JPS5827799B2 - 4″−アミノ−オレアンドマイシン誘導体 - Google Patents

4″−アミノ−オレアンドマイシン誘導体

Info

Publication number
JPS5827799B2
JPS5827799B2 JP56015569A JP1556981A JPS5827799B2 JP S5827799 B2 JPS5827799 B2 JP S5827799B2 JP 56015569 A JP56015569 A JP 56015569A JP 1556981 A JP1556981 A JP 1556981A JP S5827799 B2 JPS5827799 B2 JP S5827799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oleandomycin
deoxy
acetyl
oxo
hydrogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56015569A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56135497A (en
Inventor
フランク・クリスチヤン・サイアボリーノ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pfizer Inc filed Critical Pfizer Inc
Publication of JPS56135497A publication Critical patent/JPS56135497A/ja
Publication of JPS5827799B2 publication Critical patent/JPS5827799B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一連の4“−デオキシ−4“−アミノオレアン
ドマイシン誘導体抗菌性薬剤および半合成4“−チオキ
シ−4“−オキソ−オレアンドマイシン中間体からのそ
れらの製造法に関する。
オレアンドマイシン、発酵液中でのその製造およびそれ
を抗菌性薬剤として使用することは、最初に米国特許第
2757123号に記載された。
天然に存在する化合物は下記の構造を有することが知ら
れている: オレアンドマイシンおよび類(J、J化合物について通
常管は入れられている番号付方法および立体化学的表現
法は多くの箇所に示されている。
この化合物のいくつかの合成変更形が知られており、特
に2′、4“および11一位に見られる遊離ヒドロキシ
ル基の1ないし3個がアセチルエステルにエステル化さ
れたものが知られている。
更に、米国特許第3022219号には、上記のエステ
ル中のアセチルが別の基、好ましくは3〜6個の炭素原
子を含む非分枝低級アルカノイル、で置換された、類似
の変更形が記載されている。
本発明の半合成オレアンドマイシン抗菌性薬剤は式: で表わされる化合物およびそれらの薬学的にjFf容さ
れる酸付加塩であり、ここでRおよびR1はそれぞれ水
素又はアセチルであり;R2は水素又はメチルであり:
そしてR3は水素又は1〜6個の炭素原子を有するアル
キルである。
ただしR2がメチルの場合はR3はメチルであり、式■
または■においてR1は水素である。
この組の化学療法薬剤の中で好ましい群は、式■の薬剤
である。
この群内で特に好ましいのは、R2およびR3がそれぞ
れ水素でありそしてRがアセチルである化合物である。
同様に好ましいものは式■および■でRがアセチルの化
合物である。
式IV、■および■の抗菌性化合物に導く中間体として
有用な化合物は次式のものである:ここでRおよびR1 あり、 : そしてXはQ、 N は各々水素又はアセチルで 0H1 OCH3又は N−0−CCH3である。
この中間体の群内で好ましいものは、式■でXが0.N
−OH又はN 同様に好ましいものは、 N−OH又は 0 CCH3のものである。
式Hの中間体でXが0、 N−0−CCH3のものである。
最後にこれらの中間体で好ましいものは、式■■でXが
0.N−OH又はN−0−CCH3の化合物である。
化合物■、III、■および■は全て天然に存在するオ
レアンドマイシンから誘導したものであるが、8位にお
いて構造が相違する。
天然物質■およびIVにおいては、8位の構造は次のよ
うに描かれるエポキシド環である: ■およびVに関する化合物ヲ燗示の立体化学構造にて8
位にメチル基を含み、次のように描かれる: 式IIおよび■の変更形オレアンドマイシンを呼ぶのに
使用される名称は、8・8a−デオキシ8・8a−ジヒ
ドロ−オレアンドマイシンである。
8位にシクロプロピル環を含む式■および■の化合物は
8・8a−チオキシ−8・8a−メチレン−オレアンド
マイシンと呼ばれ、次のように描かれる: 本発明の4“−チオキシ−4“−アミノ−オレアンドマ
イシン誘導抗菌性薬剤の合成に用いる方法として、11
・2′−シアルカッイル−又は2′−アルカノイルオレ
アンドマイシンから出発する下記の機構を例示する: 上記の機構は化合物11AおよびIIIAからそれぞれ
生成物■および■への転換にも同じく適用でき、**該
化合物は下記の式を有する: ここでRおよびAcは前に定義した通りである。
これらの遂次の反応で最初の反応は、4“−ヒドロキシ
基の選択的酸化であり且つこれは本発明の方法である。
該方法はIA、IIA、又は■■Aの化合物をN−クロ
ルザクシンイミドおよびジメチルスルフィドと反応させ
、次いでl・リエチルアミンのような第三アミンを添加
することからなる。
実際には、N−クロルザクシンイミドおよびジメチルス
ルフィドを初めに反応不活性溶剤中約O°Cで合わせる
10〜20分後、得られた混合物の温度を約0〜−25
°Cに調整し、そしてその温度を維持しながら基質IA
、IIA又はIIIAを添加する。
2〜4時間の反応時間後、第三アミンを添加しそして冷
却浴を取除く。
反応体の量については、使用するアルコール基質釜1モ
ルに対してN−クロルザクシンイミドおよびジメチルス
ルフィド各1モルが必要とされる。
実験的には1〜20倍過剰のザクシンイミドおよびスル
フィド反応体を用いて反応の終了を早めるのが有利であ
る。
使用する第三アミンは、用いたザクシンイミドのモル量
と等しくすべきである。
この方法に使用する反応不活性溶剤は、反応体をかなり
溶解しそして反応体あるいは形成された生成物のいずれ
とも感知できる程度まで反応しないものでなげればなら
ない。
反応が約O〜−25℃で行われるので、上記の特性を有
するほか、該溶媒は反応温度より低い氷点を有すること
が好ましい。
これらの基準に合致する溶剤又はそれらの混合物G!
)ルエン、酢酸エチル、クロロホルム、塩化メチレン又
はテトラヒドロフランである。
上記の要件を満すが反応温度以上の氷点を有する溶剤も
、好ましい溶剤の一つ又はそれ以上と組合せて少量使用
することができる。
本願方法で特に好ましい溶剤はベンゼンを含有するトル
エンである。
この方法は、Rが水素の場合11一位は実質的に影響を
及ぼされずに4一位で酸化が起るので、独特の方法と見
なされる。
グー位のアルカノイル基の除去は加溶媒分解反応により
行われ、ここで27−アルカノイル−4“−デオキシ−
4“−オキソ−オレアンドマイシン系化合物は過剰のメ
タノールと共に一夜室温にて攪拌される。
メタノールの除−去および引続く残留物の精製により、
R1が水素でありそしてXがOである式■、■又はII
Iの化合物が得られる。
ケトン(X=0)I、■又はIIIの11位(R=H)
および2位(R1= H)のヒドロキシ基は、該化合物
を2モルのピリジンおよび過剰量の無水アルカン酸で水
浴温度で処理することによりアシル化することができる
実際にはヒドロキシ基含有化合物を冷却した無水アルカ
ン酸に添加し、次いでピリジンを添加する。
添加が終了した時氷浴を取り除き、そして混合物を室温
で一夜攪拌する。
反応混合物を水で加水分解し次いで生成物を酢酸エチル
で抽出することにより、生成物が得られる。
或いは、過剰の無水アルカン酸溶剤を真空下で除去しそ
して残留物質を慣用の方法により精製することができる
前に示したように、X−O且つRおよびR1が前に定義
した通りの化合物■、■および■は、本発明の4“−ア
ミノ抗菌性薬剤を導くのに有用な中間体である。
この群内で中間体として好ましいものは11・2′−ジ
アセチル−4“−デオキシ−4″オキソ−オレアンドマ
イシン 11−アセチル4“−デオキシ−4“−オキソ
−オレアンドマイシン、4“−デオキシ−4“−オキソ
−オレアンドマイシン 2′−アセチル−4“−デオキ
シ−4“オキソ−オレアンドマイシン、11・2′−ジ
アセチル−8・8a−7’オキシ−8・8a−ジヒドロ
4“−デオキシ−4“−オキソ−オレアンドマイシン、
11−アセチル−8・8a−デオキシ−8・8a−ジヒ
ドロ−4“−チオキシ−4“−オキソオレアンドマイシ
ン、8・8a−デオキシ−8・8a−ジヒドロ−4“−
デオキシ−4“−オキソオレアンドマイシン、2′−ア
セチル−8・8aチオキシ=8・8a−ジヒドロ−4“
−デオキシ4“−オキソ−オレアンドマイシン、11・
27−ジアセチル−8・8a−チオキシ−8・8a−メ
チレン−4“−デオキシ−4“−オキソ−オレアンドマ
イシン、11−アセチル−8・8a−デオキシ−8・8
a−メチレン−4“−デオキシ−4“−オキソ−オレア
ンドマイシン、8・8a−デオキシ8・8a−メチレン
−4“−デオキシ−4“−オキソ−オレアンドマイシン
および/−アセチル8・8a−チオキシ−8・8a−メ
チレン−4“デオキシ−」“−オキソ−オレアンドマイ
シンである。
4“−デオキシ−4“−アミノ−オレアンドマイシン誘
導化合物の製造において、いくつかの合成経路を用いる
ことができる。
第一は、4“−デオキシ−4“−オキソ化合物をオキシ
ム又はオキシム誘導体、即ちX=N−OH,N−OCH
3又はN−0CCH3にまず転換し、次いでオキシム又
はその誘導体を式IV(R2、R3=H)、■又は■の
アミンに還元することからなる。
ケトン(X=O)のオキシムは、該ケトンをヒドロキシ
ルアミンヒドロクロリドとメタノール水の溶液中で室温
で反応させることにより調製される。
実際には過剰のヒドロキシルアミンを用いるのが好まし
く、3倍の過剰量を用いると所望の中間体を良い収率で
得られる。
周囲温度および過剰のヒドロキシルアミンを用いると、
所望のオキシム誘導体が1〜2時間の反応時間で製造さ
れる。
反応混合物を水に加え、次いでpH9,5に塩基性化し
そして酢酸エチルのような水と非混和性の溶剤で抽出す
ることにより、生成物を単離する。
ヒドロキシルアミンヒドロクロリドの代すニOメチルヒ
ドロキシルアミンヒドロクロリドを用いた場合は、反応
により0−メチルオキシム誘導体カ得られる。
O−メチルヒドロキシルアミンを用いた場合、反応時間
を6〜12時間に延長するのが好ましい。
生成物の単離は、オキシム誘導体について前述した方法
と同様に行う。
O アセチルオキシム化合物(X N−OCCH3)の製造は、対応するオキシムをアセチ
ル化することにより行う。
実験上は1モルのオキシムを1モルの無水酢酸と1モル
のピリジンの存在下で反応させる。
過剰の酸無水物およびピリジンの使用は反応の完了を助
け、2〜3倍の過剰量が好ましい。
反応はベンゼン又はトルエンのような炭化水素中性溶剤
中、室温にて一夜行うのが最もよい。
反応が完了すると、水を加えそして生成物を炭化水素層
中に分離する。
或いはO−アセチル誘導体は、必要とするケトンを、オ
キシム誘導体の製造において実施可能な反応条件下で、
0−7セチルヒドロキシルアミンヒドロクロリトで処理
することにより製造することができる。
4“−デオキシ−4“−アミノ−オレアンドマイシン誘
導体抗菌性薬剤を導くのに有用な中間体であるオキシム
およびオキシム誘導体で好ましいものには11・/−ジ
アセチル−4″−デオキシ−4“−オキソ−オレアンド
マイシンオキシム、11−アセチル−4“−デオキシ−
4“−オキソ−オレアンドマイシンオキシム、11・2
′−ジアセチル−4“デオキシ−4“−オキソ−オレア
ンドマイシンOアセチルオキシム、11−アセチル−4
“−デオキシ−4“−オキソ−オレアンドマイシンO−
7セチルオキシム、11・2′−ジアセチル−8・8a
デオキシ−8・8a−ジヒドロ−4“−デオキシ4“−
オキソ−オレアンドマイシンオキシム、11−アセチル
−8・8 a−デオキシ−8・8aジヒドロ−4“−チ
オキシ−4// −オキソ−オレアンドマイシンオキ
シム、11・2′−ジアセチル8・8a−チオキシ−8
・8a−ジヒドロ−4“チオキシ−4“−オキソ−オレ
アンドマイシンOアセチルオキシム、11−アセチル−
8・8aデオギシ−8・8a−ジヒドロ−4“−チオキ
シ4“−オキソ−オレアンドマイシン0−アセチルオキ
シム、11・2′−ジアセチル−8・8a−デオキシ−
8・8a−メチレン−4“−チオキシ−4“オキソ−オ
レアンドマイシンオキシム 11アセチ)I/−8・8
a−デオキシ−8・8a−メチレン−4“−デオキシ−
4“−オキソ−オレアンドマイシンオキシム、11・2
′−ジアセチル−8・8a−チオキシ−8・8a−メチ
レン−4“−デオキシ−4“−オキソ−オレアンドマイ
シンO−アセチルオキシムおよび11−アセチル−8・
8aデオキシ−8・8a−メチレン−4“−チオキシ4
“−オキソ−オレアンドマイシンO−アセチルオキシム
が含まれる。
ケトン誘導体(X=N−OH,N−OCH3又はN−0
CCH3)の還元は接触水素添加法により行われ、ここ
でオキシム又はその誘導体の低級アルカノール(例えば
インプロパツール)溶液およびラネーニッケル、木炭担
時10%パラジウム(10%パラジウム−木炭)又は酸
化白金の触媒を水素雰囲気中で初圧50 p、 i、
s (3,5kg/c4)室温にて一夜振とうする。
使用した触媒の濾過、次いで1液からの溶剤の除去によ
り、式IV、■又は■の所望の4“−デオキシ−4“−
アミノ置換抗菌性薬剤が単離される。
メタノールを還元触媒として使用すると、2′−アルカ
ノイル基の加溶媒分解が起るであろう。
この部分が脱離するのを避けるには、インプロパツール
が好ましい溶剤である。
式■、■]および■のケトン(X−O)から式IV、■
および■の第一アミンに至る第二の好ましい経路は、該
ケトンを低級アルカン酸のアンモニウム塩で縮合させ、
次いでその場所に生じたイミンを還元することから成る
低級アルカン酸のアンモニウム塩が使用可能であるのに
加えて、無機酸のアンモニウム塩のような他のアンモニ
ウム塩もまた使用可能である。
実際にはケトン■、■又はIII(X=0)の低級アル
カノール(例えばメタノール)溶液を酢酸のようなアル
カン酸のアンモニウム塩で処理し、そして冷却した反応
混合物をシアノホウ水化ナトリウj、(sodium
cyanoborohydride)還元剤で処理する
反応を室温で数時間進行させ、その後加水分解しそして
生成物を単離する。
ケトン1モル当り1モルのアルカン酸アンモニウムが必
要であるが、イミンの急速な形成を確実にするために、
過剰量加えるのが有利である。
10倍はどの過剰量が最終圧J攻物の質に影響を及ぼさ
ずに使用できる。
ケトン1モル当りに使用すべき還元剤の量については、
ケトン1モル当り約2モルのシアノホウ水化ナトリウム
を使用するのが好ましい。
還元の反応時間は、周囲温度で2〜3時間である。
前に述べたように、好ましい溶剤はメタノールであり、
一方好ましいアルカン酸アンモニウムは酢酸アンモニウ
ムである。
インプロパツールもまた溶剤として使用でき、2′−ア
ルカノイル基の加溶媒分解を避ける場合に特に望ましい
非塩基性副生物又は出発物質から所望の4“−デオキシ
−4”−アミノ−オレアンドマイシン誘導体を分離する
に当って、最終生成物の塩基性を利用する。
従って、生成物の水溶液を、中性又は非塩基性の物質が
低pHで抽出されそして生成物が約9のpHで抽出され
るように、徐々にpHを増大させながら抽出する。
酢酸エチル又はジエチルエーテルのいずれかである抽出
溶剤を塩水又は水で逆洗いし、硫酸ナトリウムで乾燥さ
せそして溶剤を除去する。
必要により、公知の操作に従ってシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより更に精製を行うことができる。
前述の還J〔アミノ化は、シアノホウ水化すトリウムを
使用する他に、他の還元条件を用いて行うことができる
パラジウム−炭のような貴金属触媒を水素およびアルカ
ン酸アンモニウムと共に用いて、式■、11およびII
Iの化合物(X=O)をそれぞれ式iV、■および■の
化合物に効率良く転換することができる。
実験上は適当なケトンの低級アルカノール(例えばメタ
ノール又はインプロパツール)溶液をアルカン酸アンモ
ニウム(例えば酢酸アンモニウム)および10%パラジ
ウム−炭で処理し、得られた懸濁液を水素雰囲気中、約
25〜50’Cの温度で、理論酌量の水素が吸収される
まで振とうする。
反応体の割合については、妥当な時間内に反応を確実に
完了させるために10倍の過剰量のアルカン酸アンモニ
ウムを用いるのが好ましい。
触媒の量は出発物質ケトンの10〜50@量%とするこ
とができる。
水素の初期圧力は厳密ではないが、反応時間を縮めるた
めに1気圧〜5oop、s、i。
(35kg/crA )の圧力が好ましい。
上述のパラメーターを用いると、反応時間は2〜6時間
の間となるであろう。
還元アミノ化反応の終結時に、使用した触媒を濾過しそ
して沢i液を濃縮乾固する。
生成物の精製は、シアノホウ水化すl・リウムを還元剤
として使用する前述の方法により行う。
式IVでR2が水素でありそしてR3が1〜6個の炭素
原子を有するアルキルである抗菌性化合物の合或は、ケ
トン1(X=0)および適当なアミンR3NH2から還
元剤としてシアノホウ水化すトリウムを使用して都合よ
く達成される。
pHを約6と7の間に維持するために、酢酸のようなア
ルカノールをアミンと等しいモル量用いる。
或いは、アルカン酸の代りに、相当する量の塩化水素ガ
スを使用することもできる、 反応体の割合、反応温度、反応時間および還元アミン化
反応の操作法は、R2およびR3が各々水素である化合
物を導く反応に関する対応するパラメーターと同じであ
り、そしてシアノホウ水化すトリウムが還元剤として使
用される。
R2およびR3が各々メチルである抗菌性化合物I■は
、R2およびR3が各々メチルである4“−デオキシ−
4−アきノーオレアンドマイシンIVをホルムアルデヒ
ド、水素および10%パラジウム−炭を用いて還元アル
キル化することにより製造される。
反応体の割合、反応温度、溶媒、圧力、時間および操作
法は、R2およびR3が各々水素である式IVの化合物
を導く反応のこれらのパラメーターと同じであり、そし
て水素ガスおよび10%パラジウムが還元剤として使用
される。
前述のように、2′−アルカノイル部分の加溶媒分解は
、I■、■又は■のアミン誘導体をメタノール溶液中で
一゛夜、周囲温度で攪拌することにより行われる。
抗菌作用の有効性から、これらの化合物中で好ましいも
のは4“−デオキシ−4“−アミノ−オレアンドマイシ
ン、11−アセチル−4“−チオキシ4“−アミノ−オ
レアンドマイシン、11・2′ジアセチル−4“−デオ
キシ−4“−アミノ−オレアンドマイシン、11−アセ
チル−8・8a−チオキシ−8・8a−ジヒドロ−4“
−チオキシ−4“アミノ−オレアンドマイシン、11・
2′−ジアセチル−8・8a−チオキシ−8・8a−ジ
ヒドロ−4“−チオキシ−4“−アミノ−オレアンドマ
イシン ]]l−アセチルー88a−デオキシ8・8a
−メチレン−4“−チオキシ−4“−アミノ−オレアン
ドマイシンおよび11−/−ジアセチル−8・8a−デ
オキシ−8・8a−メチレン4“−デオキシ−4“−ア
ミノ−オレアンドマイシンである。
塩を形成する本発明のこれらの化合物の化学療法薬上の
活性を利用するに当っては、勿論薬学的許容塩を用いる
のが好ましい。
水不溶性、高い毒性、又は結晶性が欠けることなどによ
り、いくつかの特定の塩類は一定の薬剤としての適用に
おいて、そのまま使用するのは不適当な或いは望ましく
ないものとなるかもしれないが、水不溶性塩又は毒性塩
は上記のように塩の分解により対応する薬学的に許容さ
れる塩基に転換することができる。
或いはそれらを所望の薬学的許容酸付加塩に転換するこ
とができる。
薬学的に許容される陰イオンを提供する酸の例は塩酸、
臭酸、ヨウ素酸、付Z酸、硫酸、亜硫酸、リン酸、酢酸
、乳酸、クエン酸、酒石酸、コ・・り酸、マレイン酸、
グルコン酸およびアスパラキン酸である。
本発明の抗菌性薬剤を導くための出発物質の立体化学構
造は、天然物質の構造と同じである。
4“ヒドロキシル基をケトンに酸化し、その後該ケトン
を4“−アミンに転換すると、4“−置換基の立体化学
構造は天然物質のそれから変更する機会が与えられる。
従って化合物■、■およびIn (XO)を前記の方法
の一つでアミンに転換した場合、二つのエピマーアミン
が形成される可能性がある。
実験上、両エピマーアミンは最終生成物中に、採択した
合成法に依存しているいろの割合で存在することが観察
される。
単離した生成物が主としてエピマーの一つから成る場合
には、該エピマーを適当な溶剤で融点が一定になるまで
再結晶を繰返すことにより精製できる。
本来単離した固形物に少量で存在する他のエピマーは、
母液中の主な生成物である。
それは母液から当業者に公知の方法、例えば母液を蒸発
させ、そして残留物を繰返し再結晶させて一定の融点を
もつ生成物とする、又はクロマトグラフィーにより回収
できる。
該エピマー混合物は当業者に公知の方法により分離でき
るが、実用的理由がら該混合物をEiJ51=系から分
離したそのままの状態で使用するのが有利である。
しかしながら、エピマー混合物を適当な溶媒で少なくと
も一回再結晶させるか、カラムクロマトグラフィーに付
すか、溶媒分配或いは適当な溶媒中でこねることにより
精製するのがしばしば有利である。
該精製は必ずしも両エピマーを分離しないが、出発物質
および望ましくな’−幅1桂物のような異質の物質を除
去する。
エピマーの絶対的立体化学的研究は完成していない。
しかしながら一定の化合物の両エピマニは、例えば抗菌
性薬剤どして同じタイプの活性を示す。
ここに記載した新規な4“−デオキシ−4“−アミノ−
オレアンドマイシン誘導体は、例えばスタフィロコッカ
ス アウレウス(5tapty 1ococcusau
reus)およびストレプトコッカス ピオゲネス(5
treptococcus pyogenes )のよ
うな種々のグラム陽性微生物および例えば球形又は楕円
体形のダラム陰性微生物(球菌)のようなある種のダラ
ム陰性微生物に対して試験管内(in vitro)活
性を示す。
それらの活性は、通常の2重連続希釈法により脳−心臓
注入媒体中の種々の微生物に対する試験管内試験により
、容易に示される。
それらが試験管内で活性であるため、軟膏、クリ−1、
およびその他の形体で局部への塗布に:例えば病室の器
具の消毒用に:そして例えば水処理、粘液抑制、塗料お
よび木材の防腐などに有用となる。
例えば局部塗布用などインビトロでの使用には、採択し
た生成物を植物油又は鉱油又は軟膏クリームのような薬
学的に許容される担体と混合するのがしばしば便利であ
ろう。
同様にそれらを水、アルコール、グリコール又はそれら
の混合物又はその他の薬学的に許容される不活性媒体:
即ち活性成分に有害な影響を与えない媒体、のような液
体キャリアー又は溶媒中に溶解又は分散することができ
る。
そのような目的には、活uE成分を全組成物の約0.0
1〜約10重量%の濃度で用いるのが一一般に許容され
るであろう。
更に本発明の多くの化合物は、ダラム陰性微生物および
あるグラム陽性微生物、例えばパステレラ マ/l/ト
シダ(Pa5teurella multocida
)およびナイセリア シツカ(Ne1sseria 5
icca )、に力」シて人間を含めた動物に経口およ
び/又は非経口投与した場合、生体内で活性である。
それらの生体内での活性はそれを受入れる微生物に関し
て更に制限され、またそれらの活性は、実質的に均一の
重量を右するマウスにテスト用微生物を与え、次いでそ
れらのマウスをテスト用化合物で経[]的又は皮下的処
理を行うことからなる通常の方法で決定される。
実際には、例えば10匹のマウスにほぼ1〜10倍のL
Dloo (100%死亡させるに要する最低微生物濃
度)を含む適当に希釈した培養液を腹腔内接種する。
テスト用微生物の病毒力の起りうる変動を調査するため
に、マウスに低濃度に希釈した接種物を与える比較用テ
ストを同時に行う。
テスト用化合物を接種後0.5時間後に投与し、4.2
4および48時間後繰返す。
最後の処理を行った後生存するマウスを4日間拘留し、
生存するマウスの数を記録する。
これらの新規な化合物を生体内で使用する場合、これら
は1日当り約11nI?/kg〜約200m9/kg(
体重)の投与量で経口的に又は、例えば皮下注射又は筋
肉内注射により、非経口的に投与することができる。
適当な投与量範囲は1日当り約5 mtg〜約1.00
my/kg、(体重)であり、そして好ましい範囲は
1日当り約5m9〜約50172f;’/に9(体重)
である。
非経口注射に適したベヒクルは水性、例えば水、等張食
塩水、等張デキストリン、リンゲル液;又は非水性、例
えば植物性の油脂(綿実油、落花生油、とうもろこし油
、胡麻油)、ジメチルスルホキシドおよび使用した容量
又は割合で製剤の治療効能を妨害せずまた非毒性である
その他の非水性ベヒクル(グリセロール、プロピレンク
リコール、ソルビトール)のいずれであってもよい。
更に、投与前に即座に溶液を調製するに適した組成物を
便利につくることもできる。
そのような組成物は液状希釈前+1例えばプロピレンク
リコールジエチルカーボネート、グリセロール、ソルビ
ト−ル等;緩衝剤、ヒアルロン酸分解酵素、局部麻酔薬
および望ましい薬理学的性質を与える無機塩を含むこと
ができる。
これらの化合物はまた固体希釈剤、水性媒体、非毒性有
擲剤を含む種々の薬学的に許容される不活性担体と、カ
プセル、錠剤、ロゼンジ、トローチ、乾燥混合物、懸濁
液、溶液、エリキシルおよび非経口溶液又は懸濁液の剤
型で組合わされてもよい。
一般に化合物は、全組成物の約0.5〜約90重量%の
濃度範囲にて種種の剤型で使用される。
下記の実施例は単に例示のため掲げたもので、本発明を
限定するものではない。
本発明の精神又は範囲から離れることな〈実施例の多く
の変形が可能である。
実施例 1 11−アセチル−4Tオキシ−4−アミノオレアンドマ
イシン 100dのメタノール中101の10%パラジウム−炭
を含む懸濁液に酢酸アンモニウム21.21を加え、得
られたスラリーを同じ溶剤100m1中202の11−
アセチル−4“−テ゛オキシー4Lオキソーオレアンド
マイシンを含む溶液で処理した。
懸濁液を室温で水素雰囲気中にて初圧50p、 s、
i (3,5kg/c4)で振とうした。
1.5時間後、触媒を汗過し、そして涙液に攪拌しなが
ら水1200m1およびクロロホルム500TILlの
混合物を加えた。
pHを6.4から4.5に調整し、有機層を分離した。
水層を500TfLlのクロロホルムで更に抽出を行っ
た後、500m1の酢酸エチルで処理し、そしてpHを
IN水酸化ナトリウムで9.5に調整した。
酢酸エチル層を分離し、そして水層を酢酸エチルで再び
抽出した。
酢酸エチル抽出液を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥させ
そして黄色泡沫(18,6P)に濃縮したが、その泡沫
をジイソプロピルエーテルにより再結晶させると、融点
1575〜160℃の純粋な生成物6.85Pが得られ
た。
NMR(δ、CDCl5): 3.41 (3H)s、
2.70 (2H) m、 2.36 (6H) s
および2.10(3H) so 粗製泡沫中に20〜25%の範囲まで存在する他のエピ
マーは、母液を徐々に濃縮しそして汗過することにより
得られた。
実施例 2 実施例1の操作を用いそして適当な4“−チオキシ−4
“−オキソ−オレアンドマイシンで出発して下記のアミ
ン類を製造した: 実施例 3 11−アセチル−4“−デオキシ−4″−アミノ−オレ
アンドマイシン 500継のメタノール中501の11−アセチル−4“
−チオキシ−4“−オキソ−オレアンドマイシンおよび
53Pの酢酸アンモニウムを含み且つ一10℃に冷却し
た攪拌懸濁液に、1時間にわたって200TLlのメタ
ノール中3.71の85%シアノホウ水化す) IJウ
ムを含む溶液を一滴ずつ加えた。
冷却状態で2時間攪拌した後、反応混合物を2.51の
水および11のクロロホルム中に注いだ。
pHを1N水酸化すトリウムを用いて7.2から9.5
に調整し、有機層を分離した。
水層をクロロホルムで一回洗浄し、そして有機層を合わ
せた。
生成物のクロロホルム溶液をpH2,5にて1.51の
水で処理し、そして水層を分離した。
水層のpHを2.5から7.5に調整し、次いで8.2
5に調整し、その後酢酸エチル抽出を行った。
これらの抽出液を捨て、そしてpHを最終的に9.9に
一ヒげた。
水層を酢酸エチルで抽出しく2×825m1)、そして
抽出液を合せて硫酸すトリウムで乾燥させた。
溶剤を減圧下で除去すると、生成物23.1’が泡沫の
形体で得られた。
NMR(δ、CDCl3 ) : 3.41 (3H)
s、2.70 (2H) m12.36 (6H)
sおよび2.10 (3H) s 実施例 4 4“−デオキシ−4//−アミノ−オレアンドマイシン 125m1のメタノール中20?02′−アセチル4“
−チオキシ−4“−オキンーオレアンドマイシンを含む
溶液を室温で一夜攪拌した後、21.21の酢酸アンモ
ニウムで処理した。
得られた溶液を水浴中で冷却しそして1.26Pのシア
ノホウ水化すトリウムで処理した。
冷却浴を次に取り除き、そして反応混合物を室温で2時
間攪拌した。
反応混合物を600rrllの水および600m1のジ
エチルエーテル中に注ぎ、pHを8.3から75に調整
した。
エーテル層を分離しそして水層を酢酸エチルで抽出した
抽出液を別に置き、水層のpHを825に調整した。
このpH値にしたジエチルエーテルおよび酢酸エチルの
抽出液もまた別に置きpHを9.9にLげた。
このpH値を有するジエチルエーテルおよび酢酸エチル
の抽出液を合わせ、引続き水(1回)および飽和食塩溶
液で洗浄しそして硫酸すトリウムで乾燥させた。
pH9,9で取出した後者(酢酸エチル)の抽出液を泡
沫に濃縮しそしてクロロホルムを装填溶剤および初期の
溶出液として使用して、160yのシリカゲルでクロマ
トグラフィーを行った。
11の溶出部分(1部分は1.2mlである)を取り出
した後、溶出液を5%メタノール−95%クロロホルム
に変えた。
部分370で溶出液を10%メタノール90%クロロホ
ルムに変え、そして部分440で15%メタノール−8
5%クロロホルムを使用した。
部分85〜260を合わせそして真空中で濃縮乾固させ
て、所望の生成物2.44Pを得た。
NMR(δ、CDCl5): 5.56 (LH)m、
3.36(3H)s、2.9 (2H) mおよび2.
26(6H)s 実施例 5 4“−デオキシ−4“−アミノ オレアンドマイシン 25m1のメタノール300mりの2′−アセチル4“
−デオキシ−4“ −アミノ−オレアンドマイシンを含
む溶液をチッ素雰囲気下、室温にて一夜攪拌した。
反応混合物を真空中で濃縮して、所望の生成物286■
を白色泡沫として得た。
NMR(δ、CDCl5): 5.56 (IH)m、
3.36 (3H) s、2.90 (2H) mおよ
び2.26 (6H) s 実施例 6 11−アセチル−8・8a−デオキシ−8・8a−ジヒ
ドロ−4“−デオキシ−4“−アミノオレアンドマイシ
ン 15m1のツタノニル中2.15 P(7) 11−7
セチルー8・8a−デ゛オキシ−8・8a−ジヒドロ4
“−デオキシ−4“−オキソ−オレアンドマイシンおよ
び231グの酢酸アンモニウムを含み且つ20℃に冷却
した溶液を136771.9のシアノホウ水化すl−I
Jウムで処理した。
室温で45分間攪拌した後、反応混合物を60dの水お
よび60m1:のジエチルエーテル中に注ぎ、pHを8
1から7.5に調整した。
エーテル層を分離し廃棄して、水層のpHを8.0に上
げた。
新たなエーテルを加え、水層と共に振とうしそして捨て
た。
pHを8.5ににげそして操作を繰返した。
最後にpHを10.0に調整しそして60rnlの酢酸
エチルを加えた。
水層な捨て、酢酸エチルを60m1の新たな水で処=1
x した。
水層のpHを60に1N塩酸で調整し、酢酸エチル層を
捨てた。
水層を酢酸エチル(60ml)を用いてpH6,5,7
,0,7,5,8,0および8.5で引続き抽出し、も
−機軸出液を別に置℃・た。
pHを最終的に10.0に上げそして水層を酢酸エチル
で・抽出した。
pH8,0,8,5および10,0で゛取出した抽出液
を合わせそして真空下で濃縮して、白色泡沫585 m
9を得たが、それは一対の4″−エビ−7−から放って
いた。
NMRCδ、CDCl5) : 3.38および3.3
5(3H)2一重項2゜31および2.28 (6H)
2一重項および2.03(3H)。
実施例 7 8・8a−デオキシ−8・8a −ジヒドロ−4“デオ
キシ−4“−アミノ−オレアンドマイシンシアノホウ水
化すl・リウム(1,26m9)を、10m1のメタノ
ール中1..86?の8・8a−デオキシ−8・8a−
ジヒドロ−4“−デオキシ−4“オキソ−オレアンドマ
イシンおよび2.11の酢酸アンモニウムを含む溶液に
室温にて加えた。
1時間後反応混合物をQ ’Cに冷却しそして2.5時
間攪拌した。
反応混合物を601′nlの水および60m1のジエチ
ルエーテル中に注ぎ、pHを75に調整した。
エーテル層を捨て、そして水層のpHを8、Qおよび8
.5に相次ぎ調整したが、水層を各調整後にエーテルで
抽出した。
水層を最終的にpH10,0に調整しそして酢酸エチル
で抽出した。
酢酸エチル抽出液に新たな水を加えそしてpHを60に
調整した。
酢酸エチル層を捨てそして水層をp H6,5,70,
8,0,8,5および10−oに相次ぎ調整し、各pH
調整後水層な酢酸エチルで抽1」ルた。
pH7,5,8oおよび10.0における酢酸エチル抽
出液を合わせそして泡沫に濃縮し、その泡沫を再び酢酸
エチル中に置きそして新たな水でpH5,5で抽出した
酸性の水層を前θつようにpH6,0,6,5,70,
7,5,8,0および10.0に相次ぎ調整し、各調整
後にジエチルエーテルで抽出を行った。
pH7,5,8,0および10.0でのエーテル抽出液
を合わせそして真空中で濃縮乾固させて、所望の生成物
166TL9を得た。
NMR(δ、CDCl5): 5.48 (LH)m、
3.4−0 (3H) sおよび2.30 (6H)
s実施例 8 11−アセチル−8・8a−チオキシ−8・8a−メチ
レン−4“−デオキシ−4“−アミノオレアンドマイシ
ン 5、OL?の11−アセチル−8−8a−チオキシ8・
8a−メチレン−4“−デオキシ−4“−オキソ−オレ
アンドマイシンおよび5.21の酢酸アンモニウムを含
む20°Cに冷却したメタノール(301nの溶液に、
3007f19のシアノホウ水化ナトリウムを加えた。
反応混合物を室温で1時間攪拌し、次いでL20m、l
の水および]、 20 mlのジエチルエーテル中に注
いだ。
水層をpH7,5,8,0,85および10.0に相次
ぎ調整(−1各調整後に酢酸エチルで抽出した。
pH10,0にした最終有機抽出液を水で処理し、pn
を6に調整した。
水層を再び上記の卯く処理し、そしてpHを7.0.7
5.8.0.8.5および10.0に調整したがpH変
化後に水層を酢酸エチルで抽出した。
pH8゜O18,5および10.0にpH変化した後の
酢酸エチル抽出液を合わせそして真空中で濃縮して、所
望の生成物1.51を得た。
NMR(δ、CDCl5): 3.38 (3H)s、
2.30 (6H) s、2.05 (3H) sおよ
び0.65 (4−H) m。
実施例 9 11・2′−ジアセチル−4“−チオキシ−4“アミノ
−オレアンドマイシン 25orI19の11・2′−ジアセチル−4“−デオ
キシ−4“−オキソ−オレアンドマイシン0−7セチル
オキシムを含む25m1のイソプロパツール中に、イン
グロパノールで洗浄したラネーニッケル1zを含む懸濁
液を水素雰囲気中で初圧50 p、s、i 。
(3,5kg7cm )にて室温で1夜振とうした。
反応混合物をミー1過し、r液を減圧下で濃縮して、所
望の生成物201■を得た。
メタノール(10T/Il)中の201■の全生成物を
1時間還流して、実施例1で製持したものと同一011
−アセチル−4−チオキシ−4−アミノ−オレアンドマ
イシンを得た。
実施例 10 4−チオキシ−4エチルアミノ−オレアンドマイシン 4.59?の4“−チオキシ−4“−オキソ−オレアン
ドマイシンを含む25 m、13のメタノール、6.6
mlの5Mエチルアミンエタノール溶液および1.39
m1の酢酸に、365m9のシアノホウ水化すトリウド 室温で1時間攪拌した後、反応混合¥sft 1 1
ome(f) 水および]、20mlの酢酸エチル中に
注いだ。
水層をpH7.5、8.0、8,5および10.0に相
次ぎ調整したが、各pH調整後に酢酸エチルで抽出を行
った,pH10.0に調整された最終の有機抽出液を水
で処理し、そしてpHを6に調整した。
水層を再び上記の如く処理し、そしてpHを70、7、
5、8.0,8.5および10.0に調整したが、pH
変化後に酢酸エチルで抽出を行った。
pHが8、0、85および10.0に変化した後の酢酸
エチル抽出液を合わせそして真空中で濃縮して、泡沫を
得た。
生成物をアセトン溶出液を使用して75iのシリカゲル
上でクロマトグラフィーを行うことにより更に精製した
溶出部分60〜1 0 4(各部分は4mlから成る)
を合わせそして減圧下で濃縮して、所望の生成物9].
0m9を得た。
実施例 11 11−アセチル−4−−rオキシ−4 −エチルアミノ
−オレアンドマイシン 実施例10と同じようにして、366■のシアノホウ水
化ナトリウムを、2 7. 4 lの塩化水素2、92
Mエタノール溶液中に5.82′?の11−アセチル−
4−チオキシ−4 −オキソ−オレアンドマイシンおよ
びエチルアミンの5.0Mエタノール溶液16m.lを
含む溶液に一滴ずつ加えた。
室温で15時間攪拌した後、反応混合物を1.20ml
の水および120mlの酢酸中に注ぎ、実施例10のよ
うに処理して、所望の生成物1.21を得た。
実施例 12 11−アセチル− 4“−デオキシ−4“=11−ヘキ
シルアミノ−オレアンドマイシン 4、8zの11−アセチル−4“−デオキシ−4″オキ
ソ−オレアンドマイシン 6.7りのn−ヘキシルアミ
ン 3.r8mlの酢酸、302■のシアノホウ水化ナ
トリウムおよび25rrLlのメタノールを用いて出発
して実施例10の操作を繰返し、溶出液としてクロロホ
ルムを使用して80グのシリカゲル上でクロマトグラフ
ィーを行った後、所望の生成物1.32を得た。
実施例 13 11−アセチル−4−デオキシ−4−/メチルアミノー
オレアンドマイシン 2L?の11−アセチル−4“−デオキシ−4“アミノ
−オレアンドマイシン、1グの10%パラジウム−炭お
よび2.06rIllのホルマリン溶液を40rnlの
メタノール中で合わせ、そして水素雰囲気中で初圧50
p、s、 i、 (3,5kg/crA)にて−夜振
とうした。
使用した触媒を1過し、そしてr液を減圧下で濃縮乾固
させた。
残留生成物(1,97′?)を、初期の溶出液としてク
ロロホルムを使用して402のシリカゲル上でクロマト
グラフィーを行った。
溶出部分非25後(一部分当り650滴を含む)、溶出
液を3%メタノール/り□ロホルムに変えた。
部分36〜150を合わせそして真空中で濃縮して、所
望の生成物704m9を白色泡沫の形体で得た。
NMR(δ、CDCl5): 3.33(3H)s、2
.63(2H)m、2.30(12H)sおよび2.1
0 (3H) s0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の式およびそれらの薬学的許容酸付加塩から成
    る群から選ばれた4“−アミノエピマー化合物: ここで、RおよびR1はそれぞれ水素およびアセチルか
    ら戒る群から選ばれ;R2は水素およびメチルから戒ろ
    群から選ばれ:そしてR3は水素および1〜6個の炭素
    原子を右するアルキルから成る群から選ばれる。 ただしR2がメチルの場合、R3はメチルであり2式■
    または■Iの場合、R1は水素である。 2 式IVを有する特許請求の範囲第1項の化合物。 3 RはアセチルでありそしてR2およびR3はそれぞ
    れ水素である、特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 4 下記の式を有する特許請求の範囲第3項に記載の化
    合物: 5 下記の式を有する特許請求の範囲第3項に記載の化
    合物。 6R,R2およびR3がそれぞれ水素である、特許請求
    の範囲第1項に記載の化合物。 7 下記の式を有する特許請求の範囲第6項に記載の化
    合物。 8 式■を有する特許請求の範囲第1項に記載の化合物
    。 9 Rがアセチルである、特許請求の範囲第1項に記載
    の化合物。 10 下記の式を有する特許請求の範囲第9項に記載
    の化合物。 11 式viを有する特許請求の範囲第1項に記載の
    化合物。 12 Rがアセチルである特許請求の範囲第11項に
    記載の化合物。 13 下記の式を有する特許請求の範囲第12項に記
    載の化合物。
JP56015569A 1977-02-04 1981-02-04 4″−アミノ−オレアンドマイシン誘導体 Expired JPS5827799B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/765,486 US4125705A (en) 1977-02-04 1977-02-04 Semi-synthetic 4-amino-oleandomycin derivatives

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56135497A JPS56135497A (en) 1981-10-22
JPS5827799B2 true JPS5827799B2 (ja) 1983-06-11

Family

ID=25073683

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1134978A Granted JPS5398981A (en) 1977-02-04 1978-02-03 Semiisynthesis 4**aminoooreandomycine derivative
JP56015569A Expired JPS5827799B2 (ja) 1977-02-04 1981-02-04 4″−アミノ−オレアンドマイシン誘導体

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1134978A Granted JPS5398981A (en) 1977-02-04 1978-02-03 Semiisynthesis 4**aminoooreandomycine derivative

Country Status (34)

Country Link
US (1) US4125705A (ja)
JP (2) JPS5398981A (ja)
AR (1) AR215666A1 (ja)
AT (1) AT358169B (ja)
AU (1) AU502293B1 (ja)
BE (1) BE863618A (ja)
BG (2) BG32117A4 (ja)
CA (1) CA1106366A (ja)
CH (1) CH629821A5 (ja)
CS (3) CS200538B2 (ja)
DD (1) DD134523A5 (ja)
DE (1) DE2804509C2 (ja)
DK (1) DK149628C (ja)
ES (1) ES465322A1 (ja)
FI (1) FI65262C (ja)
FR (2) FR2383964A1 (ja)
GB (1) GB1583921A (ja)
GR (1) GR68692B (ja)
HU (2) HU179744B (ja)
IE (1) IE46395B1 (ja)
IL (2) IL53959A0 (ja)
IT (1) IT1094211B (ja)
LU (1) LU79007A1 (ja)
NL (1) NL175997C (ja)
NO (2) NO145955C (ja)
NZ (1) NZ186384A (ja)
PH (2) PH14836A (ja)
PL (3) PL113163B1 (ja)
PT (1) PT67569B (ja)
RO (3) RO79258A (ja)
SE (2) SE445222B (ja)
SU (3) SU805949A3 (ja)
YU (3) YU39504B (ja)
ZA (1) ZA78646B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4124755A (en) * 1978-01-03 1978-11-07 Pfizer Inc. 11-Alkanoyl-4"-deoxy-4"-isonitrilo-oleandomycin derivatives
US4133950A (en) * 1978-01-03 1979-01-09 Pfizer Inc. 4"-Deoxy-4"-carbamate and dithiocarbamate derivatives of oleandomycin and its esters
US4413119A (en) * 1982-03-01 1983-11-01 Pfizer Inc. Semi-synthetic macrolides
US4363803A (en) * 1982-03-01 1982-12-14 Pfizer Inc. 3",4"-Oxyallylene erythromycin and oleandomycin, composition and method of use
JPH0240447U (ja) * 1988-09-14 1990-03-19
US5141926A (en) * 1990-04-18 1992-08-25 Abbott Laboratories Erythromycin derivatives
JPH05155896A (ja) * 1991-01-18 1993-06-22 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd 新規マクロライド化合物及びその製造法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3022219A (en) * 1958-03-07 1962-02-20 Pfizer & Co C Acyl esters of oleandomycin
US3179652A (en) * 1961-09-05 1965-04-20 Pfizer & Co C Antibiotic recovery process and salts produced thereby
US3836519A (en) * 1973-05-04 1974-09-17 Abbott Lab Sulfonyl derivatives of erythromycin
US3842069A (en) * 1973-06-21 1974-10-15 Abbott Lab 4"-deoxy-4"-oxoerythromycin b derivatives
US4036853A (en) * 1976-08-06 1977-07-19 Pfizer Inc. Semi-synthetic oleandomycin derivatives-C8 modifications

Also Published As

Publication number Publication date
IL53959A0 (en) 1978-04-30
SE445222B (sv) 1986-06-09
JPS56135497A (en) 1981-10-22
PL204041A1 (pl) 1979-06-04
PL110793B1 (en) 1980-07-31
CS200537B2 (en) 1980-09-15
FR2396022A1 (fr) 1979-01-26
IL61606A0 (en) 1981-01-30
FI65262C (fi) 1984-04-10
IT1094211B (it) 1985-07-26
YU151782A (en) 1982-10-31
ZA78646B (en) 1978-12-27
CA1106366A (en) 1981-08-04
PL113163B1 (en) 1980-11-29
PL111160B1 (en) 1980-08-30
SU888824A3 (ru) 1981-12-07
ES465322A1 (es) 1978-09-16
FI780355A (fi) 1978-08-05
NO145955B (no) 1982-03-22
YU39518B (en) 1984-12-31
JPS5398981A (en) 1978-08-29
CS200538B2 (en) 1980-09-15
AU502293B1 (en) 1979-07-19
IE46395B1 (en) 1983-06-01
US4125705A (en) 1978-11-14
YU300377A (en) 1982-10-31
PT67569A (en) 1978-02-01
NO780390L (no) 1978-08-07
NO145955C (no) 1982-06-30
GR68692B (ja) 1982-02-01
SU1020004A3 (ru) 1983-05-23
YU39517B (en) 1984-12-31
NZ186384A (en) 1980-08-26
SU805949A3 (ru) 1981-02-15
ATA72078A (de) 1980-01-15
HU181395B (en) 1983-07-28
DE2804509C2 (de) 1982-12-02
HU179744B (en) 1982-12-28
YU39504B (en) 1984-12-31
NO150439B (no) 1984-07-09
NL7801259A (nl) 1978-08-08
PH14836A (en) 1981-12-16
IT7820006A0 (it) 1978-02-03
CS200536B2 (en) 1980-09-15
AT358169B (de) 1980-08-25
FR2383964B1 (ja) 1981-11-27
AR215666A1 (es) 1979-10-31
JPS5652036B2 (ja) 1981-12-09
DE2804509A1 (de) 1978-08-10
FR2383964A1 (fr) 1978-10-13
YU151882A (en) 1982-10-31
NL175997B (nl) 1984-09-03
DK149628C (da) 1987-02-02
SE8300869D0 (sv) 1983-02-16
FR2396022B1 (ja) 1980-06-13
LU79007A1 (fr) 1979-09-06
BG32117A4 (en) 1982-05-14
PH16491A (en) 1983-10-28
RO79258A (ro) 1982-06-25
PT67569B (en) 1979-06-18
RO79264A (ro) 1982-06-25
SE457085B (sv) 1988-11-28
NO150439C (no) 1984-10-17
RO75387A (ro) 1980-11-30
DK149628B (da) 1986-08-18
DK51778A (da) 1978-08-05
GB1583921A (en) 1981-02-04
NL175997C (nl) 1985-02-01
IE780240L (en) 1978-08-04
FI65262B (fi) 1983-12-30
BE863618A (fr) 1978-08-03
DD134523A5 (de) 1979-03-07
CH629821A5 (fr) 1982-05-14
NO811914L (no) 1978-08-07
BG32116A3 (en) 1982-05-14
SE7800269L (sv) 1978-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4474768A (en) N-Methyl 11-aza-10-deoxo-10-dihydro-erytromycin A, intermediates therefor
EP0180415B1 (en) A 6-0-methylerythromycin A derivative
JP6184319B2 (ja) マクロライド類およびケトライド類ならびにその中間体を調製するための工程
JP3083102B2 (ja) エリスロマイシンおよびアジスロマイシンの3”−デスメトキシ誘導体
EP2089408B1 (en) Macrolide synthesis process
DK159322B (da) Analogifremgangsmaade til fremstilling af 4ae-epi-9-deoxo-9a-methyl-9a-aza-9a-homoerythromycin a eller farmaceutisk acceptable syreadditionssalte deraf og 4ae-epi-9-deoxy-9a-aza-9a-homoerythromycin a til anvendelse som udgangsmateriale ved fremgangsmaaden
EP0159856B1 (en) 9a-aza-9a-homoerythromycin derivatives
US4526889A (en) Epimeric azahomoerythromycin A derivative, intermediates and method of use
EP0827965A2 (en) Synthesis of 9-deoxo- 9a-aza 11,12-deoxy- 9a-methyl-9a-homoerythromycin A 11,12- hydrogenorthoborate dihydrate
US4150220A (en) Semi-synthetic 4"-erythromycin A derivatives
FI72322C (fi) Foerfarande foer framstaellning av terapeutiskt anvaendbara makrolider.
DK157495B (da) Analogifremgangsmaade til fremstilling af 4ae-epi-erythromycin a eller derivater deraf
EP0287082B1 (en) Derivatives of tylosin and 10,11,12,13-tetrahydro tylosin, methods of manufacture thereof and their use in pharmaceuticals and in the manufacture thereof
JPS5827799B2 (ja) 4″−アミノ−オレアンドマイシン誘導体
DK148035B (da) Analogifremgangsmaade til fremstilling af 4''-substituerede aminoderivater af oleandomycin eller salte deraf med syrer
IE46661B1 (en) Erythromycin a derivatives
RU2234510C2 (ru) Производные класса олеандомицина и способ их получения
JPS6340196B2 (ja)
KR820001218B1 (ko) 반합성 4"-아미노-올레안도 마이신 유도체의 제조방법
JPH0136834B2 (ja)
KR850000963B1 (ko) N-메틸 11-아자-10-데옥소-10-디하이드로 에리스로마이신 a 및 그 중간체의 제조방법
CA1128506A (en) Semi-synthetic 4"-erythromycin a derivatives
FI68404B (fi) Foerfarande foer framstaellning av terapeutiskt anvaendbara 4"deoxi-4"-aminoerytromycin-a-derivat
KR820001217B1 (ko) 반합성 4"-에리트로마이신 a-유도체의 제조방법
CA1250284A (en) Antibacterial epimeric azahomoerythromycin a derivative and production thereof