JPH0541504Y2 - - Google Patents

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JPH0541504Y2
JPH0541504Y2 JP1989038522U JP3852289U JPH0541504Y2 JP H0541504 Y2 JPH0541504 Y2 JP H0541504Y2 JP 1989038522 U JP1989038522 U JP 1989038522U JP 3852289 U JP3852289 U JP 3852289U JP H0541504 Y2 JPH0541504 Y2 JP H0541504Y2
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terminal
insulator
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connector
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はたとえば自動車等に装着されるフユー
エルタンクユニツト用ターミナル装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来この種のフユーエルタンクユニツト用ター
ミナル装置として実公昭56−7532号公報、実開昭
62−73482号公報等が知られている。
第6図乃至第8図は従来構造例を示し、この場
合フユーエルタンクTに取付けられる導電性を有
するキヤツプ51に樹脂製の絶縁体52を配設
し、絶縁体52に二個の筒状部53を形成し、こ
の筒状部53をキヤツプ51に形成した二個の貫
通孔54にそれぞれ挿通し、キヤツプ51の下面
に凹部55を形成し、凹部55内に弾性パツキン
56及びその外周に樹脂製の絶縁リング57を配
設し、絶縁体52に形成した凹溝52a上にそれ
ぞれ二個の端子58を載せ、二個のターミナル5
9を絶縁体52の通溝60にタンクT内方より挿
通し、ターミナル59のフランジ部61を弾性パ
ツキン56及び絶縁リング57に当接し、ターミ
ナル59を端子58の上面にかしめてターミナル
59と端子58とをかしめ部62を介して電気的
接続し、この一方の端子58に液面計測回路に接
続される電気コード63を半田付けし、他方の端
子58に燃料切れ警告回路に接続される電気コー
ド64を半田付けし、一方のターミナル59に液
面センサS1に接続される電気コード65を半田付
けし、他方のターミナル59に燃料切れセンサS2
に接続される電気コード51を半田付けし、キヤ
ツプ51にアース端子67を取付けて構成されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら上記従来構造の場合、それぞれの
端子58に電気コード63,64を半田付けする
構造のため組付けが厄介であり、また外気温の変
化によるターミナル59と絶縁体52との膨張率
の違いによつてターミナル59のかしめ部62と
端子58上面が離れて電気的接続が不良となるこ
とがあるという不都合を有している。
本考案は、このような不都合を解決するフユー
エルタンクユニツト用ターミナル装置を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
フユーエルタンクTに取付けられる導電性を有
するキヤツプ1の貫通孔7上部に絶縁体2を配設
し、この絶縁体2にターミナル11をフユーエル
タンクT内方より挿通する通孔12を貫通孔7と
連通状態に形成し、この通孔12の内周上部に端
子4を埋込固定し、この端子4にターミナル挿通
孔20を形成し、通孔12にターミナル11を挿
通してターミナル11の上端をターミナル挿通孔
20より突出状態に挿通した際、この端子4の下
面に係止する係止段部15をターミナル11の上
部周面に形成し、このターミナル11の突出上端
をかしめて形成するかしめ部16と係止段部15
とで端子4を挾持係合するように構成し、この絶
縁体2の側部に外部コネクタ3がキヤツプ1上面
に沿つた略横方から差込まれるコネクタ結合部2
Aを形成し、このコネクタ結合部2A内に端子4
の引き出し結合端4Aを配し、コネクタ結合部2
Aに外部コネクタ3を嵌合した際、ターミナル1
1と端子4と外部コネクタ3とが電気的に接続す
るように構成したことを特徴とするフユーエルタ
ンクユニツト用ターミナル装置に係るものであ
る。
〔作用〕
絶縁体2の側部に設けたコネクタ結合部2Aと
外部コネクタ3との差込みにより外部コネクタ3
と端子4との電気的接続がなされる。
また端子4はターミナル11の係合段部15に
係合当接しており、ターミナル11の挿通上端を
かしめると端子4はかしめ部16と係合段部15
との間に挟まれ、且つ、端子4は絶縁体2に埋込
固定されているので、外気温の変化によるターミ
ナル11と絶縁体2との膨張率の違いによる接触
不良が防がれる。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図乃至第4図は第1実施例、第5図は第2実施
例である。
第1図乃至第4図は第1実施例において、1は
導電性を有するキヤツプであつて、キヤツプ1に
樹脂製の絶縁体2を配設し、絶縁体2の側部に外
部コネクタ3を差込み得るコネクタ結合部2Aを
形成し、絶縁体2に上下に貫通した通孔12を有
する二個の筒状部5を形成するとともに筒状部5
の基部側周囲に凹部6を形成し、この筒状部5を
キヤツプ1の貫通孔7に挿通して二個の筒状部5
との嵌合によりキヤツプ1上に絶縁体2を位置決
めしている。中央にターミナル挿通孔20を有す
る端子4を、この夫々の通孔12の内周上部に露
出状態にして埋込固定している。前記凹部6及び
筒状部5の外周に弾性パツキン8,9を配設し、
弾性パツキン9の外周に樹脂製の絶縁リング10
を配設し、二個のターミナル11をそれぞれの絶
縁体2の通孔12にタンクTの内方より挿通し、
ターミナル11のフランジ部13を弾性パツキン
9及び絶縁リング10の段部14に当接するとと
もにターミナル11の上部周面に端子4の下面に
当接係止する係合段部15を形成し、この係合段
部15を端子4の下面に係合し、ターミナル11
の上端を端子4のターミナル挿通孔20より上方
に突出し、この突出上端を端子4上面にかしめ、
このかしめ部16と係合段部15とにより端子4
を挾み付けるとともにかしめ部16とフランジ部
13とにより絶縁体2、弾性パツキン8,9、絶
縁リング10を介在してキヤツプ1を挾み付け、
ターミナル11と端子4との電気的接続がなさ
れ、またアース用の一個の端子4をキヤツプ1に
電気的に接続されるように溶接固定するとともに
絶縁体2内に挿通し、前記絶縁体2に埋設された
二個の端子4に外部コネクタ3の電気コード1
7,18を介してそれぞれ液面計測回路、燃料切
れ警告回路に接続し、二個のターミナル11のそ
れぞれに液面センサS1、燃料切れセンサS2に接続
される電気コード19,20を半田付けして構成
している。
この実施例は、絶縁体2の側部に外部コネクタ
3がキヤツプ1上面に沿つた略横方から差込まれ
るコネクタ結合部2Aを一体に形成し、このコネ
クタ結合部2A内に端子4の引き出し結合端4A
を配し、コネクタ結合部2Aに外部コネクタ3を
嵌合した際、ターミナル11と端子4と外部コネ
クタ3とが電気的に接続するように構成したか
ら、外部との電気的接続を行うための組付けが容
易となり、またターミナル11をかしめると端子
4はかしめ部16と係合段部15との間で挟ま
れ、且つ、端子4は絶縁体2に埋込固定されてい
るので、温度変化に伴うターミナル11と絶縁体
2との膨張率の違いによるターミナル11と端子
4との間での接触不良を抑制でき、良好な電気的
接続状態を得ることができる。
第5図の第2実施例は別例構造を示し、この場
合端子4の上面に例えば合成ゴム等の弾性材21
を配設し、端子4をかしめ部16、弾性材21と
係合段部15との間で挟み付けるように構成して
いる。
この第2実施例についても第1実施例と同様な
作用効果を得るとともにかしめが良好となる。
この場合係合段部15と端子4との間で電気的
接続される。
尚、本考案は上記実施例の絶縁体2の形状、タ
ーミナル11の形状のものに限られるものではな
い。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、絶縁体の側部にはコネク
タ結合部が形成されており、外部コネクタの差込
みにより外部との電気的接続が可能となり、この
接続のための組付けが容易となる。しかもこの外
部コネクタはフユーエルタンクに沿つて引き回
し、側方から嵌合できるため、一層組み付け易
く、また、該タンク並びに絶縁体の上方から嵌合
する構造に比べてスペースを採らずコンパクトに
ワンタツチ式の電気的接続構造が実現できる。
またターミナルの上端をかしめると端子はかし
め部と係合段部とにより挾まれ、且つ、端子は絶
縁体に埋込固定されているので、ターミナルが熱
膨張しても端子との間での接触不良を抑制でき、
良好な電気的接続状態を得ることができる。
以上、所期の目的を充分達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はその部分横断面図、第2図はその要部の拡大断
面図、第3図はその斜視図、第4図はその部分縦
断面図、第5図は第2実施例の要部の拡大断面
図、第6図は従来構造の全体断面図、第7図はそ
の部分斜視図、第8図はその部分断面図である。 T……フユーエルタンク、1……キヤツプ、2
……絶縁体、2A……コネクタ結合部、3……外
部コネクタ、4……端子、4A……引き出し結合
端、7……貫通孔、11……ターミナル、12…
…通孔、15……係止段部、16……かしめ部、
20……ターミナル挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フユーエルタンクに取付けられる導電性を有す
    るキヤツプの貫通孔上部に絶縁体を配設し、この
    絶縁体にターミナルをフエーエルタンク内方より
    挿通する通孔を貫通孔と連通状態に形成し、この
    通孔の内周上部に端子を埋込固定し、この端子に
    ターミナル挿通孔を形成し、通孔にターミナルを
    挿通してターミナルの上端をターミナル挿通孔よ
    り突出状態に挿通した際、この端子の下面に係止
    する係止段部をターミナルの上部周面に形成し、
    このターミナルの突出上端をかしめて形成するか
    しめ部と係止段部とで端子を挾持係合するように
    構成し、この絶縁体の側部に外部コネクタがキヤ
    ツプ上面に沿つた略横方から差込まれるコネクタ
    結合部を形成し、このコネクタ結合部内に端子の
    引き出し結合端を配し、コネクタ結合部に外部コ
    ネクタを嵌合した際、ターミナルと端子と外部コ
    ネクタとが電気的に接続するように構成したこと
    を特徴とするフユーエルタンクユニツト用ターミ
    ナル装置。
JP1989038522U 1989-03-31 1989-03-31 Expired - Lifetime JPH0541504Y2 (ja)

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JP1989038522U JPH0541504Y2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31

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JPH02129679U JPH02129679U (ja) 1990-10-25
JPH0541504Y2 true JPH0541504Y2 (ja) 1993-10-20

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ID=31546603

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567532U (ja) * 1979-06-28 1981-01-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50117390U (ja) * 1974-03-13 1975-09-25
JPS50133488U (ja) * 1974-04-19 1975-11-04

Patent Citations (1)

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JPS567532U (ja) * 1979-06-28 1981-01-22

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JPH02129679U (ja) 1990-10-25

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