JPH0412759Y2 - - Google Patents

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JPH0412759Y2
JPH0412759Y2 JP1986005358U JP535886U JPH0412759Y2 JP H0412759 Y2 JPH0412759 Y2 JP H0412759Y2 JP 1986005358 U JP1986005358 U JP 1986005358U JP 535886 U JP535886 U JP 535886U JP H0412759 Y2 JPH0412759 Y2 JP H0412759Y2
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JP
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gas
cable
out rod
oil
conductor pull
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JP1986005358U
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JPS62119124U (ja
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  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、SF6ガス等絶縁ガスを用いた機器に
直結するケーブル終端部の導体引出棒貫通部のシ
ール手段に改良を加えたものに関するものであ
る。
(従来技術) 従来第3図のようなSF6ガス絶縁機器とケーブ
ルとの直結部における導体引出棒貫通部のシール
構造は、第4図に示す通りOリングガスケツトを
2個用いた2重シール方式が現在標準構造として
用いられている。
なお第3図中1は導体引出棒、2はケーブル終
端部用エポキシ樹脂製套管、8はケーブル、9は
機器ケース、10はSF6ガス、11は機器母線で
ある。又第4図中3はOリングガスケツト、4は
上部金具、その他第3図と同一符号は同一部位で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の構造は前述の如く、Oリングガスケツト
を2個用い、2重シール構造としてその信頼性の
向上を計つているが、当該部の組立を現地で行う
ことから例えば組立時に誤つて導体引出棒を庇つ
けた場合等であ気密性が損われ、SF6ガスがケー
ブル側に侵入し絶縁破壊を生じるおそれがあつ
た。
上記に鑑み本考案はこのような問題点を解消す
るため開発されたものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち本考案は、従来の如き2重シール構造の導
体引出棒貫通部を更にオイルシール構造とした
SF6ガス等ガス絶縁機器直結型ケーブル終端部で
あつて、次のように構成される。
1 導体引出棒の套管貫通部をOリングガスケツ
ト等により2重シール構造とする。
2 導体引出棒内に空洞部を設ける。
3 上記空洞部と、導体引出棒の套管貫通部の2
重シール間の中間部とを孔により連通させそれ
らの内に油を充填させる。
上記を以下に例によりわかり易く説明する。
第1図は本考案の一具体例であつて2〜4は第
4図に示す従来構造と同じであるが、5の導体引
出棒に特色を有するものである。即ち2個のOリ
ング3によりシールされた中間部に連通する横孔
Aと空洞部Bおよび先端に盲栓Cを有する構造と
し終端箱組立時に盲栓部からシール用油6を注入
后、盲栓を取付けることによりオイルシールを併
用するものである。
尚油の注入量は使用温度範囲内で生じる油の体
積変化により異常に内圧が上昇しないよう上部に
空〓部をある程度残存させる量とする。
(作用) 第1図の如く構成する事により万一外側のOリ
ングガスケツトのシール部或いは盲栓部の気密が
損われても侵入したSF6ガスが導体引出棒内空洞
頂部の空〓部にトラツプ(捕捉)され内側のOリ
ングシール部には常に油が存在するので内側のO
リングガスケツトは油をシールする構成となりガ
スをシールするより高い信頼度を期待する事が出
来る。
又盲栓から加圧する事により組立時にOリング
シール部の気密性を容易に確認出来る利点もあ
る。
尚、盲栓はOリングシール方式でも、半田付方
式でもよく、又横孔Aは第2図に例示の様に容易
に侵入ガスが空洞部にトラツプされ易いように2
段(図a)或いは中心に向つて仰角を持つよう
(図b)にすることも有効である。
(考案の効果) 上記の様な本考案の終端部によると下記の様な
効果がある。
以上説明したように2重Oリングシールにオイ
ルシールを併用する方式である為信頼度の高い
SF6ガス等ガス絶縁機器直結型ケーブル終端部を
提供することが出来、特に架橋ポリエチレン絶縁
電力ケーブル等のケーブル内に内圧を有しないケ
ーブル用終端箱においてガス圧による終端部の補
強絶縁層への悪影響を回避しうるので特に有効と
なる。
なお特に従来技術の実開昭58−17233号及び特
開昭60−255006号等に比し、本考案は次のように
優れている。
1 構造上、油溜室を別個に設けないので経済的
である。又終端箱全長を短縮出来る。更に又構
造簡単で組立が容易である。
2 シール面の油漏れによるガスシール性の信頼
度が高い。又リークしにくい。
3 ガスシール性損傷時のリスクが少ない。
【図面の簡単な説明】
SF6ガス等ガス絶縁機直結型ケーブル終端部を
示す図に於いて、第1図に本考案の終端部の要部
の縦断面図、第2図a,bは第1図の本考案に於
ける導体引出棒の横孔の設け方の他の例を説明す
る図、第3図は終端部全体の一般の説明図、第4
図は従来の終端部の要部の縦断面図を夫々例示し
ている。 1……導体引出棒、2……套管、3……Oリン
グガスケツト、4……上部金具、5……導体引出
棒、6……シール用油、8……ケーブル、9……
機器ケース、10……SF6ガス、11……機器母
線、A……横孔、B……空洞部、C……盲栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器の母線に至る、ケーブルの導体引出棒の套
    管貫通部分をOリングガスケツト等により2重シ
    ール構造とするSF6ガス等ガス絶縁機器直結型ケ
    ーブル終端部に於いて、導体引出棒内に空洞部を
    設け、導体引出棒の套管貫通部の2重シール間の
    中間部と上記空洞部とを孔により連通させ、これ
    らの内に油を充填させて構成することを特徴とす
    るSF6ガス等ガス絶縁機器直結型ケーブル終端
    部。
JP1986005358U 1986-01-18 1986-01-18 Expired JPH0412759Y2 (ja)

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JPS62119124U JPS62119124U (ja) 1987-07-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60255006A (ja) * 1984-03-01 1985-12-16 昭和電線電纜株式会社 ミニクラツド直結ケ−ブル終端部

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172335U (ja) * 1982-05-12 1983-11-17 住友電気工業株式会社 ケ−ブル端末における導体貫通部のシ−ル構造

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JPS60255006A (ja) * 1984-03-01 1985-12-16 昭和電線電纜株式会社 ミニクラツド直結ケ−ブル終端部

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JPS62119124U (ja) 1987-07-29

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