JPS5824149A - 平版印刷用感光材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐刷性に優れた平版印刷用感光材料に関するも
のであり、これにより多数の鮮明な印刷ができる電子写
真平版印刷用感光材料を提供することを目的とする。

一般に紙、プラスチックフィルム等の可撓性支持体を用
い良電子写真感光材料の構成としては、支持体の少なく
とも光導電性絶縁層ＫＩＩする側の層をかなり低抵抗性
とするものが代表的である。

この低抵抗層は金属の薄膜（例えばアルミニウム、銅、
金、銀）、カーボンブラックをふくむ層あるいは抵抗の
低いポリマ一層等がえらばれる。特にアルミニウム箔は
低抵抗で均一性の高い層として使われている。また、こ
の場合の光導電性絶縁層は一般に親油性樹脂例えば、シ
リコーン樹脂、アクリル駿エステル、ポリスチレン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリジチルメタクリル
酸エステル、ポリビニルブチラールとそれらの共重合体
等に光導電粉体を分散させ友ものを基体に塗布し、乾燥
して得られたものである。まえ光導電粉体は酸化亜鉛、
硫化ｐドミウム、二酸化チタンその他の光導電性物質が
用いられる。

感光層は光導電性微粉末／結着剤樹脂比はＪ／／〜コ０
／／の範囲で用いらへ感光層の乾燥時膜厚Ｆｉｌ〜ＪＯ
ξクロンで塗工される。

電子１真平版印刷用原版で印刷するＫは、印刷すべき′
ｈｇＩＩを電子写真方式の常法によシ、湿式現健かある
いは乾式ｍｓいずれかの方式によシ光導電層上に形成す
る０次いで、光導電層Ｋｊ＃を形成させえものを不感脂
化液（エッチ液）で処理して非ｉｉ＊＊を親水化させる
。この場合、画像部は不感化液に作用されず感脂性を保
っている。このようにして不ｇ１ｍ’化処理した平版印
刷原版をオフセット印刷機にかけるとｈｇＩ！部のみ油
性インキが転写され多数枚の印刷物を得ることができる
。

以上の如き平版印桐原Ｊ［は不感脂化液（エッチ液）で
処濁し、１！た印刷時には涙し水に浸漬される九め、耐
水性が要求され、ｔた鮮明な印刷物を多数枚印刷できる
九めＫは、良好な平滑性及び、原版を構成する各層間で
剥離を生じないように充分な接着性が必要である。ま九
該平版印刷用原版の静電特性に悪影Ｉ＃を４見ず、また
保存中の経時安定性の良いことが要求される。

特に、印刷時に、湿し水が感光層を過して、ペースの紙
に入シ込むと、印刷機上で紙が伸びはじめ、最終的には
、紙の九るみから印ＩＩＡ原履が折れ−ったシ、切れた
シして十分な耐刷性な保持することができない、印―時
に感光層を通してベース紙中に温し水が浸透しないよう
にすることは耐刷力を上げるために必要不可決の条件で
あυ、感光層と紙ベースの゛中間に例えば０．／ミクロ
ン以上の厚さのアルミニウム箔層を形成することが望ま
しい。アルミニウム箔は機械的強度は低いが、感光層か
らの湿し水の浸透防止壁の効果と、支持体の導電性を高
くすることができる事から―質を改善させ、更に耐刷力
を改善させることができると思われる。

しかしながら、このように感光層、アルミニウム箔、紙
ベースとから構成される５１党材料はＩＩ＆光層とアル
ミニウム箔との閣の書着性が悪いえめに、この感光材料
を平版印刷用感光材料として用いると、少数枚の印−を
行なうのみでＳ光層とアルミニウム箔との間で剥離が行
ってしまい、鮮明な印刷物を多数枚印刷することができ
ないことが判った。

本発明者らは、平版印刷に使用される電子写真平版印刷
用感光材料について上述諸欠点を改善するため研究し九
結果、 感光層と、アルミニウム箔と、ベース紙とが重ねられて
一体となる感光シートにおいて、感光層とアルミニウム
箔の中間に、コロイド状シリカおよび／筐九はコロイド
状アルミ゛すを含有する層が設けられていることを特徴
とする平版印刷用感光材料なる構成にすることにより耐
刷力の優れた電子写真平版印刷用感光材料をうろことに
成功した。

さらに本発明の詳細な説明すれば、光導電層は従来のも
のがそのｔま用いられる６紙ベースにアルミニウムをラ
ミネートし念アルミニウム面上に、コロイド状シリカお
よび／またはコロイド状アルミナを含有し九層が中間層
として設けられている。

場合によっては、さもに接着性を改善するために中間層
の上側あるいは下側あるいは両側に別の層を膜状てもよ
い。

上述中間層は、予めコロイド状アルミナとシリカの結着
剤としての樹脂を水系、場合によっては溶媒に溶解し九
後、コロイド状アルミナとシリカを粉体あるいは分散液
の状態から投入し、プロペラ攪拌、超音波分散など常法
の手段で混ぜ合わせ、さらに上述アルミニウム表面に常
法により塗布されて形成されるコロイド状シリカ及びコ
ロイド状アルミナは、粒径が／　＝　／　００　ｗμの
ものを一般に示し水分散系の形で入手回部であり、使用
目的によっては有機溶剤と相客性のよい原材料としても
入手が容易である。このため、中間層として用いられる
樹脂扛特に限定する必＊Ｆｉなく、例えば以下に示すよ
うな各種の樹脂を用−ることができる。

例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポ
リカーボネート、ポリアクリレート、ポリメチルメタク
リレート、ポリビニルフルオライド、ポリビニルクロラ
イド、ポリビニルアセテート、ポリスチレン、スチレン
ープタジエｙ共重合体、ポリメタクリレート、シリコン
樹脂、塩化ゴム、エポキシ樹脂、純および変性アルキッ
ド樹肥、ポリエチルメタクリレート、ポリ−ｎ−ブチル
メタクリレート、酢酸セルロース、ケトン樹脂、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ロジ
ン誘導体、ポリ塩化ビニリデン、ニトロセルロース、フ
ェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メタクレゾールホル
ムアルデヒド樹脂、スチレン−無水マレイン駿共重合体
、ポリアクリル酸−ポリアクリル酸アミド共重合体、フ
マル酸エチレングリコール共重合体、メチルビニルエー
テル−無水マレイン酸共重合体、アクリロイルグリシン
−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルアルコール、ポリアミド、ハロゲン化スチレンなど
が用いられ、その層の厚さは０１Ｏｌ〜１０μの範囲で
用いられる。

更に必ｇ！に応じて、支持体紙のアルミ箔が設けられる
面と反対の直上に耐水性導電層を設けてもよい。耐水性
導電層としては、カーボンブラック、導電性酸化亜鉛、
酸化スズ等の導電性粉末と上述した中間層の結着用に用
いられる樹脂等に分散し九１層−高電導性電荷移動錯体
から成る層、金属蒸着膜あるいは箔などが任意に使用で
きる。

以上の如く、本発明は、コロイド状アルミナおよび／ｉ
たはシリカとを含有する中間層音数は九電子写真平版印
刷用原版であるが、本発明の利点を要約すると次のよう
である。

（１）　　接着性が良好なので、光感度、画質、耐刷力
などが安定して得られる。

（２）　　ｉｌｌ媒を蒸発させるだけで、経時変化の少
ない中間層が形成できるので品質の安定性に優れる。

（３）印刷時に、湿し水が感光層を通してペースの紙に
達しないことから、平版印刷用原版としての耐刷性が優
れ為。

（４）印刷時の版の伸びが低減するので印刷物の品質が
優れる。　　゛ 実施例Ｌ １０３９７禦２０紙Ｋ、ｚｏ声のアルミニウム箔をラミ
ネートした支持体の上に下記処方の中間層を参μの厚さ
になるように常法によって塗布した。

コロイド状アルミナ メタノール　　　　　　　　　　　１００１８ついでそ
の表面に次の組成の感光層を乾燥と１量−２７，９／ｌ
ｘ２になるようｒｃ塗工した。

ローズベンガル　　　　　　　　　ｏ、ｉ部フルオレセ
イン　　　　　　　　　　０．２部メタノール　　　　
　　　　　　　１０部トルエフ　　　　　　　　　　　
　１１０部つぎにこれｔｌｌＯ％ＲＨ，２！　＠Ｃの暗
所で７２時間放置したのち、アイチック１３！型電子写
真製版機で製版し九ところ、良好なｉｉ＆＃を得た。

これをエッチ液（アドレングラフ・マルチグラフ社品）
で不感脂化処理し、オフセット印刷機（）・ｉダースタ
ーフ００）で印刷したところ、ｚｏ。

Ｏ枚印−刷してもシワ、感光層の剥離、版伸びが認めら
れなかった。

実施例２ 実施例１．と同じ支持体上に下記処方の中間層を４μの
厚さになるように常法によって塗布した。

水　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉｏｎ部つい
でその表面に、実施ｆｌＬと同じ感光層を乾燥塗工量Ｊ
０９／ｍＲＫなりＸうｒｃ１１工した。

実施例りと同じ処理によって製版し、印刺し九ところ、
ｔｏｏｏ枚印−しても版のシワ、感光層の剥離、版の伸
びが認められなかった。

実施例＆ 実施例２で作成したと同じ平版印刷版用感光材料をアイ
チック／　Ｊ　７Ｉｌ電子電子写真機に、ポリ酢蒙ビニ
ル粒子、アルカリプル顔料、ラウリルメタクリレート／
ジアセトンアクリルアミド共重合体および 金主成分とする湿式現像液を満丸し製版した。

実施例１．と同じ方法で印刷したところ、１万枚印刷し
ても版のシワ、感光層の剥離、版の伸びは認められず、
高品質の印刷物が得られ友。

５１！施例也 実施例りの支持体の紙儒にポリエチレンに対して／７ｗ
ｔ嘩のカーボンブラックを混練した粉体を熱融屏させる
常法によシコＯミクロンの厚さに塗工し九。

実施例ユと同じ方法で製版した。印刷前のエツチング処
ＩＩ（リコーエッチングマシン使用）によって版のカー
ルなどの変形Ｆｉまつ九〈認められなかつ九。

この版を用いて印刷したところ、１万枚印刷しても版の
シワ、感光層の剥離、版の伸びは認められず、高品質の
印刷物が得られた。

特許出願人　冨士写真フィル五株式会社手続補正書 １、事件の表示　　　　昭和ｊ４年　特願第１λ３３８
号２、発明の名称　　　平版印刷用感光材料３、補正を
する者 事件との関係　　　　　　　特許出願人使　所　　神奈
川県南足柄市中沼２１０番地電話（４０６）　　２５３
７ ４、補正の対象　　明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ＆　補正の内容゛ （１）　　明細書第１頁、第１行の「行」を「起」に訂
正する。

（２）同第１／頁、第を行の「および」のあとに「ジイ
ソブチレン／マレイン陵共重合体の半アルキルアマイド
化物（“ホモゲノール　Ｌ−／ｒ“（商品名）、花王ア
トラス■製）」を挿入する。

（３）同第１／頁、第参行の「アルカリプル顔料」を「
アルカリブルー顔料」と訂正する。

以上

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　感光層と、アルミニウム箔と、ベース紙とが
   重ねられて一体となる感光シートにおいて、感光層とア
   ルミニウム箔の中間に、コロイド状シリカおよび／また
   はコロイド状アルミナを含有する層が設けられているこ
   とを特徴とする平版印刷用感光材料。
2. （２）ベース紙のアルミ箔が設けられていない面に樹脂
   中に導電性粉末を分散し九層を設は九ことを特徴とする
   特許請求の範囲第７項記載の平版印刷用感光材料。
3. （３）ベース紙のアル２箔が設けられていない面に高電
   導性電荷移動一体から成る層又は金属蒸着膜あるいは箔
   を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   平版印刷用感光材料。