JPH0771784A - ウォータシールトラップ - Google Patents
ウォータシールトラップInfo
- Publication number
- JPH0771784A JPH0771784A JP5242219A JP24221993A JPH0771784A JP H0771784 A JPH0771784 A JP H0771784A JP 5242219 A JP5242219 A JP 5242219A JP 24221993 A JP24221993 A JP 24221993A JP H0771784 A JPH0771784 A JP H0771784A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain pipe
- water seal
- ball
- water
- seal trap
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- Pending
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内部の水の水位が下がっても防臭効果や防虫
効果を失わないウォータシールトラップ。 【構成】 排水管4にこれから排水している時以外には
排水管4を閉鎖する閉鎖機構6を設けた。また、この閉
鎖機構6をフロートであるボール7とボール7によって
開閉される弁座8aを有し、排水管4との間をOリング
でシールする円筒部8とボール7の飛散を防止し、ボー
ル7の正しい脱着座を案内するために円筒部8に固定し
たボールガイド10とで構成した。
効果を失わないウォータシールトラップ。 【構成】 排水管4にこれから排水している時以外には
排水管4を閉鎖する閉鎖機構6を設けた。また、この閉
鎖機構6をフロートであるボール7とボール7によって
開閉される弁座8aを有し、排水管4との間をOリング
でシールする円筒部8とボール7の飛散を防止し、ボー
ル7の正しい脱着座を案内するために円筒部8に固定し
たボールガイド10とで構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォータシールトラッ
プに関し、エアコンパッケージ等のドレン配管の途中に
装着して、汚水等の臭気や昆虫がこのドレン配管を逆流
してエアコンパッケージに送り込まれ、臭気や昆虫がフ
ァン等によって空調している室内に送り込まれるのを防
ぐために用いられるものであり、特に、ウォータシール
トラップ内の水が何らかの原因で少なくなっても、汚水
等の臭気や昆虫がドレン管内に逆流することがないウォ
ータシールトラップに関する。
プに関し、エアコンパッケージ等のドレン配管の途中に
装着して、汚水等の臭気や昆虫がこのドレン配管を逆流
してエアコンパッケージに送り込まれ、臭気や昆虫がフ
ァン等によって空調している室内に送り込まれるのを防
ぐために用いられるものであり、特に、ウォータシール
トラップ内の水が何らかの原因で少なくなっても、汚水
等の臭気や昆虫がドレン管内に逆流することがないウォ
ータシールトラップに関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、実開平4−85011
号公報に示されたウォータシールトラップの一部切欠き
斜視図と、このウォータシールトラップの作用を説明す
るための作用説明図である。図4及び図5において、2
1はウォータシールトラップ、22は円筒形容器、23
は仕切板、24は排水管、25は断熱被覆であって、円
筒形容器22の底板22aと仕切板23との間には透き
間22bが設けてあり、底板22aを貫通させて装着さ
れた排水管24の上部開口端24aは、この透き間22
bより上方に位置している。
号公報に示されたウォータシールトラップの一部切欠き
斜視図と、このウォータシールトラップの作用を説明す
るための作用説明図である。図4及び図5において、2
1はウォータシールトラップ、22は円筒形容器、23
は仕切板、24は排水管、25は断熱被覆であって、円
筒形容器22の底板22aと仕切板23との間には透き
間22bが設けてあり、底板22aを貫通させて装着さ
れた排水管24の上部開口端24aは、この透き間22
bより上方に位置している。
【0003】エアコンパッケージ等のドレンパン26に
滴下したドレンを排出するドレン管27の先端27a
は、円筒形容器22の排水管24が設けられた室22c
とは仕切板23を隔てた反対側の室22dに排水管24
の上部開口部24aより低い位置まで挿入されている。
このため、ウォータシールトラップ21に流入したドレ
ンは、排水管24の上部開口端24aより水位が上がる
と排水管24に流入して、水位が上部開口端24aの位
置に保たれ、ドレン管27の先端27aは常に水中にあ
って、排水管24からの汚水等の臭気や昆虫がドレン管
27を逆流して、エアコンパッケージ等に入り、ファン
等によって空調している室内に送り込まれるのを防いで
いる。なお、図4及び図5では省略してあるが、円筒形
容器22には、通常、ふたがしてある。
滴下したドレンを排出するドレン管27の先端27a
は、円筒形容器22の排水管24が設けられた室22c
とは仕切板23を隔てた反対側の室22dに排水管24
の上部開口部24aより低い位置まで挿入されている。
このため、ウォータシールトラップ21に流入したドレ
ンは、排水管24の上部開口端24aより水位が上がる
と排水管24に流入して、水位が上部開口端24aの位
置に保たれ、ドレン管27の先端27aは常に水中にあ
って、排水管24からの汚水等の臭気や昆虫がドレン管
27を逆流して、エアコンパッケージ等に入り、ファン
等によって空調している室内に送り込まれるのを防いで
いる。なお、図4及び図5では省略してあるが、円筒形
容器22には、通常、ふたがしてある。
【0004】しかしながら、エアコンパッケージ等での
ドレンの発生が極めて少なく、ウォータシールトラップ
21内の水も蒸発して水位が下がると、ドレン管27の
先端27aが露出して、排水管24からの汚水等の臭気
や昆虫がドレン管を逆流してエアコンパッケージ等に入
り、ファン等によって空調している室内に送り込まれる
ことが起きる。これの応急対策として、ウォータシール
トラップに水を補給することがあるが、要員の確保が困
難であり、人件費の増加を来たしている。
ドレンの発生が極めて少なく、ウォータシールトラップ
21内の水も蒸発して水位が下がると、ドレン管27の
先端27aが露出して、排水管24からの汚水等の臭気
や昆虫がドレン管を逆流してエアコンパッケージ等に入
り、ファン等によって空調している室内に送り込まれる
ことが起きる。これの応急対策として、ウォータシール
トラップに水を補給することがあるが、要員の確保が困
難であり、人件費の増加を来たしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明のウォータシー
ルトラップが解決しようとする課題は、上記のように従
来のウォータシールトラップでは、ウォータシールトラ
ップ内の水位が下がると防臭効果や防虫効果を失うこと
である。
ルトラップが解決しようとする課題は、上記のように従
来のウォータシールトラップでは、ウォータシールトラ
ップ内の水位が下がると防臭効果や防虫効果を失うこと
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のウォータシール
トラップを上記の課題を解決するために、次のように構
成した。排水管にこの排水管から排水している時以外
は、この排水管を閉鎖する閉鎖機構を設けた。この場
合、この閉鎖機構は、フロートがウォータシールトラッ
プ内の水位が高くなった時に浮いて排水管の閉鎖を解除
し、水位が低くなった時に下がって排水管を閉鎖するフ
ロート式であるとよい。
トラップを上記の課題を解決するために、次のように構
成した。排水管にこの排水管から排水している時以外
は、この排水管を閉鎖する閉鎖機構を設けた。この場
合、この閉鎖機構は、フロートがウォータシールトラッ
プ内の水位が高くなった時に浮いて排水管の閉鎖を解除
し、水位が低くなった時に下がって排水管を閉鎖するフ
ロート式であるとよい。
【0007】このフロート式の閉鎖機構は、その排水管
に装着され、上端部にボールによって開閉される弁座を
有する円筒部とこの弁座に脱着座して排水管を開閉する
ボールとボールの飛散を防止し、ボールの正しい脱着座
を案内するために上記円筒部に固定されたボールガイド
とで構成されるとよい。また、上記の円筒部は、排水管
に挿入する外径と排水管との間をシールするOリングと
排水管の上部開口端に当接するつばとを有するとよい。
に装着され、上端部にボールによって開閉される弁座を
有する円筒部とこの弁座に脱着座して排水管を開閉する
ボールとボールの飛散を防止し、ボールの正しい脱着座
を案内するために上記円筒部に固定されたボールガイド
とで構成されるとよい。また、上記の円筒部は、排水管
に挿入する外径と排水管との間をシールするOリングと
排水管の上部開口端に当接するつばとを有するとよい。
【0008】
【作用】本発明のウォータシールトラップは、上記のよ
うに構成したので、まず、排水管にこの排水管から排水
している時以外は、この排水管を閉鎖する機構を設けた
ので、エアコンパッケージ等でのドレンの発生が極めて
少なく、ウォータシールトラップ内の水も蒸発して水位
が下がり、ドレン管の先端が露出しても、排水管から汚
水等の臭気や昆虫がウォータシールトラップ内に入って
こないので、この臭気や昆虫がドレン管を逆流してエア
コンパッケージに入って、ファン等によって空調してい
る室内に送り込まれることが起きない。
うに構成したので、まず、排水管にこの排水管から排水
している時以外は、この排水管を閉鎖する機構を設けた
ので、エアコンパッケージ等でのドレンの発生が極めて
少なく、ウォータシールトラップ内の水も蒸発して水位
が下がり、ドレン管の先端が露出しても、排水管から汚
水等の臭気や昆虫がウォータシールトラップ内に入って
こないので、この臭気や昆虫がドレン管を逆流してエア
コンパッケージに入って、ファン等によって空調してい
る室内に送り込まれることが起きない。
【0009】この排水管を閉鎖する閉鎖機構をフロート
式にすると、ウォータシールトラップ内の水位が高くな
った時にフロートが浮いて排水管の閉鎖を解除し、水位
が低くなった時にフロートが下がって排水管を閉鎖し、
その構造が比較的簡単で、作用も確実であり、従来のウ
ォータシールトラップを極めて容易に本発明のウォータ
シールトラップにすることができる。
式にすると、ウォータシールトラップ内の水位が高くな
った時にフロートが浮いて排水管の閉鎖を解除し、水位
が低くなった時にフロートが下がって排水管を閉鎖し、
その構造が比較的簡単で、作用も確実であり、従来のウ
ォータシールトラップを極めて容易に本発明のウォータ
シールトラップにすることができる。
【0010】このフロート式の排水管を閉鎖する機構を
円筒部、ボール及びボールガイドで構成すると、円筒部
はこの機構を排水管に密封状に取付けるのに便利であ
り、また弁座を設け、ボールガイドを固定するのが容易
であり、ボールは水位の高低によって排水管を開閉する
フロートとして確実に作動し、比較的大きな弁座径が得
られ、エアコンパッケージの作動による負圧では浮上せ
ず、水位の上昇で浮上する特性を容易に与えることがで
きる。また、ボールガイドは、簡単で汚れ難い構造にす
ることができる。
円筒部、ボール及びボールガイドで構成すると、円筒部
はこの機構を排水管に密封状に取付けるのに便利であ
り、また弁座を設け、ボールガイドを固定するのが容易
であり、ボールは水位の高低によって排水管を開閉する
フロートとして確実に作動し、比較的大きな弁座径が得
られ、エアコンパッケージの作動による負圧では浮上せ
ず、水位の上昇で浮上する特性を容易に与えることがで
きる。また、ボールガイドは、簡単で汚れ難い構造にす
ることができる。
【0011】なお、本発明の実施態様として示した排水
管に挿入する外径と排水管との間をシールするOリング
と排水管の上部開口端に当接するつばとを有する円筒部
を持ったフロート式の機構は、排水管への取付けが容易
であり、取付け高さが確実であり、Oリングの弾発力に
よってこの機構が振動等によって抜き上ったり脱落した
りするのが防がれ、また、保全作業のための脱着が容易
である。なお、円筒部の排水管への取付けをねじ等で行
ってもよい。
管に挿入する外径と排水管との間をシールするOリング
と排水管の上部開口端に当接するつばとを有する円筒部
を持ったフロート式の機構は、排水管への取付けが容易
であり、取付け高さが確実であり、Oリングの弾発力に
よってこの機構が振動等によって抜き上ったり脱落した
りするのが防がれ、また、保全作業のための脱着が容易
である。なお、円筒部の排水管への取付けをねじ等で行
ってもよい。
【0012】
【実施例】次に、本発明のウォータシールトラップの実
施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のウォ
ータシールトラップの一実施例を示す一部切欠き斜視図
であり、図2は、図1の排水管を閉鎖する閉鎖機構の斜
視図であり、図3は、本発明のウォータシールトラップ
の作用を説明するための作用説明図である。図1、図2
及び図3において、1はウォータシールトラップ、2は
円筒形容器、3は仕切板、4は排水管、5は断熱被覆で
あり、6は排水管4を閉鎖する閉鎖機構である。
施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のウォ
ータシールトラップの一実施例を示す一部切欠き斜視図
であり、図2は、図1の排水管を閉鎖する閉鎖機構の斜
視図であり、図3は、本発明のウォータシールトラップ
の作用を説明するための作用説明図である。図1、図2
及び図3において、1はウォータシールトラップ、2は
円筒形容器、3は仕切板、4は排水管、5は断熱被覆で
あり、6は排水管4を閉鎖する閉鎖機構である。
【0013】円筒形容器2の底板2aと仕切板3との間
に透き間2bが設けてあり、底板2aを貫通させて装着
された排水管4の上端部4aに排水管4を閉鎖する閉鎖
機構6が設けてある。この機構6は、フロートであるボ
ール7が円筒形容器2内の水位が高くなった時に浮いて
排水管4の閉鎖を解除し、水位が低くなった時に下がっ
て排水管4を閉鎖するフロート式であって、この閉鎖機
構6は排水管4に装着され、上端部にボール7によって
開閉される弁座8aを有し、外径が排水管4に挿入する
大きさで排水管4との間をシールするOリング9が装着
され、排水管4の上部開口端4bに当接するつば部8b
を有する円筒部8とフロートであるボール7とボール7
の飛散を防止し、ボール7の正しい脱着座を案内するた
めに、円筒部8に固定されたボールガイド10とで構成
されている。なお、図1及び図3では省略してあるが、
円筒形容器2はふたをして使用される。
に透き間2bが設けてあり、底板2aを貫通させて装着
された排水管4の上端部4aに排水管4を閉鎖する閉鎖
機構6が設けてある。この機構6は、フロートであるボ
ール7が円筒形容器2内の水位が高くなった時に浮いて
排水管4の閉鎖を解除し、水位が低くなった時に下がっ
て排水管4を閉鎖するフロート式であって、この閉鎖機
構6は排水管4に装着され、上端部にボール7によって
開閉される弁座8aを有し、外径が排水管4に挿入する
大きさで排水管4との間をシールするOリング9が装着
され、排水管4の上部開口端4bに当接するつば部8b
を有する円筒部8とフロートであるボール7とボール7
の飛散を防止し、ボール7の正しい脱着座を案内するた
めに、円筒部8に固定されたボールガイド10とで構成
されている。なお、図1及び図3では省略してあるが、
円筒形容器2はふたをして使用される。
【0014】次に、図1、図2及び図3について、ウォ
ータシールトラップ1の作用を説明する。エアコンパッ
ケージ等のドレンパン11に滴下するドレンの発生が極
めて少なく、しかも、円筒形容器2内の水も蒸発して水
位が下がり、ドレン管12の先端12aが露出しても、
排水管4は排水している時以外は、フロート式の排水管
4を閉止する閉鎖機構6によって閉鎖されていて、排水
管4から汚水等の臭気や昆虫がウォータシールトラップ
1内に入ってこないので、この臭気と昆虫がドレン管1
2を逆流してエアコンパッケージに入り、ファン等によ
って空調している室内に送り込まれることが起きない。
ータシールトラップ1の作用を説明する。エアコンパッ
ケージ等のドレンパン11に滴下するドレンの発生が極
めて少なく、しかも、円筒形容器2内の水も蒸発して水
位が下がり、ドレン管12の先端12aが露出しても、
排水管4は排水している時以外は、フロート式の排水管
4を閉止する閉鎖機構6によって閉鎖されていて、排水
管4から汚水等の臭気や昆虫がウォータシールトラップ
1内に入ってこないので、この臭気と昆虫がドレン管1
2を逆流してエアコンパッケージに入り、ファン等によ
って空調している室内に送り込まれることが起きない。
【0015】この排水管4を閉鎖する機構6はフロート
式であって、ウォータシールトラップ1内の水位が高く
なった時にフロートであるボール7が浮いて排水管4の
閉鎖を解除し、水位が低くなった時にボール7が下がっ
て排水管4を閉鎖し、その構造が比較的簡単であって、
作用も確実である。また、従来のウォータシールトラッ
プを極めて容易に本発明のウォータシールトラップにす
ることができる。
式であって、ウォータシールトラップ1内の水位が高く
なった時にフロートであるボール7が浮いて排水管4の
閉鎖を解除し、水位が低くなった時にボール7が下がっ
て排水管4を閉鎖し、その構造が比較的簡単であって、
作用も確実である。また、従来のウォータシールトラッ
プを極めて容易に本発明のウォータシールトラップにす
ることができる。
【0016】このフロート式の排水管4を閉鎖する閉鎖
機構6の円筒部8は、この機構6を排水管4に密封状に
取付けるのに便利であり、また弁座8aを設け、ボール
ガイド10を固定するのが容易であり、ボール7は水位
の高低によって排水管4を開閉するフロートとして確実
に作動し、比較的大きな弁座8aの径が得られ、エアコ
ンパッケージの作動による負圧では浮上せず、水位の上
昇で浮上する特性を容易に与えることができる。また、
ボールガイド10は、簡単で汚れ難い構造にすることが
できる。
機構6の円筒部8は、この機構6を排水管4に密封状に
取付けるのに便利であり、また弁座8aを設け、ボール
ガイド10を固定するのが容易であり、ボール7は水位
の高低によって排水管4を開閉するフロートとして確実
に作動し、比較的大きな弁座8aの径が得られ、エアコ
ンパッケージの作動による負圧では浮上せず、水位の上
昇で浮上する特性を容易に与えることができる。また、
ボールガイド10は、簡単で汚れ難い構造にすることが
できる。
【0017】また、排水管4を閉鎖する閉鎖機構6は、
取付けが容易であるだけでなく、つば8が排水管4への
挿入のストッパとなって、取付け高さが確実に保たれ、
Oリング9の弾発力によって、この機構6が振動等によ
って抜き上ったり脱落したりするのを防いでおり、ま
た、保全作業のための脱着が容易である。
取付けが容易であるだけでなく、つば8が排水管4への
挿入のストッパとなって、取付け高さが確実に保たれ、
Oリング9の弾発力によって、この機構6が振動等によ
って抜き上ったり脱落したりするのを防いでおり、ま
た、保全作業のための脱着が容易である。
【0018】
【発明の効果】本発明のウォータシールトラップは、既
に説明したように、ドレン量が極めて少なく、ウォータ
シールトラップ内の水が蒸発して水位が下がり、ウォー
タシールトラップに挿入されているドレン管の先端が露
出しても、ウォータシールトラップの排水管から汚水等
の臭気や昆虫が空調している室内に送り込まれることが
ない。このため、応急対策としての水の補給を必要とし
ない。また、このウォータシールトラップは、エアコン
パッケージによる負圧がかかっても、防臭及び防虫作用
は確実である。更に、排水管を閉鎖する閉鎖機構は、構
造が簡単であり、取付けが容易かつ確実であり、保全も
容易であり、従来のウォータシールトラップに取付けて
本発明のウォータシールトラップにすることが容易であ
る。
に説明したように、ドレン量が極めて少なく、ウォータ
シールトラップ内の水が蒸発して水位が下がり、ウォー
タシールトラップに挿入されているドレン管の先端が露
出しても、ウォータシールトラップの排水管から汚水等
の臭気や昆虫が空調している室内に送り込まれることが
ない。このため、応急対策としての水の補給を必要とし
ない。また、このウォータシールトラップは、エアコン
パッケージによる負圧がかかっても、防臭及び防虫作用
は確実である。更に、排水管を閉鎖する閉鎖機構は、構
造が簡単であり、取付けが容易かつ確実であり、保全も
容易であり、従来のウォータシールトラップに取付けて
本発明のウォータシールトラップにすることが容易であ
る。
【図1】本発明のウォータシールトラップの一実施例を
示す一部切欠き斜視図である。
示す一部切欠き斜視図である。
【図2】図1の排水管を閉鎖する閉鎖機構の斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明のウォータシールトラップの作用を説明
するための作用説明図である。
するための作用説明図である。
【図4】従来のウォータシールトラップの一部切欠き斜
視図である。
視図である。
【図5】従来のウォータシールトラップの作用を説明す
るための作用説明図である。
るための作用説明図である。
1 ウォータシールトラップ 4 排水管 6 閉鎖機構 7 ボール(フロート) 8 円筒部 8a 弁座 8b つば 9 Oリング 10 ボールガイド
Claims (4)
- 【請求項1】 ドレン配管に用いるウォータシールトラ
ップであって、その排水管にこの排水管から排水してい
る時以外は、この排水管を閉鎖する閉鎖機構を設けたこ
とを特徴とするウォータシールトラップ。 - 【請求項2】 この閉鎖機構は、フロートがウォータシ
ールトラップ内の水位が高くなった時に浮いて排水管の
閉鎖を解除し、水位が低くなった時に下がって排水管を
閉鎖するフロート式であることを特徴とする請求項1記
載のウォータシールトラップ。 - 【請求項3】 上記のフロート式の閉鎖機構は、その排
水管に装着され、上端部にボールによって開閉される弁
座を有する円筒部とこの弁座に脱着座して排水管を開閉
するボールとボールの飛散を防止し、ボールの正しい脱
着座を案内するために上記円筒部に固定されたボールガ
イドとで構成されたことを特徴とする請求項2記載のウ
ォータシールトラップ。 - 【請求項4】 上記の円筒部は、排水管に挿入する外径
と排水管との間をシールするOリングと排水管の上部開
口端に当接するつばとを有することを特徴とする請求項
3記載のウォータシールトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242219A JPH0771784A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ウォータシールトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5242219A JPH0771784A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ウォータシールトラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0771784A true JPH0771784A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=17086015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5242219A Pending JPH0771784A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | ウォータシールトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771784A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006040856A1 (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-20 | Kondoh-Frp Co., Ltd. | 排水トラップ |
JP2007212033A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | ドレン管類用防虫キャップ |
WO2007116531A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-18 | Kondoh-Frp Co., Ltd. | 排水トラップ |
CN106091328A (zh) * | 2016-07-28 | 2016-11-09 | 苏州苏净安发空调有限公司 | 一种空调冷凝水的排水装置 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5242219A patent/JPH0771784A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006112154A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Kondo F Aru P Kogyo Kk | 排水トラップ |
US7823601B2 (en) | 2004-10-15 | 2010-11-02 | Kondoh-Frp Co., Ltd. | Drain trap |
JP4614729B2 (ja) * | 2004-10-15 | 2011-01-19 | コンドーエフアルピー工業株式会社 | 排水トラップ |
JP2007212033A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Inaba Denki Sangyo Co Ltd | ドレン管類用防虫キャップ |
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