JPH11273961A - 変圧器用油タンクおよびその油タンク装置 - Google Patents

変圧器用油タンクおよびその油タンク装置

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JPH11273961A
JPH11273961A JP9069198A JP9069198A JPH11273961A JP H11273961 A JPH11273961 A JP H11273961A JP 9069198 A JP9069198 A JP 9069198A JP 9069198 A JP9069198 A JP 9069198A JP H11273961 A JPH11273961 A JP H11273961A
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JP
Japan
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oil
oil tank
transformer
piping
bolt
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Application number
JP9069198A
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English (en)
Inventor
Takichiro Kyodo
太吉郎 京藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変圧器用油タンクおよび防油提を容易に輸送
でき、設置スペースに応じて容易に適切に設置を行うこ
とができる変圧器用油タンクを得ることである。 【解決手段】 油タンク2の下部に一体に設けられた防
油提6は、油の流出を防止すると共に油タンク2の強度
を保つための架台を兼ねる。また、油タンク2と防油提
6とが一体化しコンテナ化されているので、一体輸送を
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変圧器用油を貯蔵
する変圧器用油タンクおよびその変圧器用油タンク装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】変圧器用油の貯蔵する場合においては、
変圧器用油タンクを設置しそこに油を貯蔵している。こ
の場合において、消防法や所轄消防署の法令により、油
の流出防止のための防油提を設置し、その防油提の中に
変圧器用油タンクを設置している。
【0003】図4は、従来の変圧器用油タンクの斜視図
である。図4に示すように、変圧器用油タンク1は、油
を貯蔵しておく油タンク2と、強度維持のために油タン
ク2の底部に設けられた架台3と、変圧器用油タンク1
の吊り上げ時にワイヤーを引っかけるために使用する吊
り耳4と、他の変圧器用油タンク等と油配管を介して接
続するための配管用バルブ5とで構成されている。
【0004】このように構成された変圧器用油タンク1
は、複数個組み合わされて変圧器用油タンク装置を形成
している。すなわち、図5に示すように、複数個の変圧
器用油タンク1を1つの防油提6の内側に設置し、互い
に油配管7で連結している。
【0005】すなわち、変圧器用油タンク1を設置する
際には、まず防油提6を設置する。図6に示すように、
防油提6は、防油提用鉄板8と鉄板固定用フレーム9と
フレーム固定用単管パイプ10とから形成され、防油提
用鉄板8の表面上には、養生用鉄板11を設置し、その
上に防火防災シート12を設置する。そして、そのよう
に形成された防油提6の内側に変圧器用油タンク1を配
置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な変圧器用油タンク装置においては、変圧器用油タンク
1と防油提6とが別々であるため、変圧器用油タンク1
と防油提6とを別々に輸送することになる。また変圧器
用油タンク1を設置する前に防油提6を設置することに
なるため、変圧器用油タンク装置の設置期間が長くな
り、輸送上や工期上、さらには経済性の面からも不利と
なる場合がある。
【0007】また、変圧器用油タンク1を多数設置する
場合において、設置するスペースが広範囲にわたり、特
に構内が狭い建設現場等で油を仮貯蔵する時において
は、設置スペースが確保できない場合があった。
【0008】本発明の目的は、変圧器用油タンクおよび
防油提を容易に輸送でき、設置スペースに応じて容易に
適切に設置を行うことができる変圧器用油タンクおよび
その油タンク装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
変圧器用油タンクは、変圧器に供給する油を貯蔵する油
タンクと、油タンク本体の下部に設けられ油の流出を防
止するための防油提とを一体に設けたことを特徴とす
る。
【0010】請求項1の発明に係わる変圧器用油タンク
では、油タンクの下部に一体に設けられた防油提は、油
の流出を防止すると共に油タンクの強度を保つための架
台を兼ねる。また、油タンクと防油提とが一体化しコン
テナ化されているので、一体輸送を可能とする。
【0011】請求項2の発明に係わる変圧器用油タンク
は、請求項1に記載の変圧器用油タンクにおいて、油タ
ンクに設けられ他の油タンクと油配管を介して接続する
ための配管用バルブを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明に係わる変圧器用油タンク
では、請求項1に記載の変圧器用油タンクの作用に加
え、油タンクは配管用バルブに油配管を接続して他の油
タンクとの油の供給排出を行う。
【0013】請求項3の発明に係わる変圧器用油タンク
は、請求項2に記載の変圧器用油タンクにおいて、油タ
ンクの上部に設けられ他の油タンクを積層するための固
定用鉄板と、固定用鉄板に設けられ油タンクを積層した
際に互いの油タンクを固定するボルトを貫通させるため
の鉄板ボルト貫通孔と、防油提の底面に設けられ鉄板ボ
ルト貫通孔を通したボルトを貫通させるための底面ボル
ト貫通孔と、防油提の側面に設けられ互いの油タンクの
防油提を固定するボルトを貫通させるための側面ボルト
貫通孔と、防油提の側面および底面に設けられ配管用バ
ルブに接続する油配管を通すための配管用貫通孔とを備
えたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明に係わる変圧器用油タンク
では、請求項2に記載の変圧器用油タンクの作用に加
え、油タンクの上部の固定用鉄板に他の油タンクを搭載
して、鉄板ボルト貫通孔と防油提の底面ボルト貫通孔と
の間にボルトを通して固定する。また、左右に隣接する
油タンク同士はボルトを通して固定する。また、防油提
の側面および底面の配管用貫通孔に油配管を通して、互
いの油タンクを接続する。
【0015】請求項4の発明に係わる変圧器用油タンク
装置は、複数個の請求項3に記載の変圧器用油タンクを
上下に配置し、上に配置した変圧器用油タンクの配管用
バルブからその防油提の底面の配管用貫通孔を通して油
配管を下に配置した変圧器用油タンクの配管用バルブに
接続すると共に、対面する鉄板ボルト貫通孔と底面ボル
ト貫通孔とにボルトを通してナットで固定するようにし
たこと特徴とする。
【0016】請求項4の発明に係わる変圧器用油タンク
装置では、複数個の請求項3に記載の変圧器用油タンク
を上下に配置する際に、上に配置した変圧器用油タンク
の配管用バルブから、その防油提の底面の配管用貫通孔
を通して油配管を下に配置した変圧器用油タンクの配管
用バルブに接続する。そして、対面する鉄板ボルト貫通
孔と底面ボルト貫通孔とにボルトを通してナットで固定
する。
【0017】請求項5の発明に係わる変圧器用油タンク
装置は、複数個の請求項3に記載の変圧器用油タンクを
左右に配置し、一方の変圧器用油タンクの配管用バルブ
から他方の変圧器用油タンクの配管用バルブに対して、
一方の防油提の側面の配管用貫通孔および他方の防油提
の側面の配管用貫通孔を介して油配管を接続すると共
に、双方の対面する防油提の側面ボルト貫通孔にボルト
を通してナットで固定するようにしたことを特徴とす
る。
【0018】請求項5の発明に係わる変圧器用油タンク
装置では、複数個の請求項3に記載の変圧器用油タンク
を左右に配置する際に、一方の変圧器用油タンクの配管
用バルブから他方の変圧器用油タンクの配管用バルブに
対して、一方の防油提の側面の配管用貫通孔および他方
の防油提の側面の配管用貫通孔を介して油配管を接続す
る。そして、双方の対面する防油提の側面ボルト貫通孔
にボルトを通してナットで固定する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係わる変圧器用油タ
ンク1の説明図であり、図1(a)は斜視図、図1
(b)は平面図、図1(c)は一部断面側面図である。
【0020】図1(a)に示すように、変圧器用油タン
ク1は、油を貯蔵している油タンク2と防油提6とが一
体に形成されている。防油提6は油タンク2の底部に設
けられ、油タンク2の強度を維持できる架台も兼ねてい
る。
【0021】油タンク2には、他の油タンク2と連結さ
れる際に使用される配管用バルブ5が設けられており、
この配管用バルブ5には油配管7が接続される。配管用
バルブ5に接続された油配管7は、防油提6の側面に設
けられた配管用貫通孔13を通って隣接する他の変圧器
用油タンク1の油タンク2に連結されるようになってい
る。防油提6の側面には、隣接する互いの変圧器用油タ
ンク1の防油提6を固定するボルトを貫通させるための
側面ボルト貫通孔14が設けられている。
【0022】また、油タンク2の上部には、他の変圧器
用油タンク1を搭載するための固定用鉄板15が設けら
れている。この固定用鉄板15により、上下方向に変圧
器用油タンク1の配置を可能にしている。この固定用鉄
板15には、上下に配置された変圧器用油タンク1を固
定するボルトを通すための鉄板ボルト貫通孔16が設け
られている。この鉄板ボルト貫通孔16は、変圧器用油
タンク1のタンク吊り上げ時にワイヤーを引っかけるた
めの吊り耳を兼ねている。また、防油提6の底面には、
他の変圧器用油タンク1の鉄板ボルト貫通孔16を通し
たボルトを貫通させるための底面ボルト貫通孔17が設
けられている。
【0023】図1(b)および図1(c)に示すよう
に、底面ボルト貫通孔17は鉄板ボルト貫通孔16と平
面上において同じ位置に設けられている。また、配管用
貫通孔13は防油提6の底面にも設けられている。
【0024】図2は、本発明の実施の形態に係わる変圧
器用油タンク装置の平面図であり、図1に示した複数個
の変圧器用油タンク1を組み合わせたものを示してい
る。図2の変圧器用油タンク1cが図1で示した変圧器
用油タンクに相当する。平面方向に隣接する変圧器用油
タンク1の間は、即年ボルト貫通孔14にボルト18が
通されナットで固定される。
【0025】また、図3に示すように、変圧器用油タン
ク1を上下方向に設置する場合は、油タンク2の上部の
固定用鉄板15に他の変圧器用油タンク1を搭載し、固
定用鉄板15に設けられた鉄板ボルト貫通孔16と、搭
載した変圧器用油タンクの防油提6の底部に設けられた
底面ボルト貫通孔17にボルト18を通し、ナットで固
定する。
【0026】このように油タンク2と防油提6とが一体
化された変圧器用油タンク1においては、コンテナ化さ
れることにより一体化輸送が可能となるため、防油提6
を個別に設置する必要もなくなり、簡易に変圧器用油タ
ンクの設置が可能となる。
【0027】また、このように構成された変圧器用油タ
ンク1を組み合わせて変圧器用油タンク装置を形成する
場合には、変圧器用油タンク1を積み上げることによ
り、設置スペースが縮小可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
油タンクと防油提とが一体化されているので、油タンク
及び防油提を簡易に輸送し設置が可能となる。従って、
輸送上および工期上、さらには経済性の良好な変圧器用
油タンクを提供することができる。
【0029】また、変圧器用油タンクを多数設置して変
圧器用油タンク装置を形成する場合には、設置スペース
が縮小可能となるので、経済性の良好な変圧器用油タン
ク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる変圧器用油タンク
の説明図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は平
面図、図1(c)は一部断面側面図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる変圧器用油タンク
装置の平面図。
【図3】本発明の実施の形態に係わる変圧器用油タンク
装置の一部断面側面図。
【図4】従来の変圧器用油タンクの斜視図。
【図5】従来の変圧器用油タンク装置の平面図。
【図6】従来の変圧器用油タンク装置の一部断面側面
図。
【符号の説明】
1 変圧器用油タンク 2 油タンク 3 架台 4 吊り耳 5 配管用バルブ 6 防油提 7 油配管 8 防油提用鉄板 9 鉄板固定用フレーム 10 フレーム固定用単管パイプ 11 養生用鉄板 12 防火防災シート 13 配管用貫通孔 14 側面ボルト貫通孔 15 固定用鉄板 16 鉄板ボルト貫通孔 17 底面ボルト貫通孔 18 ボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変圧器に供給する油を貯蔵する油タンク
    と、前記油タンク本体の下部に設けられ油の流出を防止
    するための防油提とを一体に設けたことを特徴とする変
    圧器用油タンク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の変圧器用油タンクにお
    いて、前記油タンクに設けられ他の油タンクと油配管を
    介して接続するための配管用バルブを備えたことを特徴
    とする変圧器用油タンク。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の変圧器用油タンクにお
    いて、前記油タンクの上部に設けられ他の油タンクを積
    層するための固定用鉄板と、前記固定用鉄板に設けられ
    前記油タンクを積層した際に互いの油タンクを固定する
    ボルトを貫通させるための鉄板ボルト貫通孔と、前記防
    油提の底面に設けられ前記鉄板ボルト貫通孔を通したボ
    ルトを貫通させるための底面ボルト貫通孔と、前記防油
    提の側面に設けられ互いの油タンクの前記防油提を固定
    するボルトを貫通させるための側面ボルト貫通孔と、前
    記防油提の側面および底面に設けられ前記配管用バルブ
    に接続する前記油配管を通すための配管用貫通孔とを備
    えたことを特徴とする変圧器用油タンク。
  4. 【請求項4】 複数個の請求項3に記載の変圧器用油タ
    ンクを上下に配置し、上に配置した変圧器用油タンクの
    配管用バルブからその防油提の底面の配管用貫通孔を通
    して前記油配管を下に配置した変圧器用油タンクの配管
    用バルブに接続すると共に、対面する前記鉄板ボルト貫
    通孔と前記底面ボルト貫通孔とにボルトを通してナット
    で固定するようにしたこと特徴とする変圧器用油タンク
    装置。
  5. 【請求項5】 複数個の請求項3に記載の変圧器用油タ
    ンクを左右に配置し、一方の変圧器用油タンクの配管用
    バルブから他方の変圧器用油タンクの配管用バルブに対
    して、一方の防油提の側面の配管用貫通孔および他方の
    防油提の側面の配管用貫通孔を介して前記油配管を接続
    すると共に、双方の対面する前記防油提の側面ボルト貫
    通孔にボルトを通してナットで固定するようにしたこと
    を特徴とする変圧器用油タンク装置。
JP9069198A 1998-03-20 1998-03-20 変圧器用油タンクおよびその油タンク装置 Pending JPH11273961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022081240A (ja) * 2020-11-19 2022-05-31 三菱電機株式会社 静止誘導器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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