JPS5829728B2 - 異種原料による同時成形方法 - Google Patents
異種原料による同時成形方法Info
- Publication number
- JPS5829728B2 JPS5829728B2 JP52127083A JP12708377A JPS5829728B2 JP S5829728 B2 JPS5829728 B2 JP S5829728B2 JP 52127083 A JP52127083 A JP 52127083A JP 12708377 A JP12708377 A JP 12708377A JP S5829728 B2 JPS5829728 B2 JP S5829728B2
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- JP
- Japan
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- raw materials
- mold
- mold cavity
- different
- cavity
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は異種原料による同時成形方法に関し、2種類
以上の発泡性熱可塑性樹脂粒子による異種原料を使用し
てそれぞれの原料を混合することな←一体に成形融着で
きるようにしたものである。
以上の発泡性熱可塑性樹脂粒子による異種原料を使用し
てそれぞれの原料を混合することな←一体に成形融着で
きるようにしたものである。
従来、発泡成形品において部分的に例えば強度を要した
り或は部分的に耐薬品性を必要とするような場合には2
種類以上の発泡性熱可塑性樹脂粒子による原料を用いて
発泡成形品を別々に成形し、嵌合或は接着等の手段によ
り1個の発泡成形品になるよう製造していたものである
が、接着等が外れたりして一体性に劣る点わよび製造上
の工数が多くかかつて非能率的である等種々の問題点が
あり、コストダウンの意味からも業界からは強く改良の
要望がなされている現状であった。
り或は部分的に耐薬品性を必要とするような場合には2
種類以上の発泡性熱可塑性樹脂粒子による原料を用いて
発泡成形品を別々に成形し、嵌合或は接着等の手段によ
り1個の発泡成形品になるよう製造していたものである
が、接着等が外れたりして一体性に劣る点わよび製造上
の工数が多くかかつて非能率的である等種々の問題点が
あり、コストダウンの意味からも業界からは強く改良の
要望がなされている現状であった。
そこで、この発明にあっては、上記の諸問題を一挙に解
決できるように異種原料による同時成形を可能にした発
泡成形方法であって、その成形方法の要旨としては、成
形型の型窩内へ発泡性熱可塑性樹脂粒子による原料を充
填し、該原料を蒸気等の加熱媒体によυ加熱膨張させて
発泡成形品を得る方法において、型窩のうち異種原料に
て成形しようとする境界部分については、一方の原料の
粒径よりも狭いか両方の原料のね径よりも狭くした間隔
を仕切り方向に有する多数のビンまたは櫛状体からなる
部材によって仕切っておき、異種原料を仕切られた型窩
内にそれぞれ充填し、該充填の後より加熱融着が完了す
る迄の間に上記の仕切った部材を型窩から後退させて異
種原料を一体に融着成形することを特徴とするものであ
る。
決できるように異種原料による同時成形を可能にした発
泡成形方法であって、その成形方法の要旨としては、成
形型の型窩内へ発泡性熱可塑性樹脂粒子による原料を充
填し、該原料を蒸気等の加熱媒体によυ加熱膨張させて
発泡成形品を得る方法において、型窩のうち異種原料に
て成形しようとする境界部分については、一方の原料の
粒径よりも狭いか両方の原料のね径よりも狭くした間隔
を仕切り方向に有する多数のビンまたは櫛状体からなる
部材によって仕切っておき、異種原料を仕切られた型窩
内にそれぞれ充填し、該充填の後より加熱融着が完了す
る迄の間に上記の仕切った部材を型窩から後退させて異
種原料を一体に融着成形することを特徴とするものであ
る。
次いで、この発明の成形方法の実施態様についてその実
施に使用する装置と共に図を参照しながら以下に例示す
る。
施に使用する装置と共に図を参照しながら以下に例示す
る。
1はキャビティ型の全体、11はキャビティ型1の外枠
となるボックスフレーム、12はキャビティ型1のイン
ナー型になるキャビティ部であり、上記ボックスフレー
ム11とキャビティ部12とはボルト13により取着さ
れている。
となるボックスフレーム、12はキャビティ型1のイン
ナー型になるキャビティ部であり、上記ボックスフレー
ム11とキャビティ部12とはボルト13により取着さ
れている。
2はコアー型の全体、21はコアー型2の外枠となるボ
ックスフレーム、22はコアー型2のインナー型になる
コア一部であり、上記ボックスフレーム21とコア一部
22とはボルト23によって取着されている。
ックスフレーム、22はコアー型2のインナー型になる
コア一部であり、上記ボックスフレーム21とコア一部
22とはボルト23によって取着されている。
そして上記キャビティ型1とコアー型2は互に合致され
るよう型閉めが行なわれるとき両型1.2間に空洞部と
しての型窩3を形成し、該型窩3内に原料を充填できる
ようにiつている。
るよう型閉めが行なわれるとき両型1.2間に空洞部と
しての型窩3を形成し、該型窩3内に原料を充填できる
ようにiつている。
しかして型窩3のうち異種原料にて成形しようとする境
界部分では周辺に沿って多数のピン4を配設するもので
、該ピン4は上記コア一部22の壁面に削設した孔24
を摺動し得るようになし、その一端がキャビティ部12
の内壁面14に接するか或は近接しく発泡した原料が通
過しない範囲で離れていても良い)、他端が取付板41
に接合されている。
界部分では周辺に沿って多数のピン4を配設するもので
、該ピン4は上記コア一部22の壁面に削設した孔24
を摺動し得るようになし、その一端がキャビティ部12
の内壁面14に接するか或は近接しく発泡した原料が通
過しない範囲で離れていても良い)、他端が取付板41
に接合されている。
この取付板41はフランジ42を介してコアー型のボッ
クスフレーム21の背面に取付けられ、エアーシリンダ
ー43等による進退作動のできる機構によって前進動よ
び後退が行なえるようにし、型窩3内へ多数のピン4を
仕切り部材として出入可能な構造にしている。
クスフレーム21の背面に取付けられ、エアーシリンダ
ー43等による進退作動のできる機構によって前進動よ
び後退が行なえるようにし、型窩3内へ多数のピン4を
仕切り部材として出入可能な構造にしている。
即ちエアーシリンダー43を前進させた時はピン4の先
端がキャビティ部12の内壁面14に接するか或は近接
し、仕切られた型窩31を形成し、エアーシリンダー4
3を後退させた時はコア一部22の成形品面25と同−
或はそれよりやや突出した状態になるようにしている(
成形品にやや凹部ができても良いものは少し突出してい
ても良い)。
端がキャビティ部12の内壁面14に接するか或は近接
し、仕切られた型窩31を形成し、エアーシリンダー4
3を後退させた時はコア一部22の成形品面25と同−
或はそれよりやや突出した状態になるようにしている(
成形品にやや凹部ができても良いものは少し突出してい
ても良い)。
さらに5と6は、上記キャビティ型1のボックスフレー
ム11に装備させた充填器であり、それぞれが異種原料
の一方を充填できるように、充填器5はその先端部51
が型窩3と通ずるようにし、充填器6はその先端部61
がピン4で仕切られた側の型窩31と通ずるようにして
あり、伺れもプランジャー52,62と、該プランジャ
ー52゜62を進退させるためのエアー取入口53,5
4゜63.64、原料の導入口56,65卦よびブース
トエアー挿入孔5666を設けている。
ム11に装備させた充填器であり、それぞれが異種原料
の一方を充填できるように、充填器5はその先端部51
が型窩3と通ずるようにし、充填器6はその先端部61
がピン4で仕切られた側の型窩31と通ずるようにして
あり、伺れもプランジャー52,62と、該プランジャ
ー52゜62を進退させるためのエアー取入口53,5
4゜63.64、原料の導入口56,65卦よびブース
トエアー挿入孔5666を設けている。
渣た図中の16はキャビティ型用の蒸気供給孔、17は
冷却水供給孔、18はドレン排水孔、26はコアー型用
蒸気供給孔、27は冷却水供給孔、28はドレン排水孔
を示している。
冷却水供給孔、18はドレン排水孔、26はコアー型用
蒸気供給孔、27は冷却水供給孔、28はドレン排水孔
を示している。
なか、上記した仕切り部材としてのピン4はその径すが
1關φ〜10關φ程度のもので、円形のみでなくこれと
同程度の大きさの角形のものでもよく、ピン4とピン4
との間隔aは、異種原料のうち倒れか一方の原料の粒径
(大きさ)よりも狭いか、或は両方の原料の粒径よりも
狭く形成しているものである。
1關φ〜10關φ程度のもので、円形のみでなくこれと
同程度の大きさの角形のものでもよく、ピン4とピン4
との間隔aは、異種原料のうち倒れか一方の原料の粒径
(大きさ)よりも狭いか、或は両方の原料の粒径よりも
狭く形成しているものである。
上記のごとき装置を使用してこの発明の異種原料の同時
成形方法を行なうには、型窩3に入れる原料の粒径がピ
ン4で仕切られた型窩31に入れる原料の粒径よりも小
さく、しかもピン4,4間の間隔が型窩3に入れる原料
の粒径よりも狭い場合につき説明すると、キャビティ型
1とコアー型2とを合致し、コアー型2のボックスフレ
ーム21の背面に取着されたエアーシリンダー43によ
り多数のピン4を前進せしめ、型窩3と型窩31とに仕
切った後、型窩31側の充填器6のエアー取入れ口63
にエアーを入れプランジャー62を後退させてふ・き、
ブーストエアー66から空気を入れることにより、原料
導入口65から異種原料のうちの一方を型窩31に充填
させる。
成形方法を行なうには、型窩3に入れる原料の粒径がピ
ン4で仕切られた型窩31に入れる原料の粒径よりも小
さく、しかもピン4,4間の間隔が型窩3に入れる原料
の粒径よりも狭い場合につき説明すると、キャビティ型
1とコアー型2とを合致し、コアー型2のボックスフレ
ーム21の背面に取着されたエアーシリンダー43によ
り多数のピン4を前進せしめ、型窩3と型窩31とに仕
切った後、型窩31側の充填器6のエアー取入れ口63
にエアーを入れプランジャー62を後退させてふ・き、
ブーストエアー66から空気を入れることにより、原料
導入口65から異種原料のうちの一方を型窩31に充填
させる。
次いで他方の原料をもう一方の充填器5を使用して上記
充填器6の操作と同じ方法で型窩3に充填させる。
充填器6の操作と同じ方法で型窩3に充填させる。
そして上記のように異種原料の充填完了後、エアーシリ
ンダー43により多数のピン4を後退させ、蒸気供給孔
16.26から蒸気を供給して発泡性熱可塑性樹脂粒子
からなる異種原料を加熱膨張して融着させ、しかる後冷
却水供給孔17.27から冷却水を供給して冷却の後、
型外しを行ない成形を完了するものである。
ンダー43により多数のピン4を後退させ、蒸気供給孔
16.26から蒸気を供給して発泡性熱可塑性樹脂粒子
からなる異種原料を加熱膨張して融着させ、しかる後冷
却水供給孔17.27から冷却水を供給して冷却の後、
型外しを行ない成形を完了するものである。
なお、エアーシリンダー43により多数のピン4を後退
させるタイミングとしては上記のごとく加熱前でなく加
熱を開始して発泡性熱可塑性樹脂粒子を互にやや融着し
始めた加熱途中の段階でピン4を後退させることも可能
である。
させるタイミングとしては上記のごとく加熱前でなく加
熱を開始して発泡性熱可塑性樹脂粒子を互にやや融着し
始めた加熱途中の段階でピン4を後退させることも可能
である。
さらに上記装置の使用上、型窩3に入れる原料の粒径が
仕切られた型窩31に入れる原料の粒径よりも大きい場
合には上記した使用態様とは逆に充填器5から原料の充
填を開始し、また型窩3゜31に入れる両方の異種原料
の粒径よりもピン44間の間隔aが小さい場合には同時
に充填してもよいことになる。
仕切られた型窩31に入れる原料の粒径よりも大きい場
合には上記した使用態様とは逆に充填器5から原料の充
填を開始し、また型窩3゜31に入れる両方の異種原料
の粒径よりもピン44間の間隔aが小さい場合には同時
に充填してもよいことになる。
上記したこの発明による成形方法中、ピン4の設けられ
る位置は発泡成形品の中央部に相当する部分に限らず、
成形品によってはコーナ一部に相当する部分であっても
よく、仕切り方としても図のごとく全周による囲繞を行
なわなくても一部分の邪捷板的な仕切り方で良い場合も
あり、何れの場合もピン4による仕切り個所を複数にし
て実施することもできる。
る位置は発泡成形品の中央部に相当する部分に限らず、
成形品によってはコーナ一部に相当する部分であっても
よく、仕切り方としても図のごとく全周による囲繞を行
なわなくても一部分の邪捷板的な仕切り方で良い場合も
あり、何れの場合もピン4による仕切り個所を複数にし
て実施することもできる。
またピン4に代え、櫛状体(図示せず)のごとくピン同
様仕切り間隔を有するものを仕切り部材として構成させ
て実施しても同様の成形が可能となる。
様仕切り間隔を有するものを仕切り部材として構成させ
て実施しても同様の成形が可能となる。
実施上使用する装置のうち、上記のごとくピン4等の仕
切り部材がコアー型2測に、充填器5゜6がキャビティ
型1に設けるととく型窩3,31を間にして仕切り部材
と充填器5,6とを対向する測に設けてア−<と、作用
面だけでなく装置のスペース的な面でも装備し易いこと
にiる。
切り部材がコアー型2測に、充填器5゜6がキャビティ
型1に設けるととく型窩3,31を間にして仕切り部材
と充填器5,6とを対向する測に設けてア−<と、作用
面だけでなく装置のスペース的な面でも装備し易いこと
にiる。
またピン4を作動するエアーシリンダー43に代え、他
の進退可能な機構を用いてもよい。
の進退可能な機構を用いてもよい。
さらに、この発明にあ・いて使用する異種原料としては
例えば■粒径が互に異なるもの、■発泡倍率が互に異な
るもの、■材質が互に異なるもの、■着色等が互に異な
るもの等が該当する。
例えば■粒径が互に異なるもの、■発泡倍率が互に異な
るもの、■材質が互に異なるもの、■着色等が互に異な
るもの等が該当する。
即ち上記■の例示としては、異種材料の一方が発泡ポリ
スチレン系の樹脂粒子、他方が発泡ポリエチレン系の樹
脂粒子等の場合がある。
スチレン系の樹脂粒子、他方が発泡ポリエチレン系の樹
脂粒子等の場合がある。
次に、この発明の一実施例をあげると、型窩3の容積3
11型窩31の容積0.31として、第4図(第5図)
に示すような角形のもので平均厚み3Qmmの成形品1
06の場合には、型窩3に対する異種原料としては50
倍に予備発泡した発泡性ポリスチレン樹脂粒子で粒径が
2.0〜5.Q mmのものを使用し、型窩31に対す
る異種原料としては30倍に予備発泡した発泡はポリエ
チレン系樹脂粒子で粒径が3.2〜7.0間のものを使
用し、ピン4としては径すが3mrILφ、ピン間隔a
が3闘にしたものを使用し、発泡性ポリエチレン系樹脂
粒子を先に充填し、次いで発泡ポリエチレン樹脂粒子を
充填するもので、原料充填19秒、型加熱12秒、一方
加熱で加熱水蒸気の圧力が0.4kg/am2で10秒
、本加熱の上記圧力0.85kg/CrrLで20秒、
冷却35秒、放冷20秒、ピン4の抜脱を加熱途中で行
なうことによって成形すると、異種原料の同時成形にも
拘らず接合面の強度が高く、しかも境界部分100′に
なる接合面部の輪郭がはっきりした良好な成形品が得ら
れた。
11型窩31の容積0.31として、第4図(第5図)
に示すような角形のもので平均厚み3Qmmの成形品1
06の場合には、型窩3に対する異種原料としては50
倍に予備発泡した発泡性ポリスチレン樹脂粒子で粒径が
2.0〜5.Q mmのものを使用し、型窩31に対す
る異種原料としては30倍に予備発泡した発泡はポリエ
チレン系樹脂粒子で粒径が3.2〜7.0間のものを使
用し、ピン4としては径すが3mrILφ、ピン間隔a
が3闘にしたものを使用し、発泡性ポリエチレン系樹脂
粒子を先に充填し、次いで発泡ポリエチレン樹脂粒子を
充填するもので、原料充填19秒、型加熱12秒、一方
加熱で加熱水蒸気の圧力が0.4kg/am2で10秒
、本加熱の上記圧力0.85kg/CrrLで20秒、
冷却35秒、放冷20秒、ピン4の抜脱を加熱途中で行
なうことによって成形すると、異種原料の同時成形にも
拘らず接合面の強度が高く、しかも境界部分100′に
なる接合面部の輪郭がはっきりした良好な成形品が得ら
れた。
以上のごとくこの発明方法によると、成形製の型窩のう
ち異種原料にて成形しようとする境界部分については、
一方の原料の粒径よりも狭いか両方の原料の粒径よりも
狭くした間隔を仕切り方向に有する多数のピンまたは櫛
状体からなる部材によって仕切ってかき、この仕切られ
た型窩のそれぞれに異種原料を充填し、該充填の後より
加熱融着が完了する迄の間の適宜タイミングで上記の仕
切った部材を型窩から後退させて異種原料を一体に融着
成形するようにしたものである釦ら、異種原料となるそ
れぞれの発泡性熱可塑性樹脂粒子は異種どうしが互に混
合することなく、その境界部分の輪郭を明瞭にして融着
した発泡成形が可能となるものである。
ち異種原料にて成形しようとする境界部分については、
一方の原料の粒径よりも狭いか両方の原料の粒径よりも
狭くした間隔を仕切り方向に有する多数のピンまたは櫛
状体からなる部材によって仕切ってかき、この仕切られ
た型窩のそれぞれに異種原料を充填し、該充填の後より
加熱融着が完了する迄の間の適宜タイミングで上記の仕
切った部材を型窩から後退させて異種原料を一体に融着
成形するようにしたものである釦ら、異種原料となるそ
れぞれの発泡性熱可塑性樹脂粒子は異種どうしが互に混
合することなく、その境界部分の輪郭を明瞭にして融着
した発泡成形が可能となるものである。
そして成形品としては要求される機能に適応した多種多
様なもの例えば部分的に補強を要するもの、耐薬品性を
要するものその他部分的に付加価値を付与したものが簡
単に提供できることになる。
様なもの例えば部分的に補強を要するもの、耐薬品性を
要するものその他部分的に付加価値を付与したものが簡
単に提供できることになる。
特にこの発明では間隔を有するピンまたは櫛状体からな
る部材によって異種原料の境界部分を仕切るので、異種
原料の充填後加熱前に仕切りを退出できるのは勿論のこ
と、異種原料の充填後、加熱途中で仕切りを退出させる
場合にも間隔を有する仕切りが蒸気流通および加熱伝達
に対して阻害物とならぬゆえ充分実施できる利点がある
。
る部材によって異種原料の境界部分を仕切るので、異種
原料の充填後加熱前に仕切りを退出できるのは勿論のこ
と、異種原料の充填後、加熱途中で仕切りを退出させる
場合にも間隔を有する仕切りが蒸気流通および加熱伝達
に対して阻害物とならぬゆえ充分実施できる利点がある
。
さらに異種原料にて別々に成形する手数および成形後に
かける両者の嵌合または接着等による組合せの手数を省
き得る同時成形をこの発明では実現でき、成形品にふ・
ける異種原料の一体性が良好で強度も犬となるゆえ、強
度増大分だけ肉厚を薄くしても充分使用できるものとな
り、さらに同時成形によるため金型費用および成形費用
等が著しく節約できる経済的利点も大きいものである。
かける両者の嵌合または接着等による組合せの手数を省
き得る同時成形をこの発明では実現でき、成形品にふ・
ける異種原料の一体性が良好で強度も犬となるゆえ、強
度増大分だけ肉厚を薄くしても充分使用できるものとな
り、さらに同時成形によるため金型費用および成形費用
等が著しく節約できる経済的利点も大きいものである。
図はこの発明の実施態様を例示するものであり第1図は
異種原料の充填状態を示す断面図、第2図は加熱融着し
た成形完了状態を示す断面図、第3図は前回A部の詳細
を示す釧視図、第4図はこの発明方法によって成形され
た発泡成形品の一例を示す平面図、第5図は前回V−V
線の断面図である。 1・・・キャビティ型、2・・・コアー型、3.31・
・・型窩、4・・・ピン、5,6・・・異種原料の充填
器、100・・・発泡成形品、100′・・・境界部分
。
異種原料の充填状態を示す断面図、第2図は加熱融着し
た成形完了状態を示す断面図、第3図は前回A部の詳細
を示す釧視図、第4図はこの発明方法によって成形され
た発泡成形品の一例を示す平面図、第5図は前回V−V
線の断面図である。 1・・・キャビティ型、2・・・コアー型、3.31・
・・型窩、4・・・ピン、5,6・・・異種原料の充填
器、100・・・発泡成形品、100′・・・境界部分
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 成形型の型窩内へ発泡性熱可塑性樹脂粒子による原
料を充填し、該原料を蒸気等の加熱媒体により加熱膨張
させて発泡成形品を得る方法において、型窩のうち異種
原料にて成形しようとする境界部分については何れか、
一方の原料の粒径よりも狭いか両方の原料の粒径よりも
狭くした間隔を仕切り方向に有する多数のピン捷たは櫛
状体からなる部材によって仕切ってかき、異種原料を仕
切られた型窩内にそれぞれ充填し、該充填の後より加熱
融着が完了する迄の間に上記の仕切った部材を型窩から
後退させて異種原料を一体に融着成形することを特徴と
する異種原料による同時成形方法。 2 型窩内を仕切った部材を異種原料の充填後、加熱す
る前に型窩から後退させる上記特許請求の範囲第1項記
載の異種原料による同時成形方法。 3 型窩内を仕切った部材を異種原料の充填後、加熱途
中で型窩かも後退させる上記特許請求の範囲第1項記載
の異種原料による同時成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52127083A JPS5829728B2 (ja) | 1977-10-22 | 1977-10-22 | 異種原料による同時成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52127083A JPS5829728B2 (ja) | 1977-10-22 | 1977-10-22 | 異種原料による同時成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5460366A JPS5460366A (en) | 1979-05-15 |
JPS5829728B2 true JPS5829728B2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=14951146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52127083A Expired JPS5829728B2 (ja) | 1977-10-22 | 1977-10-22 | 異種原料による同時成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829728B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219315U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5463170A (en) * | 1977-10-31 | 1979-05-21 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Foamed article and its preparation |
JPS61114839A (ja) * | 1984-11-09 | 1986-06-02 | Nissan Motor Co Ltd | 発泡成形方法 |
JPS63242521A (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-07 | Hashimoto Kikei Seisakusho:Kk | 成形装置 |
US6619943B1 (en) | 1999-09-29 | 2003-09-16 | Kaneka Corporation | In-mold foam molding apparatus with movable partitioning members |
JP4719956B2 (ja) * | 2000-05-24 | 2011-07-06 | 株式会社カネカ | 型内発泡成形装置及び方法 |
JP4576708B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2010-11-10 | 株式会社カネカ | 型内発泡成形装置 |
JP4539721B2 (ja) * | 2008-01-11 | 2010-09-08 | 株式会社カネカ | 型内発泡成形装置及び方法並びに型内発泡成形品 |
CN103507198A (zh) * | 2013-09-22 | 2014-01-15 | 苏州市佳腾精密模具有限公司 | 一种发泡用模具及发泡复合成型的方法 |
-
1977
- 1977-10-22 JP JP52127083A patent/JPS5829728B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6219315U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5460366A (en) | 1979-05-15 |
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