JPH079561Y2 - 電気機器 - Google Patents
電気機器Info
- Publication number
- JPH079561Y2 JPH079561Y2 JP1987100671U JP10067187U JPH079561Y2 JP H079561 Y2 JPH079561 Y2 JP H079561Y2 JP 1987100671 U JP1987100671 U JP 1987100671U JP 10067187 U JP10067187 U JP 10067187U JP H079561 Y2 JPH079561 Y2 JP H079561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- case
- electric device
- conductor
- porcelain bushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cable Accessories (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Insulators (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は、裸架空線をブッシングを介してガス絶縁開閉
装置等に直接引込む場合に有用な電気機器の改良に関す
る。
装置等に直接引込む場合に有用な電気機器の改良に関す
る。
（従来の技術） 一般に高電圧の裸架空線は、第３図および第４図に示さ
れるように、ガス絶縁開閉装置１に直結されたブッシン
グ２の導体引出棒３を介して機器ケース４内に収納され
た電気機器本体（図示せず）に直結引込まれている。
れるように、ガス絶縁開閉装置１に直結されたブッシン
グ２の導体引出棒３を介して機器ケース４内に収納され
た電気機器本体（図示せず）に直結引込まれている。
かかるブッシング２は、機器ケース４の開口部５を封止
するように設けられており、ブッシング２の中心に配設
された導体引出棒３の上部は架空線（図示せず）に、下
部は電気機器本体の充電部６に電気的に接続されてい
る。
するように設けられており、ブッシング２の中心に配設
された導体引出棒３の上部は架空線（図示せず）に、下
部は電気機器本体の充電部６に電気的に接続されてい
る。
一方、上記の機器ケース４内およびブッシング２内に
は、充電部と機器ケース間（三相の場合は異相間）の絶
縁距離を短かくして機器ケース全体を小型化するための
SF6ガスが予め工場で封入される。
は、充電部と機器ケース間（三相の場合は異相間）の絶
縁距離を短かくして機器ケース全体を小型化するための
SF6ガスが予め工場で封入される。
図中、符号８は架空線に電気的に接続される導電性の円
板、９は導体引出棒３と円板８との接続部、10は導体引
出棒３と電気機器本体の充電部６との接続部、11はシー
ルドを示している。
板、９は導体引出棒３と円板８との接続部、10は導体引
出棒３と電気機器本体の充電部６との接続部、11はシー
ルドを示している。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、かかる構成のガス絶縁開閉装置１におい
ては、機器ケース４およびブッシング２内にSF6ガス７
を封入した状態で、すなわち機器ケース４の上部にブッ
シング２を直結させた状態でガス絶縁開閉装置１が現地
に搬入されるので、ブッシング２が輸送上の障害となる
欠点があった。
ては、機器ケース４およびブッシング２内にSF6ガス７
を封入した状態で、すなわち機器ケース４の上部にブッ
シング２を直結させた状態でガス絶縁開閉装置１が現地
に搬入されるので、ブッシング２が輸送上の障害となる
欠点があった。
このため、第５図に示されるように、電気機器本体（図
示せず）を被包し内部に絶縁流体７を封入した機器ケー
ス４′の外表面に、電気機器本体に電気的に接続された
雌接続子12を気密に露出させ、この雌接続子12に、機器
ケース４′に着脱自在に直結されるブッシング13の導体
引出棒14をプラグイン接続して成るものが提案されてい
る。
示せず）を被包し内部に絶縁流体７を封入した機器ケー
ス４′の外表面に、電気機器本体に電気的に接続された
雌接続子12を気密に露出させ、この雌接続子12に、機器
ケース４′に着脱自在に直結されるブッシング13の導体
引出棒14をプラグイン接続して成るものが提案されてい
る。
（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、かかる構成のガス絶縁開閉装置において
は、機器ケース４′内にブッシング13を直結した後にブ
ッシング13内に現地において絶縁流体15を封入しなけれ
ばならない難点があった。
は、機器ケース４′内にブッシング13を直結した後にブ
ッシング13内に現地において絶縁流体15を封入しなけれ
ばならない難点があった。
本考案はかかる従来の欠点を解消すべくなされたもの
で、ブッシングを直結しない状態でガス絶縁開閉装置等
の電気機器を現地に搬入しうるものであって、現地にお
いてブッシング内に絶縁流体を封入する必要がなく、ま
た現地においてブッシングを、機器ケースに簡便に直結
しうる電気機器を提供することを目的としている。
で、ブッシングを直結しない状態でガス絶縁開閉装置等
の電気機器を現地に搬入しうるものであって、現地にお
いてブッシング内に絶縁流体を封入する必要がなく、ま
た現地においてブッシングを、機器ケースに簡便に直結
しうる電気機器を提供することを目的としている。
［考案の構成］ かかる目的を達成するため本考案は、電気機器本体を被
包し内部に絶縁流体を封入した機器ケースと、現地にお
いて前記機器ケースに着脱自在に直結される架空線引込
み用のブッシングとを有する電気機器において、前記ブ
ッシングは、碍管と、この碍管内に同心状に配設された
導体引出棒と、前記碍管の底部近傍位置の導体引出棒の
外周に設けられ、前記碍管の底部開口部を気密に閉塞す
る絶縁ユニットと、碍管内に予め充填された絶縁流体と
を備えており、このブッシングの導体引出棒の下端部
が、前記機器ケースの外表面に気密に露出された雌接続
子に、プラグイン接続される如く構成されていることを
特徴としている。
包し内部に絶縁流体を封入した機器ケースと、現地にお
いて前記機器ケースに着脱自在に直結される架空線引込
み用のブッシングとを有する電気機器において、前記ブ
ッシングは、碍管と、この碍管内に同心状に配設された
導体引出棒と、前記碍管の底部近傍位置の導体引出棒の
外周に設けられ、前記碍管の底部開口部を気密に閉塞す
る絶縁ユニットと、碍管内に予め充填された絶縁流体と
を備えており、このブッシングの導体引出棒の下端部
が、前記機器ケースの外表面に気密に露出された雌接続
子に、プラグイン接続される如く構成されていることを
特徴としている。
（作用） 本考案では上述したように、機器ケースの外表面に、電
気機器本体に電気的に接続された雌接続子を気密に露出
させ、この雌接続子に、架空線引込み用のブッシングを
構成する導体引出棒の下端部をプラグイン方式で装着で
きるようにしているので、ブッシングを直結しなくて
も、機器ケース側のガスシールが可能となり、この結
果、ブッシングを直結しない状態で電気機器を現地に搬
入することができ、ひいては電気機器の輸送上の障害を
解消することができる。また、本考案においては、予め
ブッシングを工場で組み立てて置くことが可能なため、
現地におけるブッシング内への絶縁流体の封入作業が不
要となり、ひいては、現地における電気機器に対するブ
ッシングの装着を迅速に行うことができる。
気機器本体に電気的に接続された雌接続子を気密に露出
させ、この雌接続子に、架空線引込み用のブッシングを
構成する導体引出棒の下端部をプラグイン方式で装着で
きるようにしているので、ブッシングを直結しなくて
も、機器ケース側のガスシールが可能となり、この結
果、ブッシングを直結しない状態で電気機器を現地に搬
入することができ、ひいては電気機器の輸送上の障害を
解消することができる。また、本考案においては、予め
ブッシングを工場で組み立てて置くことが可能なため、
現地におけるブッシング内への絶縁流体の封入作業が不
要となり、ひいては、現地における電気機器に対するブ
ッシングの装着を迅速に行うことができる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第１図は本考案の一実施例を示すガス絶縁開閉装置等の
電気機器の要部縦断面図である。
電気機器の要部縦断面図である。
第１図において、遮断器や断路器等の電気機器本体（図
示せず）を被包する機器ケース16の上部には例えば３個
の開口部17（第１図では１個のみを示している）が設け
られており、この開口部17は凹陥部10を有する封止体19
で気密に封止されている。
示せず）を被包する機器ケース16の上部には例えば３個
の開口部17（第１図では１個のみを示している）が設け
られており、この開口部17は凹陥部10を有する封止体19
で気密に封止されている。
封止体19は、その大径側に接地緩和電極20を有するエポ
キシ套管等の小ブッシング21と、小ブッシングの小径部
側の開口部に、エポキシモールド等によって開口部を気
密に封止するように設けられた縦断面略凸状の充電部22
と、この充電部22のボス23にその一方の肩部を接触保持
させた雌接続子24とで主に構成されている。
キシ套管等の小ブッシング21と、小ブッシングの小径部
側の開口部に、エポキシモールド等によって開口部を気
密に封止するように設けられた縦断面略凸状の充電部22
と、この充電部22のボス23にその一方の肩部を接触保持
させた雌接続子24とで主に構成されている。
雌接続子24は、例えば断面凹状の複数の接触子25と、こ
れらの接触子を円筒状に配列したものの外周に巻回され
たガータースプリング26とで構成されており、それ自身
の内径が径方向に伸縮するようにされている。なお、上
記雌接触子24は円筒状の遮蔽電極27で包被されている。
れらの接触子を円筒状に配列したものの外周に巻回され
たガータースプリング26とで構成されており、それ自身
の内径が径方向に伸縮するようにされている。なお、上
記雌接触子24は円筒状の遮蔽電極27で包被されている。
上記封止体19は、以下の如くして機器ケーブル16に取着
されている。すなわち、ブッシング21の接地緩和電極20
を機器ケース16の開口部17周縁の内壁にパッキング（図
示せず）を介して当接し、円周方向に等配した図示しな
いボルトにより接地緩和電極20と機器ケース16の内壁と
を一体化する。
されている。すなわち、ブッシング21の接地緩和電極20
を機器ケース16の開口部17周縁の内壁にパッキング（図
示せず）を介して当接し、円周方向に等配した図示しな
いボルトにより接地緩和電極20と機器ケース16の内壁と
を一体化する。
機器ケース16の開口部17は以上の如くして気密に封止さ
れる。
れる。
しかして、工場において機器ケース16内にSF6ガス等の
絶縁流体28を封入しかつ開口部17を盲板29で閉塞した
後、この状態ですなわち開口部17に後述するブッシング
を直結しない状態でガス絶縁開閉装置等の電気機器を現
地に搬入する。
絶縁流体28を封入しかつ開口部17を盲板29で閉塞した
後、この状態ですなわち開口部17に後述するブッシング
を直結しない状態でガス絶縁開閉装置等の電気機器を現
地に搬入する。
次に、現地に搬入したガス絶縁開閉装置等に対するブッ
シングの直結方法について述べる。
シングの直結方法について述べる。
先ず、第２図に示すように棒状の導体引出棒30のやや下
方位置の外周に、それ自身の中央部に周溝31を有する紡
錘状の絶縁ユニット32をモールド被着し、周溝31の外表
面の上下位置に接地緩和電極33、34を設けておく。な
お、上記の絶縁ユニット32は、エポキシ樹脂やエチレン
プロピレンゴム等のモンールド材料によって形成するこ
とができる。
方位置の外周に、それ自身の中央部に周溝31を有する紡
錘状の絶縁ユニット32をモールド被着し、周溝31の外表
面の上下位置に接地緩和電極33、34を設けておく。な
お、上記の絶縁ユニット32は、エポキシ樹脂やエチレン
プロピレンゴム等のモンールド材料によって形成するこ
とができる。
次に、盲板29を取り外して雌接触子24を露出させ、この
雌接続子24に、導体引出棒30の下端に圧着等によって装
着させたプラグ35をプラグイン接続するとともに、ブッ
シング36を構成する碍管37等の底部に固着された下部金
具38を機器ケース16と一体化された架台39に固定する。
雌接続子24に、導体引出棒30の下端に圧着等によって装
着させたプラグ35をプラグイン接続するとともに、ブッ
シング36を構成する碍管37等の底部に固着された下部金
具38を機器ケース16と一体化された架台39に固定する。
図中、40は上部金具、41はブッシング内に工場において
予め充填された絶縁油、42は漏斗状のゴムキャップを示
している。
予め充填された絶縁油、42は漏斗状のゴムキャップを示
している。
なお、前述の実施例においては、機器ケース16の上部に
凹陥部18を設けた場合について述べてあるが、本考案は
これに限定されず、例えば、凹陥部を有しない機器ケー
ス16の外表面に雌接続子24を気密に露出させてもよく、
また機器ケース内に封入するSF6ガスに代えて絶縁油を
充填してもよい。さらに本考案においては、機器ケース
内に収納される開閉器等に代えてトランス等の電気機器
を収納してもよい。
凹陥部18を設けた場合について述べてあるが、本考案は
これに限定されず、例えば、凹陥部を有しない機器ケー
ス16の外表面に雌接続子24を気密に露出させてもよく、
また機器ケース内に封入するSF6ガスに代えて絶縁油を
充填してもよい。さらに本考案においては、機器ケース
内に収納される開閉器等に代えてトランス等の電気機器
を収納してもよい。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案によれば、ガス絶縁開閉装置
等の電気機器に架空線引込み用のブッシングを直結しな
くても機器ケース側のガスシールを行なうことができる
ので、ブッシングを直結しない状態で電気機器を現地に
搬入することができ、ひいては電気機器の輸送上の障害
を解消することができる。また、予めブッシングを工場
で組み立てて置くことが可能なため、現地におけるブッ
シング内への絶縁流体の封入作業が不要となり、ひいて
は、現地における電気機器に対するブッシングの装着を
迅速に行うことができる。
等の電気機器に架空線引込み用のブッシングを直結しな
くても機器ケース側のガスシールを行なうことができる
ので、ブッシングを直結しない状態で電気機器を現地に
搬入することができ、ひいては電気機器の輸送上の障害
を解消することができる。また、予めブッシングを工場
で組み立てて置くことが可能なため、現地におけるブッ
シング内への絶縁流体の封入作業が不要となり、ひいて
は、現地における電気機器に対するブッシングの装着を
迅速に行うことができる。
第１図は本考案に係るガス絶縁開閉装置等の電気機器の
主要縦断面図、第２図は第１図の機器ケースにブッシン
グを直結させた状態を示す要部縦断面図、第３図および
第５図は従来のガス絶縁開閉装置の概略説明図、第４図
は第３図のブッシングの直結部の拡大断面図である。 16……機器ケース 17……開口部 18……凹陥部 19……封止体 24……雌接続子 28……絶縁流体 29……盲板 30……導体引出棒 31……周溝 32……絶縁ユニット 36……ブッシング 37……碍管
主要縦断面図、第２図は第１図の機器ケースにブッシン
グを直結させた状態を示す要部縦断面図、第３図および
第５図は従来のガス絶縁開閉装置の概略説明図、第４図
は第３図のブッシングの直結部の拡大断面図である。 16……機器ケース 17……開口部 18……凹陥部 19……封止体 24……雌接続子 28……絶縁流体 29……盲板 30……導体引出棒 31……周溝 32……絶縁ユニット 36……ブッシング 37……碍管
Claims (1)
- 【請求項１】電気機器本体を被包し内部に絶縁流体を封
入した機器ケースと、現地において前記機器ケースに着
脱自在に直結される架空線引込み用のブッシングとを有
する電気機器において、前記ブッシングは、碍管と、こ
の碍管内に同心状に配設された導体引出棒と、前記碍管
の底部近傍位置の導体引出棒の外周に設けられ、前記碍
管の底部開口部を気密に閉塞する絶縁ユニットと、碍管
内に予め充填された絶縁流体とを備えており、このブッ
シングの導体引出棒の下端部が、前記機器ケースの外表
面に気密に露出された雌接続子に、プラグイン接続され
る如く構成されていることを特徴とする電気機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987100671U JPH079561Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987100671U JPH079561Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS646736U JPS646736U (ja) | 1989-01-13 |
| JPH079561Y2 true JPH079561Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31328955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987100671U Expired - Lifetime JPH079561Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079561Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5308833B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2013-10-09 | 株式会社ビスキャス | 套管、套管の製造方法及び電力ケーブルの終端接続部 |
| JP5596958B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2014-09-24 | 株式会社東芝 | 架空線取合いブッシング |
| JP6259708B2 (ja) * | 2014-04-22 | 2018-01-10 | 株式会社東芝 | タンク型真空遮断器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819186U (ja) * | 1971-07-13 | 1973-03-03 |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP1987100671U patent/JPH079561Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS646736U (ja) | 1989-01-13 |
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