JPS626812Y2 - - Google Patents
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- JPS626812Y2 JPS626812Y2 JP1980046944U JP4694480U JPS626812Y2 JP S626812 Y2 JPS626812 Y2 JP S626812Y2 JP 1980046944 U JP1980046944 U JP 1980046944U JP 4694480 U JP4694480 U JP 4694480U JP S626812 Y2 JPS626812 Y2 JP S626812Y2
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- bushing
- gas
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- mounting flange
- flange
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油入変圧器などの油入電気機器と絶縁
ガス封入電気機器を電気的に接続する目的でガス
と油が接する壁を貫通するガス−油貫通用ブツシ
ングに関し、特にその取付フランジの改良に関す
るものである。
ガス封入電気機器を電気的に接続する目的でガス
と油が接する壁を貫通するガス−油貫通用ブツシ
ングに関し、特にその取付フランジの改良に関す
るものである。
一般にガス封入電気機器は油入機器より内部圧
力が高く、万一ガスが漏洩して油入電気機器内に
浸入するとタンクが膨出して使用に耐えなくなつ
たり、あるいは電気的絶縁破壊を引き起こす原因
となるため、ガスの漏洩は確実に防止しなければ
ならない。
力が高く、万一ガスが漏洩して油入電気機器内に
浸入するとタンクが膨出して使用に耐えなくなつ
たり、あるいは電気的絶縁破壊を引き起こす原因
となるため、ガスの漏洩は確実に防止しなければ
ならない。
従来は例えば第1図に示すようにガス封入電気
機器10と油入電気機器11の接続部分に壁部4
を設け、その壁部4にガス−油貫通用ブツシング
5を取付フランジ6を介して油密、気密に取り付
けて両機器10,11間相互の圧力差によるガス
の漏洩を前記取付フランジ6によつて防止してい
るが、この取付フランジ6は一般に鋳造あるいは
鍛造により一体成形されているのが普通である。
機器10と油入電気機器11の接続部分に壁部4
を設け、その壁部4にガス−油貫通用ブツシング
5を取付フランジ6を介して油密、気密に取り付
けて両機器10,11間相互の圧力差によるガス
の漏洩を前記取付フランジ6によつて防止してい
るが、この取付フランジ6は一般に鋳造あるいは
鍛造により一体成形されているのが普通である。
然し乍ら鋳造品で形成したものは造形が容易で
あるという利点がある反面、粒子構造が粗密であ
るため圧力ガスが第1図で矢印で示すようにフラ
ンジ材料内を滲出するという欠点があつた。
あるという利点がある反面、粒子構造が粗密であ
るため圧力ガスが第1図で矢印で示すようにフラ
ンジ材料内を滲出するという欠点があつた。
一方、鍛造成形品は前記鋳造品に比べて気密性
は優れているが、この種ブツシングの取付フラン
ジのように出張りのある複雑な形状であつて、し
かも厚肉で寸法も大形のものを内部にガス洩れの
原因となる欠陥を全く有しないように製造するこ
とは大変困難を伴なうばかりか鍛造の金型も摩耗
が早くなり、結果としてコスト高となるなどの欠
点があつた。
は優れているが、この種ブツシングの取付フラン
ジのように出張りのある複雑な形状であつて、し
かも厚肉で寸法も大形のものを内部にガス洩れの
原因となる欠陥を全く有しないように製造するこ
とは大変困難を伴なうばかりか鍛造の金型も摩耗
が早くなり、結果としてコスト高となるなどの欠
点があつた。
また鋳製品にせよ鍛造品にせよ、取付フランジ
は筒状基部6′とつば部6″が一体成形であるた
め、仮りに何らかの原因でつば部のシール面7に
ガス洩れの原因となるような傷がついた場合、シ
ール面7を切削しなおすか、もしくは取付フラン
ジ6を取り替える必要がある。然し乍ら、取付フ
ランジ6はブツシングコア5′に強固に固着され
ているため、シール面7を切削する場合は、ブツ
シング全体を施盤に取り付けなければならないた
め作業が難しく、また取付フランジ6を全く新し
いものに取り換える場合は、取付フランジ6を削
り取る等した後に新しい取付フランジ6をブツシ
ングコア5′に再度接着するなどやはり難しい面
倒な作業が必要となり、場合によつてはブツシン
グ全体が使用不能となるなどの多くの欠点を有し
ていた。
は筒状基部6′とつば部6″が一体成形であるた
め、仮りに何らかの原因でつば部のシール面7に
ガス洩れの原因となるような傷がついた場合、シ
ール面7を切削しなおすか、もしくは取付フラン
ジ6を取り替える必要がある。然し乍ら、取付フ
ランジ6はブツシングコア5′に強固に固着され
ているため、シール面7を切削する場合は、ブツ
シング全体を施盤に取り付けなければならないた
め作業が難しく、また取付フランジ6を全く新し
いものに取り換える場合は、取付フランジ6を削
り取る等した後に新しい取付フランジ6をブツシ
ングコア5′に再度接着するなどやはり難しい面
倒な作業が必要となり、場合によつてはブツシン
グ全体が使用不能となるなどの多くの欠点を有し
ていた。
本考案は従来のこれらの欠点を解決するために
なされたもので、ガス封入機器と油入電気機器と
を隔てる壁部にガス−油貫通ブツシングを取付け
る構造において、該ブツシングを少なくとも1側
に係止突片を形成した筒状基部に嵌装し、前記係
止突片に気密性のよい材料からなるつば部をパツ
キングを介して緊締手段により着脱自在に固着し
て取付フランジを形成し、こ取付フランジをパツ
キングを介して前記壁部に固着すると共につば部
とブツシングとの間にパツキングを介挿したガス
−油貫通ブツシングの取付装置にある。
なされたもので、ガス封入機器と油入電気機器と
を隔てる壁部にガス−油貫通ブツシングを取付け
る構造において、該ブツシングを少なくとも1側
に係止突片を形成した筒状基部に嵌装し、前記係
止突片に気密性のよい材料からなるつば部をパツ
キングを介して緊締手段により着脱自在に固着し
て取付フランジを形成し、こ取付フランジをパツ
キングを介して前記壁部に固着すると共につば部
とブツシングとの間にパツキングを介挿したガス
−油貫通ブツシングの取付装置にある。
本考案の目的とする所は、ガス−油貫通ブツシ
ングの取付フランジを少なくとも2部材に分け、
フランジのつば部を鍛造品の如き気密性の優れた
材料とし、筒状基部は鋳造品の如き安価な材料と
して、これを着脱自在に固着し、気相部と油相部
との間の密封を安価な材料で、かつ完全密封し、
ガス漏洩の惧のないようにした点である。
ングの取付フランジを少なくとも2部材に分け、
フランジのつば部を鍛造品の如き気密性の優れた
材料とし、筒状基部は鋳造品の如き安価な材料と
して、これを着脱自在に固着し、気相部と油相部
との間の密封を安価な材料で、かつ完全密封し、
ガス漏洩の惧のないようにした点である。
さらに詳しくその構成を第2図および第3図に
基づいて説明する。なお、従来と同一部分または
相当部分は同符号で示す。ガス封入電気機器と油
入電気機器の接続部に設けた壁部に接合される取
付フランジ6は例えば第2図に示すように壁部4
に螺着するつば部3とブツシングコア5′に固着
される筒状基部1とをそれぞれ異種材質で別体に
形成し、これをOリングなどのパツキン15を介
しボルト、ナツトなどのねじ緊締手段2により一
体に結合して構成する。前記つば部3は例えば
鉄、アルミの展伸材のような気密性のよい材料を
用い中心にブツシング貫通孔8を有するとともに
その周縁には適数個のボルト孔9を穿設して筒状
基部1に自由に取り付け取りはずしができるよう
に構成する。またブツシングコア5′に固着し、
前記つば部3と一体に結合する筒状基部1は、例
えば、鋳造物のように造形が自由にでき製造も容
易で、しかも安価な材料で構成された円筒状で、
その一端には前記つば部3と接合する環状の係止
突片12を一体的に突設してなり、その係止突片
12のつば部3に接する側に気密保持用のパツキ
ン15を介装する座ぐり13を設け、さらにこの
座ぐり13の周部で前記つば部3のボルト孔9に
対応する位置にボルト締付孔14を穿設して構成
する。この場合パツキン15を介装する座ぐり1
3はつば部3に設けてもよい。
基づいて説明する。なお、従来と同一部分または
相当部分は同符号で示す。ガス封入電気機器と油
入電気機器の接続部に設けた壁部に接合される取
付フランジ6は例えば第2図に示すように壁部4
に螺着するつば部3とブツシングコア5′に固着
される筒状基部1とをそれぞれ異種材質で別体に
形成し、これをOリングなどのパツキン15を介
しボルト、ナツトなどのねじ緊締手段2により一
体に結合して構成する。前記つば部3は例えば
鉄、アルミの展伸材のような気密性のよい材料を
用い中心にブツシング貫通孔8を有するとともに
その周縁には適数個のボルト孔9を穿設して筒状
基部1に自由に取り付け取りはずしができるよう
に構成する。またブツシングコア5′に固着し、
前記つば部3と一体に結合する筒状基部1は、例
えば、鋳造物のように造形が自由にでき製造も容
易で、しかも安価な材料で構成された円筒状で、
その一端には前記つば部3と接合する環状の係止
突片12を一体的に突設してなり、その係止突片
12のつば部3に接する側に気密保持用のパツキ
ン15を介装する座ぐり13を設け、さらにこの
座ぐり13の周部で前記つば部3のボルト孔9に
対応する位置にボルト締付孔14を穿設して構成
する。この場合パツキン15を介装する座ぐり1
3はつば部3に設けてもよい。
このように構成された取付フランジ6は、エポ
キシ樹脂などの接着剤16によりブツシングコア
5′に強固に固着する。この場合つば部3とブツ
シングコア5′の接合部はOリングなどのパツキ
ン15′を介して気密に保持し、ガスの漏出を確
実に防止するとともに、前記ブツシングコア5′
に対して着脱自在な構成とする。
キシ樹脂などの接着剤16によりブツシングコア
5′に強固に固着する。この場合つば部3とブツ
シングコア5′の接合部はOリングなどのパツキ
ン15′を介して気密に保持し、ガスの漏出を確
実に防止するとともに、前記ブツシングコア5′
に対して着脱自在な構成とする。
なお、筒状基部1の変形として例えば第3図に
示すような係止突孔12を両端に設け、油入電気
機器11側は直接壁部4に取付けるようにした、
いわゆるダブルフランジ形として本考案を実施し
ても同様の効果が得られることはもちろんであ
る。
示すような係止突孔12を両端に設け、油入電気
機器11側は直接壁部4に取付けるようにした、
いわゆるダブルフランジ形として本考案を実施し
ても同様の効果が得られることはもちろんであ
る。
上記のように、本考案はガスに接する部分に気
密性のよいつば部3を配置して、ガスを確実に遮
断するように構成したものであるから、取付フラ
ンジ6の相当部分を占める筒状基部1は前記つば
部3のような高い気密性を必要とせず、したがつ
て造形容易で安価な鋳造品の適用が可能である。
密性のよいつば部3を配置して、ガスを確実に遮
断するように構成したものであるから、取付フラ
ンジ6の相当部分を占める筒状基部1は前記つば
部3のような高い気密性を必要とせず、したがつ
て造形容易で安価な鋳造品の適用が可能である。
また筒状基部1はつば部3を支持する係止突片
12を一端に備えるとともに、Oリングなどのパ
ツキン15を介装する座ぐり13を設けてなるた
め、その形状は相当に複雑となるにもかかわらず
前記したように造形が容易な鋳造品を採用し得る
ので製造上好ましいものである。
12を一端に備えるとともに、Oリングなどのパ
ツキン15を介装する座ぐり13を設けてなるた
め、その形状は相当に複雑となるにもかかわらず
前記したように造形が容易な鋳造品を採用し得る
ので製造上好ましいものである。
以上に述べたように本考案においては、異種材
料の特性を巧みに利用して成る筒状基部とつば部
とを後から一体に結合自在な構造とし、特にガス
に接するつば部は気密性の優れたものとしたの
で、従来のようにガスがフランジ材料内を通り浸
出することもなく、また形状が複雑な筒状基部は
造形が容易で安価な材料を用いるようにしたの
で、その構成は簡単で全体として安価に製造する
ことができるばかりでなく、仮りにつば部のシー
ル面にガス漏れの原因となるような傷を付けたと
してもつば部のみを取り替えればよく、またその
取替作業も簡単な緊締手段により可能としている
ので能率的に実施できるなど多くの利点を有する
ので、本考案は産業の発達に寄与するところ大で
ある。
料の特性を巧みに利用して成る筒状基部とつば部
とを後から一体に結合自在な構造とし、特にガス
に接するつば部は気密性の優れたものとしたの
で、従来のようにガスがフランジ材料内を通り浸
出することもなく、また形状が複雑な筒状基部は
造形が容易で安価な材料を用いるようにしたの
で、その構成は簡単で全体として安価に製造する
ことができるばかりでなく、仮りにつば部のシー
ル面にガス漏れの原因となるような傷を付けたと
してもつば部のみを取り替えればよく、またその
取替作業も簡単な緊締手段により可能としている
ので能率的に実施できるなど多くの利点を有する
ので、本考案は産業の発達に寄与するところ大で
ある。
第1図は従来のガス−油貫通ブツシングの取付
け状態を示す断面図、第2図はこの考案による取
付フランジの取付け状態を示す断面図、第3図は
第2図の変形例を示す断面図である。 1,6′……筒状基部、2……ねじ緊締手段、
3,6″……つば部、4……壁部、5……ガス−
油貫通用ブツシング、5′……ブツシングコア、
6……取付フランジ、7……シール面、8……ブ
ツシング貫通孔、9……ボルト孔、10……ガス
封入機器、11……油入電気機器、12……係止
突片、13……座ぐり、14……ボルト締付孔、
15,15′……パツキン、16……接着剤、1
7……パツキング。
け状態を示す断面図、第2図はこの考案による取
付フランジの取付け状態を示す断面図、第3図は
第2図の変形例を示す断面図である。 1,6′……筒状基部、2……ねじ緊締手段、
3,6″……つば部、4……壁部、5……ガス−
油貫通用ブツシング、5′……ブツシングコア、
6……取付フランジ、7……シール面、8……ブ
ツシング貫通孔、9……ボルト孔、10……ガス
封入機器、11……油入電気機器、12……係止
突片、13……座ぐり、14……ボルト締付孔、
15,15′……パツキン、16……接着剤、1
7……パツキング。
Claims (1)
- ガス封入機器10と油入電気機器11とを隔て
る壁部4にガス−油貫通ブツシング5を取付ける
構造において、該ブツシング5を少くとも1側に
係止突片12を形成した筒状基部1に嵌装し、前
記係止突片12に気密性のよい材料からなるつば
部3をパツキング15を介して緊締手段2により
着脱自在に固着して取付フランジ6を形成し、こ
の取付フランジ6をパツキング17を介して前記
壁部4に固着すると共に、つば部3とブツシング
5との間にパツキング15′を介挿したことを特
徴とするガス−油貫通ブツシングの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980046944U JPS626812Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980046944U JPS626812Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149513U JPS56149513U (ja) | 1981-11-10 |
JPS626812Y2 true JPS626812Y2 (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=29641950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980046944U Expired JPS626812Y2 (ja) | 1980-04-09 | 1980-04-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626812Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5740687B2 (ja) * | 2011-01-18 | 2015-06-24 | 株式会社ダイヘン | 地上設置型変圧器装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036003A (ja) * | 1973-02-22 | 1975-04-04 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53107989U (ja) * | 1977-02-07 | 1978-08-30 |
-
1980
- 1980-04-09 JP JP1980046944U patent/JPS626812Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036003A (ja) * | 1973-02-22 | 1975-04-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149513U (ja) | 1981-11-10 |
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