JP2560569Y2 - 床下収納庫 - Google Patents

床下収納庫

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JP2560569Y2
JP2560569Y2 JP1160292U JP1160292U JP2560569Y2 JP 2560569 Y2 JP2560569 Y2 JP 2560569Y2 JP 1160292 U JP1160292 U JP 1160292U JP 1160292 U JP1160292 U JP 1160292U JP 2560569 Y2 JP2560569 Y2 JP 2560569Y2
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勝文 松本
昌平 川村
幸夫 福間
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、物品を収納するための
床下収納庫に関し、特に人が出入りできる内部空間を有
する床下収納庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、床下収納庫は、その収納庫本
体の上槽および下槽を別々に作り、その各々のフランジ
を突き合わせ、締結ボルト等で一体に固着して形成され
ている。この収納庫を設置した際、浮き上がりを防止を
図るため、たとえば、このフランジ周辺まで地中に埋設
しコンクリート、土砂等で埋め戻しを行ったり、あるい
は、上下槽の接合部付近よりワイヤー等の吊り具でボル
トを固定すること等が行われている。
【0003】また、収納庫の輸送に際しては、上下槽の
接合を行い、組み立てた後、輸送を行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術では、浮き上がり防止のため収納庫本体の周辺
を固定するので中央が浮き上がり易かったり、また、地
下水位の上昇があると収納庫本体の底面中央が大きく浮
き上がり、ブヨブヨした状態となるという問題があっ
た。また、収納庫の輸送に関しては、組み立てた後に輸
送を行うので、輸送する収納庫本体の内部は広い空間を
有する状態となり、積載効率が非常に悪いという問題も
あった。
【0005】本考案はこれらの問題点を解決すべくなさ
れたもので、設置された状態では浮き上がりを防ぐこと
ができ、また、高い積載効率で輸送することができる床
下収納庫を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の考案の床下収納庫は、実施例に対応する図
1を参照しつつ、説明すると、建造物の床板3の開口部
3aの下方に設置され、上方に出入りする収納庫開口部
2aを有する収納庫において、その収納庫底部2bに、
この底部2bの長辺の方向と平行に、底部2bの長辺の
長さより長い浮き上がり防止金具1を少なくとも1本以
上設けたことによって特徴づけられる。
【0007】なお、この浮き上がり防止金具1の設置箇
所は、底部2bにおける開口部2aに対向する位置近傍
が好ましい。第2の考案の床下収納庫は、実施例に対応
する図3を参照しつつ、説明すると、建造物の床面の開
口部の下方に設置され、上方に出入りする開口部2aを
有し、かつ、互いに対向する2つの側壁面4a,4bに
収納庫本体2の内側方向に水平に張り出した段部5a,
5bが設けられた収納庫本体2であって、その収納庫の
底部2bに段部5a,5bの張り出し方向に延びる浮き
上がり防止部材1を設け、この浮き上がり防止部材1の
長さは段部5a,5bに沿った方向に、対向する両段部
5a,5bの先端間寸法W2 よりも大きく、かつその先
端間寸法W2 と段部5aおよび段部5bの張り出し寸法
の和W1 より小さい寸法Lを有する浮き上がり防止部材
1を設けたことによって特徴づけられる。
【0008】
【作用】まず、第1の考案の床下収納庫では、その収納
庫底部2bに、この底部2bの長辺の方向と平行に、底
部2bの長辺の長さより長い浮き上がり防止金具1を少
なくとも1本以上設けたことによって、収納庫は浮き上
がり防止金具1により支承されて、浮き上がりは防止さ
れる。なお、浮き上がり防止金具1の設置箇所を底部2
bにおける開口部2aに対向する位置近傍とすれば、収
納庫の底面中央の浮き上がりは防止される。
【0009】また浮き上がり防止金具1の両端はアンカ
ーボルトの穴が開けられ、そこに固定金具の取付けられ
ることにより、所定の安定した状態を保つことができ
る。また、第2の考案の床下収納庫では、図4に示すよ
うに浮き上がり防止部材1を介して、C3 ,C2 ,C1
と順に積み重ねることができる。このような積み重ねは
(a)図および(b)図のいずれの方法によっても可能
である。
【0010】
【実施例】図1および図2はそれぞれ長手方向、短辺方
向からみた模式的断面図である。第1の考案の実施例の
床下収納庫には、上方に出入りする収納庫開口部2aが
設けられ、収納庫底部2bの収納庫開口部2aに対向す
る位置近傍、かつその収納庫本体2の底部2bの長辺の
方向と平行にその底部2bの長辺方向の長さより長い浮
き上がり防止金具1が設けられている。図2に示すよう
に、この実施例では浮き上がり防止金具1が2本設けら
れた構造となっている。この構造により、浮き上がり易
い中央底面部は浮き上がり防止金具1によって支承さ
れ、浮き上がりを防止している。また、この浮き上がり
防止金具1の両端の2か所、すなわち、収納庫本体2の
本体底面より突出している部分にはアンカーボルト穴が
開けられている。
【0011】なお、この図1、図2に示した実施例は互
いに対向する2つの側壁面4a,4bに収納庫本体2の
内側方向に水平に張り出した段部5a,5bが設けられ
た構造の収納庫であるが、この構造に限ることなく、側
壁面がフラットな形状の収納庫であっても適用できる。
【0012】次に、図3は第2の考案の実施例を説明す
る図である。第2の考案の実施例の床下収納庫は、上方
に出入りする開口部2aを有し、かつ、互いに対向する
2つの側壁面4a,4bに収納庫本体2の内側方向に水
平に張り出した段部5a,5bが設けられた構造となっ
ている。また、この収納庫は、上側および下側の2に分
割して形成されており、接合するときにはそれぞれのフ
ランジ2を合わせ、接合される。すなわち、上下の槽を
それぞれ図4の状態で、現地へ輸送し、現地で接合が行
われる。このような収納庫本体2の底部2bに、段部5
a,5bの張り出し方向に延びる浮き上がり防止金具1
が設けられている。この段部5a,5bの張り出し方向
に延びる浮き上がり防止金具1の寸法Lは、対向する両
段部5a,5bの先端間寸法W2 よりも大きく、かつそ
の先端間寸法W2 と段部5aおよび段部5bとの和W1
より小さく形成されている。
【0013】したがって、このような構造の収納庫の組
み立て前の下側の槽を輸送する際には、図4に示すよう
に、C3 、C2 、C1 と順に重ねることによって、安全
かつ高い積載効率で輸送できる。積載の方法は(a)図
のように、底部を下にしても、あるいは、(b)図のよ
うに、底部を上にしてもよい。このような積載方法によ
り、たとえば、10トントラックで約5倍積載効率が上
昇したことが確認された。
【0014】
【考案の効果】以上述べたように、第1の考案床下収納
庫によれば、収納庫の底部に、かつ底部の長辺の方向と
平行にその底部の長手方向の長さより長い浮き上がり防
止部材を少なくとも1本以上設けた構成としたので、従
来のように収納庫底面が大きく浮き上がることがなく、
地下水位上昇時にもブヨブヨ浮き上がることがない。
【0015】また、第2の考案床下収納庫によれば、互
いに対向する2つの側壁面にこの収納庫の内側方向に水
平に張り出した段部を有する収納庫の底部に、その段部
の張り出し方向に延びる浮き上がり防止部材の長さを段
部上に載置可能な寸法としたので、輸送あるいはストッ
クの際には、安全でしかも積載効率を高めることができ
る。
【0016】これらの結果、工事にかかるコストは削減
され、しかも、品質は良好に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の考案の実施例を長手方向の面で切断して
示す断面図
【図2】第1の考案の実施例を短手方向の面で切断して
示す断面図
【図3】第2の考案の実施例を長手方向の面で切断して
示す断面図
【図4】第2の考案の実施例の積み重ね方法を説明する
【符号の説明】
1・・・・浮き上がり防止金具 2・・・・床下収納庫本体 2a・・・・収納庫開口部 3・・・・床板 4a,4b・・・・側壁面 5a,5b・・・・段部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物の床面の開口部の下方に設置さ
    れ、上方に出入りする開口部を有する収納庫において、
    上記収納庫底部に、この底部の長辺の方向と平行に、当
    該長辺の長さより長い部材を少なくとも1本以上設けた
    ことを特徴とする床下収納庫。
  2. 【請求項2】 建造物の床面の開口部の下方に設置さ
    れ、上下槽が互いに接合されてなり、その上方に出入り
    する開口部を有し、かつ、互いに対向する2つの側壁面
    に当該収納庫の内側方向に水平に張り出した段部が設け
    られた収納庫であって、その収納庫の底部に、上記段部
    の張り出し方向に延びる部材を設け、この部材の長さは
    上記対向する両段部の先端間寸法よりも大きく、かつそ
    の先端間寸法と両段部の張り出し寸法との和より小さい
    ことを特徴とする床下収納庫。
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