JPS5813725Y2 - 油入電気機器の油温測定装置 - Google Patents
油入電気機器の油温測定装置Info
- Publication number
- JPS5813725Y2 JPS5813725Y2 JP6113778U JP6113778U JPS5813725Y2 JP S5813725 Y2 JPS5813725 Y2 JP S5813725Y2 JP 6113778 U JP6113778 U JP 6113778U JP 6113778 U JP6113778 U JP 6113778U JP S5813725 Y2 JPS5813725 Y2 JP S5813725Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- measuring device
- electrical equipment
- temperature measuring
- filled electrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油入電気機器の油温測定装置に係り、特に感温
部の取付構造の改良に関する。
部の取付構造の改良に関する。
中形以上の油入電気機器には油温測定用として棒状温度
計、ダイヤル温度計や測温抵抗あるいは熱電対によるl
l塩装置を取付けている。
計、ダイヤル温度計や測温抵抗あるいは熱電対によるl
l塩装置を取付けている。
コンサベータ付あるいは密封形のものではこれらの測温
装置を取替えろとき、絶縁油な抜き油面なカバー面より
下げたり、又封入ガスの入替えを行わなくてもよいよう
な取付構造としている。
装置を取替えろとき、絶縁油な抜き油面なカバー面より
下げたり、又封入ガスの入替えを行わなくてもよいよう
な取付構造としている。
従来のダイヤル温度計の感温部の取付部の一例は第1図
及び第2図に示すもので、雨水の浸入を防止する構造と
してはバッキング16vcよるものとガス管ねじ部9に
よるもの等がある。
及び第2図に示すもので、雨水の浸入を防止する構造と
してはバッキング16vcよるものとガス管ねじ部9に
よるもの等がある。
熱の伝達媒体1γは測定誤差を小さくするために入れる
もので、一般に絶縁油である。
もので、一般に絶縁油である。
この感温部収納管への注油は上部空間10を残すように
し、この密閉管内の温度の変化による内圧の変動をこの
上部空間10の気体により緩和させろ。
し、この密閉管内の温度の変化による内圧の変動をこの
上部空間10の気体により緩和させろ。
ところで、この注油は管内に感温部を挿入する前に、正
確に計量して行わなければならず、目測で適当に注油す
ると空間10が少なくなったり、時にはなくなってし1
うことかある。
確に計量して行わなければならず、目測で適当に注油す
ると空間10が少なくなったり、時にはなくなってし1
うことかある。
このような場合、温度の上昇時に内圧が異常に上昇し、
収納管に亀裂が生じたす、バッキング16の取付部ある
いはガス管ねじ部9から空気、さらに油が押出されて内
圧が緩和され、その後温度の下降時には空気を吸収んだ
り、取付部力・ら雨水を吸込む場合もある。
収納管に亀裂が生じたす、バッキング16の取付部ある
いはガス管ねじ部9から空気、さらに油が押出されて内
圧が緩和され、その後温度の下降時には空気を吸収んだ
り、取付部力・ら雨水を吸込む場合もある。
このように温度上昇、下降をくりかえすと、寸す1す水
を吸収むことになり、との吸込1れた水は凍結して収納
管を破裂させたり、この水分が絶縁油中に吸収されて絶
縁を釦ひやかす釦それがある等の改良すべき点があった
。
を吸収むことになり、との吸込1れた水は凍結して収納
管を破裂させたり、この水分が絶縁油中に吸収されて絶
縁を釦ひやかす釦それがある等の改良すべき点があった
。
本考案の目的は上記の点を除去するためになされたもの
で、収納管に油を入れすぎた場合も雨水を吸込むことな
く、絶縁を損うこともない油入電気機器の油温測定装置
を提供することである。
で、収納管に油を入れすぎた場合も雨水を吸込むことな
く、絶縁を損うこともない油入電気機器の油温測定装置
を提供することである。
以下、本考案を第3図に示す実施例を参照して説明する
。
。
第3図に示すように機器カバー8に取付けた座12の取
付フランジ13aをバッキング14を介して取付け、感
温部収納管13の中にダイヤル温度計の感温部15を収
納し、この感温部15に接続される導管部15aK設け
られろ取付フランジ15aはバッキング16を介してフ
ランジ13aに取付けられている。
付フランジ13aをバッキング14を介して取付け、感
温部収納管13の中にダイヤル温度計の感温部15を収
納し、この感温部15に接続される導管部15aK設け
られろ取付フランジ15aはバッキング16を介してフ
ランジ13aに取付けられている。
この収納管13の一部を2重管として包む管部13bは
フランジ13aを上底とし、その下部は封じられ収納管
13には管13の内外の管内を連通する連通孔13cを
設け、この2重層の部分は(収納管13)に油13を注
入すると空気溜11を形成している。
フランジ13aを上底とし、その下部は封じられ収納管
13には管13の内外の管内を連通する連通孔13cを
設け、この2重層の部分は(収納管13)に油13を注
入すると空気溜11を形成している。
このような本考案の構成によれば、感温部を取付けろ時
絶縁油を入れすぎたため、上部空間10が少なくなった
り、又全くなくなった場合においても、空気溜11は確
実に空気が残るので、これにより内圧は吸収され異常な
値となることはない。
絶縁油を入れすぎたため、上部空間10が少なくなった
り、又全くなくなった場合においても、空気溜11は確
実に空気が残るので、これにより内圧は吸収され異常な
値となることはない。
したがって、異常圧力によって感温部収納管に亀裂が発
生したり、又上部空間10内の空気が外部に押出され、
その結果油温低下時に異常な負圧となり雨水を吸込むこ
ともない。
生したり、又上部空間10内の空気が外部に押出され、
その結果油温低下時に異常な負圧となり雨水を吸込むこ
ともない。
さらに作業上の不注意から収納管内に雨水が浸入し油と
置換するようなことがあっても、空気溜11の空気は残
っているため、冬期vc L−いて凍結膨張してもこの
内圧の上昇は吸収され管の破裂は防止される。
置換するようなことがあっても、空気溜11の空気は残
っているため、冬期vc L−いて凍結膨張してもこの
内圧の上昇は吸収され管の破裂は防止される。
なか、本考案の他の実施例を第4図ないし第11図につ
いて説明する。
いて説明する。
第3図と同一部分は同符号を付した。
第4図及び第5図は空気溜11を収納管13の下部に設
けたもので、第4図は収納管13の下部を少し長くした
部分に管13を仕切り、この仕切板21 aiyパイプ
22bを設は空気溜11を形成している。
けたもので、第4図は収納管13の下部を少し長くした
部分に管13を仕切り、この仕切板21 aiyパイプ
22bを設は空気溜11を形成している。
第5図は感温部15の下端部に上底を有し下部を開放し
た筒部22VC空気溜11が形成されている。
た筒部22VC空気溜11が形成されている。
これは油温測定抵抗20に実施したものを示したが、ダ
イヤル温度計の感温部に対しても同様の形状として実施
することができろ。
イヤル温度計の感温部に対しても同様の形状として実施
することができろ。
これらの構造では取付座の寸法を第3図に示す場合のよ
うに大きくする必要がないので、従来のものの改造だけ
ですむ利点がある。
うに大きくする必要がないので、従来のものの改造だけ
ですむ利点がある。
第6図から第11図1では、ダイヤル温度計の感温部1
5の導管15aの周囲に空気溜11が形成されるように
したもので、第6図は上底を有する円筒25により導管
を包囲し、上底の導管貫通部はろう付けなどにより気密
にし、導管と一体としたものである。
5の導管15aの周囲に空気溜11が形成されるように
したもので、第6図は上底を有する円筒25により導管
を包囲し、上底の導管貫通部はろう付けなどにより気密
にし、導管と一体としたものである。
第7図は円筒26の上底をフランジ15bとしたもので
空気溜11が形成されろ。
空気溜11が形成されろ。
これは絶縁油1γが少くなりこの空気溜11は容積も大
きくすることができるので内圧変動の小さい構造とする
ことができる。
きくすることができるので内圧変動の小さい構造とする
ことができる。
第8図は空気溜を導管と一体として構成せず、別に設け
たもので、導管15aに空気溜部2γを装着し、この缶
2γは第9図に示すような断面C字形をしているため装
着が容易である。
たもので、導管15aに空気溜部2γを装着し、この缶
2γは第9図に示すような断面C字形をしているため装
着が容易である。
第10図は缶を2分割した分割缶2γaを設けたもので
あり、第10図は分割缶を細い有底筒21bを導管15
aの周囲に複数本配置して形成されている。
あり、第10図は分割缶を細い有底筒21bを導管15
aの周囲に複数本配置して形成されている。
このように複本に分割した場合には長期の使用によって
、一部に空気洩れが生じるようなことがあっても、空気
溜の効果が全部失われないので信頼度を高くすることが
できる。
、一部に空気洩れが生じるようなことがあっても、空気
溜の効果が全部失われないので信頼度を高くすることが
できる。
又円筒形とすれば、これをプラスチックで製作するとき
は型が簡単で製作費が安く、又残留応力の少ない形状で
あるから、後日亀裂が発生することのない空気溜を得ろ
ことができる。
は型が簡単で製作費が安く、又残留応力の少ない形状で
あるから、後日亀裂が発生することのない空気溜を得ろ
ことができる。
これらの構造VC釦いては、ダイヤル温度計を特殊なも
のとせず、又感温部収納管も従来のものを使用すること
ができるので、従来の構造において問題が生じた時本構
造により簡単に改良することができる。
のとせず、又感温部収納管も従来のものを使用すること
ができるので、従来の構造において問題が生じた時本構
造により簡単に改良することができる。
又、第6図ないし第11図の構造においては、感温部収
納管内の油は導管周囲の空気溜によって、上部への対流
が妨げられ、熱が外部に逃げることが防止されるので、
この種の測定方式、いわゆる間接測定方式に生じ易い阻
淀誤差を少くする効果もある。
納管内の油は導管周囲の空気溜によって、上部への対流
が妨げられ、熱が外部に逃げることが防止されるので、
この種の測定方式、いわゆる間接測定方式に生じ易い阻
淀誤差を少くする効果もある。
以上本考案によれば、感温部の収納管内、外に空気溜部
な形成することによって、収納管内に絶縁油を入れすぎ
たり、又雨天が浸入してこれが凍結するようなことがあ
っても収納管の破裂を防止し、絶縁上の問題が生じる釦
それもなく、又収納管への注油も簡単な油入電気機器の
油温測定装置を提供することができろ○
な形成することによって、収納管内に絶縁油を入れすぎ
たり、又雨天が浸入してこれが凍結するようなことがあ
っても収納管の破裂を防止し、絶縁上の問題が生じる釦
それもなく、又収納管への注油も簡単な油入電気機器の
油温測定装置を提供することができろ○
第1図及び第2図は夫々従来の油温測定装置の要部を示
す断面図、第3図は本考案の油温測定装置の要部を示す
断面図、第4図ないし第11図は夫々本考案の他の実施
例の要部を示す断面図、第9図ないし第11図は第8図
のS−8線矢祝断面図である。 8・・・機器カバー、10・・・空間部、11・・空気
溜、13・・・感温部収納管、15・・・感温部、1γ
・・・絶縁油。
す断面図、第3図は本考案の油温測定装置の要部を示す
断面図、第4図ないし第11図は夫々本考案の他の実施
例の要部を示す断面図、第9図ないし第11図は第8図
のS−8線矢祝断面図である。 8・・・機器カバー、10・・・空間部、11・・空気
溜、13・・・感温部収納管、15・・・感温部、1γ
・・・絶縁油。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (I) 感温部収納管と、これに挿入した感温部と前
記感温部収納管との間に介在する伝熱液体からなろ測温
装置において、前記感温部収納管内に、上底を有し下部
を開口した空気溜を設けたことを特徴とする油入電気機
器の油温測定装置。 (2)空気溜が感温部収納管の上部を二重管として形成
される実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の油入電
気機器の油温測定装置。 (3)空気溜が感温部収納管の下端部に設けられた実用
新案登録請求の範囲第(1)項記載の油入電気機器の油
温測定装置。 0)空気溜が感温部の下端部に設けられた実用新案登録
請求の範囲第(1)項記載の油入電気機器の油温測定装
置。 (5)空気溜が感温部の導管の周囲に設けられた実用新
案登録請求の範囲第(1)項記載の油入電気機器の油温
測定装置。 (6)空気溜が導管を上底を有する円筒で包囲し、前記
上底と前記導管とを気密に一体として形成される実用新
案登録請求の範囲第(5顔記載の油入電気機器の油温測
定装置。 (7)別個に形成された空気溜が導管を包囲して配設さ
れた実用新案登録請求の範囲第(5顔記載の油入電気機
器の油温測定装置。 (8)空気溜を複数個に分割した実用新案登録請求の範
囲、第(7)項記載の油入電気機器の油温測定装置。 (9)複数個に分割した空気溜の単位を上底を有し下部
を開口した円筒状に形成した実用新案登録請求の範囲第
(8)項記載の油入電気機器の油温測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113778U JPS5813725Y2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 油入電気機器の油温測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6113778U JPS5813725Y2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 油入電気機器の油温測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54163685U JPS54163685U (ja) | 1979-11-16 |
JPS5813725Y2 true JPS5813725Y2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=28962216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6113778U Expired JPS5813725Y2 (ja) | 1978-05-09 | 1978-05-09 | 油入電気機器の油温測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813725Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100776914B1 (ko) * | 2005-06-14 | 2007-11-15 | 주식회사 엘지화학 | 온도 측정 장치 |
-
1978
- 1978-05-09 JP JP6113778U patent/JPS5813725Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54163685U (ja) | 1979-11-16 |
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