JPS582025Y2 - 油入電気機器 - Google Patents
油入電気機器Info
- Publication number
- JPS582025Y2 JPS582025Y2 JP8578778U JP8578778U JPS582025Y2 JP S582025 Y2 JPS582025 Y2 JP S582025Y2 JP 8578778 U JP8578778 U JP 8578778U JP 8578778 U JP8578778 U JP 8578778U JP S582025 Y2 JPS582025 Y2 JP S582025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- main body
- communication pipe
- filled electrical
- electrical equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
異常時に発生する機器内の圧力上昇を防止する手段を備
えた変圧器等の油入電気機器に関するものである。
えた変圧器等の油入電気機器に関するものである。
変圧器等の油入電気機器においては、内部にたとえば短
絡事故などの異常事能が発生すると、アークによって油
が分解しガスが発生して機器内の圧力が上昇し本体容器
を破壊するおそれがある。
絡事故などの異常事能が発生すると、アークによって油
が分解しガスが発生して機器内の圧力が上昇し本体容器
を破壊するおそれがある。
これらの事態を防止するために従来この種の機器は第1
図および第2図に示すように構成されている。
図および第2図に示すように構成されている。
図において、1は機器本体、2はこの本体1内に貯溜さ
れる絶縁油、3は上記本体1の上部に本体1内と連通し
て設けられる油膨張室、4は本体1内と外部とを連通ず
る連通管、5はこの連通管4の内部を遮断するようにパ
ツキン6により保持される放圧膜である。
れる絶縁油、3は上記本体1の上部に本体1内と連通し
て設けられる油膨張室、4は本体1内と外部とを連通ず
る連通管、5はこの連通管4の内部を遮断するようにパ
ツキン6により保持される放圧膜である。
上記のように構成することにより、機器内の圧力が所定
値をこえると放圧膜5が破壊し連通管4を介して絶縁油
2の一部を機器外に噴出して本体1の破損を防止するわ
けであるが、最近、公害防止の観点からなるべく油の飛
散範囲を狭くする目的で、第3図に示すごとく連通管4
の端部を地面近くまで延長したものが使用されている。
値をこえると放圧膜5が破壊し連通管4を介して絶縁油
2の一部を機器外に噴出して本体1の破損を防止するわ
けであるが、最近、公害防止の観点からなるべく油の飛
散範囲を狭くする目的で、第3図に示すごとく連通管4
の端部を地面近くまで延長したものが使用されている。
通常、放圧膜5が動作した場合の不必要な油の流出を防
ぐために、放圧膜5は油入機器本体1内の油面の最高位
置、すなわち油膨張室3より高い位置に設けられている
。
ぐために、放圧膜5は油入機器本体1内の油面の最高位
置、すなわち油膨張室3より高い位置に設けられている
。
しかしながら、上記のように構成された従来の油入電気
機器においては放圧膜5が動作する際に連通管4内が絶
縁油2で充満されると、事故が除去され本体1内の圧力
が低下してもサイホン効果のため絶縁油2の流出が止ま
らず、甚だしい場合に機器本体1内の絶縁油2の大半を
流出してしまうという事態を生じ、公害防止ならびに省
資源の見知から好ましくないという欠点を有していた。
機器においては放圧膜5が動作する際に連通管4内が絶
縁油2で充満されると、事故が除去され本体1内の圧力
が低下してもサイホン効果のため絶縁油2の流出が止ま
らず、甚だしい場合に機器本体1内の絶縁油2の大半を
流出してしまうという事態を生じ、公害防止ならびに省
資源の見知から好ましくないという欠点を有していた。
この考案は上記従来のものの有する欠点を解消するもの
で、連通管の放圧膜設置近傍にサイホン現象防止用吸気
弁を設けることにより、公害防止ならびに省資源の見知
上大変好ましい油入電気機器を提供することを目的とし
たものである。
で、連通管の放圧膜設置近傍にサイホン現象防止用吸気
弁を設けることにより、公害防止ならびに省資源の見知
上大変好ましい油入電気機器を提供することを目的とし
たものである。
以下、この考案における油入電気機器の一実施例の構成
を第4図に基づいて説明する。
を第4図に基づいて説明する。
図において、連通管4、放圧膜5、パツキン6は従来の
ものと同様なので説明を省略する。
ものと同様なので説明を省略する。
7は連通管4の放圧膜5設置近傍に開口する吸気口、8
はこの吸気ロアに形成されるフランジ、9はこのフラン
ジ8に装着されるパツキン、10はヒンジ11に枢着さ
れパツキン9を押圧することにより吸気ロアを閉止する
吸気弁板である。
はこの吸気ロアに形成されるフランジ、9はこのフラン
ジ8に装着されるパツキン、10はヒンジ11に枢着さ
れパツキン9を押圧することにより吸気ロアを閉止する
吸気弁板である。
而してこれら吸気ロア、フランジ8、パツキン9、吸気
弁板10、ヒンジ11は吸入弁100を構成している。
弁板10、ヒンジ11は吸入弁100を構成している。
上記のように構成されたこの考案における油入電気機器
においては、異常圧力が発生して放圧膜5が動作した際
には連通管4内の圧力が上昇しているので吸入弁100
は第4図における状態に保持されているが、内部事故が
除去された後は吸気弁100の近傍は負圧になるため、
吸気弁100は第5図に示すように開口し吸気ロアがら
外気12を吸入してサイホン現象は防止されるので、不
必要な油の流出も防止される。
においては、異常圧力が発生して放圧膜5が動作した際
には連通管4内の圧力が上昇しているので吸入弁100
は第4図における状態に保持されているが、内部事故が
除去された後は吸気弁100の近傍は負圧になるため、
吸気弁100は第5図に示すように開口し吸気ロアがら
外気12を吸入してサイホン現象は防止されるので、不
必要な油の流出も防止される。
以上、要するにこの考案の連通管の放圧膜設置近傍に吸
気弁を設けることにより、連通管内におけるサイホン現
象の発生を防止して、事故発生時における不必要な油の
油出を阻止した点で、公害防止ならびに省資源上大変好
ましい油入電気機器を提供することができる。
気弁を設けることにより、連通管内におけるサイホン現
象の発生を防止して、事故発生時における不必要な油の
油出を阻止した点で、公害防止ならびに省資源上大変好
ましい油入電気機器を提供することができる。
第1図および第3図は従来の油入電気機器の構成を示す
概略図、第2図は第1図および第3図における油入電気
機器の主要部を構成する放圧膜部の断面図、第4図およ
び第5図はこの考案の一実施例における油入電気機器の
主要部を構成する吸気弁の構成ならびに動作、非動作時
の状態をそれぞれ示す断面図である。 図において、1は本体、2は絶縁油、4は連通管、5は
放圧手段としての放圧膜、100は吸気弁である。 尚、各図中同一符号はそれぞれ同−又は相当部分を示す
。
概略図、第2図は第1図および第3図における油入電気
機器の主要部を構成する放圧膜部の断面図、第4図およ
び第5図はこの考案の一実施例における油入電気機器の
主要部を構成する吸気弁の構成ならびに動作、非動作時
の状態をそれぞれ示す断面図である。 図において、1は本体、2は絶縁油、4は連通管、5は
放圧手段としての放圧膜、100は吸気弁である。 尚、各図中同一符号はそれぞれ同−又は相当部分を示す
。
Claims (1)
- 内部に貯溜される絶縁油中に被絶縁機器を浸漬収納する
本体と、その一部に上記本体内の圧力が所定値以上にな
ると開口し連通管を介して上記本体内と外部とを連通ず
る放圧手段とを有するものにおいて、上記連通管の上記
開口部近傍に吸気弁を備えたことを特徴とする油入電気
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8578778U JPS582025Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 油入電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8578778U JPS582025Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 油入電気機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS552162U JPS552162U (ja) | 1980-01-09 |
JPS582025Y2 true JPS582025Y2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=29009757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8578778U Expired JPS582025Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 油入電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582025Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5940098A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-05 | Shimadzu Corp | 減圧装置 |
JPH0352987Y2 (ja) * | 1984-10-04 | 1991-11-19 | ||
CA1270120A (en) * | 1985-12-11 | 1990-06-12 | Alliedsignal Inc. | Suspension for the pivoting vane actuation mechanism of a variable nozzle turbocharger |
JPS61179332U (ja) * | 1986-05-06 | 1986-11-08 | ||
JPS61179333U (ja) * | 1986-05-06 | 1986-11-08 |
-
1978
- 1978-06-21 JP JP8578778U patent/JPS582025Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS552162U (ja) | 1980-01-09 |
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