JPS5830905Y2 - ピツト枠用型枠材 - Google Patents

ピツト枠用型枠材

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JPS5830905Y2
JPS5830905Y2 JP1978130853U JP13085378U JPS5830905Y2 JP S5830905 Y2 JPS5830905 Y2 JP S5830905Y2 JP 1978130853 U JP1978130853 U JP 1978130853U JP 13085378 U JP13085378 U JP 13085378U JP S5830905 Y2 JPS5830905 Y2 JP S5830905Y2
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JP
Japan
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support
pit
support surface
support part
formwork material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978130853U
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English (en)
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JPS5547545U (ja
Inventor
喜一郎 三ケ尻
Original Assignee
日本ビット工業有限会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ピットを縁取るピット枠を形成するための型
枠材に関するものである。
一般に建築物では、地下や床下等に配線、配管、排水、
換気用等のピットを形成するようにしている。
ところでか・るピットは、ピット枠によってその開口上
面の端縁を縁取りしてその上面に蓋板を載置し、ピット
の開口上面を被覆するようにしているが、前記ピット枠
は、ピットの構造、蓋板の材質、厚さ等によってそれぞ
れその寸法、形状等が異なるので、それらに対応して複
数種のピット枠が必要である。
本考案は上記に鑑み、三つの態様で使用し得る、実用価
値のきわめて高いピット枠周の型枠材を提供することを
目的とするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
本考案型枠材はアルミニウム等の軽金属、その他の金属
により引抜加工、鋳造等により形成されるもので、第一
支持部1、第二支持部2および縁片3を一体に形成して
断面略クランク状に構成される。
前記第一支持部1は、その表面および裏面にそれぞれ平
坦な第一、第二支持面4,5を形成した平板状に形成さ
れ、また第二支持部2は、前記第一支持部1の一端部に
、第二支持面5側において該第−支持部1と直交して延
設されており、それの、前記第一支持面4に連続する一
側面には断面略C字状の長手方向に沿う凹溝6が形成さ
れ、またそれの、前記第二支持面5に連続する他側面に
は平坦な第三支持面7が形成されている。
さらに前記縁片3は、前記第一支持部1の他端部から、
第一支持面4側において該第−支持部1と一体に直角に
起立されている。
而して前記縁片3の第一支持面4からの高さA、前記第
二支持部2の、第二支持面5からの高さB、および前記
第一支持部1の、第三支持面7からの高さCは、それぞ
れそれらの寸法が違わせである。
前述のように形成される型枠材は、これを枠組してピッ
ト枠Fとなし、ピットPの開口上面の縁取りとして使用
されるものであるが、先ず第2図によりその第一使用例
について説明すると、これは前記型枠材の、第一支持部
1の第一支持面4を蓋板L1の支持面として使用した場
合で、型枠材の第一支持部1を上側にし、かつ第二支持
部2の凹溝6を内側にして枠組しピット枠Fを構成し、
これをピッ)Pの開口上面端縁に埋設し、第二支持部2
のC字状凹溝6に断面U字状のダクl−Dの上端縁が溶
接8されるが、この溶接8部は前記C字状凹溝6内にあ
って、第二支持部2の表面より外方に突出することがな
いので、ダク)D内に配線、配管等を出入する際にその
溶接8部が、配線、配管等に衝接することがない。
第一支持部1の第一支持面4上には、ピッ)Pを被覆す
るための蓋板L工が敷設されるが、その場合にその蓋板
L□の厚さは、前記高さAに略一致し、鋼板、軽金属板
等比較的薄いものが使用される。
次に第3図により本考案型枠材の第二使用例について説
明すると、これは前記型枠材の第一支持部1の第二支持
面5を、蓋板L2の支持面として使用した場合で、型枠
材の第二支持部2を上側にし、かつその第二支持部2の
凹溝6を外側にして枠組してピット枠Fを構成し、これ
をピットPの開口上面端縁に埋設し、前記第二支持部2
のC字状凹溝6には、基端を差筋9に溶着されるアンカ
ー10の先端がアンカーボルト11によって固着される
この場合アンカーボルト11は第二支持部2の表面より
内没させることができるので、ピット枠Fの外側を囲繞
する部材12を石材で構成する場合に、その石材にアン
カーボルト11を収容するための凹部を形成する必要が
なく、比較的脆弱な石材の強度を損うことなく、その割
れ、亀裂などの発生を防止することができる。
またこの場合には第一支持部1の第二支持面5上に蓋板
L2が敷設されるが、その蓋板L2の厚さは、前記高さ
Bに略一致し格子蓋、モルタル蓋等の比較的厚いものを
使用するのに適する。
次に第4図により本考案型枠材の第三使用例について説
明すると、これは前記型枠材の第二支持部2の第三支持
面7を、蓋板L3の支持面として使用した場合で、型枠
材の第一支持部1を上側にし、かつ第二支持部2の凹溝
6を下側に向けて枠組しピット枠Fを構成し、これをピ
ットPの開口上面端縁に埋設し、第三支持面7上に蓋板
L3が敷設される。
この場合、第二支持部2の、下向きに開口するC字状凹
溝6内には、ピッ)Pの内側壁を形成するモルタル等の
壁材料を充填係合させることができ、しかもその充填係
合部分13を凹溝6の底壁、内側壁によって外部より被
覆保護することができるから、該充填係合部分13が他
物との衝突により破壊されてピットP底面側に壊れ落ち
るようなおそれがなく、すなわち第二支持部2下面とこ
れを真下より支えるピッl−P内側壁上面とは上下方向
にきわめて強固に雄雌嵌合することができるものであっ
て、この雄雌嵌合によれば、ピット枠Fは、強大な横荷
重が作用したような場合でもピッ)Pの内側壁上面にき
わめて安定よく支持され、そこから横方向にずれ動いた
り脱落したりする心配がない。
以上第一〜第三使用例におけるピット枠Fは蓋板支持面
4,5.7からピット枠F上面までの高さA、B、Cが
互いに相違しており、それぞれ厚さや構造の異なる蓋板
L□〜L3を敷設することができる。
以上のように、本考案の型枠材は、表面および裏面に平
坦な第一および第二支持面4,5をそれぞれ形成した平
板状の第一支持部1と;この第一支持部1の一端部に、
前記第一支持面4側において該第−支持部1と直交して
延設される縁材3と;前記第一支持部1の他端部に、前
記第二支持面5側において該第−支持部1と直交して前
記縁材3と反対方向に延設される第二支持部2と;を一
体に形成して断面略クランク状に構成され、前記第二支
持部2の前記第一支持面4に連続する一側面には断面略
C字状の長手方向に沿う凹溝6を、また前記第二支持面
5に連続する他側面には平坦な第三支持面7をそれぞれ
形威し、前記縁片3の第一支持面4からの高さA、前記
第二支持部2の第二支持面5からの高さB、および前記
第一支持部1の第三支持面からの高さCをそれぞれ違わ
せているので、上記型枠材を、第一支持面4を上側にし
且つ凹溝6をピッ)P内側にした第一の使用態様(第2
図)と、第二支持面5を上側にし且つ凹溝6をピットP
外側にした第二の使用態様(第3図)と、第三支持面7
を上側にし且つ第一支持面4をピットP外側にした第三
の使用態様(第4図)とに使い分けることができ、この
使い分けによれば蓋板支持部の高さが異なる三種のピッ
ト枠を単一種類の型枠材よりそれぞれ形成することがで
き、コストの低減に寄与し得るものである。
特に前記第二支持部2のC字状凹溝6は、前記第−の使
用態様においてはピッ)Pの内側面に開口しているから
、これをピットP内に配設されるダク)D等に対する溶
接面に利用すればその溶接8部に他物が衝接するのを効
果的に回避することができ、また前記第二の使用態様に
おいてはその凹溝6を、ピット枠Fをピット枠固定用ア
ンカー10に固着するためのアンカーボルト11等の固
着部として利用できるから、この場合にはピット枠F外
側を囲繞する石材なと゛の部材にアンカ−10固着のた
めの凹部を特別に加工する必要がなく、その部材の強度
低下を防止することができる。
さらに前記第三の使用態様においては、下向きに開口す
る該凹溝6内に、ピッ)P内側壁を形成するモルタル等
の壁材料を充填係合させることができ、且つその充填係
合部分13を凹溝6の底壁および内側壁によって外部よ
り被覆保護することができるから、該充填係合部分13
が他物との衝突により破壊されてピットP底面側に壊れ
落ちるようなおそれがなく、ピット枠F下面とこれを真
下より支持するピッ)Pの内側壁上面とを上下方向にき
わめて強固に雄雌嵌合させることができ、従ってピット
枠Fは、それに強大な横荷重が作用したような場合でも
ピッ)Pの内側壁上面にきわめて安定よく支持され、そ
こから横方向にずれ動いたり脱落したりする心配がない
このように上記凹溝6は、型枠材の上記二連りの使用態
様に応じて上記三様の機能をそれぞれ発揮し得るから、
該型枠材が設置されるピッ)Pの構造、用途などに応じ
て凹溝6の各機能を適宜選択活用することができ、型枠
材の実用的価値を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案型枠材の斜視図、第2.3.4図は本考
案型枠材を用いて形成されるピット枠の使用例の斜視図
である。 1・・・・・・第一支持部、2・・・・・・第二支持部
、3・・・・・・縁片、4・・・・・・第一支持面、5
・・・・・・第二支持面、6・・・・・・凹溝、7・・
・・・・第三支持面、A、B、C・・・・・・高さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面および裏面に平坦な第一および第二支持面4.5を
    それぞれ形威した平板状の第一支持部1と;この第一支
    持部1の一端部に、前記第一支持面4側において該第−
    支持部1と直交して延設される縁材3と;前記第一支持
    部1の他端部に、前記第二支持面5側において該第−支
    持部1と直交して前記縁材3と反対方向に延設される第
    二支持部2と;を一体に形成してなる断面略クランク状
    のピット枠用型枠材であって、前記第二支持部2の前記
    第一支持面4に連続する一側面には断面略C字状の長手
    方向に沿う凹溝6を、また前記第二支持面5に連続する
    他側面には平坦な第三支持面7をそれぞれ形威し、前記
    縁片3の第一支持面4からの高さA、前記第二支持部2
    の第二支持面5からの高さB、および前記第一支持部1
    の第三支持面7からの高さCをそれぞれ違わせてなる、
    ピット枠用型枠材。
JP1978130853U 1978-09-21 1978-09-21 ピツト枠用型枠材 Expired JPS5830905Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978130853U JPS5830905Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 ピツト枠用型枠材

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JP1978130853U JPS5830905Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 ピツト枠用型枠材

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JPS5547545U JPS5547545U (ja) 1980-03-28
JPS5830905Y2 true JPS5830905Y2 (ja) 1983-07-08

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JP1978130853U Expired JPS5830905Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 ピツト枠用型枠材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076341Y2 (ja) * 1988-11-01 1995-02-15 日東紡績株式会社 床配線用ピット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237485U (ja) * 1975-09-10 1977-03-16

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JPS5237485U (ja) * 1975-09-10 1977-03-16

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JPS5547545U (ja) 1980-03-28

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