JPH0313697Y2 - - Google Patents

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JPH0313697Y2
JPH0313697Y2 JP1985053884U JP5388485U JPH0313697Y2 JP H0313697 Y2 JPH0313697 Y2 JP H0313697Y2 JP 1985053884 U JP1985053884 U JP 1985053884U JP 5388485 U JP5388485 U JP 5388485U JP H0313697 Y2 JPH0313697 Y2 JP H0313697Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、オイルタンク等のタンクに内装され
て、タンク内の液面が減少したことを検知するよ
うに構成された液面検出器におけるターミナル部
構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 従来、この種液面検出器は、第5図に示す如
く、ターミナル3は、該ターミナル3を保持して
いるホルダ2に嵌着せしめられるキヤツプ部9か
ら先端部を突出させ、その突出した先端部にリー
ド線11を半田付けによつて接続するようにした
ものがある。しかしながらこの場合、ターミナル
の先端部がキヤツプ部開口端から上方に突出して
いることもあつ液面検出器自体が上下方向に長い
大きなものになつて、液面検出器の設置スペース
が大きくなつてしまうという欠点がある許りでな
く、突出した前記ターミナル接合部が被水した場
合に、電気的な絶縁性能が低下して誤動作をした
りあるいは電食によつてターミナルが破損したり
してしまい、これを防止するため、被水対策が別
途必要になるなどの欠点がある。
そこでターミナルの先端がキヤツプから突出し
ないように短くすることも提唱されるが、この場
合には、ターミナルとリード線との接続作業を、
狭いキヤツプ内で行う必要があつて作業しずら
く、このため液面検出器の組付け作業の作業性が
著しく低下するなどの欠点があり問題になつてい
た。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる液面検出器におけるター
ミナル部構造を提供することを目的として創案さ
れたものであつて、液面低下の検出をする検出部
側に基端部が接続されて上方に延びる一対のター
ミナルを板状とし、これら板状ターミナルを、板
面が互いに対向する状態で先端部がそれぞれ突出
するようにホルダに保持させて検出部アツシーを
形成し、該検出部アツシーにおける板状ターミナ
ルの先端部を、筒状をしたキヤツプ部中間に形成
される保持部に穿設せしめた挿通孔に下側から上
方に向けて挿通せしめ、その挿通した先端部をリ
ード線と半田付けして接続すると共に、キヤツプ
部には上側開口から充填剤を充填してなる液面検
出器において、前記各ターミナルの挿通先端部に
はリード線を係止するための係止孔が穿設され、
かつこれら係止孔部位の板面は互いに離間するよ
う外側横方に向けて折曲せしめてあり、さらに挿
通先端はキヤツプの上側開口端からは突出しない
長さに設定して、係止孔が、キヤツプ部筒内にお
いて上下方向を向く姿勢から外側横方に向く姿勢
に折曲する状態でキヤツプ部筒内の上側開口から
臨めるべく構成する一方、キヤツプ部に穿設され
る前記挿通孔は、挿通した板状ターミナル板面に
接して保持できる大きさとし、かつキヤツプ部
は、上記折曲された挿通先端部を下側から挿入す
ることで挿通孔が弾性変形して押し広げられ、該
挿通先端部の挿通ができるようゴム質弾性材で形
成してあることを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、ターミナ
ルをキヤツプ部内に収めるようにして、液面検出
器のコンパクト化を計り、かつ被水対策を別途行
う必要のないものでありながら、ターミナルとリ
ード線との接合を極めて容易に行うことができる
ようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は液面検出器であつて、
該液面検出器1を構成しているホルダ2(二つ割
り方式になつていて、板状のターミナル3を両側
から挟む様になつている。)には一対のターミナ
ル3が互いに板面を対向する状態で一体的に貫通
して形成された検出部アツシーとなつているが、
該検出部アツシーにおけるターミナル3の下端部
には弾性を有する薄板状の固定接点4がそれぞれ
固着されている。一方、5はフロートであつて、
該フロート5には略T字形状をした可動接点6の
基端部が一体的に植設されている。そして可動接
点6の先端部は、固定接点4の上側に位置するよ
うに配設されており、液面低下に伴うフロート5
の自重降下で可動接点6が固定接点4に上側から
接当することによつて両ターミナル3が短絡し、
液面検出を行うようになつている。図中、7はフ
ロート5を覆うカバー体、8は可動接点6のスト
ツパである。
9はホルダ2に嵌着せしめるキヤツプ部であつ
て、該キヤツプ部9はゴム質弾性材によつて形成
されるものであるが、円筒状になつている内周面
中間部には、ホルダ2から突出したターミナル3
の先端部が挿通保持されるべく挿通孔10aが開
設された保持部10が形成されている。この挿通
孔10aは、下側が保持部10の底面と面一状に
なつているが、上側が保持部10から突出したリ
ツプ片10bに形成されており、後述するように
横方向に折曲されたターミナル3の先端部を下側
から挿入することによつて挿通孔10aは弾性的
に押し広げられてターミナル先端部が挿通し、該
挿通したターミナル3の板面に接してこれを保持
するようになつている。
一方、ターミナル3は、その先端部を前記挿通
孔10aに下側から挿通せしめることによつて、
先端部はキヤツプ部9の上側開口と保持部10と
の間に位置するよう、換言すればターミナル3は
キヤツプ部9から突出しないよう長さ設定されて
いるが、その先端部には、リード線11のフツク
状に折曲された先端部11aを係止できる係止孔
3aが穿設されている。しかもこの係止孔部位
は、対向する板面同志が互いに離間するよう外側
横方向に向けて湾曲状に折曲されており、これに
よつて係止孔3aは、キヤツプ部筒内において上
下方向を向く姿勢から外側横方に向く姿勢に折曲
する状態でキヤツプ部9の上側開口から臨めるよ
うになつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、いま液面検出器1を組付けるに際し、まずタ
ーミナル3、固定接点4、フロート5が組付けら
れた検出部アツシーのホルダ2にキヤツプ部9を
嵌着する作業が行なわれるが、それにはターミナ
ル3をキヤツプ部9の下側開口から入れ、ターミ
ナル3の先端部を保持部10の挿通孔10aに押
し込むようにして挿入する。しかる後、リード線
11のフツク状になつた先端部11aを係止孔3
aに係止し、ターミナル3とリード線11とを熔
着せしめれば、ターミナル3とリード線11とは
結線されることになる。あとは絶縁材12等の充
填剤をキヤツプ部9に充填することによつて液面
検出器1が組付けられる。
この様に本考案にあつては、リード線11は、
キヤツプ部9内でターミナル3と結線されるもの
であるから、従来のキヤツプ部から突出したター
ミナルにリード線を結線するものの如く、液面検
出器1が大きくなつて、タンク内での設置スペー
スを大きくなつてしまうようなことがなく、僅か
な設置スペースでコンパクトに取付けることがで
きる。
しかも、ターミナル3は、リード線11が接続
される先端部がキヤツプ部9内に有るにもかかわ
らず、両ターミナル3の係止孔3aが穿設されて
いる部位が、板面同志互いに離間する外側横方に
向いて折曲していて、係止孔3aが、キヤツプ部
筒内において上下方向を向く姿勢から外側横方に
向く姿勢に折曲する状態でキヤツプ部9の上側開
口から臨めるようになつているので、リード線1
1は、リード線先端部11aをキヤツプ部上側開
口から係止孔3aを直接目指すようにして挿入係
止することができるため、係止孔3aが上下方向
のみに向いているものに挿入するように作業しず
らいことが無く、挿入係止作業が極めて容易であ
るうえに、熔着する際の半田鏝での半田付け作業
が外側横方に折曲した先端部で行われるので、半
田付け部が接触して短絡状態になつてしまうこと
もなく、さらに半田付け部の面積が外方に向けて
広くなつて作業しやすいことは勿論のこと、半田
が垂れたりするようなことなく奇麗にしかも迅速
かつ確実に行うことができる。
そしてリード線11がターミナル3に接続され
た状態で絶縁材12が充填されるが、このとき絶
縁材12が挿通孔10aから内部に流れ込んでし
まうことを回避できる。つまり挿通孔10aは、
外側横方に折曲した横方向に幅広いターミナル先
端部が挿通することになるが、キヤツプ3がゴム
質弾性材によつて形成されていて、ターミナル先
端部による下側からの強制的な挿入で弾性変形し
て挿通孔10aが押し広げられてターミナル先端
部が挿入し、そして該挿通した後、復元してター
ミナル3の板面に接する状態となるため、横方向
に幅広なターミナル3の先端部を挿通するもので
ありながら、挿通孔10aは小さいもので良く、
しかもターミナル3の板面に接した状態となつて
いるため、挿通孔10aは殆ど閉ざされたものと
なつて、硬化する前の絶縁材12が挿通孔10a
を通つて内部に浸入することを確実に防止でき
て、検知部に影響を与えることがない。
そのうえ絶縁材12は、前記上下方向から左右
方向に折曲した状態のターミナル係止孔部を取り
込む状態でキヤツプ部内に充填されることにな
り、この結果、絶縁材12は、ターミナル3と完
全に一体化して絶縁材12の抜止めが成されるう
えに、さらに絶縁材12自体を補強することがで
きて、絶縁材12が割れたりする不具合を有効に
回避でき、万一クラツクが入つても、この進行が
ターミナル3によつて抑えられ、タンク内の液漏
れ防止にも大いに寄与できることになる。
さらに本実施例では、挿通孔10aは、保持部
10から上側に突出したリツプ片10bに形成さ
れているので、ターミナル3の先端部を挿入孔1
0aに挿通せしめるときは保持部10の弾性変形
で容易に挿通するが、これを引き抜こうとする
と、該突出したリツプ片10bに折曲した先端部
が引掛るようになるため、引き抜きが規制される
という利点もあり具合がよいものである。
[作用効果] 以上要するに、本考案は、叙述の如く構成され
たものであるから、ターミナルとリード線との半
田付け部がキヤツプ部内に位置することになつ
て、従来の半田付け部位がキヤツプ部から突出し
たものの如く液面検出器が大型になつてしまうよ
うなことがなく、コンバクト化し得て、設置スペ
ースを小さくすることができると共に、別途格別
な被水対策を講じるような必要もない。
しかも、ターミナルの先端部は、キヤツプ部内
にあるにもかかわらず、係止孔部位が外側横方に
折曲していて、板面同志互いに離間する外側横方
に向いて折曲していて、係止孔が、キヤツプ部筒
内において上下方向を向く姿勢から外側横方に向
く姿勢に折曲する状態でキヤツプ部の上側開口か
ら臨めるようになつているので、リード線は、キ
ヤツプ部上側開口から係止孔を直接目指すように
して挿入係止することができるため、係止孔が上
下方向のみに向いているもののように挿入作業に
手間がかかることがないうえに、半田鏝による半
田付け作業が外側横方に折曲した先端部で行われ
るので、半田付け部が接触して短絡状態になつて
しまうことも防止でき、さらに半田付け部の面積
が外方に向けて広くなつて作業しやすいことは勿
論のこと、半田が垂れたりするようなことなく奇
麗にしかも迅速かつ確実に行うことができる。
そのうえ挿通孔は、横方向に幅広なターミナル
先端部が挿通するものでありながら、キヤツプ部
がゴム質弾性材によつて形成されていて、ターミ
ナル先端部による下側からの強制的な挿入で弾性
変形して押し広げられるものであるため、挿通孔
は、ターミナルの板面に接する小さいもので良
く、このため挿通孔は殆ど閉ざされた状態となつ
て、硬化する前の絶縁材が挿通孔を通つて内部に
浸入する不具合を確実に防止できて、検知部に影
響を与えることがない。
さらに充填剤は、前記上下方向から左右方向に
折曲した状態のターミナル係止孔部を取り込む状
態でキヤツプ部内に充填されることになる結果、
ターミナルと完全に一体化して充填剤の抜止めが
成されるうえに、充填剤自体を補強することがで
きて、絶縁材が割れたりする不具合を有効に回避
でき、そして万一クラツクが入つても、この進行
がターミナル3によつて抑えられ、タンク内の液
漏れ防止にも大いに寄与できることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る液面検出器におけるター
ミナル部構造の一実施例を示したものであつて、
第1図は液面検出器の一部を切欠いた全体正面
図、第2図は部分分解した要部断面図、第3図は
要部の拡大斜視図、第4図は平面図、第5図はは
従来例の一部切欠き正面図である。 図中、1は液面検出器、2はホルダ、3はター
ミナル、3aは係止孔、4は固定接点、5はフロ
ート、6は可動接点、9はキヤツプ部、10は保
持部、10aは挿通孔、11はリード線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液面低下の検出をする検出部側に基端部が接続
    されて上方に延びる一対のターミナルを板状と
    し、これら板状ターミナルを、板面が互いに対向
    する状態で先端部がそれぞれ突出するようにホル
    ダに保持させて検出部アツシーを形成し、該検出
    部アツシーにおける板状ターミナルの先端部を、
    筒状をしたキヤツプ部中間に形成される保持部に
    穿設せしめた挿通孔に下側から上方に向けて挿通
    せしめ、その挿通した先端部をリード線と半田付
    けして接続すると共に、キヤツプ部には上側開口
    から充填剤を充填してなる液面検出器において、
    前記各ターミナルの挿通先端部にはリード線を係
    止するための係止孔が穿設され、かつこれら係止
    孔部位の板面は互いに離間するよう外側横方に向
    けて折曲せしめてあり、さらに挿通先端はキヤツ
    プの上側開口端からは突出しない長さに設定し
    て、係止孔が、キヤツプ部筒内において上下方向
    を向く姿勢から外側横方に向く姿勢に折曲する状
    態でキヤツプ部筒内の上側開口から臨めるべく構
    成する一方、キヤツプ部に穿設される前記挿通孔
    は、挿通した板状ターミナル板面に接して保持で
    きる大きさとし、かつキヤツプ部は、上記折曲さ
    れた挿通先端部を下側から挿入することで挿通孔
    が弾性変形して押し広げられ、該挿通先端部の挿
    通ができるようゴム質弾性材で形成してあること
    を特徴とする液面検出器におけるターミナル部構
    造。
JP1985053884U 1985-04-11 1985-04-11 Expired JPH0313697Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053884U JPH0313697Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053884U JPH0313697Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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Publication Number Publication Date
JPS61170034U JPS61170034U (ja) 1986-10-22
JPH0313697Y2 true JPH0313697Y2 (ja) 1991-03-28

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ID=30575161

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JP1985053884U Expired JPH0313697Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045628A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Masanori Aichi 四肢矯正具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120430U (ja) * 1983-01-31 1984-08-14 日本精機株式会社 液位検出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011045628A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Masanori Aichi 四肢矯正具

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Publication number Publication date
JPS61170034U (ja) 1986-10-22

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