JPS5939795Y2 - ケ−ブル終端部 - Google Patents

ケ−ブル終端部

Info

Publication number
JPS5939795Y2
JPS5939795Y2 JP17433380U JP17433380U JPS5939795Y2 JP S5939795 Y2 JPS5939795 Y2 JP S5939795Y2 JP 17433380 U JP17433380 U JP 17433380U JP 17433380 U JP17433380 U JP 17433380U JP S5939795 Y2 JPS5939795 Y2 JP S5939795Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal rod
cable
insulator
bottom plate
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17433380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5798118U (ja
Inventor
英雄 吉川
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP17433380U priority Critical patent/JPS5939795Y2/ja
Publication of JPS5798118U publication Critical patent/JPS5798118U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5939795Y2 publication Critical patent/JPS5939795Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば22KV〜154KV級高電圧ケーブル
の終端部を形成する場合に適するケーブル終端部の改良
に関する。
一般に高電圧ケーブルの終端部は、端部と段剥処理した
ケーブル端末部に碍管が被嵌され、碍管内に約100℃
程度の高温にしたポリブテン等の絶縁混和物を注入させ
て形成されている。
しかしながらこのようi構成のケーブル終端部において
は、前記混和物の加熱注入作業に多くの時間、例えば、
−相当たり約24時間を要するので停電事故等で作業時
間の制約を受ける場合、前記作業が大きなネックとなる
欠点があった。
また、このようなケーブル終端部においては、ケーブル
絶縁体の露出長さを碍管のそれとほぼ同じ長さにする必
要があるので、この絶縁線心の露出形成作業、特ニ外部
半導電層の剥取作業に長時間を要する難点がめった。
また、通常このようなケーブル終端部においては、碍管
内に圧力調整用の空隙が設けられているので、約30度
以上傾斜させて取り付けることができず、ましてや水平
取り付けができない欠点があった。
このため、第1図に示すように套管1内に絶縁混和物2
を空隙を残さずに充填し、その調整を、ケーブル終端部
下端に取り付けたりザーバータンク3で行なうものや、
第2図に示すように前述の空隙部に独立気泡を有するク
ッション体4を設けたもの等が試用されているが前者に
おいてはりザーバータンク3の取り扱いが面倒であり、
また後者IIc釦いては水平取付時に微小の気泡が絶縁
混和物2に混入し、これが電気特性上悪影響をもたらす
欠点があった。
また前記クッション体4に代えてケーブル終端上部にベ
ローズを設け、このベローズの伸縮によって絶縁コンパ
ウンドの圧力を調整するものもあるが、このようなもの
においては長期性能上の問題、すなわち、ベローズが疲
労によって破損する欠点があった。
本考案は、上記事情に基づきなされたもので、予め工場
で製作した套管ユニットに端末処理したケーブル端末部
を挿着することによりケーブル終端部の取付は方向を自
由自在となし、また従来の内圧調整具を不要となし得る
ケーブル終端部を提供することを目的としている。
以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明する。
本考案に係るケーブル終端部は、第3図釦よび第4図に
示すように、予め工場で製作した套管ユニット5aと、
現場でこのユニットに装着させるケーブル端末部5bと
で主に構成されている。
套管ユニット5a(/′i下端に挿入孔6を有し、該挿
入孔内にレセプタクル7を備えた導電性金属棒8と、該
金属棒の下方位置に配設した環状底板9と、金属棒の外
周に、金属棒の先端部を露出させて設けられ、かつそれ
自身の下端部を金属棒の下部位置より延出させて環状底
板9に固着した硬質絶縁体10と、該絶縁体を所要の間
隙を有して囲繞し、それ自身の下端部と環状底板9に固
着した套管1・1と導電性金属棒8の先端に取り付けた
締付金具12を、該金具の先端部13を露出させて包被
し、それ自身の下端部を套管11の頂部に固着させた上
部覆体14と、導電性金属棒8もしくは硬質絶縁体10
と套管11との間に形成された間隙に封入した絶縁ガス
体15とで主に構成されている。
銅の丸棒等で形成された導電性金属棒8の挿入孔6の内
壁16中心部には段差を有する係合子17が突設され、
この保合子Kid外周にガータースプリング18を有す
るフィンガーソケット19の一端が係止されている。
環状底板9の内周縁端近傍には上に延びるリング20が
植設され、このリングには導電性金属棒8の外周にエポ
キシ等をモールド被覆した硬質絶縁体10の下端部が挟
装され、堅固に固着されている。
碍管等より成る套管11の上、下部にはそれぞれセメン
ティング加工により上、下部金具20゜21が接合され
上部金具20は締付金具12に、下部金具21は環状底
板9にそれぞれ締結されている。
締付金具12//i一方の端部から水平方向に延びて図
示しない電極部に接続される先端部13を備える円環部
22と、この上面に直結され、図示しない縦スリットを
備え、縦フランジ23を有する一対の半円筒部とから成
り、フランジ23どうしをボルトナツト類で締結するこ
とにより締付金具12が導電性金属棒8に電気的、機械
的に堅固に固着されている。
24は、導電性金属棒8の上部を覆い下端部と締付金具
120円環部22上面に、気密に固着した内部覆体でこ
の上に上部覆体14が包覆されている。
電気的絶縁特性の良好なSF6ガスやあるいはSF6ガ
スにポリブテン油等の絶縁混和物を混入させた混合気体
等から成るガス体15(/′i、予め環状底板9に形成
された封入口25より2〜2.5kg/critのゲー
ジ圧で套管11内に封入され締付金具に形成された連通
孔26を通って内部覆体24内!で封入されている。
套管ユニツ)5aの挿入孔6には端部を段剥して露出さ
せた導体27先端部に弾丸状のプラグ28を取付けたケ
ーブル端末部5bが挿入され、これによってプラグ28
がレセプタクル7に挿着される。
なむ、ケーブル端末部5bの挿入に際しては、予めケー
ブル絶縁体29外周に、ケーブル半導電層30間に跨っ
てストレスコーン31が装着され、ストレスコーンの傾
斜面には押し金具32が当接されている。
ストレスコーン31の傾斜面には、下端をテーピングに
よって密封処理33した保護金具34の中間部内周に係
止した止め金具35と押し金具32間にボルト36を介
してそれ自身を圧縮して配設したスプリング37によっ
て押圧力が作用されている。
なお、図中38I/′iケ一ブル遮蔽層、39はケーブ
ルシース、40は接地線、41はリング、42はバルブ
を示している。
なお、前述の実施例においては、ガス体を予め工場で封
入する場合について述べであるが本考案はこれに限定さ
れず、現地で封入してもよい。
上述した本考案に釦いては、予め工場で製作した套管ユ
ニットを布設現場に取付け、これに端部を段剥処理した
ケーブル端末部を装着するのみでケーブル終端部の組立
てを行ない得るので、現地組立て作業を著しく簡略化で
き、また短時間にその施工を行なうことができる。
捷た本考案においては套管内に従前の絶縁コンパウドに
代えてガス体を封入しているので、温度上昇による内部
ガス圧の上昇を少なくでき、更に工場組立てすなわち、
十分管理された状態で套管ユニットを製作するのでガス
漏等の対策も十分に行なうことができ、もって安定した
性能を有するケーブル終端部を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図釦よび第2図は従来のケーブル終端部の要部縦断
面図、第3図は本考案における套管ユニットの一部省略
縦断面図、第4図はケーブル端末部の一部切欠縦断面図
である。 5a・・・・・・套管ユニット、5b・・・・・・ケー
ブル端末部、7・・・・・・レセプタクル、8・・・・
・・導電性金属棒、9・・・・・・現状底板、10・・
・・・・硬質絶縁体、11・・・・・・套管、12・・
・・・・締付金具、14・・・・・・上部覆体、15・
・・・・・ガス体、27・・・・・・導体、28・・・
・・・プラグ、29・・・・・・絶縁体、31・・・・
・・ストレスコーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に挿入孔を有し、該挿入孔内にレセプタクルを備え
    た導電性金属棒と、該金属棒の下方位置に配設した環状
    底板と、前記金属棒の外周に前記金属棒の先端部を露出
    させて設けられ、かつそれ自身の下端部を前記金属棒の
    下部位置より延出させて前記環状底板に固着した硬質絶
    縁体と、該絶縁体を所要の間隙を有して囲繞し、それ自
    身の下端部を前記環状底板に固着した套管と前記導電性
    金属棒の先端に取付けた締付金具を、該金具の先端部を
    露出させて包覆し、それ自身の下端部を前記套管の頂部
    に固着させた上部覆体と、前記金属棒もしくは硬質絶縁
    体と前記套管との間に形成された間隙に封入したガス体
    とから成る套管ユニットの前記挿入孔に、端部を段剥し
    て露出させた導体先端部にプラグを取付けたケーブル端
    末部を挿入し、前記レセプタクルに挿着させてなること
    を特徴とするケーブル終端部。
JP17433380U 1980-12-03 1980-12-03 ケ−ブル終端部 Expired JPS5939795Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17433380U JPS5939795Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03 ケ−ブル終端部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17433380U JPS5939795Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03 ケ−ブル終端部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5798118U JPS5798118U (ja) 1982-06-16
JPS5939795Y2 true JPS5939795Y2 (ja) 1984-11-08

Family

ID=29966308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17433380U Expired JPS5939795Y2 (ja) 1980-12-03 1980-12-03 ケ−ブル終端部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939795Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5798118U (ja) 1982-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5130495A (en) Cable terminator
US3509518A (en) High voltage cable connectors
US3622688A (en) Cable lead bushing
JPS5939795Y2 (ja) ケ−ブル終端部
JP3349344B2 (ja) 機器直結型端末
US4263473A (en) Sealed connection between a coaxial underwater cable and an electronic apparatus
US2913696A (en) Electrical apparatus
US3878313A (en) Pre-assembled cable termination
JPH09274947A (ja) 機器直結形ケーブル接続部
JPS603625Y2 (ja) ケ−ブル終端箱
JPH07170643A (ja) ケーブル終端接続部
JPH079561Y2 (ja) 電気機器
JP2529335Y2 (ja) L型コネクタプラグ
JPH0644247Y2 (ja) 電気機器
JPH0612591Y2 (ja) 地中設置機器の口出部構造
JP2001177975A (ja) プレハブジョイント
JPH0574513A (ja) ケーブル接続具
JP3131366B2 (ja) プレモールド絶縁形ケーブル接続部
JPS5933144Y2 (ja) ケ−ブル插入型高圧カットアウトとケ−ブルとの接続部
JPH09224325A (ja) 電力ケーブル接続部
JPH0548380Y2 (ja)
JPH037891Y2 (ja)
JPH0811023Y2 (ja) 気中終端部
JPH0210767Y2 (ja)
JPH0739185Y2 (ja) 機器直結型電力ケーブル接続部