JPS5812523Y2 - 高分子絶縁ケ−ブル用終端箱 - Google Patents
高分子絶縁ケ−ブル用終端箱Info
- Publication number
- JPS5812523Y2 JPS5812523Y2 JP120579U JP120579U JPS5812523Y2 JP S5812523 Y2 JPS5812523 Y2 JP S5812523Y2 JP 120579 U JP120579 U JP 120579U JP 120579 U JP120579 U JP 120579U JP S5812523 Y2 JPS5812523 Y2 JP S5812523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- insulator
- conductor
- termination box
- polymer insulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高分子絶縁ケーブル用終端箱の改良に関するも
のである。
のである。
第1図は従来の高分子絶縁ケーブル用終端箱の例を示し
たものである。
たものである。
高分子絶縁ケーブル1は、その端部において段剥ぎされ
、ケーブルシース2の下より高分子よりなるケーブル絶
縁体3が露出され、またケーブル絶縁体3の下よりケー
ブル導体4が露出され、このケーブル導体4には導体引
出棒・5が接続されている。
、ケーブルシース2の下より高分子よりなるケーブル絶
縁体3が露出され、またケーブル絶縁体3の下よりケー
ブル導体4が露出され、このケーブル導体4には導体引
出棒・5が接続されている。
露出されたケーブル絶縁体3の外周には、ストレスコー
ン又はコンデンサコーン6が装着されている。
ン又はコンデンサコーン6が装着されている。
ストレスコーン又はコンデンサコーン6及びケーブル導
体4と導体引出棒5との接続部を包囲して碍管7が被せ
られている。
体4と導体引出棒5との接続部を包囲して碍管7が被せ
られている。
碍管7はガス゛ケット8を介して下部金具9の上に乗せ
られ、ボルト10で固定されている。
られ、ボルト10で固定されている。
下部金具9の下端はケーブルシース2に鉛工等のシール
部11で気密液密に固定されている。
部11で気密液密に固定されている。
碍管7の上には、ガスケット8を介して上部金具12が
乗せられてポル) 10でこの碍管7に固定されている
。
乗せられてポル) 10でこの碍管7に固定されている
。
このような碍管7の上部は上部シールド13にて遮蔽さ
れている。
れている。
にれら碍管7及び下部金具9等にて容器を構成しており
、この容器内には脱ガス処理した絶縁油14が大気圧以
上の圧力で充−填されている。
、この容器内には脱ガス処理した絶縁油14が大気圧以
上の圧力で充−填されている。
ケーブル絶縁体3とケーブル導体4間及びケーブル絶縁
体3とケー・プルシース2間には粘着テープによるテー
プシール部15及び高分子材のモールドによるモールド
シール部16が設けられている。
体3とケー・プルシース2間には粘着テープによるテー
プシール部15及び高分子材のモールドによるモールド
シール部16が設けられている。
高分子絶縁ケーブル1も超高圧下での使用が検討されて
来ている。
来ている。
その終端接続箱は、低圧下では乾式絶縁処理ですむが、
超高圧下では信頼性の面より硬管7内に脱ガス処理した
絶縁油14を大気圧以上で充填している。
超高圧下では信頼性の面より硬管7内に脱ガス処理した
絶縁油14を大気圧以上で充填している。
しかしながら、高分子絶縁ケーブル1では、ケーブル絶
縁体3の製造時に発生する加工歪によるシュリンクバッ
ク及び金属よりなるケーブル導体4と高分子よりなるケ
ーブル絶縁体3の膨張係数がかなり異なることから温度
変化によりケーブル絶縁体3が長手方向に伸縮移動する
ため、長期間の使用にあってはテープシール部15又は
モールドシール部16に剥離が生じ、シール効果を失う
欠点があった。
縁体3の製造時に発生する加工歪によるシュリンクバッ
ク及び金属よりなるケーブル導体4と高分子よりなるケ
ーブル絶縁体3の膨張係数がかなり異なることから温度
変化によりケーブル絶縁体3が長手方向に伸縮移動する
ため、長期間の使用にあってはテープシール部15又は
モールドシール部16に剥離が生じ、シール効果を失う
欠点があった。
本考案の目的は、ケーブル導体とケーブル絶縁体間及び
ケーブル絶縁体とケーブルシース間のシ−ル効果を長期
間にわたって保持できる高分子絶縁ケーブル用終端箱を
提供するにある。
ケーブル絶縁体とケーブルシース間のシ−ル効果を長期
間にわたって保持できる高分子絶縁ケーブル用終端箱を
提供するにある。
以下本考案の具体例を図面を参照して詳細に説明する。
第2図に示すように本実施例の高分子絶縁ケーブル用終
端箱では、ケーブル導体4の露出部を包囲し且つ導体引
出棒5とケーブル絶縁体3に跨って金属ベローズ17を
嵌め、ベロ・−ズ17(7)一端の端金具17Aは溶接
シール部18により導体引出棒5に気密に固定し、また
ベローズ17の他端の端金具17Bはモールドシール部
16によりケーブル絶縁体3に気密液密に固定し、ケー
ブル導体4とケーブル絶縁体3間をシールしている。
端箱では、ケーブル導体4の露出部を包囲し且つ導体引
出棒5とケーブル絶縁体3に跨って金属ベローズ17を
嵌め、ベロ・−ズ17(7)一端の端金具17Aは溶接
シール部18により導体引出棒5に気密に固定し、また
ベローズ17の他端の端金具17Bはモールドシール部
16によりケーブル絶縁体3に気密液密に固定し、ケー
ブル導体4とケーブル絶縁体3間をシールしている。
また、第3図に示すようにケーブル絶縁体3とケーブル
シース2との境界部には、両者にまたがって金属ベロー
ズ17を嵌め、ベローズ17の一端の端金具17Aはモ
ールドシール部16によりケーブル絶縁体3に気密液密
に固定し、且つベローズ17の他端の端金具17Bは鉛
工シール部19によりケーブルシース2に気密に固定し
、ケーブル絶縁体3とケーブルシース2間をシールして
いる。
シース2との境界部には、両者にまたがって金属ベロー
ズ17を嵌め、ベローズ17の一端の端金具17Aはモ
ールドシール部16によりケーブル絶縁体3に気密液密
に固定し、且つベローズ17の他端の端金具17Bは鉛
工シール部19によりケーブルシース2に気密に固定し
、ケーブル絶縁体3とケーブルシース2間をシールして
いる。
このような構造にした場合には、第4図に示すように、
ケーブル導体4とケーブル絶縁体3間又はケーブル絶縁
体3とケーブルシース2間に貼着テープ20を密着巻装
し、ガス封入管21よりプローブガスを封入すると、ガ
スリークテスターによりシール部18.16又は16.
19の気密性能の良歪判定を容易に行うことができる。
ケーブル導体4とケーブル絶縁体3間又はケーブル絶縁
体3とケーブルシース2間に貼着テープ20を密着巻装
し、ガス封入管21よりプローブガスを封入すると、ガ
スリークテスターによりシール部18.16又は16.
19の気密性能の良歪判定を容易に行うことができる。
また、このような構造の場合には、第5図に示すように
ガス室22が小さいためガス封入管21を細い管にし、
加圧部23を接続した状態で適当位置Fをペンチ等でつ
ぶ゛し、不要部分を切除し、切り口を半田付は等でシー
ルすると、カ゛゛ス室22内のプローブガスが逃げない
ので、全体の気密性能の良歪をチェックすることができ
る。
ガス室22が小さいためガス封入管21を細い管にし、
加圧部23を接続した状態で適当位置Fをペンチ等でつ
ぶ゛し、不要部分を切除し、切り口を半田付は等でシー
ルすると、カ゛゛ス室22内のプローブガスが逃げない
ので、全体の気密性能の良歪をチェックすることができ
る。
なお、ベローズ17は金属以外のベローズの使用も可能
である。
である。
以上説明したように本考案に係る高分子絶縁ケーブル用
終端箱では、ケーブル導体とケーブル絶縁体間及びケー
ブル絶縁体とケーブルシース間をベローズでそれぞれシ
ールしたので、ケーブル絶縁体の伸縮をこのベローズで
吸収することができ、従ってケーブル絶縁体の伸縮によ
るシールの破れを長期間に亙って確実に防止することが
できる。
終端箱では、ケーブル導体とケーブル絶縁体間及びケー
ブル絶縁体とケーブルシース間をベローズでそれぞれシ
ールしたので、ケーブル絶縁体の伸縮をこのベローズで
吸収することができ、従ってケーブル絶縁体の伸縮によ
るシールの破れを長期間に亙って確実に防止することが
できる。
第1図は従来の終端箱の断面図、第2図及び第3図は本
考案に係る終端箱内の各シール部の一例を示す断面図、
第4図及び第5図は本考案の終端箱内におけるシール部
の気密判定用の構造の一例を示す断面図である。 1・・・・・・高分子絶縁ケーブル、2・・・・・・ケ
ーブルシース、3・・・・・・ケーブル絶縁体、4・・
・・・・ケーブル導体、5・・・・・・導体引出棒、7
・・・・・・碍管、9・・・・・・下部金具、11・・
・・・・シール部、14・・・・・・絶縁油、15.1
6・・・・・・シール部、17・・・・・・ベローズ、
18.19・・・・・・シール部。
考案に係る終端箱内の各シール部の一例を示す断面図、
第4図及び第5図は本考案の終端箱内におけるシール部
の気密判定用の構造の一例を示す断面図である。 1・・・・・・高分子絶縁ケーブル、2・・・・・・ケ
ーブルシース、3・・・・・・ケーブル絶縁体、4・・
・・・・ケーブル導体、5・・・・・・導体引出棒、7
・・・・・・碍管、9・・・・・・下部金具、11・・
・・・・シール部、14・・・・・・絶縁油、15.1
6・・・・・・シール部、17・・・・・・ベローズ、
18.19・・・・・・シール部。
Claims (1)
- 絶縁油が充填されている容器内に高分子絶縁ケーブルの
段剥ぎ部分が収容され、且つこの容器内でケーブル導体
の先端に導体引出棒が接続されている高分子絶縁ケーブ
ル用終端箱において、前記容器内の前記ケーブル導体と
高分子材よりなるケーブル絶縁体間及び前記ケーブル絶
縁体とケーブルシース間に跨ってベローズがそれぞれ嵌
められ、前記各ベローズの両端はそれぞれの側のケーブ
ル構成材に気密に固定されていることを特徴とする高分
子絶縁ケーブル用終端箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP120579U JPS5812523Y2 (ja) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | 高分子絶縁ケ−ブル用終端箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP120579U JPS5812523Y2 (ja) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | 高分子絶縁ケ−ブル用終端箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55102329U JPS55102329U (ja) | 1980-07-17 |
JPS5812523Y2 true JPS5812523Y2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=28803147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP120579U Expired JPS5812523Y2 (ja) | 1979-01-12 | 1979-01-12 | 高分子絶縁ケ−ブル用終端箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812523Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-12 JP JP120579U patent/JPS5812523Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55102329U (ja) | 1980-07-17 |
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