JPH0136158Y2 - - Google Patents

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JPH0136158Y2
JPH0136158Y2 JP1983092365U JP9236583U JPH0136158Y2 JP H0136158 Y2 JPH0136158 Y2 JP H0136158Y2 JP 1983092365 U JP1983092365 U JP 1983092365U JP 9236583 U JP9236583 U JP 9236583U JP H0136158 Y2 JPH0136158 Y2 JP H0136158Y2
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JP
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gasket
vacuum
flanges
flange
vacuum container
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JP1983092365U
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JPS60593U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

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  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は真空容器構造に係り、特に核融合関係
機器に適用し得る真空容器構造に関する。
一般に核融合関係の真空機器は、放射線環境下
で真空シール並びに磁界変化に伴う電磁気誘導を
防止あるいは抑制するための絶縁シール構造が必
要である。この例を第1図において説明すると容
器(もしくは配管)1を結合するフランジ2およ
び3の中間には、有機材やセラミツク等の電気絶
縁材8が挿入され、一方のフランジ2と電気絶縁
材8および他方のフランジ3と電気絶縁材8の接
合面をシールするためフツ素ゴム等のOリング9
および10が設けてある。そしてこれらは電気絶
縁材11で周囲を被覆したボルト4およびナツト
5で締結されており、各々フランジ2および3と
の間にもそれぞれ電気絶縁材6および7を座金の
如く設置している。
ところでこのシール機構の欠点はシール面が2
ケ所あり、かつ電気絶縁材の浸透漏れがあるこ
と、すなわち電気絶縁材の組織内部を通つて漏れ
ること及びOリング9および10の放射線環境下
での劣下等により真空シール性が低下すること等
にある。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものでそ
の目的とするところは放射線環境下で真空シール
性の良い絶縁シール機構を有する真空容器構造を
提供するにある。
すなわち本考案による真空容器構造は真空容器
を形成する部材同志をフランジ接合するものにお
いて、フランジ間に挾着されるガスケツトの両シ
ール面の中央部に互いに連通する環状の溝部を形
成し、フランジの少くとも一方の前記ガスケツト
の溝部に対応する位置に真空引き用貫通孔を穿設
して真空ポンプに連通したことを特徴とし、フラ
ンジ面間に機械的強度、シール性および絶縁性を
有する例えばポリイミド樹脂製のガスケツトを設
け、かつガスケツトのシール面を真空引きできる
ようにしたものである。
次に本考案の一実施例を第2図に基づいて詳細
に説明する。
第2図は本考案の一実施例の真空容器構造の継
手部分の断面図であり、1は容器(もしくは配
管)、2および3はそれぞれフランジ、4はボル
ト、5はナツト、6および7はそれぞれ電気絶縁
材、11は電気絶縁材であり、これらのものは第
1図々示のものと同一である。フランジ2および
フランジ3の接合面には放射線による劣化の少な
いポリイミドの如き樹脂をガスケツト12として
用い、このガスケツト12には第3図の部分拡大
斜視図に示すように、その両シール面の中央部に
例えば貫通孔13により互いに連通する環状の溝
部15が形成されている。一方上下フランジ2お
よび3の少なくとも一方例えばフランジ3には上
下面を貫通した真空引き用貫通孔14を穿設し、
この一方の開口端を前記ガスケツト12の溝部1
5と連通させ、他方の開口端を真空ポンプ(図示
せず)に接続してガスケツト12のシール面を真
空引きできるように構成されている。
次に本考案の上記一実施例の作用について説明
する。上下のフランジ2および3でガスケツト1
2を挾持して締め付けると、ガスケツト12の厚
みHは、ガスケツト固有の機械的強度により一定
に保たれる。従つてこの厚みHの寸法を、フラン
ジ面間の放電による絶縁被壊を起こさない距離
(最少6mm)に設定すればフランジ面間の絶縁を
行なうことができる。またこの真空容器の真空シ
ール性は、ガスケツト12とフランジ2および3
の接合面で確保され、さらにガスケツト12の溝
部15を真空引きすることで、万一大気側からガ
スの侵入があつた場合でも、このガスが真空容器
側に流れ込むのを有効に防ぐことができる。
以上により本考案によればフランジ面間に所定
の間隙を保つことで電気絶縁性を持たせることが
でき、よつて第1図の従来例に示す電気絶縁材8
をなくすことができる。従つてこの部分からの浸
透漏れもなくなり、真空シール性が向上する。ま
たガスケツトを真空引きすることで長期にわたり
安定したシール性を維持できる等の優れた効果が
奏せられるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の継手部分の断面図、第2図
は本考案の一実施例の継手部分の断面図、第3図
は第2図の実施例で使用するガスケツトの部分拡
大斜視図である。 1…容器、2…フランジ、3…フランジ、4…
ボルト、5…ナツト、6,7,11…電気絶縁
材、12…ガスケツト、13…貫通孔、14…真
空引き用貫通孔、15…溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空容器を形成する部材同志をフランジ接合す
    るものにおいて、フランジ間に挾着されるガスケ
    ツトの両シール面の中央部に互いに連通する環状
    の溝部を形成し、フランジの少くとも一方の前記
    ガスケツトの溝部に対応する位置に真空引き用貫
    通孔を穿設して真空ポンプに連通したことを特徴
    とする真空容器構造。
JP1983092365U 1983-06-16 1983-06-16 真空容器構造 Granted JPS60593U (ja)

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JP1983092365U JPS60593U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 真空容器構造

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JP1983092365U JPS60593U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 真空容器構造

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Publication Number Publication Date
JPS60593U JPS60593U (ja) 1985-01-05
JPH0136158Y2 true JPH0136158Y2 (ja) 1989-11-02

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JPS60593U (ja) 1985-01-05

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