JPH0427143Y2 - - Google Patents

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JPH0427143Y2
JPH0427143Y2 JP3956186U JP3956186U JPH0427143Y2 JP H0427143 Y2 JPH0427143 Y2 JP H0427143Y2 JP 3956186 U JP3956186 U JP 3956186U JP 3956186 U JP3956186 U JP 3956186U JP H0427143 Y2 JPH0427143 Y2 JP H0427143Y2
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JP
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gas
oil
lower half
upper half
capacitor core
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JP3956186U
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JPS62151714U (ja
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  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は変圧器のような油入機器と絶縁ガスを
封入したガス絶縁管路とを電気的に接続するため
に使用されるガス絶縁管路と油入機器との接続装
置に関するものである。
(従来の技術) 一般に油入機器とガス絶縁管路とを電気的に接
続するためには、油中−ガス中ブツシングが使用
されるが、ガス絶縁管路内のガス圧は油入機器内
の油圧よりもかなり高いので、ブツシング部分で
漏洩が生ずると高圧のガスが油入機器内に侵入し
て絶縁破壊等の大事故を生ずることとなる。この
ため従来から特公昭50−9991号公報に示されるよ
うにブツシングの碍管の上部に漏洩ガスのガス溜
を設けて漏洩ガスが油入機器へ侵入することを防
止したり、特公昭50−9992号広報や特公昭55−
31685号広報に示されるように2個のブツシング
を用いるとともにその中間部にガス溜を設ける工
夫がなされている。しかしこれらの従来のものは
いずれもガス絶縁管路と油入機器との管にガス溜
を設けるために接続装置が大型化するうえ、複数
のブツシングを用いた場合には装置が著しく高価
となり、また接続時には絶縁ガスや絶縁油を封入
する必要があるので工事に多くの手数を要し、更
に作業現場まで絶縁ガス、絶縁油、脱気用真空ポ
ンプ等を運搬しなければならない等の多くの問題
があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決し、
接続作業が容易であり、また万一ガス漏洩が生じ
ても絶縁性能に影響することがなく、しかも小型
で安価なガス絶縁管路と油入機器との接続装置を
目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は弾性膜を備えた円錐状の分割面により
2分された乾式コンデンサコアの下半部を油入機
器側の支持金具に取り付けるとともに、その上半
部をガス絶縁管路の中心部にガス封止用ベローズ
を介して取付け、ガス絶縁管路を上記支持金具に
固着して乾式コンデンサコアの上半部をばね力に
より下半部に押圧して密着させるとともに、この
ような接続部分の外周に大気圧密閉空間を形成し
て該大気圧密閉空間内へのガス漏洩を検出する圧
力計を設けたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
すると、1は変圧器のような内部に絶縁油が封入
された油入機器、2は内部に3〜Kg/cm2の圧力で
SF6ガスのような絶縁ガスが封入されたガス絶縁
管路、3は両者の接続部に設けられたブツシング
である。本考案のブツシング3は図示のようにレ
ジン含浸紙コンデンサコア、電磁入りレジン注形
コア等の任意の形式の乾式コンデンサコアを円錐
状の分割面4によつて上半部5と下半部6とに分
割したもので、分割面4の一方又は双方には
EPDM、シリコンゴム、ネオプレンゴム、フツ
素ゴムのような合成ゴムからなる弾性膜7を1〜
10mmの厚さにモールデイング又は嵌着してある。
このような乾式コンデンサコアの下半部6はその
上部外周に接着剤によつて固定されたフランジ金
具8を有し、このフランジ金具8を油入機器1の
上部の支持金具9にボルト10で固定することに
より油入機器1側に予め固着されている。一方、
乾式コンデンサコアの上半部5もその下部外周に
接着剤によつて固定されたフランジ金具11を備
えており、このフランジ金具11とガス絶縁管路
2の下端の取付金具12との間をガス封止用ベロ
ーズ13を介して変位可能に接続した状態でガス
絶縁管路2側に予め取付けられている。また上半
部5のフランジ金具11の下部には図示のように
ばね14付きのボルト15が設けられてその先端
を下半部6のフランジ金具8に螺合できるように
されており、これによつて上半部5と下半部6と
が適度のばね力により押圧され密着できる構造と
なつている。なお前記の取付金具12は上下にフ
ランジ12A,12Bを備え、上部のフランジ1
2Aをガス絶縁管路2に固定し、下部のフランジ
12Bを前述のフランジ金具8とともに油入機器
1の支持金具9にボルト10により固定すること
によつて接続部分の外周を覆うとともにその内部
に大気圧密閉空間16を形成している。そしてこ
の大気圧密閉空間16にはボルト15のほかに圧
力計17が設けられている。この圧力計17は上
半部5に固着されているフランジ金具11のガス
圧検出孔18を介してガス絶縁管路2内のガスの
圧力低下を検出するためのものであり、のぞき窓
19を介して外部から目盛を読めるようにしてお
くとともに、圧力低下を検出したときには警報を
発することができるようにしておくことが好まし
い。また、接続部分の外側にはガス絶縁管路2か
ら大気圧密閉空間16へのガス漏洩を検出するた
めの圧力計23が設けられており、ガス漏洩を検
出したときには警報を発するようにしておく。な
お中心導体20は従来と同様にリード線引上げ方
式のものを用いてもよいが、本実施例では中心導
体20も分割面4の付近で分割しておき、乾式コ
ンデンサコアの上半部5と下半部6との接続時に
フインガコンタクトスプリング21によつて自動
的に接続される方式が採用されている。また上半
部5の上端から突出した中心導体20をガス絶縁
管路2のケーブルヘツド22に接続する部分にも
同様の構造を採用することができる。
(作用) このように構成されたものは、乾式コンデンサ
コアの下半部6を予め油入機器1の支持金具9に
取付けるとともに、その上半部5をガス絶縁管路
2側に予め取付けておき、ガス絶縁管路2を油入
機器1の支持金具9上に取付金具12を介してボ
ルト締めすることにより接続を行うものである。
接続時にはこのようにガス絶縁管路2と支持金具
9との締結を行つたうえ、のぞき窓19等を開い
て上半部5のフランジ金具11のボルト15を下
半部6のフランジ金具8に螺合させ、ばね力によ
り上半部5と下半部6とがお互いに押圧され密着
されるようにする。この結果両部分の円錐状の分
割面4は弾性膜7を介して密着され、この接続部
分に絶縁油や絶縁ガスを満たさなくても十分な絶
縁強度が得られることとなる。その後のぞき窓1
9等を密閉すれば接続部分の外周には取付金具1
2によつて覆われた大気圧密閉空間が形成される
こととなる。このように本考案の接続装置は作業
現場において単に両部分の組立てを行うだけでよ
く、従来のように絶縁油、絶縁ガス、真空ポンプ
等を作業現場まで運搬する必要もなく、極めて容
易に油入機器1とガス絶縁管路2との接続を行う
ことができる。
また本考案の接続装置はガス封止用ベローズ1
3によつてガス絶縁管路2中の絶縁ガスが接続部
に漏洩することを防止しているが、万一ガス漏れ
が生じた場合にも絶縁ガスは接続部分の外周に形
成された大気圧密閉空間16内に充満するだけで
あつて油入機器1内に侵入するおそれはなく、し
かもガス漏れが生じたことは圧力計23によつて
検出されるので絶縁破壊のような大事故を引起こ
すおそれはない。更にまた、本考案においてはガ
ス絶縁管路2は支持金具9によつて支えられてお
り、乾式コンデンサコアの上半部5はガス絶縁管
路2とは独立して下半部6に支えられることとな
るので、ガス絶縁管路2に外力が作用しても乾式
コンデンサコアにその影響が及ぶことはなく、長
期間にわたつて安定した絶縁強度が維持されるも
のである。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、円
錐状の分割面により2分された乾式コンデンサコ
アを用いることにより、構造簡単にして安価に製
作でき、また接続作業が容易であるうえに万一ガ
ス漏洩が生じても接続部の絶縁性能が変化したり
絶縁破壊事故を引起こしたりすることのないガス
絶縁管路と油入機器との接続装置を得ることに成
功したものである。よつて本考案は従来の問題点
を解決したものとして、その実用的価値は極めて
大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
はその要部の拡大断面図である。 1……油入機器、2……ガス絶縁管路、4……
分割面、5……上半部、6……下半部、9……支
持金具、13……ガス封止用ベローズ、16……
大気圧密閉空間、23……圧力計。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性膜7を備えた円錐状の分割面4により2分
    された乾式コンデンサコアの下半部6を油入機器
    1側の支持金具9に取り付けるとともに、その上
    半部5をガス絶縁管路2の中心部にガス封止用ベ
    ローズ13を介して取付け、ガス絶縁管路2を上
    記支持金具9に固着して乾式コンデンサコアの上
    半部5をばね力により下半部6に押圧して密着さ
    せるとともに、このような接続部分の外周に大気
    圧密閉空間16を形成して該大気圧密閉空間16
    内へのガス漏洩を検出する圧力計23を設けたこ
    とを特徴とするガス絶縁管路と油入機器との接続
    装置。
JP3956186U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0427143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3956186U JPH0427143Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3956186U JPH0427143Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62151714U JPS62151714U (ja) 1987-09-26
JPH0427143Y2 true JPH0427143Y2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=30852843

Family Applications (1)

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JP3956186U Expired JPH0427143Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JPS62151714U (ja) 1987-09-26

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