JPH0214279Y2 - - Google Patents

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JPH0214279Y2
JPH0214279Y2 JP1983163386U JP16338683U JPH0214279Y2 JP H0214279 Y2 JPH0214279 Y2 JP H0214279Y2 JP 1983163386 U JP1983163386 U JP 1983163386U JP 16338683 U JP16338683 U JP 16338683U JP H0214279 Y2 JPH0214279 Y2 JP H0214279Y2
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JP
Japan
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metal pipe
conductor
insulator tube
stranded
tube
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JP1983163386U
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JPS6073325U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はフレキシブル管路気中ケーブルの終端
部に関するものである。
[従来の技術] 撚線導体を収納した内部波付金属シース上に二
つ割絶縁スペーサを被せ外部波付金属シース内に
絶縁ガスを封入した従来のフレキシブル管路気中
ケーブルの終端部は、第2図示のように、内部波
付金属シース16の端末部から所定長さ突出させ
た撚線導体15上に金属パイプ17を被せてその
下端部を内部波付シース16の上端部に溶接し、
金属パイプ17の上端には引出導体18を溶接
し、引出導体18と撚線導体15の先端を圧縮接
続し、金属パイプ17の上端部に挿通して碍管2
0の頂端に気密に取付けられた上部金具19と金
属パイプ17とを気密に溶接した構造となつてい
る。
また実公昭48−23676号公報記載の電力ケーブ
ル用終端函のように、ケーブル端部に油浸紙絶縁
補強層を設け、油通路、油止ピンを有する導体端
子をケーブル導体端末上に装着し、このケーブル
端部をエポキシ絶縁補強筒内に収容し、導体端子
の上端部に接触金具を取付け、エポキシ絶縁補強
筒の上端に上部金具を埋設固着し、この上部金具
の導体端子貫通用孔の導体端子の中間部を螺合連
結し、この接触金具と上部金具との間に密閉用の
ベロー金属管を取付け、接触金具の外部フランジ
と上部金具とをボルトで締めつけて固定し、パツ
キンを用いないでベロー金属管で密閉することに
より、パツキンの熱劣化、永久歪変形による套管
先端の気密性の低下を無くするとともにケーブル
端の導体端子の電気的着脱が容易になるようにし
た電力ケーブル用終端函が知られている。
また特開昭59−159614号公報記載の水冷型電力
ケーブルの水止め部のように、管路の端部の外部
ケース内にシール部材とそのホルダーを設けて冷
却水の封入部分と非封入部分とを形成し、この非
封入部分に冷却水を入れたベローズを設置してベ
ローズと冷却水封入部分とを連結管で連通させる
ことにより、外部ケース内の冷却水封入部分と非
封入部分との水圧の差が無いようにしたものが知
られている。
[考案が解決しようとする課題] 前記の第2図示のような従来の管路気中ケーブ
ルの終端部は、通電時に生ずる撚線導体の熱伸縮
による力が金属パイプ17と上部金具19を介し
て碍管20に伝わつて碍管が破壊される危険性が
あつた。
また、前記の各公報に示された電力ケーブル用
終端函および水冷型電力ケーブルの水止め部は、
いずれも本考案のようなフレキシブル管路気中ケ
ーブルのための終端部ではないが、ベローを用い
ていても、このベローはケーブル導体の熱伸縮が
碍管頂端に及ばないようにして碍管頂端部の破損
を防ぐものではなく、従来は管路気中ケーブルの
終端部の碍管の破損を防止する適切な手段は実現
していなかつた。
そこで本考案は、撚線導体の熱伸縮力による碍
管の破損を防止することができるようにしたフレ
キシブル管路気中ケーブル終端部を提供すること
を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本考案のフレキ
シブル管路気中ケーブル終端部は、撚線導体1を
収納した内部波付シース2と外部波付シース3と
の間に村つ割りスペーサを有するフレキシブル管
路気中ケーブルの端末部に碍管6を装着した管路
気中ケーブル終端部において、内部波付シース2
の端末から突出させた撚線導体1上に金属パイプ
5を嵌挿してこの金属パイプ5の下端を内部波付
シース2の端末部外周上に溶接するとともに金属
パイプ5の上端から撚線導体1の上端を突出さ
せ、前記金属パイプ5の上端部を碍管6の上部に
固着した碍管上部金具7から突出させて碍管上部
金具7に溶接し、撚線導体1の上端に溶接した引
出導体8に伸縮可撓管10の上端を固着するとと
もに伸縮可撓管10の下端を金属パイプ5の上端
部に溶接したものである。
[作用] 前記の各溶接部は装置全体を気密に保ち、内部
波付シース2の端末から突出する撚線導体1上に
嵌挿した金属パイプ5は、碍管6内において内部
波付シース2の端末から突出する撚線導体1の外
周を包んで碍管内側を気密を保つ。
撚線導体1が熱伸縮するときは金属パイプ5内
を滑つて自由に熱伸縮するのでその熱伸縮による
応力は金属パイプ5、碍管上部金具7、碍管6に
は伝わらない。
金属パイプ5の上端から突出する撚線導体上端
部分は熱伸縮により金属パイプ上端外において伸
縮するので、撚線導体上端の引出導体8と金属パ
イプ上端縁の間の距離は熱伸縮に応じて変化する
ことになる。
伸縮可撓管10は前記の引出導体8と金属パイ
プ上端縁の間の距離の熱伸縮による変化に応じて
伸縮し、これにより撚線導体の熱伸縮力は金属パ
イプ5と碍管上部金具7には伝わらなくなる。
また撚線導体上端と金属パイプ上端間の間隔が
熱伸縮に応じて変化しても伸縮可撓管10が伸縮
するので金属パイプ上端とその上方に突出する撚
線導体上端との間の気密が保たれる。
[実施例] 以下本考案の実施例を第1図示により説明す
る。1,1は撚線導体、2は撚線導体1上に直接
被せた内部波付金属シースで、撚線導体1は内部
波付シース2の端末から所定長露出して上方に伸
びその先端部は碍管6の頂端外に上方に突出して
いる。
3は外部波付金属シース、4は二つ割り絶縁ス
ペーサであり、内部波付シース2、撚線導体1は
このスペーサ4により外部波付シース3の軸心位
置に支持されてフレキシブルな管路気中ケーブル
を構成している。
5は内部波付シース2の端末から上方に伸びる
撚線導体1に挿通した金属パイプであり、この金
属パイプ5の下端部は内部波付シース2の上端部
外周面上に気密に溶接し、金属パイプ5の上端部
は碍管6の頂端外に上方に突出させ、撚線導体1
の上端部はこの金属パイプ5の上端からさらに突
出させる。
7は碍管6の頂端部に気密に取付けた碍管上部
金具であり、この碍管上部金具7の中央孔部には
金属パイプ5の上部を挿通して気密に溶接する。
8は撚線導体1の上端に溶接接続によりもしく
は圧着接続により接続した引出導体である。9は
鍔部である。
10は金属ベローで構成した伸縮可撓管であ
り、その上端は引出導体8の鍔部9に溶接し下端
は前記金属パイプ5の上端部に溶接する。この伸
縮可撓管10は通電時に生ずる撚線導体1の熱伸
縮に応じて伸縮する。
前記のように構成した本考案のフレキシブル管
路気中ケーブル終端部は、碍管6内が管路気中ケ
ーブルの外部波付シース3内と連通してケーブル
内の絶縁ガスが碍管6内にも充満し、引出導体8
には適宜の外部電気機器等が接続される。
撚線導体1が通電により熱伸縮すると、金属パ
イプ内を滑つて熱伸縮し、金属パイプ5の上端か
ら突出する撚線導体上端は熱伸縮により金属パイ
プ上端外において伸縮して撚線導体上端の引出導
体8と金属パイプ上端縁との間の距離は熱伸縮に
応じて変化し、この変化に応じて伸縮可撓管10
が伸縮する。このため撚線導体の熱伸縮力は金属
パイプ5と碍管上部金具7には伝わらなくなるか
ら碍管の破壊が起らない。
またこの熱伸縮により金属パイプ上端の撚線導
体の突出長さが変化しても伸縮可撓管10の伸縮
により金属パイプ上端から突出する撚線導体上端
部と金属パイプ上端縁との間の気密が保れる。
このようにして撚線導体の熱伸縮力による碍管
の破損が防止されるとともに管路気中ケーブル終
端部の気密が保たれるのである。
[考案の効果] 前記のように本考案は、フレキシブル管路気中
ケーブル終端部の碍管内側において、内部波付シ
ースの端末から撚線導体を露出させてこれに金属
パイプを挿通し、撚線導体上端の引出導体と金属
パイプ上端間に伸縮可撓管を取付けたので、撚線
導体が通電時に熱伸縮しても、撚線導体は金属パ
イプ内を滑つて自由に熱伸縮するのでその熱伸縮
による応力が碍管上部金具や碍管には伝わらず碍
管の破壊を防止することができる。
さらに金属パイプ上端から露出している撚線導
体が熱伸縮しても金属パイプ上端と突出する撚線
導体上端との間の気密は伸縮可撓管により確保す
ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の断面図、第2図は
従来例の断面図である。 1:撚線導体、2:内部波付シース、3:外部
波付シース、4:二つ割りスペーサ、5:金属パ
イプ、6:碍管、7:碍管上部金具、8:引出導
体、10:伸縮可撓管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 撚線導体1を収納した内部波付シース2と外部
    波付シース3との間に二つ割りスペーサを有する
    フレキシブル管路気中ケーブルの端末部に碍管6
    を装着した管路気中ケーブル終端部において、内
    部波付シース2の端末から突出させた撚線導体1
    上に金属パイプ5を嵌挿してこの金属パイプ5の
    下端を内部波付シース2の端末部外周上に溶接す
    るとともに金属パイプ5の上端から撚線導体1の
    上端を突出させ、前記金属パイプ5の上端部を碍
    管6の上部に固着した碍管上部金具7から突出さ
    せて碍管上部金具7に溶接し、撚線導体1の上端
    に溶接した引出導体8に伸縮可撓管10の上端を
    固着するとともに伸縮可撓管10の下端を金属パ
    イプ5の上端部に溶接したフレキシブル管路気中
    ケーブル終端部。
JP16338683U 1983-10-24 1983-10-24 フレキシブル管路気中ケ−ブル終端部 Granted JPS6073325U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16338683U JPS6073325U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 フレキシブル管路気中ケ−ブル終端部

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JP16338683U JPS6073325U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 フレキシブル管路気中ケ−ブル終端部

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Publication Number Publication Date
JPS6073325U JPS6073325U (ja) 1985-05-23
JPH0214279Y2 true JPH0214279Y2 (ja) 1990-04-18

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ID=30358520

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JP16338683U Granted JPS6073325U (ja) 1983-10-24 1983-10-24 フレキシブル管路気中ケ−ブル終端部

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823676U (ja) * 1971-07-28 1973-03-17
JPS59159614A (ja) * 1983-02-28 1984-09-10 住友電気工業株式会社 水冷型電力ケ−ブルの水止め部

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823676U (ja) * 1971-07-28 1973-03-17
JPS59159614A (ja) * 1983-02-28 1984-09-10 住友電気工業株式会社 水冷型電力ケ−ブルの水止め部

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JPS6073325U (ja) 1985-05-23

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