JPH07117659A - 油槽の液面センサ - Google Patents

油槽の液面センサ

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Publication number
JPH07117659A
JPH07117659A JP27191693A JP27191693A JPH07117659A JP H07117659 A JPH07117659 A JP H07117659A JP 27191693 A JP27191693 A JP 27191693A JP 27191693 A JP27191693 A JP 27191693A JP H07117659 A JPH07117659 A JP H07117659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
reed switch
switch assembly
locking portion
oil tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP27191693A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yasuda
田 敦 安
Toshihiro Nakano
野 利 博 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP27191693A priority Critical patent/JPH07117659A/ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストダウン、信頼性の向上を図る構成とす
ることを目的とする。 【構成】 リザーバ本体11を貫通すると共に両端開口
部が同一形状を成すと共に、第1及び第2係止部11
f、11gを有した貫通孔11dが形成され、内部に形
成された液室に作動液を貯蔵するリザーバ本体11と、
磁石19が取り付けられ液室内で水平方向の移動が規制
されあがら作動液液面の昇降にともなって昇降するフロ
ート18、貫通孔に嵌合され、一端に設けられ第1係止
部に係止される爪部20aと、磁石により接点の開閉が
行われるリードスイッチ21と、他端に設けられてリー
ドスイッチに電気的に接続される接続端子22、23と
を有したリードスイッチ組み立て体20と、第2係止部
に係止されて接続端子に接続されるコネクタ30とを備
えたことを特徴とする油槽の液面センサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油槽の液面センサに関
し、ブレーキ液リザーバタンクのブレーキ液量が所定量
以下となったときの検出等に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、実公平4
−45977号公報に開示されるものが知られている。
図5〜図7を用いて、この技術について説明する。図5
はブレーキリザーバタンク(以下、単にリザーバタンク
と称する)にリードスイッチ組み立て体が組付けられた
部分の断面拡大図、図6はリードスイッチ組み立て体と
リザーバタンクとの係止部の拡大断面図、図7はリード
スイッチ組み立て体の斜視図である。ブレーキリザーバ
タンク100は、結合部101において、図示しないブ
レーキペダルの操作に応じてブレーキ液圧を発生する図
示しないマスタシリンダに取り付けられ、このマスタシ
リンダにブレーキ液を供給するものである。リザーバタ
ンク100は、油槽102、貫通孔103を備え、油槽
102内にはブレーキ液が蓄えられ、且つブレーキ液の
液面には磁石105を備えるフロート104が浮かべら
れている。又、貫通孔103は油槽102を貫通し、図
5中左方の開口部においては係止部材106が設けら
れ、図5中右方の開口部においては、リードスイッチ組
み立て体110の固定部111が嵌入される形状を成す
と共に固定部111を固定するための係合凸部102a
が設けられている。リードスイッチ組み立て体110
は、内部にリードスイッチ112を備え、このリードス
イッチ112は、リード線113を介して警報装置12
0、電源121に導通し、且つ磁石105による吸引力
によって開閉が行われるものであって、ブレーキ液が減
少しフロート104が下降して磁石105の吸引力によ
りリードスイッチ112の接点が閉じると警報装置12
0が作動する仕組みとなっている。リードスイッチ組み
立て体110の固定部111と反対側の端部には、係止
部114、突起部115が設けられていて、リードスイ
ッチ組み立て体110が貫通孔103に挿嵌されると、
係止部114が貫通孔103の開口部に係止されると共
に突起部115と係止部材106とが当接し、更に、固
定部111が油槽の係合凸部102aにより固定され
て、リードスイッチ組み立て体110の抜け落ちを防止
する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、リードスイッチ組み立て体を貫通孔に挿嵌する方向
が決まっていて、車種によりリザーバタンクの回りのス
ペースが異なるときにはリードスイッチ組み立て体を挿
嵌する方向が異なり、二種類のリザーバタンクを製造し
なければならなくなるので、コストアップに繋がってい
た。又、リードスイッチ組み立て体は、上述したように
貫通孔から抜けない構成となっているので、リード線に
引っ張りや曲げ等の過大な応力が働くと、リード線のリ
ードスイッチ組み立て体との結合部に応力が集中し、リ
ード線が損傷する恐れがあり、信頼性の悪化に繋がる。
【0004】故に、本発明は、上記課題を同時に解決し
コストダウン、信頼性の向上を図る構成にすることを技
術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため本発明において講じた技術的手段は、リザー
バ本体を貫通すると共に両端開口部が同一形状を成すと
共に、両端開口部に第1及び第2係止部を形成した貫通
孔が形成され、内部に形成された液室に作動液を貯蔵す
るリザーバ本体と、磁石が取り付けられ液室内で水平方
向の移動が規制されながら作動液液面の昇降に伴って昇
降するフロートと、貫通孔に嵌合され、一端に設けられ
第1係止部に係止される爪部と、磁石により接点の開閉
が行われるリードスイッチと、他端に形成されてリード
スイッチに電気的に接続される接続端子とを有したリー
ドスイッチ組み立て体と、第2係止部に係止されて接続
端子に接続されるコネクタとを備えたことである。
【0006】好ましくは、第2係止部が、貫通孔の内周
壁を貫通する孔、又は、凹形状を呈していることであ
る。
【0007】
【作用】請求項1の発明の作用を説明する。リードスイ
ッチ組み立て体を貫通孔に挿嵌されると、爪部が第1係
止部に係止され、更に、リードスイッチ組み立て体の他
端側から第2係止部に形成されるコネクタが接続される
ことによって、リードスイッチ組み立て体は貫通孔に固
定される。このとき、貫通孔の開口部はそれぞれ同一形
状を呈しているために、どちらの開口部からでも組み付
けることが可能である。又、コネクタがリードスイッチ
組み立て体とは別体で構成されているので、コネクタが
所定の荷重で外れるようにしておけば、リード線に引っ
張りや曲げ等の過大な応力が掛かってもリード線が損傷
することが防止できて、信頼性が向上する。
【0008】請求項2及び3の発明の作用を説明する。
第2係止部が、貫通孔の内周壁を貫通する孔、又は、凹
形状を呈していることによって、貫通孔にリードスイッ
チ組み立て体をはめ込み易くなる。
【0009】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本実施例のリザーバ本体の断面図、
図2は図1のA−A断面矢示図、図3及び図4はリード
スイッチ組み立て体の拡大断面図を示す。
【0011】図において、ブレーキリザーバタンク10
は、ブレーキ操作部材(図示省略)の操作に応じてブレ
ーキ液圧を発生するマスタシリンダ(図示省略)にその
底部のアウトレット部11a、11bにてグロメット
(図示省略)を介して液密的に固定されると共に、内部
に油槽を形成する樹脂製リザーバ本体11と、このリザ
ーバ本体11の開口に形成されたフック部11cに回転
係止されて開口を液密的に閉塞する樹脂製のリザーバキ
ャップ12とを備えている。リザーバキャップ12に
は、シール部材13を介してリザーバ本体11に係止さ
れる係止部材14が溶着されると共に、油槽内のエアー
圧を調節する調圧弁15を固定している。リザーバ本体
11には、両端が同一形状を成す開口部がリザーバ本体
11の側壁に開口した貫通孔11dと、この貫通孔11
dの周囲には、リザーバ本体11の開口側へ延びる筒状
のガイド壁11eとが形成されると共に、フィルタ16
を備えた筒状部材17が配設されている。ガイド壁11
eの内周側には、樹脂発砲材よりなるフロート18が配
設され、このフロート18には永久磁石19が取り付け
られている。貫通孔11dには、第1及び第2係止部1
1f、11gが形成されていている。尚、第2係止部1
1gは、貫通孔11dの内周壁を貫通する孔であるが、
凹形状を呈してもよい。
【0012】貫通孔11dに挿入されるリードスイッチ
組み立て体20は、中央にリードスイッチ21が取り付
けられ、一端側にこのリードスイッチ21に導通する端
子22、23、他端側に第1係止部11fに係止される
爪部20aが設けられている。又、リードスイッチ21
へ水分等が進入しないように貫通孔11dとの間をシー
ルするシール部材24、25がリードスイッチ組み立て
体20の両端部に配設されている。端子22、23は、
コネクタ30が接続されて、リード線31を介して警報
器32及び電源33に導通するようになっている。
【0013】コネクタ30には、引っ掛かり部30aが
形成されていて、この引っ掛かり部30aが貫通孔11
dの第2係止部11gに係止されてコネクタ30が固定
される。これによって、リード線31が引っ張られたと
きの荷重がリードスイッチ組み立て体20に掛かること
が防止されて、断線等の防止に繋がる。
【0014】尚、図2及び図3に示す実施例では、リー
ドスイッチ組み立て体20を図2中左側から挿入してい
るが、図4に示すように右側から挿入するようにしても
よい。
【0015】以上の構成からなる本実施例において、油
槽内にブレーキ液が十分に蓄えられてる状態では、フロ
ート18が浮遊している状態にあり、永久磁石19がリ
ードスイッチ21から比較的大きく離れた位置にあり、
リードスイッチ21は非作動状態となっている。
【0016】その後、油槽内のブレーキ液が減少し、ブ
レーキ液の減少に応じてフロート18が下降し、ついに
はフロート18の永久磁石19が貫通孔11dの上壁に
当接する状態にまでブレーキ液が減少したとすると、リ
ードスイッチ21は永久磁石19の磁力により作動する
と共に、警報器32も作動してブレーキ液が所定の量ま
で減少した信号を発生する。
【0017】本実施例では、リードスイッチ組み立て体
20を貫通孔11dに挿嵌されると、爪部20aが第1
係止部11fに係止され、更に、リードスイッチ組み立
て体20の他端側から第2係止部11gに形成されるコ
ネクタ30が接続されることによって、リードスイッチ
組み立て体20は貫通孔11dに固定される。このと
き、貫通孔11dの開口部はそれぞれ同一形状を呈して
いるために、どちらの開口部からでも組み付けることが
可能である。
【0018】更に、第2係止部11gが、貫通孔の内周
壁を貫通する孔、又は、凹形状を呈することによって、
貫通孔11dにリードスイッチ組み立て体20をはめ込
み易くなる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明の効果を説明する。リー
ドスイッチ組み立て体を貫通孔に挿嵌されると、爪部が
第1係止部に係止され、更に、リードスイッチ組み立て
体の他端側から第2係止部に形成されるコネクタが接続
されることによって、リードスイッチ組み立て体は貫通
孔に固定される。このとき、貫通孔の開口部はそれぞれ
同一形状を呈しているために、どちらの開口部からでも
組み付けることが可能である。又、コネクタがリードス
イッチ組み立て体とは別体で構成されているので、コネ
クタが所定の荷重で外れるようにしておけば、リード線
に引っ張りや曲げ等の過大な応力が掛かってもリード線
が損傷することが防止できて、信頼性が向上する。
【0020】請求項2及び3の発明の効果を説明する。
第2係止部が、貫通孔の内周壁を貫通する孔、又は、凹
形状を呈していることによって、貫通孔にリードスイッ
チ組み立て体をはめ込み易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリザーバ本体の断面図を示す。
【図2】図1のA−A断面矢示図を示す。
【図3】リードスイッチ組み立て体の拡大断面図を示
す。
【図4】リードスイッチ組み立て体の拡大断面図を示
す。
【図5】従来のブレーキリザーバタンクにリードスイッ
チ組み立て体が組付けられた部分の断面拡大図を示す。
【図6】リードスイッチ組み立て体とリザーバタンクと
の係止部の拡大断面図を示す。
【図7】従来のリードスイッチ組み立て体の斜視図を示
す。
【符号の説明】
10・・・ブレーキリザーバタンク 11・・・リザーバ本体 11d・・・貫通孔 11f・・・第1係止部 11g・・・第2係止部 18・・・フロート 19・・・永久磁石 20・・・リードスイッチ組み立て体 20a・・・爪部 21・・・リードスイッチ 30・・・コネクタ 30a・・・引っ掛かり部 32・・・警報器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リザーバ本体を貫通すると共に両端開口
    部が同一形状を成すと共に、前記両端開口部に第1及び
    第2係止部を形成した貫通孔が形成され、内部に形成さ
    れた液室に作動液を貯蔵する前記リザーバ本体と、 磁石が取り付けられ前記液室内で水平方向の移動が規制
    されながら前記作動液液面の昇降に伴って昇降するフロ
    ートと、 前記貫通孔に嵌合され、一端に設けられ前記第1係止部
    に係止される爪部と、前記磁石により接点の開閉が行わ
    れるリードスイッチと、他端に形成されて前記リードス
    イッチに電気的に接続される接続端子とを有したリード
    スイッチ組み立て体と、 前記第2係止部に係止されて前記接続端子に接続される
    コネクタとを備えたことを特徴とする油槽の液面セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記第2係止部が、前記貫通孔の内周壁
    を貫通する孔であることを特徴とする請求項1記載の油
    槽の液面センサ。
  3. 【請求項3】 前記第2係止部が、凹形状を呈している
    ことを特徴とする請求項1記載の油槽の液面センサ。
JP27191693A 1993-10-29 1993-10-29 油槽の液面センサ Pending JPH07117659A (ja)

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JP27191693A JPH07117659A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 油槽の液面センサ

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JPH07117659A true JPH07117659A (ja) 1995-05-09

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JP27191693A Pending JPH07117659A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 油槽の液面センサ

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JP (1) JPH07117659A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731689B1 (ko) * 2003-11-13 2007-06-25 주식회사 만도 유압 브레이크용 마스터실린더의 오일 리저버
KR20070076674A (ko) * 2006-01-19 2007-07-25 주식회사 만도 브레이크 마스터실린더의 리저버 탱크
KR100848267B1 (ko) * 2007-03-29 2008-07-25 주식회사 만도 브레이크시스템용 오일공급장치
KR20160045195A (ko) * 2014-10-16 2016-04-27 현대모비스 주식회사 레저버 감지장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731689B1 (ko) * 2003-11-13 2007-06-25 주식회사 만도 유압 브레이크용 마스터실린더의 오일 리저버
KR20070076674A (ko) * 2006-01-19 2007-07-25 주식회사 만도 브레이크 마스터실린더의 리저버 탱크
KR100848267B1 (ko) * 2007-03-29 2008-07-25 주식회사 만도 브레이크시스템용 오일공급장치
KR20160045195A (ko) * 2014-10-16 2016-04-27 현대모비스 주식회사 레저버 감지장치

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