JPS6224923Y2 - - Google Patents

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JPS6224923Y2
JPS6224923Y2 JP1978052406U JP5240678U JPS6224923Y2 JP S6224923 Y2 JPS6224923 Y2 JP S6224923Y2 JP 1978052406 U JP1978052406 U JP 1978052406U JP 5240678 U JP5240678 U JP 5240678U JP S6224923 Y2 JPS6224923 Y2 JP S6224923Y2
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JP
Japan
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water
stop valve
water storage
hole
outside
Prior art date
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Expired
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JP1978052406U
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JPS54155159U (ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は屋外柱上用電気機器の密封ケースに備え
た水抜き装置の改良に係り、特に、密封ケース内
に雨水が浸入して貯まつた場合、これをケース外
へ排水させ、かつその後の気密保持が継続的に行
ない得る構造に関するものである。
本来、この種の電気機器用の密封ケースは機能
上、絶縁耐力の低下、電極等の金属部分の発錆等
を招へいしないように雨水等の浸入を防止するよ
うに気密構造となつている。
しかしながら組立及び製作不良等によつてケー
スの溶接部、パツキン部からの雨水の浸入或いは
雷害等によるブツシングのひび割れ等による雨水
の浸入の発生は僅少ではあるがどうしてもさけら
れない。
この為、雨水等ケース内に浸入した場合を考慮
して従来においては、例えば第1図に示すように
ケース100の最下部に位置した箇所にナツト1
01を溶接し、その穴101aを排水穴としこれ
にパツキン102を介してボルト103の取り外
しによつてケース内の雨水を外部へ排水するよう
にしていた。
ところがこのような構造の場合、上記した如く
柱上等作業が制限を受ける場所でボルトを完全に
取り外して排水しなければならず、この為に取り
外したボルトを紛失することがよくある外、又ボ
ルトが錆付きによつて取り外すことの出来ない
等、保守、点検上での不便さがあつた。
本案はこれら欠点を解消することを目的とする
もので、密封ケース1の最下部に位置して貯水部
を形成し、該貯水部に、下面に細径部3aを突設
した浮子式止水栓3を、上記細径部3aが貯水部
底面に設けた透穴2aを通じて外部に突出するよ
うにして浮上自在に設置し、上記止水栓3には、
常に上記透穴2aを閉止する下降位置をとる重力
と、貯水部内の溜水が所定量に達したとき前記溜
水を外部に放出する上昇位置をとる浮力とを與え
る自動的に作動する弁機能をもたせたことを特徴
とするものである。
以下本案の実施例について説明する。図中1は
密封用ケースであり、その最下部に位置して下方
に突出する円筒状の貯水部2を形成している。3
は細径部3aを貯水部2の透穴2aより突出して
収納した止水栓であり、第4図において拡大部3
bの係合面3b′にはパツキン4を止着している。
3dは細径部に設けた通水孔、3bは止水栓の昇
降ガイド、イは溜水を示す、貯水部2の水位が止
水栓3を浮上させるだけの充分な浮力を与える迄
になつたとき、止水栓3は自然に上昇され溜水を
透穴2a或いは通水孔3dより外部に放出させ
る。水位が下がれば自動的に止水栓3は元位置に
降下して貯水部内の気密保持を行なう。又、第3
図に示すものは止水栓3の周囲に連通孔7aを形
成した収納筒7が設けてあり、これによつて止水
栓の昇降運動が規制されその細径部3aが通水孔
2eより離脱しないようにしている。
止水栓の細径部に錘(おもり)を付加して常に
止水栓を降下方向に付勢するとよい。8は密封ケ
ース1の両側に対向して取付けたブツシング、9
は本体碍子、可動固定電極、消弧装置等の主要部
を示す。
本案は以上の構造からなり、特に浮子式止水栓
を使用したので、所定量の溜水により自動的に止
水栓が上昇して、貯水部内に貯まつていた雨水を
簡単に排出することが出来、而も排水した後は自
動的に止水栓が元に復帰してケース内の気密保持
を継続することができるもので、この点で点検、
保守作業が一段と至便となる等実用上有効なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は屋外柱上用電気機器に備えた従来の水
抜き装置の縦断面図、第2図は本考案の水抜き装
置を備えた屋外柱上用電気機器の縦断面図、第3
図及び第4図はそれぞれ本考案の実施例を示す縦
断面図である。 1…密封ケース、2…貯水部、2a…透穴、3
…浮子式止水栓、3a…細径部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 密封ケース1の最下部に位置して貯水部を形成
    し、該貯水部に、下面に細径部3aを突設した浮
    子式止水栓3を、上記細径部3aが貯水部底面に
    設けた透穴2aを通じて外部に突出するようにし
    て浮上自在に設置し、上記止水栓3には、常に上
    記透穴2aを閉止する下降位置をとる重力と、貯
    水部内の溜水が所定量に達したとき前記溜水を外
    部に放出する上昇位置をとる浮力とを與える自動
    的に作動する弁機能をもたせたことを特徴とする
    屋外柱上用電気機器に備えた水抜き装置。
JP1978052406U 1978-04-20 1978-04-20 Expired JPS6224923Y2 (ja)

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JP1978052406U JPS6224923Y2 (ja) 1978-04-20 1978-04-20

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54155159U JPS54155159U (ja) 1979-10-29
JPS6224923Y2 true JPS6224923Y2 (ja) 1987-06-25

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