JPS58136563A - 荒地走行用車輛 - Google Patents

荒地走行用車輛

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JPS58136563A
JPS58136563A JP57121945A JP12194582A JPS58136563A JP S58136563 A JPS58136563 A JP S58136563A JP 57121945 A JP57121945 A JP 57121945A JP 12194582 A JP12194582 A JP 12194582A JP S58136563 A JPS58136563 A JP S58136563A
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JP
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spider
gears
differential
engine
housing
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JP57121945A
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JPS6229255B2 (ja
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Ii Gurindei Jieemusu
ジエ−ムス・イ−・グリンデイ
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K5/00Cycles with handlebars, equipped with three or more main road wheels
    • B62K5/02Tricycles
    • B62K5/027Motorcycles with three wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般に道路外でも走行できるスポーツ用または
レクレーション用の乗物に関し、より具体的には差動制
限装置を備え、始動および停止゛を含めて操縦性に優れ
た三輪車に関する。
ここ10年来1アスフアルト舗装路のみならず不整地あ
るいは氷雪地帯をも走行できる自動車が非常に愛好され
ている。本発明が適用されるががる自動車の典型は、8
不のヤマハ発動機株式会社で製造販売されている自動三
輪車トライ・モト(商標)である。この自動三輪車はフ
ロント・フォークを有するフレームを備え、このフロン
ト・フォークは一個の比較的大径の膨張可能なバルーン
・タイヤ(低圧タイヤ)を支持している。このバルーン
タイヤはかじ取りのためハンドルバーによって変向可能
となっている。2個の後輪は1不の共通の車軸上に支持
されており、この車軸にはスプロケットが取付けられ、
このスプロケットは同様にフレームに塔載された原動機
によりチェーン駆動される。
この上記した従来の自動三輪車においては、旋回時に問
題がある。即ち、旋回しようとするとき運転者は車体を
適切に外゛軸側に傾けられるように習熟していなければ
いけない。未熟な運転者は内輪側に傾けがちであるが、
内側に傾けても効果はなく実際には旋回をより困難にす
るものである。
その結果タイヤの摩耗が早められ、路面が損傷するとい
う問題があった。
このような問題点の一つの解決方法は、固定された1不
の車軸構成を2率の車軸構成に置き換えて、2本の車軸
を公知の差動装置で連結することである。この公知の差
動装置を使用して旋回すると内輪と外輪は異なる速度で
回転でき、旋回動作を容易にすることができる。しかし
ながら、このようなオフ・ロード車においては従来の差
動装置ではその使用が非実際的なものになるという別の
問題を生ずる。即ちこの技術分野で良く知られているよ
うに従来の差動装置で2不の車軸を連結した場合、氷雪
地域や砂泥地域を走行する際に生l−2る如く一方の車
輪が空転すると他方の車輪は索引力を失う。この結果、
車輌はぬかるみにはまりがちであった。
川崎重工業株式会社製の自動三輪車 KIJT (商標
)は この2本の車軸を連結するのにデュアル・モード
の差動装置を使用する。それ故 乾いた路面または固い
地面上を走行するときは、この装置は通常の差動装置と
して機能し、かじ取りおよび旋回動作を容易にする。こ
の自動三輪車が砂泥または雪にはまりこむと、運転者は
エンジンを切って車から降り、この差動装置用の特殊レ
ンチを使用して2不の車軸をロックすると該差動装置は
1不の車軸として機能し、両輪に所望のトルクを与えて
ぬかるみから脱出せしめるものである。
しかしながら−その都度車から降りてかかる作業をする
のは面倒であった。
一方この種の荒地走行用の車輌では、左右の各後輪それ
ぞれに制動装置を設けた場合には、構造も複雑で部品点
数も多くなる。また簡シ3地走行な 用の車輌として不向きなものともなる。そこでエンジン
と差動装置との間の動力伝達系の途中に。
制動装置を1個設けることが考えられる。しかしこの場
合に従来の差動装置を用いると、片輪が空転した際には
各後輪は互いに逆方向に回転することになって十分な制
動力が発生しないという問題が生じる。従って本発明の
目的は、荒地走行用車輛に適する差動制限装置を提供す
ることである。
不発明の別の目的は、種々の路面条件下で操縦性および
索引力に優れた、荒地走行用三輪車に適する差動制限装
置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、駆動輪用にトルク・トランス
ファ型差動制限装置を使用する荒地走行用三輪車を提供
することである。
本発明の更に他の目的は、トルク−トランスファ型差動
制限装置を使用し、制動装置を簡単な構成にすることが
できる荒地走行用車輛を提供することである。
以下図面に示した実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する 第1図は本発明に係る代表的荒地走行用三輪車の側面図
、第2図はその後面図、第6図は同じく本実施例におけ
る差動制限装置の断面図である。
先ず第1図において、符号10は本発明を適用した荒地
走行用三輪車を示す。この三輪車は、その3個の車輪に
比較的大径で幅広な低圧のバルーンタイヤをそれぞれ有
する。前輪12はフロントフォーク14に回転自在に取
付けられ、またフロントフォーク14はフレームの首g
16に左右へ回動可能に保持されている。ハンドルバー
18はこのフロントフォーク14に固定され、この結果
前輪12は略垂直な軸線を中心として回動可能となる。
第6図を説明する際に詳細に後記するように、2個の後
輪20.20′は互いに独立した後車軸2.2.22’
にポルt・thめあるいは固着され、これら後車軸22
.22’はフレームに取付けられたトルク伝達型(トル
クトランスファタイプ)の差動装置24を介して互いに
連結されている。
フレームにはまた原動機(図示せず)が保持されている
。この原動機は通常内燃機関が用いられる。この轡関は
通常運転席26の下に配設される。
フロント・フェンダ28は前輪12を、同様にリヤフェ
ンダ30.30曾は後輪20.209をそれぞれ覆って
いる。通常は差動装置を介して原動機を後輪に連結する
のにチェーン駆動機構が用いられるが、その詳細は後記
する。
本発明は原動機を後輪に連結するために用いられる差動
装置に主として関するものであるから、第1図の荒地走
行用三輪車の一般の構造的特徴をこれ以上詳細に説明す
る必要はないと思われる。
第1図の荒地走行用三輪車に使用されるよう設計された
トルク・トランスファ型差動制限装置の断面図が第6図
に示されている。この差動制限装置は全体を符号24で
示す。この装置24は垂直線26で示される中心面に対
して略左右対称である。従って以下の説明において対称
な部材の一方についての説明は、他方の部材についても
可能な限り適合するものである。この装置24は第1(
左)ハウジング28と第2(右)ハウジング281とを
備える。これら2つのハウジング28.28’の一端は
環状の7ラング部30.30’ となり、これら7ラン
グ部30.30’はトルク・トランスファ差動装置24
のセンターユニット(スパイダ)32の対向する2つの
面にボルト34に、より締着されている。すなわちこの
ボルト34はフラ゛ンジ部30.30′およびセンター
ユニット (スパイダ)32の直線上に位置するボルト
孔を貫通している。
第1 (左)ハウジング28内には、左側の後車軸22
が配設されている。すなわち第1ハウジング28はその
全長の所定部分が略筒状に形成され、この略筒状の部分
に後車軸22が同軸状に配置されている。左側の後車軸
22の外周面とハウジング28の内周面との間には適切
なブツシュ35.36が設けられ、後車軸22はこのハ
ウジング28内に回転自在に支持されている。ブツシュ
35.36には潤滑油が付けられ、またエンドシール3
8がハウジング28と後車軸22との間に取付けられて
、廖埃や異物がこれらブツシュ35、′56を傷めるの
を防いでいる。
第1、第2ハウジング28.28’は車体フレーム42
から懸架され、原動機により回転駆動されるように構成
されている。即ち環捜のベアリング・ハウジング40が
ボルト44によって車体フレーム42に固着されている
。第1ノ)ウジング28はベアリング・ハウジング40
の中央孔を貫通し、両者間には車軸支持ベアリング45
が配設されている。シール部材46.48がベアリング
45の潤滑油を所定位置に保持している。
第1ハウジング28の外周Gこスプライン結合されてい
るのはスプロケット支持部材50であり、これにボルト
止めされているのはスプロケット52である。このスプ
ロケット52の外周には複数の歯が所定の間隔をもって
形成され、この歯は原動機と差動制限装置を連結する駆
動チェーン(図示せず)と係合している0 上記から、スプロケット52が回転するにつれ第1、第
2ハウ、ラング28.28’も車体フレーム42に対し
て回転し、ベアリング45が両者間の円滑なころがり接
触をもたらしているのが理解されよう。
第2ハウジング28′へ制動装置、不実施例ではディス
ク・ブレーキを取り付けるにもスプライン結合が使用さ
れているので、ディスク・プレート54も第2ハウジン
グ28′と一諸に回転する。
゛公知のディスク・ブレーキの場合と同様に、キャリパ
形の摩擦゛手段(図示せず)が該ディスク・プレート5
4を挟持するように配される。このディスク・ブレーキ
の代わりに、ドラム・ブレーキを使用することも可能で
ある。いずれにしても、第6図の差動制限装置24では
1個のブレーキ装置のみあれば良く、それによって使用
時雨後輪に制動力を与えることができるものである。周
知のように、従来の差動装置で連結される車軸は、車軸
1本ごとに1個のブレーキ装置を必要としていた。
次に差動制限装置24を説明する。第4図は前記ハウジ
ング28.28’を取除いて内部機構を示す図、第5図
はスパイダ32とスライド歯車56.56′との係脱動
作を示す図、第6図はカムリング62とクラッチリング
60.60′との作動を示す図、また第7図は各部の相
対位置を示す説明図である。
第3.4.5図に示すように、トルク−トランスファ型
差動制限装置24は、左右のスライド歯車56.56′
を備える。スライド歯車56.56′にはスプライン5
8.58’が形成され、これらスライド歯車56.56
’は協働するドリブン・クラッチ・リング60,60’
に対して後車軸22.22”上で軸方向に所定量だけ変
位可能となっている0スパイダ62は、その両側面に向
するように形成された四部61a、61a’と°i合す
る。なお歯体突起61.61”は第4.5図から明らか
なよ、うに平面矩形に形成される一方、凹部61 a、
、6’1a’はこの歯状突起61.61′の歯幅より広
い。
62はカムリングであるOカムリング62は前記スパイ
ダ32の中央の孔内に配設され、スパイダ32の内周面
に係合する複数のインテックスピン64を備える。イン
デックスビン64はカムリング62に僅かな回転方向へ
の遊び(第7図でXで示されている)を許容しつつ、ス
パイダろ2の回転をカムリング62に伝えるものである
。カムリング62の左右両側面には、第6図に示すよう
に平面略台形のカム62a、62a’が形成されている
。                 、一方ドリブン
・クララ チ・リング60.60′には、このカム62a162a
′に係合する略台形のカム溝60a、60a1が形成さ
れている。このクラッチ・リング60.60′はスライ
ド歯車56.56′に固定されている。
スライド歯車56.56′はりツタ機構復帰スプリング
66.66′によってスパイダ32方向へ押圧されてい
る。前記クラッチ・リング60.60′はこのスライド
歯車56.56’に固定され、スプリング66.66’
のば・ね力によりそのカム溝60a、60a’がカム6
2a162aに押圧され、これらが係合した状態におい
てはスライド歯車56.561の凹部61a、61a’
にスパイダ32の歯状突起61.61’が係合スる(第
5.6図の右側部分参照)。
2本の後車軸22.221の端部に配された2佃のスナ
ップ・リング70.70’は、復帰スプリング66.6
6’のばね力によってスライド歯車56.56′が脱落
す葛のを防ぎ、組立を容易にする作用を持つ。更に、車
軸支持ベアリング72.721は、後車軸22.229
がブシュ35.36内を自由に回転できるように適正に
支持しており、該ベアリング72.721間の中心に配
された車軸スラスト・ピン76はハウジング28.28
′の限界内で車軸22.22′の移動量を制限している
〇 次にこの差動制限装置24の動作を説明する。
まずカ行時においては、原動機の回転は駆動チェーンに
よってスプロケット52に伝えられ、ハウジング28.
28′が回転する0ハウジング28.281と共にスパ
イダ62も回転する。このスパイダ62の中心孔に取付
けられたカムリング62も同様に回転する。一方スライ
ド歯車56.56’はスプリング66.66′によりス
パイダ32側に押圧されている。車の停止時や、左右の
後輪20.20’が等速で回転する時にはカム溝60a
60a′にカム62 a、 62 a’が係入すると共
に、歯状突起61.61’は四部61a、61a’に係
入している。この結果スパイダ32の回転は歯状突起6
1.61’と四部61a、61a’ととの係合により後
車軸22.22’および後輪20.20′に伝えられる
旋回時などにおいては、後輪20.20’に回転速度差
が発生する。例えば右旋回時においては左側の後輪20
が他方20″より高速で回転する。
このため左側のスライド歯車56“の凹部61aがスパ
イダ32の突起6]に対して相対的に前進し、この時ク
ラッチリング60の凹溝60aの斜面がカムリング62
のカム62aに乗り上げる。従ってクラッチリング60
およびスライド歯車56はスプリング66のばね力に抗
して第3〜7図上で左側へ移動し、凹溝61&と歯状突
起61との係合が外れる。すなわち原動機の駆動力は低
速の右側の後輪20”に伝達され、高速の左側の後輪2
0は空転することになる。
第7図(a)は以上のカ行時における各部の相対位置を
示すものであり、図中1はスパイダ32およびカムリン
グ62の回転速度、方向を示している。
制動時においては、カムリング62は前記インデックス
ビン640作用心こよりスパイダ62&二対して僅かに
位相がずれてスパイダ32と共に回転する。すなわち第
7図(b)は制動時における各部の相対位置を示し、図
中Bは制動力の方向を、また又はカムリング62とスパ
イダ32の位相変化量を示している。制動力はスパイダ
32の歯状突起61.61’からスライド歯車56.5
6′の四部61a、61a’に伝えられる。第7図(1
3)の右側部分がこの状態を示している。左方向への旋
回時に軽く制動をかけた場合においては、左側の後輪2
0が右側の後輪209に比べて遅れる。従って左側のク
ラッチリング60のカム溝60 aの斜状突起61と凹
部61aとの係合が解除される。
従って左側の後輪20には制動力が伝わらなくなるが右
側の後輪20′に制動力が確実に発生する。
この現象は旋回前から軽い制動をかけた場合も同じであ
る。なお強く制動をかけた場合は、両輪の回転速度差が
発生せず、従って旋回の有無にかかわらず、両輪に制動
力が確実に発生する。
以上説明した差動制限装置によれば、旋回時や路面条件
が要求する際(こは両後輪に回転速度の差を発生させつ
つ、両後輪に駆動力を伝達できる。
またこの差動制限装置によれば、一方の後輪が完全に索
引力を失った際には他方の後輪に駆動トルクの大部分が
伝えられる。旋回時においては内側の後輪よりも外側の
後輪が高速で回転しなければならず、そうしないとタイ
ヤが激しく摩耗する。
このような旋回時には、高速で回る外側の後輪側のスラ
イド歯車は、カムリングおよびクラッチリングによって
、復帰スプリングに抗してスパイダ62からその嫌合が
解放される。この結果外側の後輪は旋回が終わるまで空
転する。旋回が終わると復帰スプリングは再びスパイダ
32へスライド歯車を強制的にT−ヨ合させ、外側の後
輪軸に再び駆動力が伝えられる。
この車輛で、片輪が地面から浮き上がるような荒地や、
索引力を失ったり片輪が他方より高速でスピンするよう
な雪や氷の上で走行する際には、全トルクは低速で回転
する車輪に伝達される。さらにこのような条件下におい
て、単一のブレーキディスク54に摩擦力を与えること
により制動する時には、制動力もその100%が高速側
の車輪に与えられ、また両輪が同速度で回転している時
には制動力は両輪に均等に分配される。
なお、三輪車では旋回時などに一方の後輪が特に路面か
ら浮き上がり易い点を考慮すると、本発明の効果は一層
顕著なものとなる。
本発明は以上のように、原動機と差動装置との間に制動
装置を設け、各後車軸に回転速度差が生じると高速側後
車軸への駆動力伝達を断つ機構を差動装置内に設けたも
のである。従って、2本の後車軸を連結するのにこの差
動制限装置を使用すると、より低い回転速度で回転して
いる方の車輪により大きなトルクまたは駆動力を伝達す
ることができる。その結果、旋回時、駆動トルクの大部
分は内輪に伝達され、外輪は車輌速度に゛よって決定さ
れる速度およびその際の回転半径で自由に回転する。車
輌が軟弱地面または氷雪地に遭遇し、このトルク・トラ
ンスファ型差動制限装置が使用されている場合、一方の
車輪が空転し始めると駆動トルクの全てはより低い角速
度で回転する方の車輪に自動的に伝えられる。このよう
に駆動力は2つの車輪が異なった速度で回転しているか
あるいは同一速度で回転しているかによって、一方の車
輪または他方の車輪あるいはその双方に自動的に伝達さ
れる。このトルク・トランスファ型差動制限装置は車輌
の制動装置に関係するので、この装置の使用は実に利点
がある。通常の差動装置を使用する場合、片側に引かれ
ることなく停止するためには2本の車軸の両方にドラム
・ブレーキまたはディスク・ブレーキを設ける必要があ
る。しかし、本発明におけるトルク・トランスファ型差
動制限装暑を使用すると、単一の制動装置でこと足り、
構造の簡単化と部品数の減少に適する。制動装置を装着
すると、制動力は、両輪が同速で回転していれば両輪に
均一に、異なる速度で回転していれば高速回転側の車輪
に加えられる。このように、両輪の回転速度が均衡する
と、制動力は両−1間に均等に分配されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図はその
後面図、第3図は同じく差動制限装置の断面図、第4図
はハウジングを取除いて差動制限装置の内部機構を示す
図、第5図はスパイダとスライド歯車の動作を示す図、
第6図はカムリングとクラッチリングの動作を示す図、
また第7図は各部の相対位置を示す図である。 10・・・車輛、20.2”’ O’−・・後輪、22
.22’・・・後車軸、24・・・差動制限装置、28
.2 B ’−・・ハウジング、32・・・スパイダ、
42・・・車体フレーム、 54°・・ブレーキディスク、 56.569・・・スライド歯車、 60.60’・・・ドリブン・クラッチリング、62・
・・カム、リング。 特許出願人   ヤマハ発動機株式会社代理人弁理士 
  山  1) 文  雄第4図        第5
図 、イ2 86図 第7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1個の操向用前輪と2個の駆動用後輪を有し、原
    動機の駆動力を差動装置を介して各後車輪に伝達した荒
    地走行用三輪車において、原動機と差動装置間に制動装
    置を備えるとともに、各後車輪に回転速度差が生じたと
    き、原動機から高速側後車軸への駆動力を遮断する機構
    を差動装置内に設けてなる荒地走行用三輪車。
  2. (2)前記差動装置は、車体フレームに回転自在に保持
    され前記原動機により回転されるハウジングと、各後車
    軸に軸方向へスライド可能に保持され前記ハウジングの
    回転を各後車軸に伝える一対のスライド歯車と、各後車
    軸間の回転速度差に十り一方の前記スライド可能をスラ
    イドさせるカムリングとを備え、前記スライド歯車のス
    ライドにより前記ハウジングとスライド歯車との間の回
    転伝達を遮断する特許請求の範囲第1項記載の荒地走行
    用三輪車。
JP57121945A 1982-02-05 1982-07-13 荒地走行用車輛 Granted JPS58136563A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34613682A 1982-02-05 1982-02-05
US346136 1982-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58136563A true JPS58136563A (ja) 1983-08-13
JPS6229255B2 JPS6229255B2 (ja) 1987-06-25

Family

ID=23358123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57121945A Granted JPS58136563A (ja) 1982-02-05 1982-07-13 荒地走行用車輛

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