JPS5826179Y2 - 自動車のドア当り部構造 - Google Patents
自動車のドア当り部構造Info
- Publication number
- JPS5826179Y2 JPS5826179Y2 JP1977150403U JP15040377U JPS5826179Y2 JP S5826179 Y2 JPS5826179 Y2 JP S5826179Y2 JP 1977150403 U JP1977150403 U JP 1977150403U JP 15040377 U JP15040377 U JP 15040377U JP S5826179 Y2 JPS5826179 Y2 JP S5826179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- contact surface
- center
- weather strip
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はウエザスｌ−ＩＪツブに当接するドア側当り
面をドアヒンジ中心を含む平面上に形成して、ドアの開
閉によるウェザストリップのまくれを防止するようにし
た自動車のドア当り部構造に関するものである。
面をドアヒンジ中心を含む平面上に形成して、ドアの開
閉によるウェザストリップのまくれを防止するようにし
た自動車のドア当り部構造に関するものである。
まず自動車のドア当り部の一般の構造を第１図から第３
図について説明する。
図について説明する。
車体のドア１，２はそれぞれアウタパネルとインナパネ
ルからなり、該アウタパネルに近接する車体側にドアヒ
ンジ３，４を設け、これを中心にしてドア１，２が開閉
する。
ルからなり、該アウタパネルに近接する車体側にドアヒ
ンジ３，４を設け、これを中心にしてドア１，２が開閉
する。
一方、車体側のセンタピラ５の合せフランジ部５ａはド
アのインナパネルに近接して形成してあり、このフラン
ジ部５ａに取付けたウェザストリップ６にドア１の当り
面１ａが当接する。
アのインナパネルに近接して形成してあり、このフラン
ジ部５ａに取付けたウェザストリップ６にドア１の当り
面１ａが当接する。
さてドアヒンジ３の中心Ｏとドア１の当り面１ａとの車
体前後方向の距離をＯＥとし、ＯＥに垂線を立てて当り
面１ａとの交点をＦとすれば、ＥＦ＝Ｈはドアヒンジ３
の中心Ｏと当り面１ａとの車幅方向の距離になる。
体前後方向の距離をＯＥとし、ＯＥに垂線を立てて当り
面１ａとの交点をＦとすれば、ＥＦ＝Ｈはドアヒンジ３
の中心Ｏと当り面１ａとの車幅方向の距離になる。
当り面１ａは一般に車体の前後方向すなわちＯＥ線に平
行に形成されているから、ドア１をドアヒンジ３の中心
Ｏを基点とし半径０Ｅ＝Ｒをもって開閉するとき、当り
面１ａとの実際上の交点はＧに移行する。
行に形成されているから、ドア１をドアヒンジ３の中心
Ｏを基点とし半径０Ｅ＝Ｒをもって開閉するとき、当り
面１ａとの実際上の交点はＧに移行する。
半径Ｒが小さいほどまた距離Ｈが大きいほど交点Ｇの移
行の量は大きくなる。
行の量は大きくなる。
こういうことがドア１の当り面１ａに当接するウェザス
トリップ６のリップ部６ａに起る。
トリップ６のリップ部６ａに起る。
すなわちドア１を閉じるとき、当り面１ａがリップ部６
ａに当接を始めてからドア１が閉じ終って定置するまで
の間に、当り面１ａの移動とともにこれに当接するリッ
プ部６ａは鎖線で示す当初の状態６ｂから実線で示す定
量の状態６Ｃに移行する。
ａに当接を始めてからドア１が閉じ終って定置するまで
の間に、当り面１ａの移動とともにこれに当接するリッ
プ部６ａは鎖線で示す当初の状態６ｂから実線で示す定
量の状態６Ｃに移行する。
ドア１の半径Ｒが小さいほどまた当接を始めてから定置
するまでの追い込み距離が大きいほど移行の量は大きく
なる。
するまでの追い込み距離が大きいほど移行の量は大きく
なる。
リップ部６ａが移行することは、リップ部６ａがまくれ
て定置されることであり、ウェザストリップ６の肝心の
部分が変形して使用されることであるから、ここから漏
水等の不具合が起ってくる。
て定置されることであり、ウェザストリップ６の肝心の
部分が変形して使用されることであるから、ここから漏
水等の不具合が起ってくる。
本考案はこのような欠点を取り除くために案出したもの
であって、次にその構造を第４図、第５図に示す実施例
によって説明する。
であって、次にその構造を第４図、第５図に示す実施例
によって説明する。
すなわちこの構造においては、ドア１の当り面１ａをド
アヒンジ３の中心Ｏを包含する平面ＯＫ上に形成する。
アヒンジ３の中心Ｏを包含する平面ＯＫ上に形成する。
こうすればドア１が閉じてゆくとき、当り面１ａのたと
えば半径Ｒ上の点Ｇは中心Ｏを基点とする円弧上を回動
する。
えば半径Ｒ上の点Ｇは中心Ｏを基点とする円弧上を回動
する。
従ってウエザストリップ６のリップ部６ａも、当り面１
ａとの当接状態を保ちながらそのまま撓んで、ドア１の
定置の位置に達する。
ａとの当接状態を保ちながらそのまま撓んで、ドア１の
定置の位置に達する。
この場合、リップ部６ａは上記の一般の構造で述べたよ
うな、状態６ｂから６ｃに到る移行がなく、従ってまく
れるようなことがない。
うな、状態６ｂから６ｃに到る移行がなく、従ってまく
れるようなことがない。
上記の本考案の構造に加えて、第５図に示すように、セ
ンタピラ５の合せフランジ部５ａを、ドアヒンジ３の中
心Ｏを包含する平面上にあるいは上記の当り面１ａを構
成する平面ＯＫに平行な平面上に形成すれば、ウエザス
） ＩＪツブ６の取付状態とリップ部６ａの作動とが安
定して、さらに効果的である。
ンタピラ５の合せフランジ部５ａを、ドアヒンジ３の中
心Ｏを包含する平面上にあるいは上記の当り面１ａを構
成する平面ＯＫに平行な平面上に形成すれば、ウエザス
） ＩＪツブ６の取付状態とリップ部６ａの作動とが安
定して、さらに効果的である。
なおセンタピラ５に取付ける後方のウェザストリップ７
と後側のドア２との関係は、ウェザストリップ７のリッ
プ部７ａの形状（向き）が異るから、リップ部７ａがま
くれるような問題は起らない。
と後側のドア２との関係は、ウェザストリップ７のリッ
プ部７ａの形状（向き）が異るから、リップ部７ａがま
くれるような問題は起らない。
このように本考案はウェザストリップに当接するドア側
当り面をドアヒンジの中心を含む平崩上に形成するもの
であるから、ドアのインナパネルのプレス型をそのよう
に成形する必要があるが、構成部品点数に関係すること
もパネル製造工数に影響することもない。
当り面をドアヒンジの中心を含む平崩上に形成するもの
であるから、ドアのインナパネルのプレス型をそのよう
に成形する必要があるが、構成部品点数に関係すること
もパネル製造工数に影響することもない。
そしてウェザストリップのリップ部のまくれを防止し、
漏水等の不具合が発生しないようにしたものであって、
実用的効果が太きいものである。
漏水等の不具合が発生しないようにしたものであって、
実用的効果が太きいものである。
第１図は自動車の側面図、第２図、第３図は一般の構造
を示し、第２図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第３図は第２
図Ｂ部拡大断面図、第４図、第５図は本考案の実施例の
構造を示し、第４図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第５図は
第４図Ｃ部拡大断面図である。 １．２・・・ドア、１ａ・・・当り面、３，４・・・ド
アヒンジ、５・・・センタピラ、５ａ・・・合せフラン
ジ部、６．７・・・ウェザストリップ、６ａ −７ａ・
・・リップ部、６ｂ、６ｃ・・・リップの状態、Ｏ・・
・中心、ＥＦ・・・距離、０Ｅ＝Ｒ・・・半径、ＯＫ・
・・平面、Ｆ、Ｇ・・・交点。
を示し、第２図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第３図は第２
図Ｂ部拡大断面図、第４図、第５図は本考案の実施例の
構造を示し、第４図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第５図は
第４図Ｃ部拡大断面図である。 １．２・・・ドア、１ａ・・・当り面、３，４・・・ド
アヒンジ、５・・・センタピラ、５ａ・・・合せフラン
ジ部、６．７・・・ウェザストリップ、６ａ −７ａ・
・・リップ部、６ｂ、６ｃ・・・リップの状態、Ｏ・・
・中心、ＥＦ・・・距離、０Ｅ＝Ｒ・・・半径、ＯＫ・
・・平面、Ｆ、Ｇ・・・交点。
Claims (1)
- アウタパネルとインナパネルからなる自動車用ドアのド
アヒンジを該アウタパネルに近接する車体側に設けると
ともに、ドア側の当り面を該インチパネルに近接する車
体側のウエザスｌ−ＩＪツブに当接するように設定する
ものにおいて、該ドア側の当り面をドアヒンジ中心を包
含する平面上に形成したことを特徴とするドア当り部構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977150403U JPS5826179Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 自動車のドア当り部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977150403U JPS5826179Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 自動車のドア当り部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5476015U JPS5476015U (ja) | 1979-05-30 |
| JPS5826179Y2 true JPS5826179Y2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=29134641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977150403U Expired JPS5826179Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 自動車のドア当り部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826179Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5039231U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-22 | ||
| JPS5419616Y2 (ja) * | 1974-04-16 | 1979-07-19 | ||
| JPS5159321U (ja) * | 1974-11-01 | 1976-05-11 |
-
1977
- 1977-11-09 JP JP1977150403U patent/JPS5826179Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5476015U (ja) | 1979-05-30 |
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