JPS5827150Y2 - 模型自走車用差動歯車装置 - Google Patents

模型自走車用差動歯車装置

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Publication number
JPS5827150Y2
JPS5827150Y2 JP1980168489U JP16848980U JPS5827150Y2 JP S5827150 Y2 JPS5827150 Y2 JP S5827150Y2 JP 1980168489 U JP1980168489 U JP 1980168489U JP 16848980 U JP16848980 U JP 16848980U JP S5827150 Y2 JPS5827150 Y2 JP S5827150Y2
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JP
Japan
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base shaft
gear
case
shaft portion
pair
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980168489U
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English (en)
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JPS5790948U (ja
Inventor
貞行 兼松
Original Assignee
安藤 美知男
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Filing date
Publication date
Application filed by 安藤 美知男 filed Critical 安藤 美知男
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、模型自走車、例えばエンジン付きの模型競
走自動車用に好適なその差動歯車装置に関する。
最近のエンジン付き模型自動車はその性能が極めて高度
となって釦り、直線走行路では時速が100krrL以
上になっている。
したがって、競技にむいてはコナーリングの性能が重要
であり、これに対応するために差動歯車機構を備えてい
るものがある。
しかし従来の差動歯車機構では、悪路の箇所などでは左
右の車輪にアンバランスが生じ、スリップしたり、走行
不能となることが往々にしである。
本考案は前記のような欠点が除去され、低速走行時には
差動機能はするが、車輪のスリップ、空転を防止でき、
また、直線路での高速走行時には差動せずして、左右両
輪は同速回転し、バランスのとれた安定走行ができる模
型自走車を提供できるようにした。
以下実施例図に基いて本考案を詳述する。
図において、1はギアケースで、左右端が開口する筒状
をなして釦り、左右両端には左右のスリーブ2a 、2
bのフランジ3a、3bがボルト4 a 、4 bによ
って取り付けられている。
一方の左スリーブ2aには主ギア5が嵌合しており、こ
の主ギアは左スリーブ2aをギアケースへ固定している
前記ポル)4aによって左スリーブ2aに固定されてい
る。
しかして主ギア5ば、図示を省略した原動機の駆動軸に
固嵌しであるギアと噛み合って、前記原動機により駆動
される。
6at6bU左右のシャフトで、その対向端には左右の
サイドベベルギア7a 、7bがスプライン8a、8b
等により固嵌されて訃り、両シャフト6a 、6bの末
端には図示を省略したホイールが取り付けられる。
9a、9bはベベルピニオンギアで、ギアケースへ直径
方向に形成したボス10 a t 10 bの孔に基軸
部11a、11bが回転可能に嵌入されて訃す、かつ、
両ピニオンギア9a、9bは、これらを貫通するピニオ
ン軸12にも嵌まっていて、各ピニオンギアの末端はカ
ラー13 a 、13 b止め具14a、14bにてピ
ニオン軸12に止められている。
両ピニオンギア9at9bの基軸部11a。
11bはギアケースのボス部10a、10bより外方へ
突出していて、この突出する部分にブレーキドラム15
a、15bの中心ボス部16a。
16bが、スプライン嵌合等により、基軸部11a11
bとは一体に回転するが、基軸部の軸線方向へ移動でき
るように嵌合されている。
ギアケース1には、ボス10a 、 10bヲ囲tr環
状リプ18a、18bが突出しており、これらのリプ1
8a、18bの外周には雄ねじ19a。
19bを形成しである。
20a 、20bは内周の雌ねじ21a、21bが前記
環状リプの雄ねじに螺合しているキャップで、頂蓋部2
0a’ t2ob’の内面に、前記ブレーキドラム1
5a 、15bのフラット面部と接するブレーキシュ2
2a 、22 bが固定されている。
上述した本考案の差動装置は、図示を省略した原動機に
より主ギア5が駆動されると、ギアケース1がその中心
軸線1わりに回転させられる。
これによりケース内のピニオンギア9 a 、9 bが
左右のベベルギア7a 、7bを回転させ、左右のシャ
フト6a 、6bが駆動される。
ところで、従来の差動歯車装置では、路面が悪状態のた
めに片輪がスリップしたときは、その車輪は他方の車輪
の2倍の速さで空転する。
しかし本考案においては、ギアケースの回転に伴ない、
ブレーキドラム15a、15bが遠心力によって外方へ
移動してキャップ20のブレーキシュ22a 、22b
へ弾性接触するので、その摩擦トルクを、ピニオンギア
とサイドギアとの比率にてスリップしてない車輪へ伝達
することになり、したがって、悪路面でもスリップする
ことなく模型自動車を走行させることができる。
lた、直線走行路で高走行しているときは、ブレーキド
ラム15a、15bのブレーキシュ22a。
22bに対する圧接力は犬となっているので、ピニオン
ギアは制動が掛けられて回転しない。
したがって、左右のサイドギア7a 、7bは同速回転
し、左右両端の回転はバランスして安定した走行ができ
る。
さらに、キャップ20a 、20bを1わして、ブレー
キドラム15a、15bとブレーキシュ22a 、22
bとの摩擦係合力を調節することにより、所定速度にな
ると左右両端が同速回転に移行するように外部から容易
に設定できて好都合である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る装置の一例を示す縦断面図である。 図中、1・・・・・・ギアケース、2a、2b・・・・
・・スリーブ、3a、3b・・・・・・フランジ、4a
、4b・・・・・・ボルト、5・・・・・・主ギア、6
a、6b・・・・・・シャフト、7a 、7b・・・・
・・サイドギア、8a、8b・・・・・・スプライン、
9a、9b・・・・・・ピニオンギア、10a。 10b・・・・・・ボス、11a、11b・・・・・・
基軸部、12・・・・・・ピニオン軸、15a、15b
・・・・・・ブレーキドラム、16a、16b・・・・
・・ボス、17a。 17b・・・・・・スプライン、18a、18b・・・
・・・リフ、19a、19b・・・・・・ねじ、20a
、20b・・・・・・キャップ、21 a 、 2
l b−・・・・・ねじ、22a、22b・・・・・・
ブレーキシュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端部が開口するギアケース内に、前記左右の開口両端
    から延出する左右のシャフトの対向端部に固嵌された左
    右1対のサイドベベルギアと、これらのサイドベベルギ
    アと交互に噛み合い、しかも基軸部がギアケースの直径
    方向にあけた孔にて回転可能に支承されているとともに
    基軸部が前記孔から外部に突出する1対のベベルピニオ
    ンギアとを設け、またケースの外側には、前記ピニオン
    ギアの突出基軸部を囲み、しかも外周にねじを形成した
    環状リプを突設して、とのリブへ、頂蓋部の内向にブレ
    ーキシュを有するキャップの内周ねじ部を螺着せしめ、
    かつ、ピニオンギアの基軸部における前記ケース外へ突
    出する部分に、前記ブレーキシュと接し、しかも基軸部
    と一体に回転させられるが、基軸部の軸線方向に移動で
    きるようブレーキドラムの中心部を嵌合せしめてなる模
    型自走車用差動歯車装置。
JP1980168489U 1980-11-24 1980-11-24 模型自走車用差動歯車装置 Expired JPS5827150Y2 (ja)

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JPS5790948U JPS5790948U (ja) 1982-06-04
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JP5109453B2 (ja) * 2007-02-14 2012-12-26 株式会社ジェイテクト 車両用差動装置
US8092335B2 (en) 2007-02-14 2012-01-10 Jtekt Corporation Differential for vehicle
JP5109600B2 (ja) * 2007-11-02 2012-12-26 株式会社ジェイテクト 車両用差動装置
JP5109599B2 (ja) * 2007-11-02 2012-12-26 株式会社ジェイテクト 車両用差動装置
JP5167766B2 (ja) * 2007-11-02 2013-03-21 株式会社ジェイテクト 車両用差動装置

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JPS5790948U (ja) 1982-06-04

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