JPS582017Y2 - 油入電気機器の栓装置 - Google Patents

油入電気機器の栓装置

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Publication number
JPS582017Y2
JPS582017Y2 JP17589477U JP17589477U JPS582017Y2 JP S582017 Y2 JPS582017 Y2 JP S582017Y2 JP 17589477 U JP17589477 U JP 17589477U JP 17589477 U JP17589477 U JP 17589477U JP S582017 Y2 JPS582017 Y2 JP S582017Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
hole
plug
seat
electrical equipment
Prior art date
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Expired
Application number
JP17589477U
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English (en)
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JPS54101428U (ja
Inventor
英三 末吉
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油入電気機器の栓装置に関する。
油入電気機器は、その機器の事故防止又は機器の劣化程
度を判定する為に定期的に絶縁油を採取しかつ分析して
いる事は周知の通りである。
従来この絶縁油の採取方法としては、機器下部に設けた
排油栓又は排油弁より行なうようにしているが、小形変
圧器等の汎用油入電気機器の場合、排油弁の装備は高価
となる上、機器の寸法を大きくする為、大部分が、第1
図及第2図に示す様な排油栓を採用している。
すなわち、第1図に示す排油栓は円筒状をした座1を、
内部に絶縁油2を収納したタンク3側壁下部に溶接して
設け、この座1の内側の貫通孔1aにゴムからなる栓体
4を挿入してキャップ5により押えつけたものである。
また第2図に示す排油栓は、タンク3に設けた座11の
貫通孔11 aを設け、このネジ部11 bに螺合する
キャップ15をパツキン6を介して取付けたものである
これら排油栓の採油の手順は第1図の場合キャップ5を
外し、次に栓体4を抜き取ればよく、また第2図の場合
はキャップ15を取り外せばよい。
しかしながら上記のいずれの排油栓においても採油にあ
たっては次のような欠点があった。
すなわち、排油を主とした構造の為、栓体4を抜き取っ
たり、キャップ15を外せばすぐに大量の絶縁油がとび
出し、ごく小量の採油を行なう作業は困難である。
また排油栓はタンク3内の絶縁油2を排出することが目
的であるからタンク3下部に設けられており、そこには
常時オイルヘッドがかかつているので、採油後、栓体4
やキャップ15を元の位置に戻すときその圧力の為に絶
縁油2が飛散して放出することがある。
本考案はこれらの欠点を除去するためになされたもので
、その目的とするところは絶縁油を採取する作業が容易
で、しかも絶縁油の飛散がない油入電気機器の栓装置を
提供することにある。
以下本考案を第3図及び第4図に示す一実施例を参照し
て説明をする。
第3図に示すように、絶縁油2を収納したタンク3の側
壁下部に円筒状の座11を取付ける。
この座11の貫通孔11 aの内面にはタンク3側から
小径部11b、大径部11 Cの順に配置された段差が
形成されている。
この座11の貫通孔11 aにゴム等の弾性体からなる
栓体14が挿入される。
この栓体14は中央部にタンク3の内側を連通ずる孔1
4aが形成されており、またその半径方向の大きさは座
11の小径部11 bに挿入された際圧縮されて孔14
aが閉塞される大きさを有している。
従ってこの栓体14aを座11に挿入するにあたって座
11の大径部11 Cまで挿入すれば栓体14の孔14
aが開口した状態に保持され、そして更に座11の小径
部11 bまで挿入すればその小径部11 bによって
圧縮されて栓体14の孔14aの一部が閉塞された状態
となる。
なお、この栓体14は定常時には第3図に示すように座
11の開口端部外周のネジ部11 dに螺合されたキャ
ップ5によって座11に押し付けられている。
この場合第5図に示すようにキャップ5に代えてカバー
7をボルト8により座11に固定して栓体14を押し付
けるようにしてもよい。
次に上述のように構成した栓装置の採油手順について説
明する。
第3図に示す定常時の状態からキャップ5を外した後、
第4図に示すように栓体14をその先端部が大径部11
Cの内側に位置するまで引き抜く。
そうすると栓体14の孔14 aが閉塞状態から開放さ
れるので、この孔14aを通してタンク3内の絶縁油2
を採取することができる。
この場合絶縁油2は栓体14の比較的小さい孔14aを
通して流出するので、一度に大量に放出することはなく
、また採油を終えた後再びキャップ5を取り付ける場合
にも絶縁油2が小量ずつ流出している状態であるから、
絶縁油2を飛散させずに取り付けることができる。
一方、排油栓として使用する場合にはキャップ5を外し
た後栓体14を取り外せば従来と同様速やかに排油する
ことができる。
このように本考案による油入電気機器の栓装置において
は、装置を大形化することなく絶縁油を採取する作業が
容易に行え、しかも絶縁油の飛散をなくすことができる
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来の排油栓を示す断面図
、第3図は本考案による油入電気機器の栓装置を示す断
面図、第4図は本考案による栓装置の採油時の状態を示
す断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す断面図で
ある。 2・・・・・・絶縁油、3・・・・・・タンク、5・・
・・・・キャップ、7・・・・・・カバー、11・・・
・・・座、11 a・・・・・・貫通孔、11 b・・
・・・・小径部、11 C・・・・・・大径部、14・
・・・・・栓体、14a・・・・・・孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に絶縁油を収納したタンクに設けられ、内側の貫通
    孔に、タンク側から小径部及び大径部の順に配置された
    段差を有する筒状の座と、この座の貫通孔に挿入され、
    前記タンクの内側と外側とを連通ずる孔を有するととも
    に前記段差の小径部によって前記孔が閉塞される半径方
    向の大きさを有する弾性体で形成された栓体とからなる
    油入電気機器の栓装置。
JP17589477U 1977-12-28 1977-12-28 油入電気機器の栓装置 Expired JPS582017Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17589477U JPS582017Y2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 油入電気機器の栓装置

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JP17589477U JPS582017Y2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 油入電気機器の栓装置

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Publication Number Publication Date
JPS54101428U JPS54101428U (ja) 1979-07-17
JPS582017Y2 true JPS582017Y2 (ja) 1983-01-13

Family

ID=29183890

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JP17589477U Expired JPS582017Y2 (ja) 1977-12-28 1977-12-28 油入電気機器の栓装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7361674B2 (ja) * 2020-11-19 2023-10-16 三菱電機株式会社 静止誘導器

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Publication number Publication date
JPS54101428U (ja) 1979-07-17

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