JPS6013237Y2 - 架橋ポリエチレン電力ケ−ブル終端接続部 - Google Patents

架橋ポリエチレン電力ケ−ブル終端接続部

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Publication number
JPS6013237Y2
JPS6013237Y2 JP8610481U JP8610481U JPS6013237Y2 JP S6013237 Y2 JPS6013237 Y2 JP S6013237Y2 JP 8610481 U JP8610481 U JP 8610481U JP 8610481 U JP8610481 U JP 8610481U JP S6013237 Y2 JPS6013237 Y2 JP S6013237Y2
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JP
Japan
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insulating
outer periphery
oil
cable
gas
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Expired
Application number
JP8610481U
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JPS57197725U (ja
Inventor
正幸 山口
史郎 丹野
信 原
護 金岡
裕志 川神
Original Assignee
日立電線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、絶縁ガスが含浸された架橋ポリエチレン電カ
ケープル終端接続部に関するものである。
架橋ポリエチレン電カケープル(以下CVケーブルと称
す)用終端接続部には、ゴムストレスコーンあるいはベ
ルマウスを用いた遮蔽タイプと、油浸コンデンサタイプ
とがある。
CVケーブルはその取扱い性の容易さから、154KV
線路、275KV線路に適用されつつある。
そして、CVケーブルは、絶縁体に電気的負性の六弗化
硫黄ガス、フレオンガス、窒素ガスなどの絶縁ガスを含
浸することにより電気絶縁性能が向上することが知られ
ており、超高圧CVケーブルに対して電気的負性ガスの
含浸が必要とされてきている。
一方、CVケーブルに電気的負性ガスが充填された場合
の終端部は、従来の油浸絶縁方式であると、絶縁油に含
浸ガスが溶は込み、電気性能の不安定を生じることから
新たな構造の終端部が必要とされている。
本考案は上記の状況に鑑みなされたものであり、絶縁油
と絶縁ガスが混合することなく、施工が簡単容易である
CVケーブル終端接続部を提供することを目的としたも
のである。
本考案のCVケーブル終端接続部は、CVケーブルの終
端接続部の波付金属管外周に下端が封止固定される金属
管内に上記ケーブル内に含浸されたガスと連通ずる絶縁
ガスが充填されてなり、上記絶縁ガス充填区域内で上記
ケーブル絶縁体外周の焼嵌め固定されたポリオレフィン
絶縁体及びポリオレフィン半導電層により一体化された
絶縁補強層成形体と、外周に油浸コンデンサが形成され
上記絶縁補強層成形体外周で上記鋼管上に、上記絶縁ガ
スを封止して取り付けられた絶縁筒と、油浸コンデンサ
外周に加圧充填された絶縁油を内蔵する碍管とを設けた
ものである。
以下本考案のCVケーブルの終端接続部の一実施例を図
面により説明する。
図において、6はCVケーブルで、Cvケーブル6には
電気的負性の絶縁ガスが含浸されており、CVケーブル
6上にはケーブル絶縁体と同材質のポリオレフィン絶縁
体及びポリオレフィン半導電層からなりベルマウス状に
形成された絶縁補強層成形体5が焼嵌め固定されている
この絶縁補強層成形体5は、加熱され膨張しケーブル絶
縁体上に挿通し、所定の位置に配置し冷却に伴ない収縮
固定されるようになっている。
8は鋼管で下端をCVケーブル6のアルミニウム被覆管
9の波付金属管外周にシール部10を介し封止固定され
、銅管8の上部の絶縁補強層成形体5の外周部には、エ
ポキシ樹脂、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)な
どからなり、外周部に油浸コンデンサ3が形成された絶
縁筒4が取り付けられている。
絶縁筒4の外周には碍管1が取り付けられ、碍管1内に
は絶縁油2が加圧充填されている。
一方、絶縁補強層成形体5および絶縁筒4の間と銅管8
内には、Cvケーブル6に含浸された絶縁ガスと連通さ
れた絶縁ガスが封入され、絶縁油2との間を封止してい
る。
このため、CVケーブル6とアルミニウム被覆管9との
間に充填された絶縁ガスを一つの通路として使用できる
こと、終端部に加熱モールド工法などによるガスシール
部が不要であるなどの長所がある。
このように本実施例のCVケーブル終端接続部は、絶縁
ガス充填部分と絶縁油充填部分とが絶縁筒を介し分離さ
れているので、絶縁油中に絶縁ガスが溶は込み電気性能
を不安定にすることがない。
また、絶縁ガスがケーブル本体と一体加圧構造であり、
ケーブル本体と終端部とを分離した場合に生じるガス漏
れのおそれがない。
そして、絶縁補強層はケーブル絶縁体と同材質でベルマ
ウス形に形成され、焼嵌め固定であり、作業性がよく、
加熱モールドのシール部もなく施工が容易である。
以上記述した如く本考案のCVケーブル終端接続部は、
絶縁油と絶縁ガスとが混合することなく、施工が簡単、
容易であるなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のCVケーブル終端接続部の実施例の要部断
面図である。 1:碍管、2:絶縁油、3:油浸コンデンサ、4:絶縁
筒、5:絶縁補強層成形体、5:CVケーブル、7:絶
縁ガス、8:鋼管、9ニアルミニウム被覆管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架橋ポリエチレン電カケープルの終端接続部の波付金属
    管外周に下端が封止固定される金属管内に上記ケーブル
    内に含浸されたガスと連通ずる絶縁ガスが充填された終
    端接続部において、上記絶縁ガス充填区域内で上記ケー
    ブル絶縁体外周に焼嵌め固定されたポリオレフィン絶縁
    体及びポリオレフィン半導電層により一体化された絶縁
    補強層成形体と、外周に油浸コンデンサが形成され、上
    記絶縁補強層成形体外周で上記金属管上に上記絶縁ガス
    を封止して取り付けられた絶縁筒と、上記油浸コンデン
    サ外周に加圧充填された絶縁油を内蔵する碍管とを設け
    たことを特徴とする架橋ポリエチレン電カケープル終端
    接続部。
JP8610481U 1981-06-11 1981-06-11 架橋ポリエチレン電力ケ−ブル終端接続部 Expired JPS6013237Y2 (ja)

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JPS57197725U JPS57197725U (ja) 1982-12-15
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