JPH0920478A - エレベーター機械室装置 - Google Patents

エレベーター機械室装置

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JPH0920478A
JPH0920478A JP16913295A JP16913295A JPH0920478A JP H0920478 A JPH0920478 A JP H0920478A JP 16913295 A JP16913295 A JP 16913295A JP 16913295 A JP16913295 A JP 16913295A JP H0920478 A JPH0920478 A JP H0920478A
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JP
Japan
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machine
elevator
machine room
machine base
floor
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JP16913295A
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English (en)
Inventor
Yukiomi Mizuno
幸臣 水野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻上機が載置された機械台を機械室の床近く
の低位置に設置できるエレベータ機械室装置を得る。 【構成】 機械室1床部を形成する建築構造体に機械台
受け梁11の両端部を支持する。また、機械台4に巻上
機を設けて端部を機械台受け梁11側面の空所13に配
置して空所13の下縁部により支持する。これによっ
て、機械台4を機械室1床面近くに配置し、巻上機を機
械室1の低位置に配置する。 【効果】 巻上機の低位置配置により地震時の揺れによ
る危険性を減少し、また保守点検作業を容易化でき安全
性、作業性を向上する。また、機械室の天井を低くする
ことによる設置費、製造費を節減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、巻上機が設けられて
建築構造体に支持された機械台を装備したエレベーター
機械室装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は、従来のエレベーター機械室装
置を示すエレベーター機械室の平面図である。図におい
て、1は2:1ローピングによりかごとつり合おもりが
吊持され、また横落ちにつり合おもりが配置された周知
の自動車用エレベーターの2台が並設されたエレベータ
ー装置の機械室、2は機械室1の床部を形成する梁から
なる建築構造体である。
【0003】3は両端が建築構造体2に支持された機械
台受け梁、4はそれぞれエレベーターの巻上機5を支持
した機械台で、一端は機械台受け梁3に、他端は建築構
造体2に支持されている。6は機械台4と平行に配置さ
れた綱止め梁で、一端は機械台受け梁3に、他端は建築
構造体2に支持されている。
【0004】上記のように構成された図18に示す従来
のエレベーター機械室装置は、機械台4及び綱止め梁6
の一方の端部に作用するかご、つり合おもり等の荷重が
機械台受け梁3によって支持される。そして、自動車用
エレベーター等であってかごの奥行き寸法が長い場合
に、長い機械台受け梁3が必要となる。このため、機械
台4及び綱止め梁6を介して作用する荷重に対して大サ
イズの機械台受け梁3を使用することになる。
【0005】なお、荷重支持のために梁の長さの3乗に
比例した梁の断面性能が要求される。また、梁の断面性
能を増すためには水平に配置された状態の梁の高さ、す
なわち梁背を高くすることが一番効果的であり、背丈の
高い梁が使用される。
【0006】また、図19及び図20は、他の従来のエ
レベーター機械室装置を示す図で、図19はエレベータ
ー機械室の平面図、図20は図19のXX−XX線断面
拡大図である。図において、図18と同符号は相当部分
を示し、4は機械台受け梁3を中心にして互いに対称形
に配置された2台の自動車用エレベーターの機械台、6
は機械台受け梁3を中心にして互いに対称形に配置され
た2台の自動車用エレベーターの綱止め梁である。
【0007】上記のように構成された図19及び図20
に示す従来のエレベーター機械室装置は、機械台4及び
綱止め梁6の一方の端部に作用するかご、つり合おもり
等の荷重が機械台受け梁3によって支持される。そし
て、互いに対称形に配置された機械台4及び綱止め梁6
の一方の端部が、機械台受け梁3にそれの幅を2分して
載置される。また、図19及び図20に示す従来のエレ
ベーター機械室装置の場合にも、図18のエレベーター
機械室装置と同様に大サイズの機械台受け梁3を使用す
ることになる。
【0008】また、図21〜図23も、他の従来のエレ
ベーター機械室装置を示す図で、図21はエレベーター
機械室の平面図、図22は図21のXXII−XXII
線断面拡大図、図23は図22のXXIII−XXII
I線断面図である。図において、図18と同符号は相当
部分を示し、7は機械台4及び綱止め梁6の両方の端部
に対向してそれぞれ配置された支持台で、機械台受け梁
3及び機械室1の床部を形成する梁からなる建築構造体
2に設けられている。
【0009】8は支持台7の上方に配置されて機械台4
及び綱止め梁6の端部を連結した連結台、9は支持台7
と連結台8の間に設けられた防振ゴム、10は過変位阻
止体で、一端は支持台7に固定されて他端が連結台8に
空隙を形成して挿通された棒状体によって形成され、支
持台7に対する連結台8の過変位を阻止する。
【0010】上記のように構成された図21〜図23に
示す従来のエレベーター機械室装置は、機械台4及び綱
止め梁6の一方の端部に作用するかご、つり合おもり等
の荷重が機械台受け梁3によって支持される。また、図
21〜図23に示す従来のエレベーター機械室装置の場
合にも、図18のエレベーター機械室装置と同様に大サ
イズの機械台受け梁3を使用することになる。
【0011】なお、図21〜図23に示す従来のエレベ
ーター機械室装置では、機械台4及び綱止め梁6の端部
が支持台7、連結台8及び防振ゴム9を介して機械台受
け梁3又は建築構造体2に支持される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター機械室装置において、機械台受け梁3の梁背
が意外に高くなり、また機械台受け梁3の上に機械台4
及び綱止め梁6が載置状態に配置される。このため、巻
上機5が機械室1の床から高い位置に設置され、地震時
の揺れによる危険性が大きくなり、また保守点検作業が
容易でなく作業性が損なわれるという問題点があった。
【0013】なお、巻上機5が機械室1の床から高い位
置に設置されるために、機械室1の天井を高くする必要
があり、また機械室1の床から巻上機5まで間のエレベ
ーター主索に安全カバーが必要になり、さらに機械室1
の床から巻上機5まで間の距離に対応してエレベーター
主索の所要長さが増す。これらのためにエレベーター装
置の設置費、製造費が増大する。
【0014】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、巻上機が載置された機械台を機
械室の床近くの低位置に設置できるエレベーター機械室
装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター機械室装置においては、エレベーターの機械室床部
を形成する建築構造体に両端部がそれぞれ支持された機
械台受け梁と、エレベーターの巻上機が設けられて端部
が機械台受け梁の側面に設けられた空所に配置され空所
の縁部に支持された機械台とが設けられる。
【0016】また、この発明に係るエレベーター機械室
装置においては、エレベーターの機械室床部を形成する
建築構造体に両端部がそれぞれ配置された機械台受け梁
と、この機械台受け梁の両端部にそれぞれ連結されて上
側寄りに建築構造体上面に係合した係合部が設けられ、
機械台受け梁を建築構造体上面よりも下方位置で支持す
る係合金具とが設けられる。
【0017】また、この発明に係るエレベーター機械室
装置においては、2台が並設されたエレベーターの機械
室床部を形成する建築構造体に両端部がそれぞれ支持さ
れた機械台受け梁と、一方のエレベーターの巻上機が設
けられて端部に下側が削除された形態の係合部が形成さ
れてこの係合部の下面を介して機械台受け梁の上面に支
持された一方の機械台と、他方のエレベーターの巻上機
が設けられて端部に下側が削除された形態の係合部が形
成されてこの係合部の下面を介して一方の機械台の端部
上面に支持された他方の機械台とが設けられる。
【0018】また、この発明に係るエレベーター機械室
装置においては、エレベーターの機械室床部を形成する
建築構造体に立設状態に設けられた防振手段と、エレベ
ーターの巻上機が設けられて端部に下面よりも上方位置
に形成された係合部によって防振手段を介して建築構造
体に支持された機械台とが設けられる。
【0019】
【作用】上記のように構成されたエレベーター機械室装
置では、巻上機を支持した機械台の端部が機械台受け梁
側面の空所に配置され、巻上機が機械室の床面近くに配
置される。
【0020】また、上記のように構成されたエレベータ
ー機械室装置では、建築構造体上面よりも下方位置に配
置された機械台受け梁上面に、巻上機を支持した機械台
の端部が配置されて巻上機が機械室の床面近くに配置さ
れる。
【0021】また、上記のように構成されたエレベータ
ー機械室装置では、一方の巻上機を支持した一方の機械
台の端部の下側が削除された形態の係合部が機械台受け
梁上面に配置され、また他方の巻上機を支持した他方の
機械台の端部の下側が削除された形態の係合部が一方の
機械台端部の上面に配置されて巻上機が機械室の床面近
くに配置される。
【0022】また、上記のように構成されたエレベータ
ー機械室装置では、巻上機を支持した機械台の端部が下
面よりも上方位置に形成された係合部によって防振手段
を介して建築構造体に支持され、巻上機が機械室の床面
近くに配置される。
【0023】
【実施例】
実施例1.図1〜図10は、この発明の一実施例を示す
図で、図1は機械台及び綱止め梁が機械台受け梁に支持
された状態を示す斜視図、図2は図1に対応する前述の
図20相当図で図1の機械台受け梁を長手端面から見た
正面図、図3は図1の機械台受け梁の設置状態を示す図
1の側面図相当図。図4は図3における荷重状況の説明
図、図5は図4に対応した曲げモーメント線図である。
【0024】また、図6は図3の他の条件における荷重
状況の説明図、図7は図6に対応した曲げモーメント線
図、図8は機械台受け梁側面の空所による強度を説明す
る機械台受け梁の横断面図、図9は機械台受け梁の端部
における強度を説明する図3の端部拡大図、図10は図
9の機械台受け梁の左側面図であり、図1〜図10の他
は前述の図18と同様にエレベーター機械室装置が構成
されている。
【0025】図において、11はエレベーターの機械室
1床部を形成する建築構造体2に両端が支持された機械
台受け梁で、両端部にそれぞれ梁背の低い先細部12、
側面中間部に開口した空所13及び側面の両側にそれぞ
れ設けられて側面に溶接され空所13の下縁部に対応し
て配置された補強受梁14が設けられている。
【0026】4は上側が削除された形態からなる梁背の
低い先細部15が空所13に配置されて補強受梁14に
載置された機械台、6は上側が削除された形態からなる
梁背の低い先細部16が空所13に配置されて補強受梁
14に載置された綱止め梁、17は機械台4の上に設け
られて巻上機5を支持した防振ユニットである。
【0027】上記のように構成されたエレベーター機械
室装置において、機械台4及び綱止め梁6の一方の端部
に作用するかご、つり合おもり等の荷重が機械台受け梁
11によって支持される。すなわち、巻上機5を支持し
た機械台4の先細部15が機械台受け梁11側面の空所
13に配置されて機械室1の床面に接近して配置され
る。また、かご、つり合おもりに巻掛けられた主索の端
部が連結された綱止め梁6の先細部16が機械台受け梁
11側面の空所13に配置されて機械室1の床面に接近
して配置される。
【0028】このため、機械室1の床から低い位置に巻
上機5が設置され、地震時の揺れによる危険性が減少
し、また保守点検作業を容易に行うことができ、安全
性、作業性を向上することができる。また、機械台受け
梁11の両端部にそれぞれ梁背の低い先細部12が設け
られている。このため、梁背の低い先細部12を跨いで
図18に示す両側のエレベーターの相互間を容易に行き
来することができ、保守点検作業が容易にでき、安全
性、作業性を向上することができる。
【0029】また、機械室1の天井を低くすることがで
き、また機械室1の床から巻上機5まで間のエレベータ
ー主索の安全カバーを小さくすることができ、さらに機
械室1の床から巻上機5まで間の距離に対応してエレベ
ーター主索の所要長さが減少する。これらのためにエレ
ベーター装置の設置費、製造費を節減することができ
る。
【0030】なお、図3〜図5によってエレベーター機
械室装置の具体的なエレベーターにおける機械台受け梁
11の強度計算を説明する。図3〜図5中、P3〜P8
前述の図18に示すエレベーターに対応した荷重点で、
3は図18の右側のエレベーターの綱止め梁6に、P4
及びP5は図18の右側のエレベーターの機械台4に、
6は図18の左側のエレベーターの綱止め梁6に、P7
及びP8は図18の左側のエレベーターの機械台4にそ
れぞれ対応する。
【0031】また、図18のエレベーターを次のような
仕様による自動車運搬用エレベーターとする。すなわ
ち、 間口=2200mm 奥行き=5600mm 積載量=2600kg 速度=45m/mim ローピング=2:1 巻上機=EMJ−500形 巻上電動機=26kw かご自重=5000kg
【0032】巻上機5に作用する荷重 P=かご自重5000+積載量2600+つり合おもり6320+巻
上機1600+巻上電動機760+主索400=16680kg 綱止め梁6に作用する荷重 P1=かご自重5000+積載量2600+主索400=8000kg P2=つり合おもり6320+主索400=6720kg
【0033】図4に示す荷重点における荷重 P4=P×0.5×285/410=5797kg P3=P2×350/390+P1×90/390=6030+1846=7876kg P5=P×0.5×345/410=7018kg P6=P1×300/390+P1×40/390=6154+689=6843kg P7=P×0.5×125/410=2543kg P8=P×0.5×65/410=1322kg
【0034】RA=(P3×510+P4×475+P5×370+P
6×290+P7×230+P8×130)/670=(7876×510+5797
×475+7081×370+6843×290+2543×230+1322×130)
/670=5995+4110+3875+2962+873+256=18071kg RB=(P3+P4+P5+P6+P7+P8)−RA=31399−1
8071=13328kg
【0035】荷重点における図5に示す曲げモーメント M3=RA×160=2891360kg-cm M4=RA×195−P3×35=3523845−275660=3248185kg
-cm M5=RA×300−P3×140−P4×105=5421300−110264
0−608685=3709975kg-cm M6=RB×290−P7×60−P8×160=3865120−152580
−211520=3501020kg-cm M7=RB×260−P8×100=3465280−132200=333080kg
-cm M8=RB×130=1732640kg-cm
【0036】上記による曲げモーメントの最大値は3709
975kg-cmとなり、機械台受け梁11の断面寸法をH600m
m×300mm×12mm×20mm Z=4020cm3とすると、応力σ
=M/Z=3709975/4020=923kg/cm2となる。そし
て、安全率SF=4100/923=4.44>4.0となり安全基準
に合格する。このように、エレベーターが自動車運搬用
エレベーター等であって、かごの奥行きが深い場合には
大サイズの機械台受け梁11が必要になる。
【0037】また、上記自動車運搬用エレベーターと同
じ荷重条件であって、かごの奥行きが浅い場合の機械台
受け梁11の断面寸法を計算する。すなわち、 機械台受け梁11の支点間距離RA〜RB=4400mm 図6に示す機械台受け梁11の支点における荷重 RA=(P3×390+P4×355+P5×250+P6×170+P7
×110+P8×10)/440=(7876×390+5797×355+7018×
250+6843×170+2543×110+1322×10)/440=6981+46
77+3987+2644+635+30=18954kg RB=(P3+P4+P5+P6+P7+P8)−RA=31399−18
945=12445kg
【0038】荷重点における図7に示す曲げモーメント M3=RA×50=947700kg-cm M4=RA×85−P3×35=1611090−275660=1335430kg-
cm M5=RA×190−P3×140−P4×105=3601260−110264
0−608685=1889935kg-cm M6=RB×170−P7×60−P8×160=2115650−152580
−211520=1751550kg-cm
【0039】上記による曲げモーメントの最大値は1889
935kg-cmとなり、機械台受け梁(11)の断面寸法をH400m
m×300mm×10mm×16mm Z=1980cm3とすると、応力σ
=M/Z=1889935/1980=954kg/cm2となる。そし
て、安全率SF=4100/954=4.3>4.0となり安全基準
に合格する。このように、図4及び図5の機械台受け梁
11は、図6及び図7の機械台受け梁11の1.5倍の
長さであるが、部材サイズは図6及び図7の機械台受け
梁11の2倍となる。これは機械台受け梁11は長さの
3乗に比例した部材サイズが必要となることを示す。
【0040】また、機械台受け梁11に設けられた空所
13による強度低下の計算を図8によって説明する。す
なわち、機械台受け梁11の断面寸法をH588mm×300mm
×20mm×12mmとする。 機械台受け梁11全体の断面2次モーメントI=118000cm4 空所13の断面2次モーメントI”=bh3/12=(1.2×303)/12 =2700cm4
【0041】 I=全体の断面2次モーメントI−空所13の断面2次モーメントI” =118000−2700=115300cm4 Z=I/(58.8/2)=(115300×2)/58.8=3921.7cm 応力σ=M/Z=3771175/3921.7=961kg/cm2
となる。そして、安全率SF=4100/961=4.27>4.0と
なり安全基準に合格する。
【0042】このように、機械台受け梁11の側面に空
所13を設けても機械台受け梁11の強度低下はごく少
なく、実用上の問題はない。なお、図1〜図10の実施
例では補強受梁14が設けられるので、空所13のない
状態の機械台受け梁11以上の強度を得ることができ
る。
【0043】また、機械台受け梁11端部の先細部12
における強度計算を図9及び図10によって説明する。
すなわち、先細部12の高さを300mm、先細部12の支
持点からの長さを600mmすると、図9に示すA部に作用
する曲げモーメントMaは、 Ma=RA×60=18071×60=1084260kg-cm 先細部12の断面2次モーメントI”’は、 I”'=bh3/12−b'h'3/12=(30×303)/12−(28.8×2
63)/12=67500−42182.4=25317.6cm4
【0044】断面性能Zは、 Z=I”'/h/2=25317.6/15=1687.8cm2 応力σ=M/Z=1084260/1687.8=642.4kg/cm2とな
る。そして、安全率SF=4100/642.4=6.38>4.0とな
り安全基準に合格する。なお、機械台受け梁11の先細
部12と同様に、機械台4に先細部15が設けられ、ま
た綱止め梁6に先細部16が設けられている。しかし、
これらの先細部15,16に作用する曲げモーメント値
は小さいため十分な強度がある。
【0045】実施例2.図11及び図12は、この発明
の他の実施例を示す図で、図11は前述の図3相当図、
図12は図11の機械台受け梁端部の拡大斜視図であ
り、図11及び図12の他は前述の図18と同様にエレ
ベーター機械室装置が構成されている。図において、図
1〜図10と同符号は相当部分を示し、17は両端がそ
れぞれエレベーターの機械室1床部を形成する建築構造
体2に支持されて横断面がI字状をなす機械台受け梁
で、次に述べるように構成されている。
【0046】すなわち、機械台受け梁17の長手端面に
溶接されて、上端部が機械台受け梁17よりも外側に屈
折されて係合部18が形成された係合金具19及びリブ
状に設けられて機械台受け梁17の端部上面から係合部
18の上面に至る間が溶接された補強板20が設けられ
ている。21は縁部が機械台受け梁17の横断面I字の
下辺の上に支持された床部材、22は床部材21の上に
設けられたキーストンプレート、23はキーストンプレ
ート22の上に打設されたシンダーコンクリートで、機
械室1の床を構成する。
【0047】上記のように構成されたエレベーター機械
室装置において、機械台4及び綱止め梁6の一方の端部
に作用するかご、つり合おもり等の荷重が機械台受け梁
17によって支持される。すなわち、機械台受け梁17
は係合金具19の係合部18が機械室1床部を形成する
建築構造体2に係合して支持される。これによって、機
械台受け梁17は上面が建築構造体2の上面よりも下方
に配置されて、機械台受け梁17上面に巻上機5を支持
した機械台4及びエレベーターの主索の端部が連結され
た綱止め梁6の端部が載置状態に支持される。
【0048】このため、機械台4が機械室1の床面に接
近して配置されて、機械室1の床から低い位置に巻上機
5が設置される。したがって、詳細な説明を省略するが
図11及び図12の実施例においても図1〜図10の実
施例と同様な作用が得られることは明白である。
【0049】実施例3.図13及び図14も、この発明
の他の実施例を示す図で、図13は前述の図3相当図、
図14は図13の機械台受け梁端部箇所の拡大斜視図で
あり、図13及び図14の他は前述の図18と同様にエ
レベーター機械室装置が構成されている。図において、
図1〜図10と同符号は相当部分を示し、24は両端が
それぞれエレベーターの機械室1床部を形成する建築構
造体2に対向して配置された機械台受け梁で、端部に上
下方向に互いに離れて設けられたボルト孔25及び端部
上面に溶接されたブラケット26が設けられている。
【0050】27は機械台受け梁24の端部に対向して
建築構造体2に対応して設けられた係合金具で、建築構
造体2に対面して配置されて上端部が反機械台受け梁2
4側に屈折されて係合部28が形成された支持板29及
び支持板29に一側が溶接され機械台受け梁24の端部
側面に対面して配置されてボルト孔25に対応したボル
ト孔30が設けられると共に上方に突出した突出部31
が形成された連結板32によって構成されている。
【0051】33はボルト孔25及びボルト孔30に挿
通されたボルト並びにこのボルトにねじ込まれたナット
によって構成された端部締結具、34は両端部がそれぞ
れ機械台受け梁24のブラケット26及び係合金具27
連結板32の突出部31に対向して配置された周知のタ
ーンバックル機構、35はボルト及びこのボルトにねじ
込まれたナットによって構成されたターンバックル締結
具で、ターンバックル機構34の端部とその端部に対向
したブラケット26又は突出部31とを締結する。
【0052】すなわち、係合金具27が係合部28によ
って建築構造体2に係合され、機械台受け梁24の端部
がターンバックル機構34によって係合金具27に連結
される。また、機械台受け梁24の端部と係合金具27
が端部締結具33によって締結される。21は縁部が機
械台受け梁24の横断面I字の下辺の上に支持された床
部材、22は床部材21の上に設けられたキーストンプ
レート、23はキーストンプレート22の上に打設され
たシンダーコンクリートであり機械室1の床を構成す
る。
【0053】上記のように構成されたエレベーター機械
室装置において、機械台4及び綱止め梁6の一方の端部
に作用するかご、つり合おもり等の荷重が機械台受け梁
24により支持される。すなわち、機械台受け梁24は
係合金具27及びターンバックル機構34によって機械
室1床部を形成する建築構造体2に係合して支持され
る。これにより、機械台受け梁24は上面が建築構造体
2上面よりも下方に配置されて、機械台受け梁17上面
に巻上機5を支持した機械台4及びエレベーターの主索
の端部が連結された綱止め梁6の端部が載置状態に支持
される。
【0054】このため、機械台4が機械室1の床面に接
近して配置され、機械室1の床から低い位置に巻上機5
が設置される。したがって、詳細な説明を省略するが図
13及び図14の実施例においても図1〜図10の実施
例と同様な作用が得られることは明白である。
【0055】また、図13及び図14の実施例におい
て、ターンバックル機構34を適宜に調整することによ
り、エレベーターの機械室1床部を形成する建築構造体
2に対する機械台受け梁24の位置を適所に設定する。
そして、機械台受け梁24のボルト孔25及び係合金具
27のボルト孔30を適宜に選択して機械台受け梁24
と係合金具27を締結することができる。したがって、
エレベーター昇降路の頂部隙間(図示しない)、機械室
1高さに対応した最適位置に機械台受け梁24を設置で
き、エレベーターが設置される建物のスペース効率を向
上することができる。
【0056】実施例4.図15も、この発明の他の実施
例を示す図で、前述の図20相当図であり図15以外は
前述の図19及び図20と同様なエレベーター機械室装
置が構成されている。図において、3はエレベーターの
機械室1床部を形成する建築構造体2に両端が支持され
た機械台受け梁、36は図19における左側のエレベー
ターの機械台で、端部の下側が削除された形態の係合部
37が形成されてこの係合部37の下面を介して機械台
受け梁3の上面に支持されている。
【0057】361は図19における右側のエレベータ
ーの機械台で、端部の下側が削除された形態の係合部3
71が形成され、この係合部371の下面を介して機械
台受け梁3の上の機械台36端部の上面に支持されてい
る。38は機械台36端部の上面と係合部371の下面
の間に介装された連結板で、一側が下方へ屈折されてい
る。
【0058】上記のように構成されたエレベーター機械
室装置において、機械台36及び綱止め梁6の一方の端
部に作用するかご、つり合おもり等の荷重が機械台受け
梁3によって支持される。すなわち、巻上機5を支持し
た機械台36,361の梁背の低い係合部37,371
が機械台受け梁3に積層状態に配置される。これによ
り、機械室1の床面に接近して機械台36,361が配
置される。
【0059】このため、機械室1の床から低い位置に巻
上機5が設置される。したがって、詳細な説明を省略す
るが図15の実施例においても図1〜図10の実施例と
同様な作用が得られることは明白である。また、機械台
36端部の上面と係合部371の下面の間に連結板38
が介装されているので、機械台受け梁3上に載置状態に
配置された機械台36,361の安定性を向上すること
ができる。
【0060】また、機械台受け梁3の梁幅いっぱいに機
械台36の係合部37下面が係合され、機械台36の係
合部37上面に機械台361係合部371下面が係合さ
れる。このため、機械台36,361の長さの製作誤差
があっても機械台受け梁3により機械台36,361を
安定良く支持することができる。なお、梁背の低い係合
部37,371に作用する曲げモーメントは小さく前述
の強度計算例と同様に強度が不足する恐れはない。
【0061】実施例5.図16も、この発明の他の実施
例を示す図で、前述の図22相当図であり図16以外は
前述の図21及び図22と同様なエレベーター機械室装
置が構成されている。図において、7は機械台36及び
綱止め梁6の端部に対向してそれぞれ配置された支持台
で、機械室1床部を形成する建築構造体2に設けられて
いる。
【0062】8は支持台7の上方に配置されて機械台3
6及び綱止め梁6の端部を連結した連結台、9は支持台
7と連結台8との間に設けられた防振ゴムである。39
は支持台7、連結台8及び防振ゴム9によって構成され
た防振手段である。37は機械台36の端部の下側が削
除された形態をなし機械台36の下面よりも上方位置に
形成された係合部37で、下面が連結台8の上面に配置
されている。
【0063】上記のように構成されたエレベーター機械
室装置において、機械台36及び綱止め梁6の一方の端
部に作用するかご、つり合おもり等の荷重が防振手段3
9を介して建築構造体2によって支持される。すなわ
ち、巻上機5を支持した機械台36の梁背の低い係合部
37が防振手段39を介して建築構造体2に配置され
る。これにより、機械室1の床面に接近して機械台36
が配置される。
【0064】このため、機械室1の床から低い位置に巻
上機5が設置される。したがって、詳細な説明を省略す
るが図16の実施例においても図1〜図10の実施例と
同様な作用が得られることは明白である。また、機械台
36の梁背の低い係合部37に作用する曲げモーメント
は小さく前述の強度計算例と同様に強度が不足する恐れ
はない。
【0065】実施例6.図17も、この発明の他の実施
例を示す図で、前述の図22相当図であり図17以外は
前述の図21及び図22と同様なエレベーター機械室装
置が構成されている。図において、7は機械台36及び
綱止め梁6の端部に対向してそれぞれ配置された支持台
で、機械室1床部を形成する建築構造体2に設けられて
いる。
【0066】8は支持台7の上方に配置されて機械台3
6及び綱止め梁6の端部を連結した連結台、9は支持台
7と連結台8との間に設けられた防振ゴムである。39
は支持台7、連結台8及び防振ゴム9によって構成され
た防振手段である。
【0067】19は係合金具で、機械台36の長手端面
に溶接されて上端部が機械台36よりも外側に屈折され
てなり機械台36の下面よりも上方位置に形成された係
合部18が設けられて、係合部18の下面が連結台8の
上面に支持されている。20は補強板で、リブ状に配置
されて機械台36の端部上面から係合部18の上面に至
る間が溶接されている。
【0068】上記のように構成されたエレベーター機械
室装置において、機械台36及び綱止め梁6の一方の端
部に作用するかご、つり合おもり等の荷重が防振手段3
9を介して建築構造体2によって支持される。すなわ
ち、巻上機5を支持した機械台36が、機械台36の上
面近くに配置された係合金具19の係合部18により、
防振手段39を介して建築構造体2に配置される。これ
により、機械室1の床面に接近して機械台36が配置さ
れる。
【0069】このため、機械室1の床から低い位置に巻
上機5が設置される。したがって、詳細な説明を省略す
るが図17の実施例においても図1〜図10の実施例と
同様な作用が得られることは明白である。また、機械台
36の端部に設けられた係合金具19の係合部18に作
用する曲げモーメントは小さく前述の強度計算例と同様
に強度が不足する恐れはない。
【0070】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、エレベ
ーターの機械室床部を形成する建築構造体に両端部がそ
れぞれ支持された機械台受け梁と、エレベーターの巻上
機が設けられて端部が機械台受け梁の側面に設けられた
空所に配置され空所の縁部に支持された機械台とを設け
たものである。
【0071】これによって、巻上機を支持した機械台の
端部が機械台受け梁側面の空所に配置され、巻上機が機
械室の床面近くに配置される。このため、機械室の床か
ら低い位置に巻上機が設置され、地震時の揺れによる危
険性が減少し、また保守点検作業を容易に行うことがで
き、安全性、作業性を向上する効果がある。
【0072】また、機械室の天井を低くすることがで
き、また機械室の床から巻上機まで間のエレベーター主
索の安全カバーを小さくすることができ、さらに機械室
の床から巻上機まで間の距離に対応してエレベーター主
索の所要長さが減少する。これらのためにエレベーター
装置の設置費、製造費を節減する効果がある。
【0073】また、この発明は以上説明したように、エ
レベーターの機械室床部を形成する建築構造体に両端部
がそれぞれ配置された機械台受け梁と、この機械台受け
梁の両端部にそれぞれ連結されて上側寄りに建築構造体
上面に係合した係合部が設けられ、機械台受け梁を建築
構造体上面よりも下方位置で支持する係合金具とを設け
たものである。
【0074】これによって、巻上機を支持した機械台の
端部が機械台受け梁上面に配置され、巻上機が機械室の
床面近くに配置される。このため、機械室の床から低い
位置に巻上機が設置され、地震時の揺れによる危険性が
減少し、また保守点検作業を容易に行うことができ、安
全性、作業性を向上する効果がある。
【0075】また、機械室の天井を低くすることがで
き、また機械室の床から巻上機まで間のエレベーター主
索の安全カバーを小さくすることができ、さらに機械室
の床から巻上機まで間の距離に対応してエレベーター主
索の所要長さが減少する。これらのためにエレベータ装
置の設置費、製造費を節減する効果がある。
【0076】また、この発明は以上説明したように、2
台のが並設されたエレベータの機械室床部を形成する建
築構造体に両端部がそれぞれ支持された機械台受け梁
と、一方のエレベータの巻上機が設けられて端部に下側
が削除された形態の係合部が形成されてこの係合部の下
面を介して機械台受け梁の上面に支持された一方の機械
台と、他方のエレベータの巻上機が設けられて端部に下
側が削除された形態の係合部が形成されてこの係合部の
下面を介して一方の機械台の端部上面に支持された他方
の機械台とを設けたものである。
【0077】これによって、一方の巻上機を支持した機
械台の端部の下側が削除された形態の係合部が機械台受
け梁上面に配置され、また他方の巻上機を支持した機械
台の端部の下側が削除された形態の係合部が一方の巻上
機の機械台端部の上面に配置されて機械台が機械室の床
面近くに配置される。このため、機械室の床から低い位
置に巻上機が設置され、地震時の揺れによる危険性が減
少し、また保守点検作業を容易に行うことができ、安全
性、作業性を向上する効果がある。
【0078】また、機械室の天井を低くすることがで
き、また機械室の床から巻上機まで間のエレベータ主索
の安全カバーを小さくすることができ、さらに機械室の
床から巻上機まで間の距離に対応してエレベータ主索の
所要長さが減少する。これらのためにエレベータ装置の
設置費、製造費を節減する効果がある。
【0079】また、この発明は以上説明したように、エ
レベータの機械室床部を形成する建築構造体に立設状態
に設けられた防振手段と、エレベータの巻上機が設けら
れて端部に下面よりも上方位置に形成された係合部によ
って防振手段を介して建築構造体に支持された機械台と
を設けたものである。
【0080】これによって、巻上機を支持した機械台の
端部が下面よりも上方位置に形成された係合部によって
防振手段を介して建築構造体に支持され、機械台が機械
室の床面近くに配置される。このため、機械室の床から
低い位置に巻上機が設置され、地震時の揺れによる危険
性が減少し、また保守点検作業を容易に行うことがで
き、安全性、作業性を向上する効果がある。
【0081】また、機械室の天井を低くすることがで
き、また機械室の床から巻上機まで間のエレベータ主索
の安全カバーを小さくすることができ、さらに機械室の
床から巻上機まで間の距離に対応してエレベータ主索の
所要長さが減少する。これらのためにエレベータ装置の
設置費、製造費を節減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す図で、機械台及び
綱止め梁が機械台受け梁に支持された状態を示す斜視
図。
【図2】 図1に対応する図で、後述する図20相当図
であり図1の機械台受け梁を長手端面から見た正面図。
【図3】 図1の機械台受け梁の設置状態を示す図1の
側面図相当図。
【図4】 図3における荷重状況の説明図。
【図5】 図4に対応した曲げモーメント線図。
【図6】 図3の他の条件における荷重状況の説明図。
【図7】 図6に対応した曲げモーメント線図。
【図8】 機械台受け梁側面の空所による強度を説明す
る機械台受け梁の横断面図。
【図9】 機械台受け梁の端部における強度を説明する
図3の端部拡大図。
【図10】 図9の機械台受け梁の左側面図。
【図11】 この発明の実施例2を示す図で、前述の図
3相当図。
【図12】 図11の機械台受け梁端部の拡大斜視図。
【図13】 この発明の実施例3を示す図で、前述の図
3相当図。
【図14】 図13の機械台受け梁端部箇所の拡大斜視
図相当図。
【図15】 この発明の実施例4を示す図で、後述する
図20相当図。
【図16】 この発明の実施例5を示す図で、後述する
図22相当図。
【図17】 この発明の実施例6を示す図で、後述する
図22相当図。
【図18】 従来のエレベータ機械室装置を示すエレベ
ータ機械室の平面図。
【図19】 他の従来のエレベータ機械室装置を示すエ
レベータ機械室の平面図。
【図20】 図19のXX−XX線断面拡大図。
【図21】 他の従来のエレベータ機械室装置を示すエ
レベータ機械室の平面図。
【図22】 図21のXXII−XXII線断面拡大
図。
【図23】 図22のXXIII−XXIII線断面
図。
【符号の説明】
1 機械室、2 建築構造体、4 機械台、5 巻上
機、11 機械台受け梁、13 空所、18 係合部、
19 係合金具、27 係合金具、28 係合部、36
機械台、37 係合部、361 機械台、371 係
合部、39 防振手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの機械室床部を形成する建
    築構造体に両端部がそれぞれ支持された機械台受け梁
    と、上記エレベーターの巻上機が設けられて端部が上記
    機械台受け梁の側面に設けられた空所に配置され上記空
    所の縁部に支持された機械台とを備えたエレベーター機
    械室装置。
  2. 【請求項2】 エレベーターの機械室床部を形成する建
    築構造体に両端部がそれぞれ配置された機械台受け梁
    と、この機械台受け梁の両端部にそれぞれ連結されて上
    側寄りに上記建築構造体上面に係合した係合部が設けら
    れ、上記機械台受け梁を上記建築構造体上面よりも下方
    位置で支持する係合金具とを備えたエレベーター機械室
    装置。
  3. 【請求項3】 2台が並設されたエレベーターの機械室
    床部を形成する建築構造体に両端部がそれぞれ支持され
    た機械台受け梁と、一方の上記エレベーターの巻上機が
    設けられて端部に下側が削除された形態の係合部が形成
    されてこの係合部の下面を介して上記機械台受け梁の上
    面に支持された一方の機械台と、他方の上記エレベータ
    ーの巻上機が設けられて端部に下側が削除された形態の
    係合部が形成されてこの係合部の下面を介して上記一方
    の機械台の端部上面に支持された他方の機械台とを備え
    たエレベーター機械室装置。
  4. 【請求項4】 エレベーターの機械室床部を形成する建
    築構造体に立設状態に設けられた防振手段と、上記エレ
    ベーターの巻上機が設けられて端部に下面よりも上方位
    置に形成された係合部により上記防振手段を介して上記
    建築構造体に支持された機械台とを備えたエレベーター
    機械室装置。
JP16913295A 1995-07-05 1995-07-05 エレベーター機械室装置 Pending JPH0920478A (ja)

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