JPS6243011Y2 - - Google Patents

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JPS6243011Y2
JPS6243011Y2 JP7754084U JP7754084U JPS6243011Y2 JP S6243011 Y2 JPS6243011 Y2 JP S6243011Y2 JP 7754084 U JP7754084 U JP 7754084U JP 7754084 U JP7754084 U JP 7754084U JP S6243011 Y2 JPS6243011 Y2 JP S6243011Y2
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JP
Japan
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opening
spring
closing plate
perforated plate
water storage
Prior art date
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JP7754084U
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JPS60190862U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、排水口等に設けられ、悪臭や虫の侵
入を防止するトラツプに関する。
〔従来技術〕
上記トラツプとして、例えば目皿の下部に設け
られた円筒の下方開口を、一端が目皿に係止され
たバネによつて上下する底蓋により閉塞するよう
にしたものがある(実開昭53−139168号公報)。
しかし、上記構成のトラツプにおいては、底蓋
は単なる平面を有する板であり、貯水部を有する
ものではないから、ゴミ等の異物が開口端部と底
蓋との間に挾まる等して前記開口端部と底蓋との
間に隙間が生ずると、悪臭や虫の侵入を完全に防
止し得ない憾みがある。
〔考案の目的〕
そこで、本考案は簡単な構成を採りながらも、
悪臭や虫の侵入を完全に防止し得るトラツプを提
供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案に係るトラツプは、目皿と、この目皿の
下部に垂設されバネ受を有するガイド棒と、前記
ガイド棒に沿つて上下動し貯水部を有する開閉板
と、前記バネ受と底板との間に介装され前記開閉
板を常時付勢するバネとを備えたことを特徴とす
るものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は例えば外周側にネジ部を
形成した目皿で、複数の透孔1aを備えている。
2は目皿1の下部中心に垂設されたガイド棒で、
その端部にはネジ部が形成されてあり、ナツトを
螺着してバネ受2aを構成している。3は上下両
端が開口した仕切筒で、例えば目皿1と一体的に
形成され、下端の径が上端の径より小さくなるよ
うにテーパがつけられている。4は上方に貯水部
4aが形成される如く周縁に垂直部4bが形成さ
れるとともに、下方にバネ収納部4cが形成され
る如く中央に盛り上り部4dが形成された開閉板
で、盛り上り部4dの中央にはガイド棒2が挿通
するための貫通孔4eが設けられている。そし
て、前記垂直部4bの高さは盛り上り部4dより
低くしてあり、又、貫通孔4eの内径はガイド棒
2の外径よりわずかに大きくしてある。5はバネ
受2aと開閉板4との間に介装されバネ収納部4
cに設けられたバネで、開閉板4を常時上方に付
勢する。
上記構成のトラツプは排水管6の上部に設けら
れたネジ部を有する排水口7を螺着される。この
場合、バネ受2aを上下動してバネ5による付勢
力を調整しておく。
而して、設置状態においては、開閉板4はバネ
5によつて上方に付勢され、貯水部4aの底面4
a′は仕切筒3の先端部3aに当接して、仕切筒3
の下部開口を閉塞している。このため、排水管6
側の悪臭や虫が目皿1側へ侵入することはない。
そして、目皿1の透孔1aを経て排水が仕切筒
3内に流下すると、前記排水は貯水部4a内に貯
溜され始めるが、貯溜された排水の重量がバネ5
の付勢力より大きくなると、開閉板4は矢印A方
向に下降し、前記底面4a′と先端部3aとの間に
隙間が生じ、前記排水は垂直部4bを超えて貯水
部4aから溢水し排水管6内に落下する。
ここで、目皿1上方からの排水の流下が停止す
ると、前記溢水は停止し、バネ5の付勢力によつ
て開閉板4は矢印B方向へ上昇する。この場合、
貯水部4aに排水が充満している状態において、
底面4a′が先端部3aに当接するようにバネ5の
強さを調整しておけば、開閉板4は底面4a′が先
端部3aに当接した状態で停止する。しかし、先
端部3aが貯水部4aの水面下にあれば、この先
端部3aと底面4a′との間に若干の隙間が生じて
いても、仕切部3の下部開口は所謂水封されるこ
とになるから、悪臭や虫の侵入は防止される。従
つて、底面4a′と先端部3aの間に異物が介在す
る等して両者の間に隙間が生じても悪臭や虫の侵
入が防止できる。
なお、目皿1からの排水の流下がないとき底面
4a′が先端部3aと当接し、仕切筒3の下端開口
を閉塞するようにバネ5の付勢力を設定しておけ
ば、万一、貯水部4aの水が全部蒸発しても悪臭
や虫の侵入が防止できる。
又、上記実施例においてはバネ5は仕切筒3側
へ突出したバネ収納部4c内に収納されているか
ら、トラツプ全体の高さHが小さくなり、従つ
て、トラツプ設置に要する空間も小さくて済む。
第2図は、本考案の他の実施例を示すもので、
バネ5は開閉板4′の下部外方に設けているが、
開閉板4′はその上面に貯水部4aを形成するた
めの垂直部4b,4fをその周縁並びに中央にそ
れぞれ設けるだけであるから、形状が簡単となり
その製作が容易となる。
第3図は、本考案の更に他の実施例を示すもの
で、上述の各実施例と異なり、目皿1の下方には
テーパ状の仕切筒3がなく、第2図に示した開閉
板4′と同様形状の開閉板4′が用いられ、その垂
直部4bが目皿1の底面1bに直接当接して貯水
部4aを閉塞するように構成してある。このよう
に構成したものでは、トラツプの高さがより小型
化され、又構造が簡略化されたものが得られる。
上記第2図、第3図に示すトラツプの動作は第
1図に示したものと略同様であるから省略する。
なお、目皿1には必らずしもネジ部を設ける必
要がなく、排水口7への取付けはその段部に載置
しうるようにしてあればよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案に係るトラツプは
貯水部を有する開閉板をバネによつて付勢するよ
うにしているので、構造が簡単であるにも拘ら
ず、密閉効果が大きく、従つて排水管等からの悪
臭や虫の侵入を完全に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトラツプを排水口に取付
けた状態を示す断面図、第2図、第3図は他の実
施例を示すトラツプの断面図である。 1……目皿、2……ガイド棒、2a……バネ
受、4……開閉板、4a……貯水部、5……バ
ネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目皿と、この目皿の下部に垂設されバネ受を有
    するガイド棒と、前記ガイド棒に沿つて上下動し
    貯水部を有する開閉板と、前記バネ受と開閉板と
    の間に介装され前記開閉板を常時付勢するバネと
    を備えたことを特徴とするトラツプ。
JP7754084U 1984-05-26 1984-05-26 トラツプ Granted JPS60190862U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7754084U JPS60190862U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 トラツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7754084U JPS60190862U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 トラツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60190862U JPS60190862U (ja) 1985-12-18
JPS6243011Y2 true JPS6243011Y2 (ja) 1987-11-06

Family

ID=30620695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7754084U Granted JPS60190862U (ja) 1984-05-26 1984-05-26 トラツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60190862U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146643A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Soka Lee 排水口用悪臭防止装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146643A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Soka Lee 排水口用悪臭防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60190862U (ja) 1985-12-18

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