JPH0226077Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0226077Y2
JPH0226077Y2 JP1983088606U JP8860683U JPH0226077Y2 JP H0226077 Y2 JPH0226077 Y2 JP H0226077Y2 JP 1983088606 U JP1983088606 U JP 1983088606U JP 8860683 U JP8860683 U JP 8860683U JP H0226077 Y2 JPH0226077 Y2 JP H0226077Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip seal
vacuum
gasket
seal plate
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983088606U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59194700U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1983088606U priority Critical patent/JPS59194700U/ja
Publication of JPS59194700U publication Critical patent/JPS59194700U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0226077Y2 publication Critical patent/JPH0226077Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は真空容器の絶縁・真空シール構造に係
り、特に核融合炉等に用いられる真空容器の絶
縁・真空シール構造に関するものである。
一般に、核融合炉の真空容器は、炉及び容器の
組立上の理由から複数の板状ブロツクに分割した
構造となつており、これらの各ブロツクをフラン
ジ接合して形成されている。そして、各ブロツク
のフランジ接合部には渦電流が真空容器を一周す
るのを防止するために絶縁材からなるガスケツト
が挾装されており、このガスケツトで各ブロツク
間の電気的絶縁と真空シールを果たしている。
ところで、このような構造の真空容器では板状
ブロツクがT字状または十字状に分割されている
場合があり、この場合の真空シールは第1図およ
び第2図に示すような構造となつていた。すなわ
ち、T字分割の場合は第1図に示すようにフラン
ジ1A〜1Cの間にそれぞれガスケツト2,3を
挾んでボルト締めすることによりガスケツト2の
端部2aがはみ出してガスケツト3と密着し、T
字分割部の絶縁・真空シール構造を形成してい
る。また、十字分割の場合は第2図に示すように
フランジ1A〜1Dの間にそれぞれガスケツト2
〜4を挾んでボルト締めすることによりガスケツ
ト2,4の端部2a,4aがはみ出してガスケツ
ト3と密着し、十字分割部の絶縁・真空シール構
造を形成している。
ところが、このような絶縁・真空シール構造を
有する真空容器を核融合炉に用いた場合、ガスケ
ツトが弾性部材であるために熱の影響を受け易く
密着部分での絶縁・真空シール機能が低下すると
いう問題がある。また、放射線環境下にある核融
合炉においては真空容器の絶縁・真空シールの信
頼性の他に耐放射線という問題がある。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは熱等の影響によつて
絶縁・真空シール機能が低下することなく、信頼
性の高い真空容器の絶縁・真空シール構造を提供
することにある。
本考案は上記の目的を達成するために、複数の
板状ブロツクをフランジ接合してなる真空容器の
フランジ接合部に絶縁材からなるガスケツトを挾
装すると共に、V形断面のリツプシール板を上記
ガスケツトを覆うように真空容器の外表面に絶縁
材を介して押圧固定し、かつT字状又は十字状に
分割された上記接合部に前記リツプシール板を覆
うリツプシールキヤツプを設け、このリツプシー
ルキヤツプを前記リツプシール板にシール溶接し
たものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を詳
細に説明する。。
第3図ないし第7図はいずれも本考案の一実施
例である真空容器の分割部を示す図で、第3図は
T字分割部の斜視図、第4図は同じく平面図、第
5図は同じく断面図、第6図は第5図のA部を示
す拡大断面図である。第3図及び第4図において
符号21A〜21Cは真空容器(図示せず)の外
表面に押え部22A〜22Cと共に一体となつて
形成されたフランジである。これらのフランジ2
1A〜21Cは絶縁を施した締付ボルト23によ
つて互いに結合され、真空容器のT字分割部を形
成している。また、これらフランジ21A〜21
Cの間には第5図及び第6図に示す如く樹脂ある
いはセラミツクス等からなる耐放射線に強い絶縁
材(ガスケツト)24が挾装されており、各フラ
ンジ間を電気的に絶縁している。
また、上記フランジ21A〜21Cの結合部に
はV形断面のリツプシール板25が上記絶縁材
(ガスケツト)24を覆うように設けられている。
このリツプシール板25は押えボルト29により
ガスケツト26、絶縁材28およびガスケツト2
7を介して真空容器の外表面に押圧固定されてお
り、上記ガスケツト26,27は金属あるいは樹
脂等の耐熱性を有する材料で形成されている。ま
た、上記リツプシール板25の上端間隙部はシー
ル溶接が施されているが、T字形接合部はフラン
ジ形状およびリツプシール板の構造上完全なシー
ル溶接が困難であるのでT字形をしたリツプシー
ルキヤツプ31が被せられている。そして、この
リツプシールキヤツプ31の周辺部分はリツプシ
ール板25にシール溶接されている。
このような構造によると、真空容器のフランジ
接合部にはV形断面のリツプシール板25が押え
ボルト29により絶縁材28を介して真空容器の
外表面に押圧固定されているので、フランジ間に
挾装された絶縁材からなるガスケツト24が熱等
により劣化しても真空容器の真空シール機能を保
つことができる。また、T字状または十字状に分
割された部分にはリツプシール板25を覆うリツ
プシールキヤツプ31が設けられ、このリツプシ
ールキヤツプ31はリツプシール板25にシール
溶接されているので、リツプシール板25による
真空シールが困難な箇所をリツプシールキヤツプ
31により真空シールすることができる。
したがつて、本実施例では真空容器のフランジ
接合部に挾装されたガスケツトが熱等により劣化
しても真空シール機能を維持することができ、真
空容器の絶縁真空シール機能を高めることができ
る。また、ガスケツト26,27は金属等から形
成されているため熱の影響を受け難く、絶縁材2
4はセラミツクス等で形成されているので放射線
が外部に漏れる心配もない。
なお、上記実施例では真空容器がT字分割の場
合について説明したが、十字分割の場合も例えば
第7図に示す如く同様の構造とすればよい。ま
た、本考案は核融合炉のみならず軽量真空容器に
も応用できることは言うまでもない。
以上述べたように本考案は、複数の板状ブロツ
クをフランジ接合してなる真空容器のフランジ接
合部に絶縁材からなるガスケツトを挾装すると共
に、V形断面のリツプシール板を上記ガスケツト
を覆うように真空容器の外表面に絶縁材を介して
押圧固定し、かつT字状又は十字状に分割された
上記接合部に前記リツプシール板を覆うリツプシ
ールキヤツプを設け、このリツプシールキヤツプ
を前記リツプシール板にシール溶接したものであ
る。したがつて、真空容器のフランジ接合部に挾
装されたガスケツトが熱等により劣化しても真空
シール機能を維持することができ、真空容器の絶
縁真空シール機能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の真空容器の分割部を
示す図で、第1図はT字分割部の平面図、第2図
は十字分割部の平面図、第3図〜第7図はいずれ
も本考案の一実施例である真空容器の分割部を示
す図で、第3図はT字分割部の斜視図、第4図は
同じく平面図、第5図は同じく断面図、第6図は
第5図のA部を示す拡大断面図、第7図は十字分
割部の平面図である。 21A〜21D……フランジ、22A〜22D
……押え部、23……締付けボルト、24,2
8,30……絶縁材、25……リツプシール板、
26,27……ガスケツト、29……押えボル
ト、31……リツプシールキヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の板状ブロツクをフランジ接合してなる真
    空容器のフランジ接合部に絶縁材からなるガスケ
    ツトを挾装すると共に、V形断面のリツプシール
    板を上記ガスケツトを覆うように真空容器の外表
    面に絶縁材を介して押圧固定し、かつT字状又は
    十字状に分割された上記接合部に前記リツプシー
    ル板を覆うリツプシールキヤツプを設け、このリ
    ツプシールキヤツプを前記リツプシール板にシー
    ル溶接したことを特徴とする真空容器の絶縁・真
    空シール構造。
JP1983088606U 1983-06-10 1983-06-10 真空容器の絶縁・真空シ−ル構造 Granted JPS59194700U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983088606U JPS59194700U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 真空容器の絶縁・真空シ−ル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983088606U JPS59194700U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 真空容器の絶縁・真空シ−ル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59194700U JPS59194700U (ja) 1984-12-24
JPH0226077Y2 true JPH0226077Y2 (ja) 1990-07-17

Family

ID=30218514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983088606U Granted JPS59194700U (ja) 1983-06-10 1983-06-10 真空容器の絶縁・真空シ−ル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59194700U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247461A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd フランジ部漏洩防止構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247461A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd フランジ部漏洩防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59194700U (ja) 1984-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0226760B2 (ja)
JPH0226077Y2 (ja)
JPH0535239Y2 (ja)
US4012879A (en) Supporting device for heat-insulating panels
GB2069631A (en) A sealing element
JPS6143597B2 (ja)
JPH0136159Y2 (ja)
JPH0242016Y2 (ja)
JP3115361B2 (ja) 樹脂製容器及びその製造方法
JPH0616303Y2 (ja) スパイラル式熱交換器
JPH0616304Y2 (ja) スパイラル式熱交換器
JPH0215065Y2 (ja)
JPH0249504Y2 (ja)
JPS596288Y2 (ja) 圧力容器のインタ−ナル取付構造
JPS6350836Y2 (ja)
JPH0249503Y2 (ja)
JPH0671246U (ja) 車両の燃料注入口装置
JPH0136158Y2 (ja)
JPH0521554Y2 (ja)
JPS628332Y2 (ja)
JPH0113404Y2 (ja)
JPS595939Y2 (ja) 電磁石における防滴構造
JPS6245104A (ja) コイル容器の製作方法
JPH0616302Y2 (ja) スパイラル式熱交換器
JPH0514875B2 (ja)