには別個に中間室3が設けられてい
る。
この中間室3はブッシングの組立時から取り付けられて
おり、据付後も取り外されることはない。
筐た、この中間室3は壁1に設げられた取付孔1aを通
って壁の屋外側(図の左側)から屋内側ヘブツシング本
体2と共に貫通しうる大きさである。
中間室3の上方で、別置コンサベータ6が壁1に取り付
けられており、これはブッシングの据付後に中間室3と
接続管5を通じて連通できる。
接続管5にはバルブ4が設げられている。
中間室3の容積は、ブッシング組立から据付筐での温度
変化による内部圧力の変化を抑制できる容積である。
また、中間室3には例えば窒素ガスのような不活性ガス
を適当な圧力で封入して輸送される。
このような構造のブッシングの据付は、ブッシング本体
2を壁1に取付後、別置コンサベータ6と中間室3とを
接続管5で接続し、コンサベータ6の上部に設けたバル
ブ7を図示しない真空ポンプに接続し、バルブ7及び4
を開いて封入されていた窒素ガスを排気する。
次にコンサベータ6の下部に設けたバルブ8から必要量
の絶縁油を注入し、バルブ7及びバルブ8を閉じる。
更にバルブ7より窒素ガスを適当な圧力で封入した後密
封する。
このような構造とすることにより、ブッシング本体2の
内部には常にガススペースが存在することになり、使用
中のブッシングに温度変化が生じても内部の圧力が異常
に上昇することがない。
この第1図の実施例においては、コンサベータ6は、底
部に液体があり上部がガス室となっているものである。
第2図の実施例においては、中間室3′は液面計9を有
する。
また、中間室3′の容積は、ブッシング使用中の温度変
化による絶縁油の容積変化に相当する大きさでしかも輸
送時の温度変化により異常に圧力を上昇させない十分な
ガススペースを確保できる容積である。
使用時の油面変化は中間室3′内で起こり、壁1には異
常圧力を抑制するガススペースを確保するためのガス室
6′が設けられる。
ブッシングの据付作業は、中間室了とガス室Cとを接続
管5で接続し、ガス室Cの上部に設けたバルブ7から真
空で引き、適当な圧力の窒素ガスを封入するのみで完了
する。
この第2図の実施例においては、ガス室Cはガススペー
スを補うためのタンクであり、このガス室Cと中間室r
とがコンサベータを槽底する。
第2図のガス室ダな第3図に示すように、中間室ぎの下
側に取り付ければ(符号6“で示す)、ブッシング取付
孔1aを貫通し得る大きさに収容することが可能となり
、据付時に油充填作業、窒素ガス置換作業等の作業が不
要となり、据付作業が簡単となる。
第2図の実施例と同様に、ガス室6”は中間室了と共に
コンサベータを槽底する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるブッシング装置の据付図、第2
図及び3図は異なる実施例の第1図に相当する図である
。 図中、1は壁、1aはブッシング取付孔、2はブッシン
グ、2aは取付金具部、3及びぎは中間室、6はガス室
を有するコンサベータ、C及び6”はガス室である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.屋内開閉所の壁に水平力向に取り付けて使用される
    油入壁ぬきブッシング装置において、ブッシング取付金
    具部の外周に常時固定された、ブッシング圧力変化を抑
    制する中間室と、輸送後に前記中間室と連通され、ブッ
    シング使用中の異常圧力変化を抑制する十分な容積を有
    するガス室とを備え、前記φ間室は液面計を備えると共
    に、輸送時の圧力変化及び使用中の油量変化に対応する
    十分な容積を有する油入壁ぬきブッシング装置。 2、前記ガス室は壁に設けたブッシング取付孔を通過で
    きる大きさを有して、ブッシング取付金具部に前記中間
    室の下側で取り付けられている実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の油入壁ぬきブッシング装置。
JP1976124067U 1976-09-14 1976-09-14 油入壁ぬきブツシング装置 Expired JPS5812338Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976124067U JPS5812338Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 油入壁ぬきブツシング装置

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JP1976124067U JPS5812338Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 油入壁ぬきブツシング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5341698U JPS5341698U (ja) 1978-04-11
JPS5812338Y2 true JPS5812338Y2 (ja) 1983-03-09

Family

ID=28733485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976124067U Expired JPS5812338Y2 (ja) 1976-09-14 1976-09-14 油入壁ぬきブツシング装置

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JP (1) JPS5812338Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413600Y2 (ja) * 1974-04-02 1979-06-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5341698U (ja) 1978-04-11

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