JPS626669Y2 - - Google Patents

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JPS626669Y2
JPS626669Y2 JP14653681U JP14653681U JPS626669Y2 JP S626669 Y2 JPS626669 Y2 JP S626669Y2 JP 14653681 U JP14653681 U JP 14653681U JP 14653681 U JP14653681 U JP 14653681U JP S626669 Y2 JPS626669 Y2 JP S626669Y2
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JP
Japan
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oil
container
insulating plate
insulation
insulating
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JP14653681U
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JPS5851434U (ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンデンサに関する。
従来のこの種コンデンサは、その冷却を図るた
め、第1図及び第2図に示す通り、反物状のコン
デンサ素子1を集合した集合体2の前記コンデン
サ素子1間などにスペーサ3を介在して垂直方向
の油導4を形成し、又容器5と集合体2との間に
前記油導4に通じる水平方向の油導6を形成する
ために、この間の絶縁を兼ねた絶縁支持台7を設
けて構成している。なお、8は締付板、9は締付
スタツドである。
上述の構成によれば、容器5内に充填された絶
縁油が、前記油導4,6を通じて集合体2内を対
流し、これにより集合体2すなわち各コンデンサ
素子1の冷却が行われ都合が良いが、反面前記油
導6を設けているので、コンデンサ素子1の電極
1′の端部と容器5の底面との間の絶縁は、油中
絶縁のみに頼ることから、その距離を充分長く
しなければならず、いきおいこの種コンデンサの
高さが高くなる外、絶縁油の使用量が増大するな
どといつた不都合がある。
この考案は上述の事柄に鑑み、集合体と容器底
面との間の全面に、前記集合体内に形成された垂
直方向の油導に連通する水平方向の油導を備えた
一枚の波形状の絶縁板を配設し、波形状の絶縁板
が形成する油導の油中絶縁と波形状の絶縁板自身
の貫通絶縁の複合絶縁層を形成してなることを特
徴とするものである。
以下この考案の一実施例を示す第3図〜第6図
に基いて説明する。なお、第1図及び第2図と同
じ符号を附した部分は、同一又は対応する部分を
示す。3′は集合体2内に垂直方向の油導を形成
するために、コンデンサ素子1間に介在されたた
とえば波形状のスペーサで、プレスボード板、合
成樹指板などを成形したものである。10は集合
体2と容器5の底面との間の全面に配設される一
枚の波形状の絶縁板で、たとえばプレスボード
板、合成樹指板などを波形状に形成し、前記垂直
方向の油導4と連通する水平方向の油導6を備え
ている。この油導6は第5図に示すように、垂直
方向の油導4と、平面的にみて同一方向(反物状
のコンデンサ素子1の平面と平行する方向)とな
るように形成すると、これが直交する方向に設け
た場合に比べ、両油導4,6を通じて対流する油
量が増し、都合が良い。11は必要に応じて設け
られる集合体2と容器5との間の絶縁バリヤー
で、その底面には油導孔12が設けられてある。
13は集合体2の上部を覆う絶縁バリヤーで、図
示しないリード線の挿通孔14が設けられてい
る。なお、8′は絶縁物からなる締付板で、図示
例ではコンデンサ素子1間にスペーサ3′を介在
し、その両側に締付板8′を設け、これらを絶縁
テープ(図示せず)でもつて一体に集合して集合
体2を構成している。
以上の構成によれば、コンデンサ素子1の電極
1′の端部と、容器5の底面との間には、全面に
わたつて絶縁板10が介在し、この間の絶縁は絶
縁板10が形成する油導6の油中絶縁と、絶縁板
10自身の貫通絶縁の複合絶縁となり絶縁が強化
されるので、前記電極1′の端部と容器5の底面
との間の距離を短かくすることができる。しか
も第1図および第2図に示す従来例と同様、水平
方向の油導6および垂直方向の油導4を通じて絶
縁油が対流し、コンデンサ素子1を冷却すること
ができる。
次に、本考案者によつてその冷却効果を確認す
るために行なつた実験結果について説明すると、
集合体間および集合体と容器の底面との間に油導
を備えていない定格1.2KV,1200KVAの間接水
冷式コンデンサに電流1000Aを2時間通電したと
ころ、その内部最高温度上昇は40℃以上(at水温
40℃)であつた。これに対し、この考案により前
記第3図〜第6図に示す構成とした定格1.2KV,
1200KVAの間接水冷式コンデンサに電流1000A
を5時間通電したところその内部最高温度上昇は
27℃(at水温40℃)であることが確認された。
以上詳述の通り、この考案によればきわめて簡
単な構成により、その冷却効果を損うことなく、
この種コンデンサを縮少化でき、絶縁油などの使
用量を大幅に低減できるなどといつた実用的効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は
平面断面図、第2図は側面断面図(要部)であ
る。第3図〜第6図はこの考案の一実施例を示
し、第3図は平面断面図、第4図は側面断面図、
第5図は正面断面図、第6図は絶縁バリヤーの斜
視図である。 1:コンデンサ素子、2:集合体、3′:スペ
ーサ、4,6:油導、5:容器、10:絶縁板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反物状のコンデンサ素子を複数個集合してなる
    集合体に設けられた垂直方向の油導と連通する水
    平方向の油導を備えた一枚の波形状の絶縁板を、
    前記集合体と容器の底面との間に配設し、前記波
    形状の絶縁板が形成する油導の油中絶縁と波形状
    の絶縁板自身の貫通絶縁の複合絶縁層を全面に形
    成してなることを特徴とするコンデンサ。
JP14653681U 1981-09-30 1981-09-30 コンデンサ Granted JPS5851434U (ja)

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JP14653681U JPS5851434U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 コンデンサ

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JP14653681U JPS5851434U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 コンデンサ

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JPS5851434U JPS5851434U (ja) 1983-04-07
JPS626669Y2 true JPS626669Y2 (ja) 1987-02-16

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JP14653681U Granted JPS5851434U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 コンデンサ

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5452633B2 (ja) * 2012-01-06 2014-03-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置
JP2012070632A (ja) * 2012-01-06 2012-04-05 Hitachi Automotive Systems Ltd 電力変換装置

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JPS5851434U (ja) 1983-04-07

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