JPH03223589A - 気密シール配管接続装置 - Google Patents

気密シール配管接続装置

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JPH03223589A
JPH03223589A JP2020013A JP2001390A JPH03223589A JP H03223589 A JPH03223589 A JP H03223589A JP 2020013 A JP2020013 A JP 2020013A JP 2001390 A JP2001390 A JP 2001390A JP H03223589 A JPH03223589 A JP H03223589A
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JP
Japan
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flange
flange portion
flanges
metal
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2020013A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ono
小野 恒一
Shunichi Yamada
俊一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP2020013A priority Critical patent/JPH03223589A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は気密シール配管接続装置に関し、特に電気的絶
縁をしなから気密シールして配管を接続する装置に関す
る。
L従来の技術] たとえば粒子加速器あるいはシンクロトロン放射(以下
S ORと略称する)装置においては、粒子あるいは電
子を加速するだめの容器およびビームライン内は104
Torr程度以上の超高真空に保たれる4粒子加速器や
SOR装置では、装置の運転状態を常に把握しビームの
質を改良したり、ビームを長時間安定的に蓄積したりす
るためにビームの計測か不可欠である。
たとえば近年、半導体の製造技術分!l’fは素子の微
細加工技術か進展するにつれて、X線すソクラフィ技術
か検討されてきている。高輝度のX線源としてSOR光
か注目されている。半導体製造における半導体霞光装置
の光源としてSOR装置を使用する場合には、装置全体
の自動化運転のためビームの計測装置か電子ビームライ
ンの所定位置に配置される。
ビームラインは導電体金属の配管が多数接続されたもの
で、配管内部は超高真空に維持される。
配管にはフランジか形成されており、隣り合う配管のフ
ランジ同士を配管の気密を保つ金属力スゲy1−等を介
してボルト締め等の締結手段によって締結される。
[発明か解決しようとする課題1 加速器、SOR装置等では強力なt磁石による綴場で粒
子や電子の進行方向を曲げる。この磁界内には電子軌道
を包む真空箱がある。真空箱は導体で作られており、パ
ルス状の電流で電磁石を通電すると、真空箱の表面に渦
電流が発生する。
発生した渦電流は真空箱に接続されるビームラインを伝
達してビームラインの途中に配置された測定器にノイズ
等の悪影響を与え、自動化の障害ともなる。したかつて
、配管の真空気密シール接続とともにビームラインの電
気絶縁も行う必要かある。
真空気密シールと電気絶縁の両方を同時に実施する接続
方法として、フランジのシール面にエナメルを焼き付け
し、ガスケットとしてメタルガスケットを使用すること
か知られている。この方法では配管製造後のフランジに
エナメルを焼き付けすることか圏誼な上に、エナメルの
焼き1寸は厚みかばらつき、真空気密シールが出来ない
場合かあり、信頼性に問題かある。さらに、メタルガス
ケットの代わりに電気絶縁性のOリングを使用する場合
には、フランジ面が接触したり、Oリングを位置きめす
るカイトリングを介してフランジ同士か接触して短絡す
る場合かある。
また、ゴムや樹脂製のガスケット材では材料からのカス
放出が大きく、ビームラインの真空度を超高真空に保つ
ことかむすかしい。
また、粒子加速器やSOR装置は放射能環境にあるため
装置の材料は充分に耐放射線性が考慮されねばならない
、たとえば、配管の気密シールのガスケットの材料とし
ては放射線による材質劣化を低減するなめ耐放射線性の
高い材料のほうが好ましい。
このように、粒子加速器やSOR装置では真空気密シー
ルと電気的絶縁の両方か要求され、しかも耐放射線性も
必要とされる。
本発明の目的は、超高真空の気密シールとともに真空配
管の電気的絶縁も同時に可能とし、かつ耐放射線性にす
ぐれた新規で信頼性の高い気密シール配管接続装置を提
供することである。
「課題を解決するための手段] シール部材として金属ガスゲットで挟んだ電気的絶縁体
リングを用いる。一方の配管のフランジ部と他方の配管
のフランジ部で、そのシール部材を挟持し、両7ランジ
部間の電気的絶縁性を保って両フランジ部間を締め付け
固定する締結具を装着し、締結具か両フランジ部を互い
に近接するように締め付けることにより金属力スケット
部材か塑性変形して両フランジ部間を気密シールする。
[作用] フランジ部は、締結具により電気的絶縁性を保って締結
され、フランジのシール面ではシール部材の電気絶縁体
リングにより電気絶縁され、しかもシール部材の金属力
スケットは塑性変形して真空気密シールを行う。
「実施例] 第1図は、本発明の実施例による真空気密シール装置の
実施例の断面図である。第2図は、第1図の実施例の矢
視方向の半断面図である6図において、10は真空箱で
あり、例えばSOR装置の場合では蓄積電子軌道があり
、強力な電磁石による磁場中に配置され、内部は超高真
空に保たれている。20は真空タクトでありビームライ
ンを構成する。真空箱10と真空ダクト20のいずれも
ステンレス等の金属材料で作られている。真空タフ1−
20の延長光に図示しない測定器やビーム利用装置か設
置される。
真空箱10の一端にビームの導入孔としての開孔部11
か設けられ、さらにその開孔部11には真空タクト12
とその先端に形成されたフランジ13か形成されている
。これらはすべてステンレス等の電気的伝導材で形成さ
れている。フランジ13は図示のようにその断面がフラ
ンジの半径方向外側に向うに従って先細りとなるテーパ
形状の背面を有する。フランジ13は相手側フランジと
対向し、気密シール面となるフランジ面14を有する。
一方、相手側の真空タフ1−20にもフランジ21か設
けられ、その背面はフランジ13と同様なテーパ状の断
面形状を持つ、22は相手側フランジと対向し気密シー
ルを行うためのフランジ面である。
フランジ13と21との間にシール部が挟持される。シ
ール部は2枚の金属製カスケント30と、両金属力スケ
ット30で挟まれる電気絶縁材からなる絶縁リング31
とで構成される。金属カスケント30と絶縁リング31
の中央部にはビームを通過するための開孔部が設けられ
る。ガスケット30は、外気圧と内部の超高真空との゛
圧力差に耐えうるだけの剛性を持ち、しかも両側のフラ
ンジによる圧縮力で容易に塑性変形し、高い耐放射線性
を有する金属材料で構成される0例えばアルミニュウム
か選ばれる。ガスケット30は両側のフランジによって
絶縁リング31に押圧されて少ない圧力て容易に塑性変
形をするため、フランジ面14.22との接触部を三角
形の頂点となるように整形しである。したかって、圧縮
圧力によりその接触頂点はつぶれて図示のように変形す
る。
絶縁リング31はフランジ間の電気絶縁を行い、しかも
圧縮圧力に耐えうる充分な強度を持つ材料か選択される
。%Iえは、セラミックス材料か好ましい、セラミック
ス材料の絶縁リング31のガスケット30との密着面は
超精密研磨して平滑として真空気密シール可能とする。
フランジ13.21の外側には両フランジを締結固定す
るためのクランプ金具40か設けられる。
クランプ金具40の断面は第1図に示すように両フラン
ジ13.21の断面形状と係合するような凹形状を有す
る。クランプ金具40は第2図に示すように、隙間41
をあけて−F下のピースに2分割されていて、上下のピ
ースをボルト42で締め付けることにより互いに接近す
る。
クランプ金具40とフランジ13.21との間には絶縁
サポート部材50か挟まれている。絶縁サポート部材5
0は電気絶縁体、例えばベークライ1〜やF RPのよ
うな材7゛1で作られるとよい、絶縁サポート部材50
は真空気密シールをする必要はないので、クランプ金具
40とフランジ13゜21間との絶縁を保ち、かつクラ
ンプ金具40による締め付け力に耐え、その力をフラン
ジ1321に伝えるだけの剛性を有すればよい。
第1図と第2図に示す構成で、クランプ金具40のボル
ト42を締め込むと、上下のピースが接近して絶縁サポ
ート部50を介して、両フランジ13.21にフランジ
同士を接近させる方向に押圧力を与える。フランジ13
.21の押圧力はフランジ面14.22からカスケラト
30の接触部に伝達さ・れて、この押圧力によってカス
ケノ1−30は絶縁リング31との間で塑性変形し、締
結された両フランジ間の気密シールを形成する。この際
、フランジ同士は絶縁リング31と絶縁サポート部50
とで絶縁されており、真空箱10で発生した渦電流は真
空タクト20には伝わらない。
また、フランジ面14.22に金属力スゲント30との
密着による圧痕かできたとしても、新しいカスゲン1−
30の位置をその圧痕からすらして配置することにより
気密シールは可能であり、フランジの交換は不要で、フ
ランジ13.21か再使用できる。
以上実施例に沿って本発明を説明したか、本発明はこれ
らに制限されるものではない、たとえば、神々の変更、
改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろ
う。
「発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、気密シールと同
時に、接続する配管同士の電気的絶縁が可能で、しかも
耐放射線性にすぐれた気密シール接続装置か提供される
また本発明によれば、上記効果に加え、再使用か可能で
信頼性か高い気密シール接続装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による気密シール配管接続装置
の断面図、 第2図は第1図の実施例の配管軸方向からみた図である
。 図において、 10     真空箱 11     開孔部 12.20   真空タクト 13.21   フランジ 14 。 0 1 0 1 2 0 2 フランジ面 力スケノト 絶縁リング クランプ金具 隙間 ボルト 絶縁サポート部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、電気的導体からなる第1の配管の端部に形成さ
    れた第1フランジ部と、 電気的導体からなる第2の配管の端部に形成された第2
    フランジ部と、 前記第1のフランジ部と第2のフランジ部の間で挟持さ
    れるシール部材と、 前記第1のフランジ部と第2のフランジ部とを両フラン
    ジ間の電気絶縁性を保って締め付け固定する締結具とを
    有し、 前記シール部材はさらに、電気絶縁体リングと、前記電
    気絶縁体リングと前記第1フランジ部と第2フランジ部
    のそれぞれとで挟持される金属ガスケットとを含み、前
    記締結具が前記第1のフランジ部と第2のフランジ部と
    を互いに近接するように締め付けることにより前記ガス
    ケットが塑性変形して前記第1と第2のフランジ部間を
    気密シールする気密シール配管接続装置。
  2. (2)、前記ガスケットは、前記第1のフランジ部と第
    2のフランジ部の面と接触する三角形の頂点を持つ断面
    形状を有する金属材料からなる請求項1記載の気密シー
    ル配管接続装置。
  3. (3)、前記締結具は、前記第1のフランジ部と第2の
    フランジ部との間に挟持された電気絶縁体を含み、前記
    電気絶縁体を介して前記第1のフランジ部と第2のフラ
    ンジ部とを互いに接近するように締め付ける請求項1あ
    るいは2記載の気密シール配管接続装置。
  4. (4)、前記第1のフランジ部と第2のフランジ部は、
    そのフランジ面に垂直な断面が前記フランジ部の半径方
    向外側に向って狭くなるテーパ形状を有し、前記締結具
    は前記フランジ部のテーパ形状と係合する断面形状の凹
    部を有し、前記締結具を前記フランジ部の半径方向内側
    に向って締め付けることにより前記第1のフランジ部と
    第2のフランジ部が近接する方向の押圧力を発生する請
    求項3記載の気密シール配管接続装置。
JP2020013A 1990-01-30 1990-01-30 気密シール配管接続装置 Pending JPH03223589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019173836A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 国立大学法人神戸大学 二重構造管、及び配管システムの製造方法
JP2019173838A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 国立大学法人神戸大学 リング付き配管、及び管継手構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113889A (en) * 1980-02-08 1981-09-08 Esu Tee Sangyo Yuugen Pipe with folded flange
JPS63167190A (ja) * 1986-12-27 1988-07-11 株式会社日立製作所 絶縁継手

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