JP7361674B2 - 静止誘導器 - Google Patents

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Description

本開示は、防油堤を備えた静止誘導器に関する。
変圧器及び分路リアクトルを始めとする静止誘導器は、鉄心及びコイルを有している。静止誘導器の鉄心及びコイルは、絶縁油で満たされたケース内に収容されている。静止誘導器は、長期間使用されるため、大気中に含まれる腐食成分によってケースが錆び、錆びによって開いた穴から絶縁油が滲み出て漏れることがある。ケースから漏れ出た絶縁油が環境を汚染することを防止するために、静止誘導器には、ケースから漏れ出た絶縁油を溜める防油堤が設けられる。
特許文献1には、防油堤とケースとを一体とすることによって、容易に防油堤を設置できる変圧器用油タンクが開示されている。
特開平11-273961号公報
特許文献1に開示される変圧器用油タンクは、ケースから漏れ出た絶縁油を防油堤で溜めることができるが、防油堤に溜まった絶縁油を排出する機構を備えていないため、絶縁油を吸引するポンプ又は絶縁油を吸い取る吸油材を用いなければ、防油堤に溜まった絶縁油を除去できなかった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、防油堤に溜まった絶縁油を排出する機構を備えた静止誘導器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る静止誘導器は、鉄心と、鉄心に巻回されたコイルと、鉄心及びコイルを収容するケースとを備える。本開示に係る静止誘導器は、ケースに充填された絶縁油と、ケースを側方から覆う側壁部及びケースを下方から覆う底板部を備えた防油堤と、防油堤に設置された排油管とを備える。
本開示によれば、防油堤に溜まった絶縁油を排出する機構を備えた静止誘導器を得られるという効果を奏する。
実施の形態1に係る変圧器の正面図 実施の形態1に係る変圧器の断面図 実施の形態1に係る変圧器の断面図 実施の形態2に係る変圧器の断面図 実施の形態3に係る変圧器の正面図 実施の形態3に係る変圧器の断面図 実施の形態3に係る変圧器の断面図 実施の形態4に係る変圧器の断面図
以下に、実施の形態に係る静止誘導器を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る変圧器の正面図である。図2及び図3は、実施の形態1に係る変圧器の断面図である。図2は、図1中のII-II線に沿った断面を示している。図3は、図2中のIII-III線に沿った断面を示している。静止誘導器の一種である変圧器100は、鉄心1と、鉄心1に巻回されたコイル13とを備えている。コイル13は、低圧コイル2と、低圧コイル2の周りに巻回された高圧コイル3とを含んでいる。低圧コイル2と高圧コイル3との間には、不図示の絶縁部材が配置されており、低圧コイル2と高圧コイル3とは電気的に絶縁されている。
低圧コイル2及び高圧コイル3の鉛直方向における上方及び下方には、断面が角括弧状の支持部材4が設置されている。低圧コイル2及び高圧コイル3は、支持部材4によって鉛直方向における下方から支持されている。鉄心1のうち低圧コイル2及び高圧コイル3が巻回されていない部分は、前後から支持部材4によって挟まれている。
変圧器100は、鉄心1、低圧コイル2、高圧コイル3、絶縁部材及び支持部材4を収容するケース5を備えている。ケース5内には、絶縁媒体兼冷却媒体である絶縁油6が充填されており、鉄心1、低圧コイル2、高圧コイル3、絶縁部材及び支持部材4は、絶縁油6に浸っている。
また、変圧器100は、ケース5から漏れ出た絶縁油6を溜める防油堤7を備えている。防油堤7は、ケース5を側方から覆う側壁部7aと、ケース5を下方から覆う底板部7bとを備えている。なお、実施の形態1においては、ケース5の底面5bは、ケース5の側面5sよりも張り出しており、周縁部が上方に折り曲げられることによって防油堤7が形成されている。したがって、ケース5の底面5bは、底板部7bを兼ねている。ケース5の底面5bが底板部7bを兼ねることにより、軽量化が実現される。また、変圧器100は、側壁部7aに設置された排油管8を備えている。排油管8は、下側の内筒部8bが底板部7bと同じ高さとなるように設置されている。このため、防油堤7に溜まった絶縁油6は、側壁部7aにせき止められることなく排油管8に流れ込むことができる。なお、排油管8は、下側の内筒部8bが底板部7bよりも低くなるように設置されてもよい。また、変圧器100は、排油管8の先端部8aに着脱可能なキャップ9を備えている。
排油管8の先端部8aには、外周にねじが切られており、キャップ9がねじ止めされる。なお、排油管8の内周にねじを切ってキャップ9を取り付けることも可能であるが、排油管8の外周にねじを切って内周を平坦にする方が、絶縁油6が排油管8を流れやすい。
ケース5の鉛直方向における下方には、脚10が設置されている。脚10は、ケース5を鉛直方向における下方から支持する。脚10には、断面がL字状の鋼材が用いられている。なお、脚10には、断面が角括弧状の鋼材を用いてもよい。
ケース5が長時間大気中に暴露されることによってケース5に錆が生じて穴が開くと、絶縁油6がケース5の外に滲み出て漏れる。ケース5から漏れ出た絶縁油6は、側壁部7aにせき止められて防油堤7に溜められる。排油管8の先端部8aに取り付けられているキャップ9を外すことで、防油堤7に溜まった絶縁油6を防油堤7から排出することができる。
実施の形態1に係る変圧器100は、防油堤7に溜まった絶縁油6を排出する機構である排油管8を備えるため、防油堤7に溜まった絶縁油6を容易に除去することができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る変圧器の断面図である。実施の形態2に係る変圧器100は、排油管8を開閉するバルブ11を備える点と、キャップ9を備えていない点とで、実施の形態1に係る変圧器100と相違する。実施の形態1に係る変圧器100と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
実施の形態2に係る変圧器100は、防油堤7に溜まった絶縁油6を排出する際に、キャップを回す必要が無いため、工具を用いることなく絶縁油6を排出することができる。また、実施の形態2に係る変圧器100は、絶縁油6を排出する際に排油管8から取り外したキャップを紛失する恐れが無い。
図示は省略するが、ケース5内の絶縁油6を取り除く場合に備えて、ケース5にもバルブが設置される。実施の形態2に係る変圧器100は、ケース5に取り付けるものと同じバルブ11を排油管8に設置することで、部品の共通化によるコストの低減を図ることができる。
実施の形態3.
図5は、実施の形態3に係る変圧器の正面図である。図6及び図7は、実施の形態3に係る変圧器の断面図である。図6は、図5中のVI-VI線に沿った断面を示している。図7は、図6中のVII-VII線に沿った断面を示している。実施の形態1に係る変圧器100と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。実施の形態3に係る変圧器100は、ケース5の底面5bと底板部7bとが別の部材とされている。底板部7bは、排油管8が設置された側に向かって下がるように傾斜している。底板部7bには、ケース5を支持する複数の調整部材12が設置されている。複数の調整部材12は、排油管8から遠いものほど底板部7bとの高低差が小さくなっており、各調整部材12の上端の鉛直方向の位置は、同じになっている。したがって、ケース5は、複数の調整部材12により水平に支持されている。なお、複数の調整部材12を設置する代わりに、底板部7bから突出する突起を設けても、ケース5を水平に支持することができる。
実施の形態3に係る変圧器100は、底板部7bが、排油管8側に向かって下がるように傾斜しているため、ケース5から漏れ出た絶縁油6は、排油管8側に流れる。したがって、実施の形態3に係る変圧器100は、ケース5から漏れ出た絶縁油6を、効率良く排油管8から排出することができる。
なお、実施の形態2に係る変圧器100と同様に、排油管8にバルブ11を設置した場合も、ケース5から漏れ出た絶縁油6を、効率良く排油管8から排出することができる。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4に係る変圧器の断面図である。実施の形態4に係る変圧器100は、排油管8の先端部8aが底板部7bよりも低くなるように排油管8が斜めに設置されている点で実施の形態1に係る変圧器100と相違する。実施の形態1に係る変圧器100と同じ構成要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
実施の形態4に係る変圧器100は、排油管8の先端部8aが底板部7bよりも低い位置にあるため、排油管8内に絶縁油6が滞留しにくく、絶縁油6を効率良く排油管8から排出することができる。
なお、実施の形態2に係る変圧器100と同様に、排油管8にバルブ11を設置した場合も、ケース5から漏れ出た絶縁油6を、効率良く排油管8から排出することができる。また、実施の形態3に係る変圧器100と同様に、底板部7bを排油管8が設置された側が低くなるように傾斜させるとともに、底板部7bに複数の調整部材12を設置して、ケース5を水平に支持してもよい。
上記の各実施の形態においては、変圧器100を例に説明を行ったが、静止誘導器は変圧器に限定されることはない。例えば、静止誘導器は分路リアクトルであってもよい。また、上記の各実施の形態においては、排油管8が側壁部7aに設置された構造を例に説明を行ったが、排油管8は、底板部7bに設置されていてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 鉄心、2 低圧コイル、3 高圧コイル、4 支持部材、5 ケース、5b 底面、5s 側面、6 絶縁油、7 防油堤、7a 側壁部、7b 底板部、8 排油管、8a 先端部、8b 下側の内筒部、9 キャップ、10 脚、11 バルブ、12 調整部材、13 コイル、100 変圧器。

Claims (4)

  1. 鉄心と、前記鉄心に巻回されたコイルと、前記鉄心及び前記コイルを収容するケースと、前記ケースに充填された絶縁油と、前記ケースを側方から覆う側壁部及び前記ケースを下方から覆う底板部を備えた防油堤と、前記防油堤に設置された排油管とを備え
    前記底板部は、前記排油管が設置された側が下がるように傾斜しており、
    前記底板部には、複数の調整部材が設置されており、
    複数の前記調整部材の各々は、前記排油管から遠いものほど前記底板部との高低差が小さくなっており、
    前記ケースは、複数の前記調整部材の上に水平に設置されていることを特徴とする静止誘導器。
  2. 前記排油管の先端部に着脱可能なキャップを備えることを特徴とする請求項1に記載の静止誘導器。
  3. 前記排油管を開閉するバルブを備えることを特徴とする請求項1に記載の静止誘導器。
  4. 前記排油管は、前記排油管の先端が前記底板部よりも低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の静止誘導器。
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