JPS6040377Y2 - 車両用ブレ−キマスタシリンダの液面警報装置 - Google Patents

車両用ブレ−キマスタシリンダの液面警報装置

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JPS6040377Y2
JPS6040377Y2 JP10505679U JP10505679U JPS6040377Y2 JP S6040377 Y2 JPS6040377 Y2 JP S6040377Y2 JP 10505679 U JP10505679 U JP 10505679U JP 10505679 U JP10505679 U JP 10505679U JP S6040377 Y2 JPS6040377 Y2 JP S6040377Y2
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JP
Japan
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switch
switch case
liquid level
reed switch
liquid tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP10505679U
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English (en)
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JPS5622156U (ja
Inventor
信昭 鉢呂
Original Assignee
日信工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日信工業株式会社 filed Critical 日信工業株式会社
Priority to JP10505679U priority Critical patent/JPS6040377Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用ブレーキマスクシリンダの液面警報装置
に関するものである。
〔従来技術〕
この種の液面警報装置は液槽に設けられた液面検知装置
と車両の運転席に設けられた警報器とからなり、液面検
知装置はリードスイッチを収納したスイッチ筒と液面に
浮遊する磁石付フロートを備え、液面が規定レベルまで
降下した時にフロートの磁石によってリードスイッチが
動作し、リードスイッチに接続された警報器を作動させ
て、液面減少を警報させる。
このような液面警報装置においては、車両の振動、衝撃
が直接にリードスイッチに伝えられ、そのリードスイッ
チの接片はこの振動、衝撃により揺動し、作動液が規定
量存在する正常時にスイッチ接片は互いに接触してリー
ドスイッチが閉じ警報器が作動したり、前記揺動により
スイッチ接片の間隔が初期値以上に離間してしまい永久
磁石の磁力が作用する警報時にリードスイッチは接片を
閉じることができなくなり警報器が作動しなくなる実態
が生じていた。
このため、車両の振動、衝撃が伝わらないようにリード
スイッチをスイッチ収容筒の一端閉塞壁と他端開口部に
設けた弾性部材で支持したものが、実開昭5O−13Q
357号公報に開示されているが、このものは第5図に
示す如く、スイッチ収容筒31を液槽32内の下部に水
平方向に配設し、該スイッチ収容筒31の一端閉塞壁に
弾性部材33を、他端開口部に弾性栓体34を夫々設け
、スイッチ収容筒31内にリードスイッチ35と抵抗3
6を挿入し、これらのリード線37の屈曲部を前記弾性
部材33に支承するとともに弾性栓体34で緊縛したも
のである。
尚38はコネクタ、39は警報器、40は電源である。
しかしながら、このものはリードスイッチ35をリード
線37にて抵抗36と接続したものであるから、リード
線37が撓みやすく、しかもリードスイッチ35を水平
方向に配置することから、スイッチ収容筒内で、リード
線を弾持していても、リードスイッチ35や抵抗36は
直接支持されていないため、振動や揺動の影響を受けて
揺れ動き、スイッチ収容筒の内壁に触れ、誤動作や異音
を発生するおそれがあった。
〔考案の目的〕
本考案はかかる点に鑑みなされたもので、液槽を被うキ
ャップに垂直方向に形成した有底円筒形のスイッチケー
ス収容部に設けられるリードスイッチに車体の振動、揺
動が伝わることを防止する車両用ブレーキマスクシリン
ダの液面警報装置を提供するにある。
〔考案の構成〕
前記目的を遠戚するために、本考案は液槽を被うキャッ
プ下面を突出して垂直方向に形成した有底円筒形のスイ
ッチケース収容部と、該スイッチケース収容部に嵌装さ
れて液槽の液面に浮遊する磁石付フロートと、前記スイ
ッチケース収容部に収納されて規定レベルに降下した磁
石付フロートの磁石によって作動するリードスイッチと
、液槽から離れた位置に設置され、リードスイッチの動
作によって液面減少を警報する警報器を備えた液面警報
装置において、前記スイッチケース収容部の底部に弾性
支持部材を設けると共に上部に弾性係止部材を設け、リ
ードスイッチ抵抗及びリード線を接続したスイッチ基板
をスイッチケース内に収納し、該スイッチケースを前記
スイッチケース収容部内に前記弾性支持部材と弾性係止
部材とによりスイッチケース軸方向及び半径方向に弾持
して着脱可能に挿着したことを特徴とするものである。
〔実施例〕 以下第1図乃至第4図により本考案の一実施例を説明す
る。
マスクシリンダ本体1の上部には作動液を内部に貯留す
る液槽2が固定され、該液槽2はマスクシリンダ本体1
内のピストン3の前方に形成した液圧室4にリターンポ
ート5及びコンペンセイテイングボート6を経て連通さ
れる。
液槽2の上部を被うキャップ7は、例えば合成樹脂から
なり、このキャップ7の側壁内周に形成した雌ねじ7a
を液槽2の上部外周に形成した雄ねじ2aに螺合するこ
とにより、キャップ7はシール部材8を挟んで液槽2に
取付けられる。
このキャップ7の中央部下面には、スイッチケース収容
部8が垂直方向に突出して下部を作動液中に浸漬するよ
うに縦長の有底円筒形にキャップ7と一体形成され、こ
のスイッチケース収容部9の上端は開口している。
スイッチケース収容部9の外周には、作動液の液面に浮
遊し得るフロー) i oがそれに沿って上下に移動で
きるように嵌装され、フロート10のスイッチケース収
容部9に面する部分に永久磁石11が取付けられ、スイ
ッチケース収容部9の下端部にはこのフロート10の下
限位置を規制するストッパ部材12が止着されている。
そして、スイッチケース収容部9の底部にスプリングか
らなる弾性支持部材13が設けられ、上部内周に形成し
た凹溝14には環状の弾性係止部材15が嵌合している
円筒状のスイッチケース16は、スイッチケース収容部
9内にその内壁とある程度の間隙を有して収納され、弾
性支持部材13によりスイッチケース収容部9の内壁に
衝突しないように必要最小の力で押し上げられ、スイッ
チケース16の上部に形成された凹部17の肩部18が
弾性係止部材15に当接してスイッチケース16軸方向
及び半径方向に弾性支持され、着脱可能に挿着されてい
る。
スイッチケース16は上端にリブ19を有し、内部には
プリント回路中にリードスイッチ20及び抵抗21を接
続したスイッチ基板22を収納し、このスイッチケース
16はフロート10がストッパ部材12に受止められる
ように作動液の液面が低下したときリードスイッチ20
が永久磁石11の磁力によってスイッチ接片が閉じられ
る位置に設けられる。
スイッチケース収容部9の上部開口端には防塵用のサブ
キャップ23が圧入されている。
スイッチ基板22のプリント回路に接続されたリード線
24は、コネクタ25を介して警報回路26に接続され
、この警報回路26は電源27および警報器28を含ん
でいる。
29はキャップ7に穿設された通気孔である。
なお、スイッチケース収容部9の底部に設けられる弾性
支持部材13は第2図に示す如くスポンジとすることも
可能であり、また上部に設けられる弾性係止部材15は
第3図、第4図に示す如く、スイッチケース16の凹溝
14に係止する係止片15aを下部に形成したゴム製の
中空円筒状のものであってもよい。
したがって、リードスイッチ20と抵抗21をスイッチ
基板22に接続し、このスイッチ基板22をスイッチケ
ース16内に収納する。
一方スイッチケース収容部9の底部に弾性支持部材13
を設けると共にスイッチケース16の上部に形成された
凹部17に弾性係止部材15を嵌合する。
そしてスイッチケース16をスイッチケース収容筒9内
に押込んで挿入し、スイッチケース16の下端を弾性支
持部材13に押圧すると弾性係止部材15がスィッチケ
ース収容部9内上部の凹溝14に嵌合し、スイッチケー
ス16はスイッチケース収容部9内にスイッチケース1
6軸方向及び半径方向に弾持されて着脱可能に挿着され
る。
これによって車体の振動や揺動はスイッチケース16に
伝わりに<<、またリードスイッチ20はスイッチ基板
22に設けられているから、リードスイッチ20のみが
揺れ動くことがなくなる。
また、スイッチケース16は弾性支持部材13に当接し
て弾持され、弾性係止部材15は簡単に着脱可能にした
ので、リードスイッチ20が故障した場合の交換はキャ
ップ7を取外す必要がなく容易に行うことができ、かつ
警報作動の確認はリードスイッチ20が永久磁石の磁場
に入る位置までスイッチケース16を引上げればよいの
で簡単に行うことができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、液槽を被うキャップの下面に垂
直方向に突出して有底円筒形のスイッチケース収容筒を
形成し、該収容筒の底部に設けた弾性支持部材と上部に
設けた弾性係止部材により、リードスイッチ等を備えた
スイッチ基板を収納したスイッチケースを該ケース軸方
向及び半径方向に弾性支持したから、車体の振動や揺動
は弾性支持部材と弾性係止部材とで吸収されてスイッチ
ケースに伝達されることがなくく、またリードスイッチ
がリード基板に固定されているので、リードスイッチの
みの揺れもないので、車両の振動や揺動によりリードス
イッチの接片が揺動して互に接触する誤作動及びスイッ
チ接片が初期値以上に離間して永久磁石の磁力が作用す
る警報時にスイッチ接片を閉じることができなくなる欠
点が従来に比しより有効に防止される。
また、スイッチケースはスイッチケース収容部に弾性支
持して着脱可能に挿着したから、リードスイッチが故障
した場合の交換はキャップを取外すことなく容易に行な
うことができ、かつ警報作動の確認はリードスイッチが
磁石の磁場に入る位置までスイッチケースを引上げれば
よいので簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断正面図、第2図は弾性
支持部材をスポンジとした場合の一部縦断正面図、第3
図は弾性係止部材を円筒状とし場合の一部縦断正面図、
第4図は第3図の弾性係止部材の平面図、第5図は従来
の液面警報装置の一例を示す断面平面図である。 2は液槽、7はキャップ、9はスイッチケース収容部、
10はフロート、11は永久磁石、13は弾性支持部材
、15は弾性係止部材、16はスイッチケース、20は
リードスイッチ、28は警報器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液槽を被うキャップ下面を突出して垂直方向に形成した
    有底円筒形のスイッチケース収容部と、該スイッチケー
    ス収容部に嵌挿されて液槽の液面に浮遊する磁石付フロ
    ートと、前記スイッチケース収容部に収納されて規定レ
    ベルに降下した磁石付フロートの磁石によって作動する
    リードスイッチと、液槽から離れた位置に設置され、リ
    ードスイッチの動作によって液面減少を警報する警報器
    を備えた液面警報装置において、前記スイッチケース収
    容部の底部に弾性支持部材を設けると共に上部に弾性係
    止部材を設け、リードスイッチ、抵抗及びリード線を接
    続したスイッチ基板をスイッチケース内に収納し、該ス
    イッチケースを前記スイッチケース収納部内に前記弾性
    支持部材と弾性係止部材とによりスイッチケース軸方向
    及び半径方向に弾持して着脱可能に挿着したことを特徴
    とする車両用ブレーキマスシリンダの液面警報装置。
JP10505679U 1979-07-30 1979-07-30 車両用ブレ−キマスタシリンダの液面警報装置 Expired JPS6040377Y2 (ja)

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JP10505679U JPS6040377Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 車両用ブレ−キマスタシリンダの液面警報装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622156U JPS5622156U (ja) 1981-02-27
JPS6040377Y2 true JPS6040377Y2 (ja) 1985-12-05

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JP10505679U Expired JPS6040377Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 車両用ブレ−キマスタシリンダの液面警報装置

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