JPS5842607B2 - 絶縁媒体封入変圧器 - Google Patents
絶縁媒体封入変圧器Info
- Publication number
- JPS5842607B2 JPS5842607B2 JP13234476A JP13234476A JPS5842607B2 JP S5842607 B2 JPS5842607 B2 JP S5842607B2 JP 13234476 A JP13234476 A JP 13234476A JP 13234476 A JP13234476 A JP 13234476A JP S5842607 B2 JPS5842607 B2 JP S5842607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- bushing
- transformer
- insulating
- finger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は絶縁媒体封入変圧器の改良に関する。
例えば変圧器本体を収納したタンク内に封入されるＳＦ
６ガスなどの絶縁ガスは不燃性および非爆発性であるた
め、ビル施設や危険物施設内の防災形変圧器として多く
用いられている。
６ガスなどの絶縁ガスは不燃性および非爆発性であるた
め、ビル施設や危険物施設内の防災形変圧器として多く
用いられている。
このような変圧器はビルの地下変電所や屋上変電所に設
置されるので輸送制限が厳しく輸送荷姿は可能な限り小
形且つ廚量でなければならない。
置されるので輸送制限が厳しく輸送荷姿は可能な限り小
形且つ廚量でなければならない。
第１図は従来の絶縁媒体封入変圧器の一例である。
図において１は内部にＳＦ６ガスなどの絶縁ガス２を封
入した圧力容器を形成するタンク、３はタンク１内に収
納された変圧器本体、４は変圧器本体３のコイル、５は
乾式あるいは油入のブヅシング、６はブッシング５を取
付けるタンク１の取付座、７はコイル４とブッシング５
とを接続する接続線、８は接続線７を接続するため作業
者がタンク１内に入るマンホールである。
入した圧力容器を形成するタンク、３はタンク１内に収
納された変圧器本体、４は変圧器本体３のコイル、５は
乾式あるいは油入のブヅシング、６はブッシング５を取
付けるタンク１の取付座、７はコイル４とブッシング５
とを接続する接続線、８は接続線７を接続するため作業
者がタンク１内に入るマンホールである。
かかるものは、輸送荷姿を小形にするためブッシング５
を取はずして輸送し、現地に据付した後に別送したブッ
シング５を取付座６に取着し、タンク１内に乾燥空気を
入れ、作業者がマンホール８から入って接続線７を接続
してから、タンク１内を真空引き後に絶縁ガス２を規定
圧力に封入してから現地運転に入っている。
を取はずして輸送し、現地に据付した後に別送したブッ
シング５を取付座６に取着し、タンク１内に乾燥空気を
入れ、作業者がマンホール８から入って接続線７を接続
してから、タンク１内を真空引き後に絶縁ガス２を規定
圧力に封入してから現地運転に入っている。
しかるに、上記のものは現地で糺立後にタンク１内に作
業者が入って作業するので、作業後タンク１内を真空引
きや絶縁ガスを封入したりしなければならず、変圧器の
価格を上げる一因になっている。
業者が入って作業するので、作業後タンク１内を真空引
きや絶縁ガスを封入したりしなければならず、変圧器の
価格を上げる一因になっている。
このような欠点を除去するには現地での据付作業を低減
することが最もよい方法である。
することが最もよい方法である。
本発明はブッシングを取外した変圧器タンク内に絶縁媒
体を封入したま＼輸送し、現地組立時にタンク内部を−
切いじらずにブッシングを取付けするようにして据付作
業を簡易化した絶縁媒体封大変圧器を提供することを目
的とする。
体を封入したま＼輸送し、現地組立時にタンク内部を−
切いじらずにブッシングを取付けするようにして据付作
業を簡易化した絶縁媒体封大変圧器を提供することを目
的とする。
以下本発明を図面に示す一実施例について訝明する。
第２図において、第１図と同じ部品は同一符号としたの
で説明は省略する。
で説明は省略する。
１０はタンク１の開口周縁に設けた取付座６にバッキン
グ１１を介して取付けた中空がいしからなるブッシング
、１２は取付座６のタンク１内方にバッキング１３を介
して取付けられかつ中心部に貫通孔を有する絶縁部材、
１４は絶縁部材１２の中心部に設けられ前記貫通孔を密
閉する仕切板、１５は仕切板１４のタンク１内方に設け
た接続線７を接続する端子、１６は仕切板１４のタンク
１外方に設けたフィンガー状接触イ、１７はブッシング
１０の中心を貫通する導体であって、一方は、ブッシン
グ１０の頭部に設けられたベローズ１８に固定され、他
方はフィンガー状接触−７１６に接触して貫通し、その
先端に設けられた棒状の突部１７ａが仕切板１４に設け
た片開き弁１９を押開いている。
グ１１を介して取付けた中空がいしからなるブッシング
、１２は取付座６のタンク１内方にバッキング１３を介
して取付けられかつ中心部に貫通孔を有する絶縁部材、
１４は絶縁部材１２の中心部に設けられ前記貫通孔を密
閉する仕切板、１５は仕切板１４のタンク１内方に設け
た接続線７を接続する端子、１６は仕切板１４のタンク
１外方に設けたフィンガー状接触イ、１７はブッシング
１０の中心を貫通する導体であって、一方は、ブッシン
グ１０の頭部に設けられたベローズ１８に固定され、他
方はフィンガー状接触−７１６に接触して貫通し、その
先端に設けられた棒状の突部１７ａが仕切板１４に設け
た片開き弁１９を押開いている。
片開き弁１９は突部１７ａを抜くと閉じるようになって
いる。
いる。
第３図は輸送中の状態であって第２図の状態からブッシ
ング１０および導体１７を外してタンク１の取付座６に
盲蓋２０を取付けたものである。
ング１０および導体１７を外してタンク１の取付座６に
盲蓋２０を取付けたものである。
変圧器製造工場では接続線７は絶縁部材１２の端子１５
にボルトで接続されている。
にボルトで接続されている。
タンク１内部には絶縁ガス２をほぼ運転規定圧力に封入
して輸送すれば、輸送あるいは保管放置時にたとえ片開
き弁１９から絶縁ガスが漏洩しても絶縁部材１２と盲蓋
２０との空間２ａが小さいので圧力はほとんど低下しな
い。
して輸送すれば、輸送あるいは保管放置時にたとえ片開
き弁１９から絶縁ガスが漏洩しても絶縁部材１２と盲蓋
２０との空間２ａが小さいので圧力はほとんど低下しな
い。
現地で据付が完了したら盲蓋２０を取外し、第２図のよ
うに導体１７と一体になった中空のブッシング１０を取
付座６に取付は導体１７の内側端をフィンガー状接触−
ｆ１６に係合させる。
うに導体１７と一体になった中空のブッシング１０を取
付座６に取付は導体１７の内側端をフィンガー状接触−
ｆ１６に係合させる。
この作業中間じている片開き弁１９から少々絶縁ガスが
もれても短時間なので不都合はない。
もれても短時間なので不都合はない。
次にブッシング１０の頭部のベローズ１８を貫通した導
体１７を押すと、導体１７はフィンガー状接触７１６に
押込まれ突部１７ａが片開き弁１９を押し開き、タンク
１内に封入されていた絶縁ガス２がブッシング１０内の
空間２ｂに入りｉｆｆが完了する。
体１７を押すと、導体１７はフィンガー状接触７１６に
押込まれ突部１７ａが片開き弁１９を押し開き、タンク
１内に封入されていた絶縁ガス２がブッシング１０内の
空間２ｂに入りｉｆｆが完了する。
以上の様に本発明によれば、絶縁媒体封入変圧器をタン
クに設けられたブッシング取付用孔を密閉して取付けら
れ変圧器本体のコイルの接続線を絶縁支持する絶縁部材
と、この絶縁部材のタンク外部に設けられ変圧器本体の
コイルの接続線と電気的に接続するフィンガー状接触イ
と、タンクの孔の外側に着脱自在に取付０内部導体をフ
ィンガー状触了に接続される、中空ブッシングと、内部
導体がフィンガー状接触イに接続された時に内部導体先
端部により押し開きタンク内とブッシング内とを連通さ
せる片開き弁とから構成するようにしたので、輸送時は
ブッシングを取外した状態でタンク内に絶縁媒体を封入
して輸送でき、また据付時はブッシングをタンクに取付
ける際にタンク内を−切いじらないで取付け、ブッシン
グ内には絶縁媒体が自動的に充填できるので、現地での
組立工程が少なくなり、変圧器の製造価格が大巾に低減
されると共に、現地のような環境の良くない場所で組立
時にタンク内部を開けることがないため変圧器の信頼性
が向上するなどのすぐれた効果がある。
クに設けられたブッシング取付用孔を密閉して取付けら
れ変圧器本体のコイルの接続線を絶縁支持する絶縁部材
と、この絶縁部材のタンク外部に設けられ変圧器本体の
コイルの接続線と電気的に接続するフィンガー状接触イ
と、タンクの孔の外側に着脱自在に取付０内部導体をフ
ィンガー状触了に接続される、中空ブッシングと、内部
導体がフィンガー状接触イに接続された時に内部導体先
端部により押し開きタンク内とブッシング内とを連通さ
せる片開き弁とから構成するようにしたので、輸送時は
ブッシングを取外した状態でタンク内に絶縁媒体を封入
して輸送でき、また据付時はブッシングをタンクに取付
ける際にタンク内を−切いじらないで取付け、ブッシン
グ内には絶縁媒体が自動的に充填できるので、現地での
組立工程が少なくなり、変圧器の製造価格が大巾に低減
されると共に、現地のような環境の良くない場所で組立
時にタンク内部を開けることがないため変圧器の信頼性
が向上するなどのすぐれた効果がある。
第１図は従来の絶縁媒体封入変圧器の一例を示す縦断面
図、第２図は本発明の絶縁媒体封入変圧器の要部の一実
施例を示す縦断面図、第３図は第２図の輸送中の状態を
示す縦断面図である。 １・・・・・・タンク、２・・・・・・絶縁ガス、３・
・・・・・変圧器本体、６・・・・・・取付座、７・・
・・・・接続線、１０・・・・・・ブッシング、１２・
・・・・・絶縁部材、１７・・・・・・導体、１８・・
・・・・ベローズ、１９・・・・・・片開き弁。
図、第２図は本発明の絶縁媒体封入変圧器の要部の一実
施例を示す縦断面図、第３図は第２図の輸送中の状態を
示す縦断面図である。 １・・・・・・タンク、２・・・・・・絶縁ガス、３・
・・・・・変圧器本体、６・・・・・・取付座、７・・
・・・・接続線、１０・・・・・・ブッシング、１２・
・・・・・絶縁部材、１７・・・・・・導体、１８・・
・・・・ベローズ、１９・・・・・・片開き弁。
Claims (1)
- １ 内部に変ｉｆ：、器本体及Ｏ絶縁媒体が封入された
タンクと、このタンクに設けたブッシング取付用孔を密
閉するように取付けられ前記変圧器本体のコイルの接続
線を絶縁支持する絶縁部材と、この絶縁部材のタンク外
部に設けられ前記変圧器本体のコイルの接続線と電気的
に接続するフィンガー状接触了と、前記タンクの孔の外
側に着脱自在に取付けられ内部導体が前記接続線に接続
される中空のブッシングと、前記絶縁部材に設けられブ
ッシングの内部導体がフィンガー状接触イと接続された
時内部導体先端部により押し開かれタンク内とブッシン
グ内とブッシング内とに絶縁媒体を連通させる片開き弁
とから７よる絶縁媒体封入変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13234476A JPS5842607B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 絶縁媒体封入変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13234476A JPS5842607B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 絶縁媒体封入変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5357425A JPS5357425A (en) | 1978-05-24 |
| JPS5842607B2 true JPS5842607B2 (ja) | 1983-09-21 |
Family
ID=15079135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13234476A Expired JPS5842607B2 (ja) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | 絶縁媒体封入変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842607B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5947208U (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-29 | 日新電機株式会社 | ガス絶縁電気装置 |
| JP5925443B2 (ja) * | 2011-08-02 | 2016-05-25 | 株式会社東芝 | 静止誘導電気機器およびその製造方法 |
| CN105428042B (zh) * | 2015-12-28 | 2017-04-05 | 保定天威保变电气股份有限公司 | 密封型高压电流贯通器 |
| DE102018201477A1 (de) * | 2018-01-31 | 2019-08-01 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrisches Gerät mit Zwischenstück |
-
1976
- 1976-11-05 JP JP13234476A patent/JPS5842607B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5357425A (en) | 1978-05-24 |
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