JPH0215065Y2 - - Google Patents

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JPH0215065Y2
JPH0215065Y2 JP1983148622U JP14862283U JPH0215065Y2 JP H0215065 Y2 JPH0215065 Y2 JP H0215065Y2 JP 1983148622 U JP1983148622 U JP 1983148622U JP 14862283 U JP14862283 U JP 14862283U JP H0215065 Y2 JPH0215065 Y2 JP H0215065Y2
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JP
Japan
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joint surface
rubber
protrusion
stay
mounting hole
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JP1983148622U
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JPS6056841U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のエンジンマウント等に用いられ
るラバーマウント装置の改良に関する。
第1図及び第2図に示す如くチヤンネル状に成
形した鋼板素材の中間部をループ状に成形して筒
部2を形成し、両端部を上下に重ね合わせ、接合
してステイ部3を形成し、筒部2の内周壁2aに
水平にマウントラバー4を架設固着し、該ラバー
4の中間部にパイプ5を埋設したラバーマウント
装置1は既に提案済みである。図中6,7はステ
イ部3の内側の上下のフランジ、8は筒部2の両
側のフランジで、これらは一体に連続しており、
又9,10はストツパラバーである。
前記ステイ部3の接合は、上下の平板部31,
32を重ね合わせ、図示では、長方形を成す平板
部31,32を上下から6ケ所スポツト溶接11
…する。
そして筒部2の内周壁2aに、図示では、加硫
成形により同時にマウントラバー4及びストツパ
ラバー9,10を焼付ける。
ところで、ステイ部3を構成する上下の平板部
31,32間には、上記ラバーの加硫成形時によ
る成形圧力により第12図に示す如くラバー12
が注入される。
従つて平板部31,32の長手方向に離間して
貫通成形した取付孔33,33の夫々に、ボルト
13を挿通し車体側部材15にボルト13を締結
しても、両平板部31,32間にはラバー12が
介在するため、経時的にラバー12の劣化により
ボルト13に弛みが生じる等締付座面の信頼性に
劣ることとなる。
尚図中14はワツシヤである。
本考案は以上の問題に対処すべく成されたもの
で、その目的とする処は、接合体構造を成すステ
イ部の接合面間が筒部内と連通するラバーマウン
ト装置において、ステイ部に設けた取付孔周りの
接合面間への加硫成形によるラバーの侵入を防止
して締付図面の信頼性の向上を図るとともに、設
計自由度の向上をも図つたラバーマウント装置を
提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、ステイ部の
一方の接合面の少なくとも取付孔より筒部側に取
付孔部を囲む突部を設け、該突部を加圧、又は溶
接により他方の接合面に密着させたことをその要
旨とする。
以下に本考案の好適実施例を第1図及び第2図
を基に第3図以降に従つて詳述する。
第3図は第1実施例の環状突部を示す要部縦断
面図で、第4図はその密着状態を示す同様の図で
ある。
本第1実施例では、前記装置1のステイ部3を
構成する上下の平板部31,32のうち上板部3
1の下面に、取付孔33を囲む断面逆三角形の環
状突起35をプレス成形により半抜き成形によつ
て垂下形成する。
そして上下の平板部31,32を重ね合わせ、
上下方向から加締めて第4図に示すように、環状
突起35を押し潰し、下板部32の上面に環状突
起35を加圧密着せしめ、既述したように平板部
31,32を上下からスポツト溶接11…して接
合する。
斯くして取付孔33周りを下板部32に密着し
た環状突起35により密閉する。従つて取付孔3
3周りの接合面間への加硫成形によるラバーの侵
入を防止することができ、その締付座面の信頼性
を確保することができる。
第5図は第2実施例を示すもので、上板部31
の取付孔33の下面周縁に環状突堤36を一体に
垂下形成して備え、第6図に示すようにこの環状
突堤36を下板部32上面に加圧密着し、同様に
平板部31,32をスポツト溶接11…して接合
した。
以上第1及び第2実施例では、何れも環状突部
35,36を密着した後、平板部31,32を別
の個所でスポツト溶接11…したが、第7図に示
す第3実施例のように、前記第1実施例と同様の
環状突起34を下板部32に加圧密着させつつ、
両平板部31,32を通電すれば同時にプロジエ
クシヨン溶接37により接合することができる。
従つて加圧後の後工程であつた溶接が不要とな
り、加圧と溶接接合が同時になされるため、作業
性の向上が図れ、しかも取付孔33周りへのラバ
ー12の侵入をリングプロジエクシヨン溶接37
により一層確実に防止することができる。
尚以上の各実施例では、第8図に示す如く個々
の取付孔33,33を夫々囲む環状突部34,3
4としたが、第9図に示すように、両取付孔3
3,33をともに囲む略長円形の環状突部38と
しても良く、又第10図に示すように、ステイ部
3の外端に開放された略U字形の突部39として
も良い。
ところで、ステイ部の平板部が薄肉である場合
は、断面逆三角形の前記突起35を加圧して押し
潰すことは比較的たやすいが、第11図に示され
るように、平板部31,32が厚肉である場合に
は、突起を密着させるのが困難となる。
そこで図示第4実施例のように、第2実施例の
環状突堤36とし、且つこの環状突堤36の径を
ボルト13の頭部13aの座面であるワツシヤ1
4よりも小径とし、リングプロジエクシヨン溶接
40をすれば、ボルト13の締付力をリング溶接
部40で直接受けることができる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ラ
バーマウント装置において、接合体構造を成すス
テイ部の一方の接合面の少なくとも取付孔より筒
部側に取付孔部を囲む突部を設け、該突部を加
圧、又は溶接により他方の接合面に密着せしめた
ため、取付孔周りの接合面間への加硫成形による
ラバーの侵入を確実に防止することができ、締付
座面の信頼性の向上を達成することができるとと
もに、設計自由度の向上をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用するラバーマウント装置
の側面図、第2図は同平面図、第3図は第1実施
例の突部を示す要部縦断面図、第4図はその作用
説明図、第5図は第2実施例の突部を示す要部縦
断面図、第6図はその作用説明図、第7図は第3
実施例を示す作用説明図、第8図、第9図及び第
10図は突部の平面形状を夫々示す各半截平面
図、第11図は第4実施例のステイ部と固定部材
との結合状態を示す縦断面図、第12図は従来例
を示す第11図と同様の図である。 尚図面中1はラバーマウント装置、2は筒部、
3はステイ部、4はマウントラバー、5は支持部
材、13はボルト、14はワツシヤ、15は固定
部材、31,32は平板部、33,33は取付
孔、34,35,36,38,39は突部、3
7,40はプロジエクシヨン溶接部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中間部に支持部材を埋設したマウントラバー
    を内周壁に加硫成形により焼付けた筒部と、こ
    れに連なるステイ部とを備え、ステイ部は接合
    体構造を成し、且つその接合両間が筒部内と連
    通し、該ステイ部に固定部材への取付孔を設け
    たラバーマウント装置において、 ステイ部の一方の接合面の少なくとも取付孔
    より筒部側に取付孔部を囲む突部を設け、 該突部を他方の接合面に密着して成るラバー
    マウント装置。 (2) 前記一方の接合面に設けた突部を他方の接合
    面に加圧して密着した前記実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のラバーマウント装置。 (3) 前記一方の接合面に設けた突部を他方の接合
    面に溶接して密着した前記実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のラバーマウント装置。
JP14862283U 1983-09-26 1983-09-26 ラバ−マウント装置 Granted JPS6056841U (ja)

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JP14862283U JPS6056841U (ja) 1983-09-26 1983-09-26 ラバ−マウント装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14862283U JPS6056841U (ja) 1983-09-26 1983-09-26 ラバ−マウント装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6056841U JPS6056841U (ja) 1985-04-20
JPH0215065Y2 true JPH0215065Y2 (ja) 1990-04-24

Family

ID=30330148

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JP14862283U Granted JPS6056841U (ja) 1983-09-26 1983-09-26 ラバ−マウント装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8967599B2 (en) 2011-03-31 2015-03-03 Honda Motor Co., Ltd. Torque arm for automobile

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427512U (ja) * 1977-07-27 1979-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5939230Y2 (ja) * 1980-12-29 1984-11-01 株式会社神戸製鋼所 制振複合金属板の取付け構造

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427512U (ja) * 1977-07-27 1979-02-22

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Publication number Publication date
JPS6056841U (ja) 1985-04-20

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