JPS628332Y2 - - Google Patents

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JPS628332Y2
JPS628332Y2 JP1981160189U JP16018981U JPS628332Y2 JP S628332 Y2 JPS628332 Y2 JP S628332Y2 JP 1981160189 U JP1981160189 U JP 1981160189U JP 16018981 U JP16018981 U JP 16018981U JP S628332 Y2 JPS628332 Y2 JP S628332Y2
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JP
Japan
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catalyst
catalyst container
exhaust manifold
container
flange
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JP1981160189U
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JPS5866108U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関における排気マニホールドと
触媒容器との接合構造に関する。
従来、自動車用内燃機関において、排気の通路
に触媒を設けて排気を浄化することはよく知られ
ており、モノリス型触媒(一般にハニカム状触媒
担体の表面に触媒を担持させたもの)を触媒容器
に収納して、排気マニホールドの出口部に接続し
た例が第1図(日産自動車発行サービス周報昭和
56年3月第436号第75頁に記載の構造)に示され
ている。
これについて説明すると、筒状の触媒容器1内
には、緩衝材として出口側内周面に配した無機繊
維耐熱クロス2と入口側内周面に配した金網3と
を介して、触媒を担持させたハニカム状触媒担体
4が収納されている。そして、触媒担体4の排気
出口面の端縁は無機繊維耐熱クロス2の端面とに
またがる環状の触媒キヤツプ5を介して触媒容器
1の出口側の段付面6に係止されている。
また、触媒担体4の排気入口面の端縁は金網3
の端面とにまたがる環状の触媒キヤツプ7を介し
て排気マニホールド8のフランジ部9内縁側の段
付面10に係止されるようになつており、触媒容
器1のフランジ部11と排気マニホールド8のフ
ランジ部9外縁側とはガスケツト12を介してス
タツドボルト13及びナツト14により締付け固
定されている。
しかしながら、このような従来の排気マニホー
ルドと触媒容器との接合構造にあつては、これら
の間に挾み込むガスケツト12が第2図に示され
るようにカーボングラスフオイル15とステンレ
ス材16との総グロメツトタイプであり、触媒キ
ヤツプ7にてもシールがなされるとはいえ、排気
が直接ガスケツト12に触れることもあるので、
高温時にガスケツト12中のカーボングラスフオ
イル15が雰囲気中の酸素と反応して酸化する結
果、消失し、締付力の低下が発生するため、耐久
性に劣り、排気が外部へ洩れてしまうことがある
という問題点があつた。
本考案はこのような従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものであつて、第1のシ
ール手段として触媒担体の排気入口面の端縁と緩
衝材の端面とにまたがつて環状の金網及び該金網
を覆う触媒キヤツプを配して排気の直接の進入を
抑え、第2のシール手段として触媒キヤツプの外
側に位置させて触媒容器のフランジ部内縁側に金
属製パイプからなるOリングを配し、第3のシー
ル手段として触媒容器のフランジ部外縁側に面接
触部を形成して排気マニホールドのフランジ部と
面接触させることにより、十分なシール機能が得
られるようにしたものである。
以下、本考案を第3図に示す一実施例に基づい
て説明する。尚、この実施例において従来例(第
1図)と同一部分には同一符号を付して、異なる
部分について説明する。
触媒担体4の排気入口面の端縁は緩衝材として
の金網3の端面とにまたがる環状の触媒キヤツプ
7を介して排気マニホールド8のフランジ部9に
係止されるようになつている。ここで、触媒キヤ
ツプ7は断面コ字型に形成され、その内部(触媒
担体4側)には金網17が充填されている。この
ことは触媒キヤツプ5についても同様である。
又、触媒容器1のフランジ部11内縁側には座
グリ溝18が形成され、この溝18内にステンレ
ス材等の金属製パイプからなるOリング19が嵌
込まれている。したがつて、触媒容器1のフラン
ジ部11内縁側は金属製Oリング19を介して排
気マニホールド8のフランジ部9に当接する。
更に、触媒容器1のフランジ部11外縁側は排
気マニホールド8のフランジ部9との面接触部2
0として形成され、この部分で両フランジ部9,
11が面接触すると共にスタツドボルト13及び
ナツト14により締付け固定される。
かくして、排気マニホールド8のフランジ部9
と触媒容器1のフランジ部11とを締付け固定す
るときに、触媒キヤツプ7と金属製Oリング19
とを入れて、規定の締付け力で締付けることによ
り、触媒キヤツプ7と金属製Oリング19と面接
触部20とにより同心同状にシール部が形成され
る。
ここにおいて、内部の排気が接合部から外部へ
洩れようとする場合、先ず触媒キヤツプ7と排気
マニホールド8のフランジ部9との圧接部で遮断
され、次に金属製Oリング19と触媒容器1のフ
ランジ部11の座グリ溝18底面及び側面、更に
は排気マニホールド8のフランジ部9との3箇所
の圧接部で遮断され、次に触媒容器1のフランジ
部11の面接触部20と排気マニホールド8のフ
ランジ部9との接合面で遮断される。
よつて、十分なシール機能が得られると共に、
排気熱により又は直接排気に曝されてもシール機
能が損なわれることがなく、常に安定した性能が
得られる。
以上説明したように本考案によれば、排気マニ
ホールドと触媒容器との接合構造において、第1
のシール手段として触媒担体の端縁と緩衝材の端
面とを環状の金網及び該金網を覆う触媒キヤツプ
にてシールし、第2のシール手段として触媒キヤ
ツプの外側に位置させて金属製Oリングを配し、
第3のシール手段として触媒容器と排気マニホー
ルドとを面接触させて接合する3段階のシール構
造としたため、排気の外部への洩れをほぼ完全に
防止し得ると共に、排気熱等に曝されても劣化す
ることがなく十分な耐久性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は排気マニホールドと触媒容器との接合
構造の従来例を示す断面図、第2図は第1図の一
部拡大図、第3図は本考案による接合構造の一実
施例を示す断面図である。 1……触媒容器、4……触媒担体、5,7……
触媒キヤツプ、8……排気マニホールド、9,1
1……フランジ部、18……座グリ溝、19……
金属製Oリング、20……面接触部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の触媒容器に緩衝材を介して収納される触
    媒担体の排気入口面の端縁と緩衝材の端面とにま
    たがつて配した環状の金網及び該金網を覆う触媒
    キヤツプと、該触媒キヤツプの外側に位置させて
    触媒容器のフランジ部内縁側に配した金属製パイ
    プからなるOリングと、触媒容器のフランジ部外
    縁側に形成した面接触部とを備え、排気マニホー
    ルドのフランジ部に、触媒キヤツプ及びOリング
    を圧接させると共に、触媒容器の面接触部を面接
    触させて、排気マニホールドと触媒容器とを締付
    け固定するようにしたことを特徴とする排気マニ
    ホールドと触媒容器との接合構造。
JP16018981U 1981-10-29 1981-10-29 排気マニホ−ルドと触媒容器との接合構造 Granted JPS5866108U (ja)

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JP16018981U JPS5866108U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 排気マニホ−ルドと触媒容器との接合構造

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Publication Number Publication Date
JPS5866108U JPS5866108U (ja) 1983-05-06
JPS628332Y2 true JPS628332Y2 (ja) 1987-02-26

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JP16018981U Granted JPS5866108U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 排気マニホ−ルドと触媒容器との接合構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543262A (en) * 1978-09-21 1980-03-27 Mitsubishi Motors Corp Exhaust gas purifier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504211U (ja) * 1973-05-10 1975-01-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5543262A (en) * 1978-09-21 1980-03-27 Mitsubishi Motors Corp Exhaust gas purifier

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JPS5866108U (ja) 1983-05-06

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