JP3217722B2 - 平版印刷版の製造方法 - Google Patents

平版印刷版の製造方法

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JP3217722B2
JP3217722B2 JP04842897A JP4842897A JP3217722B2 JP 3217722 B2 JP3217722 B2 JP 3217722B2 JP 04842897 A JP04842897 A JP 04842897A JP 4842897 A JP4842897 A JP 4842897A JP 3217722 B2 JP3217722 B2 JP 3217722B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真式製版
方式を用いた平版印刷版の製造方法に関し、さらに詳し
くは、高速処理が可能で、帯電ムラを抑制し、かぶりの
少ない良好なトナー像を得ることのできる平版印刷版の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真方式にて平版印刷版を作成
するには、耐水性を有する支持体上に、酸化亜鉛とバイ
ンダーとを含む層を設けた電子写真式平版印刷用版を、
コロナ帯電し、画像露光し、トナー現像し、定着し、そ
の後エッチング処理を行って版を作製している。
【0003】通常、図6に示すような原版の両面から電
圧をかける製版方式にて製版を行っている。図におい
て、光源から照射された露光光は、レンズ18によって
集光される。この集光された露光光は、給紙部11から
搬送手段によって供給され、ガイドローラ15,16間
の露光部20にあるマスター1’に結像し、マスター
1’に像様露光が行われる。このマスター1’は露光部
20に導入される前に、負のコロナ放電手段12と正の
コロナ放電手段19とにより光導電層5の上下で−と+
とに帯電されている。そして、露光部20で像様露光さ
れることにより、露光領域の電荷は光導電層の伝導によ
り消失し、非露光領域にのみ電荷が残り静電潜像が形成
される。露光済みのマスター1’は搬送手段により現像
・定着部17に搬送され、トナーを前記非露光部に付着
させて現像し、これを定着し、その後不感脂化処理さ
れ、乾燥されて、平版印刷用版が製造される。
【0004】しかし、上記のような製造法の場合、支持
体中の電荷の移動に必要な帯電時間を要し、搬送スピー
ドが規制されるとともに、帯電ムラを生じ、均一な画像
の形成が困難であった。
【0005】ところで、上記耐水性のある支持体として
は、耐水処理を施した紙や金属箔あるいはこれらの複合
体が挙げられる。一般に、電子写真方式では感光層のコ
ロナ帯電を行う際に、版に何らかの放電処理が必要であ
る。上記、図6のような方式で製版を行う場合、支持体
全体に導電性を持たせるとともに、裏面より正のコロナ
放電を行うことで帯電を実現している。
【0006】このような導電性を持たせるため、紙を使
用する場合には、紙に導電剤と称される塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩カルシウムなどの無機電解質、あ
るいは第4級アンモニウムなどの有機高分子電解質を含
む塗液を用い、これらを含浸させるか塗布するかしてい
た。この際、紙の体積固有抵抗は1×109 Ω・cm程度
とされる。
【0007】ところが、このような処理の施された紙を
基材として平版印刷用原版を作製すると、印刷中の湿し
水の付与により、耐水処理が施してあっても、印刷時の
ロール上での紙の部分的な伸び、すなわち版伸びが避け
られない。このため、印刷中に版にしわが発生したり、
印刷物の見当がずれ、罫線の寸法狂いなどのトラブルを
生ずることがある。
【0008】水の影響を防止するには、例えば特開昭5
0−138904号公報、同55−105580号公
報、同59−68753号公報等に記載されているよう
に、紙支持体の片面あるいは両面に、導電性フィラーを
含有し、導電性と耐水性とを有するエポキシ樹脂やエチ
レンとアクリル酸等との共重合体等を塗布したり、ある
いは、特開昭58−57994号公報、同59−643
95号公報等に記載されているような、導電性フィラー
を含有するポリエチレンなどのラミネート層を設けたも
の等の、導電性樹脂ラミネート紙を用いる試みもなされ
ている。この場合にも紙は導電性とされている。
【0009】このような、ラミネート紙を用いた平版印
刷用版の構成例を図7に示す。図7において、平版印刷
用版1’は紙に導電処理を施した支持体2と、その支持
体2の上下に設けられた導電層(ラミネート層)3a,
3bと、導電層3bの上に設けられた光導電層5とを有
し、この光導電層5上にトナー像6が形成される。
【0010】しかし、上記導電性樹脂ラミネート紙は、
紙の一方、あるいは双方の面に樹脂フィルムを設ける構
造であり、しかも樹脂フィルムには導電性フィラーを含
有させなければならず、支持体の製造コストが高くな
り、ひいては平版印刷用版のコスト高を招くという欠点
を有していた。また、紙支持体にフィラーを分散した樹
脂を塗工して、耐水性を持たせることも考えられる。し
かし、この場合、塗工した樹脂膜の物性が満足できるも
のがなく、耐水性と導電性の両立をはかることは困難で
あった。
【0011】さらに、例えば特公昭38−17249号
公報、同41−2426号公報、同41−12432号
公報に記載されているように、アルミニウム、亜鉛、銅
などの金属箔を接着した紙(以下金属箔ラミネート紙と
いう)を用いる試みがある。これらの場合ラミネートさ
れる紙には、前記の導電剤を含浸させた紙を用いる。こ
の金属箔ラミネート紙を用いると、ウエット時の伸びや
引張強度を向上することができ、寸法安定性の良好な印
刷原版を得ることができる。このような金属箔ラミネー
ト紙は、金属箔を紙の裏面に設けても、双方の面に設け
てもよく、さらに、支持体の中央に金属箔を設ける試み
もなされている。これら、何れの場合にも寸法安定性の
良好な平版印刷原版を得ることができるが、この場合に
も紙の一方、あるいは双方の面に金属箔を接着しなけれ
ばならず、ラミネート紙以上に支持体の製造コストが高
くなってしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、比較
的安価でしかも版伸びがなく、高速処理が可能で、均一
な画像が得られる平版印刷版の製造方法を提供すること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の構成に
より達成される。 (1) 体積固有抵抗が1×1010Ω・cm以下に導電処
理を施された紙の支持体と、この支持体の一方の面に設
けられた金属導電層と、この金属導電層上に設けられ、
酸化亜鉛とバインダーとを含有する光導電層とを有し、
前記支持体の他方の面には体積固有抵抗が1×1010Ω
・cm以下に導電処理を施されたα−ポリオレフィンを有
するラミネート層を有する平版印刷用原版を用い、この
平版印刷用原版の光導電層側から負のコロナ放電を行う
とともに、この放電に際し、前記平版印刷用原版の金属
導電層に、アース電位の導電体を前記平版印刷用原版の
側面側から接触させて平版印刷用原版の光導電層を帯電
させる工程を有する平版印刷版の製造方法。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる平版印刷用原
版は、体積固有抵抗が1×1010Ω・cm以下に導電処理
を施された紙の支持体と、この支持体の一方の面に設け
られた金属導電層と、この金属導電層上に設けられた酸
化亜鉛とバインダーとを含有する光導電層とを有し、前
記支持体の他方の面には体積固有抵抗が1×1010Ω・
cm以下に導電処理を施されたα−ポリオレフィンを含有
するラミネート層を有する。このように金属導電層を有
することにより、支持体の側部側から導体を接触して速
やかな帯電ができるようになった。
【0015】支持体としての紙は、従来より電子写真感
光材料に用いられる導電性原紙が使用でき、例えば後述
の電導性物質を紙に含浸させたもの、または抄紙時に混
合させたもの、特公昭52−4239号公報、同53−
19031号公報、および53−19684号公報に記
載された合成紙が使用できる。その秤量は、50〜20
0g/m2、厚みは50〜200μm 程度が好ましい。
【0016】紙に含浸させる導電性物質としては、塩化
ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどの無機
電解質、あるいは第4級アンモニウムなどの有機高分子
電解質を含む溶液が挙げられ、紙に混合させる導電性物
質としては、亜鉛、マグネシウム、錫、バリウム、イン
ジウム、モリブデン、アルミニウム、チタン、ケイ素等
の金属酸化物、カーボンブラック等が挙げられる。支持
体の固有抵抗は1×1010Ω・cm以下、好ましくは1×
108 Ω・cm以下、特に1×106 Ω・cm以下、通常1
×104 Ω・cm以上が好ましい。このように固有抵抗を
1×1010Ω・cm以下にすることにより、電荷の伝導が
確実に行われる。
【0017】支持体上に設けられる金属導電層は、特に
限定するものではないが、例えば、鉄、銅、アルミニウ
ム、鉛、亜鉛等の金属単体、あるいはこれらの化合物等
が挙げられ、なかでも紙にラミネートされる材質とし
て、比重が小さく軽い、延展性がよく、箔への加工が容
易なアルミニウムが好ましい。このような金属導電層の
体積固有抵抗は1×105 Ω・cm以下であることが好ま
しい。金属導電層の厚さは、、好ましくは5〜50μm
、特に10〜25μm の範囲が好ましい。このよう
に、導電層を金属としたのは、体積固有抵抗が低く、光
導電層の速やかな帯電が可能で、しかも均一に帯電され
るからである。
【0018】金属導電層を支持体上に設ける手段は、通
常の手段が用いられる。一例として接着剤を塗布する方
法があり、この接着剤としては、酢酸ビニル系樹脂、ア
クリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ウレタン系樹
脂、フェノール樹脂等が挙げられ、その用途によって単
独、あるいは混合、共重合などの状態にして使用され
る。これらはエマルジョンなどの状態で、水系塗料とし
て、あるいは適切な溶剤を選んで溶剤系塗料として、金
属あるいは紙に塗布した後、貼り合わされるのが一般的
である。また、カゼイン、デンプン等の水溶性樹脂を接
着剤としてもよい。そのほかワックス系樹脂、ポリオレ
フィン系樹脂等を用いたホットメルト法や、押し出しコ
ーティング法を用いることもできる。接着剤は導電性の
ものが好ましい。また、支持体上に金属を蒸着またはス
パッタする方法であってもよい。
【0019】金属導電層と光導電層の間には、ブロッキ
ング層を設けることが好ましい。このブロッキング層は
電荷、あるいは/および電子の移動を妨げる働きをし、
帯電効率の向上と、帯電ムラ等の防止に効果がある。こ
のようなブロッキング層として、ポリアミド、ポリオレ
フィン、アクリル酸エチル−メタクリル酸エチル共重合
体、アクリロニトリル−メタクリル酸メチル共重合体、
酢酸アミロース、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリ
カーボネート、ポリギ酸ビニル、ポリ−p−クロロスチ
レン、ポリ酢酸ビニル、ポリジメチルシロキサン、ポリ
スチレン、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリロニトリ
ル、ポリアセナフチレン、1,4−ポリイソプレン、ポ
リ−p−イソプロピルスチレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリオキシメチレン、ポリプロピレンオ
キシド、ポリメタクリル酸イソブチル、ポリメタクリル
酸エチル、ポリメタクリル酸−2−エチルブチル、ポリ
メタクリル酸−n−ブチル、ポリメタクリル酸メチル、
ポリメタクリル酸−n−ラウリル、ポリ−α−メチルス
チレン、ポリ−p−メチルスチレン、ポリ−o−メトキ
シスチレン、ポリ−p−メトキシスチレン、ポリスチレ
ン、ポリテトラヒドロフラン、ポリビニルアルコール、
ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリ−1−ビニルナフ
タレン、ポリ−2−ビニルナフタレン、ポリビニルビフ
ェニル、ポリ−2−ビニルピリジン、ポリフェニレンオ
キシド、ポリブタジエン、ポリブテン、ポリブテンオキ
シド、ポリプロピレンおよびこれらの共重合体等の樹脂
が挙げられ、これらのなかから好ましくは均一に膜が形
成でき、ブロッキング層に適する樹脂を適宜選択する。
このような好ましい樹脂として、例えばポリメタクリ酸
メチルやポリアクリロニトリル等を溶液から塗布、乾燥
してブロッキング層とする。
【0020】ブロッキング層の固有抵抗としては、1×
1010 Ω・cm以上が好ましく、特に1×1011 Ω・cm
以上が好ましい。その上限については特に制限はない
が、通常1×1014 Ω・cm程度である。このブロッキ
ング層の厚さは、通常0.2〜10μm 程度である。ブ
ロッキング層を導電層上に設ける手段は、コーティング
法が好ましい。コーティング法としては、バーコーティ
ング法、グラビアやリバース等のロールコーティング
法、ドクターナイフ法やエアーナイフ、ノズルコーティ
ング法等の通常の方法を用いることができる。
【0021】光導電層は、バインダー中に酸化亜鉛(Z
nO)を分散させたものが用いられる。
【0022】酸化亜鉛の粒径は通常、0.1〜0.5μ
m 程度である。バインダーは、特に限定されるものでは
なく、通常用いられる、機械的、電気的特性の良いもの
を使用すればよい。このようなバインダーとしては例え
ば、ポリスチレン、ポリアクリル酸またはポリメタクリ
ル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ
ビニルブチラールおよびこれらの誘導体、ポリエステル
樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂等が
用いられ、なかでもアクリル樹脂が好ましい。前記顔料
とバインダーとの混合比は通常重量比で3:1〜20:
1程度の範囲である。このような光導電層の塗布量は通
常15〜30g/m2程度である。光導電層の厚さは5〜
30μm の範囲が好ましい。光導電層をブロッキング層
あるいは導電層上に設ける手段は、上記導電層の場合と
同様である。
【0023】支持体の他方の面に設けられるラミネート
層は、α−ポリオレフィンを含有する。このα−ポリオ
レフィンは、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−ブテン共重合体等があり、なかでもポリエチレンが好
ましい。このポリエチレンは、好ましくは密度0.92
〜0.96g/cc、メルトインデックス1.0〜30g/10
分、平均分子量20,000〜50,000、軟化点1
10〜130℃、引張強度130〜300Kg/cm2のもの
が使用される。特に好ましくは、密度0.915〜0.
930g/cc、メルトインデックス1.0〜30g/10分の
低密度ポリエチレンと、密度0.940〜0.970g/
cc、メルトインデックス1.0〜30g/10分の高密度ポ
リエチレンを、低密度ポリエチレン10〜90wt部、高
密度ポリエチレン90〜10wt部の割合で混合したもの
である。この混合体であれば耐熱性を有し、しかも均一
なラミネート層が得られ、上記の導電性物質を通電しや
すい状態で分散させることができる。
【0024】このような、α−ポリオレフィンを含有す
るラミネート層は、体積固有抵抗が1×1010Ω・cm以
下、好ましくは1×108 Ω・cm以下、より好ましく
は、1×106 Ω・cm以下、通常1×102 Ω・cm以上
となるように、導電性物質を含有させる。このような導
電性物質としては、上記の紙に混合させる導電性物質と
同様のものでよい。ラミネート層の厚さは、あまり薄い
と強度や防水性が不十分となり、あまり厚くても性能の
向上は望めない。従って、5〜50μm 、好ましくは1
0〜30μm 程度である。
【0025】ラミネート層と支持体との接着力を向上さ
せるために、あらかじめ支持体上にエチレン酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エ
チレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−ア
クリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、
エチレン−アクリロニトリル−アクリル酸共重合体、エ
チレン−アクリロニトリル−メタクリル酸共重合体等の
ポリエチレン誘導体を塗布したり、支持体の表面をコロ
ナ放電処理しておくことが好ましい。また、特開昭49
−24126号公報、同52−36176号公報、同5
2−121683号公報、同53−2612号公報、同
54−111331号公報および、特公昭51−253
37号公報に記載の表面処理を上記支持体に施すことも
できる。
【0026】さらに、上記α−ポリオレフィン樹脂を含
有するラミネート層上にバック層を設けてもよい。この
バック層は滑り防止用や場合によっては導電層としても
機能させる。そして、ポリマーバインダー中に、上記導
電剤と、剛性を制御するための粒子(粒径0.1μm 〜
1μm 程度)を均一に分散させたものである。
【0027】このバインダーのポリマーとしては、ポリ
エチレン、ポリブタジエン、ポリアクリル酸エステル、
ポリメタクリル酸エステル、ポリ酢酸アミロース、ナイ
ロン、ポリカーボネート、ポリギ酸ビニル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアセナフチレン、ポリイソプレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、
ポリオキシエチレン、ポリプロピレンオキシド、ポリテ
トラヒドロフラン、ポリビニルアルコール、ポリフェニ
レンオキシド、ポリプロピレン等およびこれらの共重合
体、あるいはゼラチンやポリビニルアルコール等を硬化
させたもの等が使用できる。
【0028】次に、本発明の平版印刷版の構成例を図示
して説明する。
【0029】図1は本発明の平版印刷版の構成例を示し
た概念図である。図1において、平版印刷用原版(マス
ター)は、紙の支持体2と、その一方の面上に設けられ
た金属導電層3と、ブロッキング層4と、光導電層5と
を順次有し、かつ前記支持体2の他方の面にはラミネー
ト層6を有する。そして、所定の操作により帯電された
光導電層5が露光され、現像されることによりトナー像
が形成される。さらに、不感脂化(エッチング)処理さ
れ、平版印刷用版となる。
【0030】次に本発明の平版印刷用版の製造方法につ
いて説明する。図2は平版印刷用版の製造工程(装置)
を示した概念図である。図において、マスター1は給紙
部11から搬送手段によって供給され、負のコロナ放電
手段12と、正のコロナ放電手段19とにより光導電層
5の上下で−と+とに帯電される。このときコロナ放電
手段12,19の前および/または後には導電体21が
配置されていて、マスターの側面からその金属導電層3
に接触するようになっている。導電体21は導体14に
より接地されていて、マスター1の金属導電層3と接触
することによりアース電極として機能する。従って、負
のコロナ放電手段12のみとすることも可能であり、帯
電ムラがなく、しかも帯電の飽和時間を短くすることが
でき、処理速度を向上させることができる。前記導電体
21としては、好ましくは体積固有抵抗が1×103 Ω
・cm以下の、鉄、銅、アルミニウム等の金属あるいはス
テンレス鋼等の合金、およびこれらにニッケル、クロム
等の表面処理を施して、ファイバー状、あるいは棒状に
したもの、カーボンファイバー、あるいは樹脂材に導電
性物質を含有させ、ファイバー状にしたものなどが挙げ
られる。
【0031】すなわち、本発明の製造方法では、上記コ
ロナ放電手段12、19の前あるいは/および後に接地
されたブラシ、ないし刷毛状の導電体21を配置し、マ
スター1の側面から金属導電層3に直接接触することに
より帯電させる。この導電体21としては、図3に示す
ように、金属製支持体23上に、導電体のファイバーや
棒状物を多数直立して配置してブラシ22とし、これと
マスター1の側面とを接触させる構造としても良い。こ
の導電体21をコロナ放電手段12,19の前、あるい
は/および後ろに配置することにより、図4に示すよう
に、マスター1が通過する際、マスター1の両側部に直
立した導電体21のブラシ22がマスター1の金属導電
層3と接触することになる。このようにすれば、よりス
ムースな帯電が可能となり、支持体2の厚みの制限を受
けることもなく、搬送スピードをより速くすることがで
き、帯電ムラも少なくなる。
【0032】また、帯電する際、マスター1の表面側か
ら負のコロナ放電を行い、裏面側をアースされた導電体
13と接触させる方法も同様に効果がある。すなわち、
図5に示すように、マスター1が給紙部11から供給さ
れ、負のコロナ放電手段12と、導体14により接地さ
れたアース電位の導電体13とにより光導電層5の上下
で−と+とに帯電される。導電体13はマスター1のラ
ミネート層6と接触し、アース電極として機能するとと
もに、その搬送ガイドとしても機能する。前記導電体1
3としては、好ましくは鉄、銅、アルミニウム等の金属
あるいはステンレス鋼等の合金、およびこれらにニッケ
ル、クロム等の表面処理を施したもの、カーボン樹脂、
あるいは樹脂材に導電性物質を含有させたものなどが挙
げられる。また、導電体の厚さはその材質や製版装置の
構造などにより適宜決められるが、通常0.1〜5mm程
度である。またその寸法も、用いるコロナ放電手段(チ
ャージャー)やマスター1の寸法に応じて決定すればよ
い。
【0033】そして、2つのガイドローラ15,16間
にある露光部20で、レンズ18により収束されたレー
ザー光あるいは白熱光等の露光像により像様露光され
る。これにより、露光領域の電荷は消失し、非露光領域
にのみ電荷が残る。さらにこの露光済みのマスター1
は、搬送手段により現像・定着部17に搬送され、トナ
ーが前記非露光領域に付着されて現像された後、定着さ
れる。そして、親水処理され、乾燥されて、平版印刷用
原版が作製される。トナーとしては通常液体トナーが用
いられる。
【0034】酸化亜鉛の不感脂化は、従来よりこの種の
不感脂化処理液として、フェロシアン塩、フェリシアン
塩を主成分とするシアン化合物含有処理液、アンミンコ
バルト錯体、フィチン酸およびその誘導体、グアニジン
誘導体を主成分としたシアンフリー処理液、亜鉛イオン
とキレートを形成する無機酸あるいは有機酸を主成分と
した処理液、あるいは水溶性ポリマーを含有した処理液
等が知られている。
【0035】例えば、シアン化合物含有処理液として、
特公昭44−9045号、同46−39403号、特開
昭52−76101号、同57−107889号、同5
4−117201号等に記載のものが挙げられる。
【0036】フィチン酸系化合物含有処理液としては、
特開昭53−83807号、同53−83805号、同
53−102102号、同53−109701号、同5
3−127003号、同54−2803号、同54−4
4901号等に記載のものが挙げられる。
【0037】コバルト錯体等の金属錯体系化合物含有処
理液としては、特開昭53−104301号、同53−
140103号、同54−18304号、特公平43−
28404号に記載のものが挙げられる。
【0038】無機または有機酸含有処理液としては、特
公昭39−13702号、同40−10308号、同4
3−28408号、同40−26124号、特開昭51
−118501号等に記載のものが挙げられる。
【0039】グアニジン化合物含有処理液としては、特
開昭56−111695号等に記載のものが挙げられ
る。
【0040】水溶性ポリマー含有の処理液としては、特
開昭52−126302号、同52−134501号、
同53−49506号、同53−59502号、同53
−104302号、特公昭38−9665号、同39−
22263号、同40−763号、同40−2202
号、特開昭49−36402号等に記載のものが挙げら
れる。
【0041】以上のいずれの不感脂化処理においても、
表面層中の酸化亜鉛がイオン化して亜鉛イオンとなり、
このイオンが不感脂化処理液中のキレートを形成する化
合物とキレート化反応を生じ、亜鉛キレート化物を形成
し、これが表面層中に沈着して親水化されるものと考え
られている。
【0042】不感脂化処理は通常室温(15℃〜35℃
程度)で0.5〜30秒程度行なう。この印刷版を用い
て湿し水を使用してオフセット印刷が3000枚程度可
能である。
【0043】
【実施例】次に、実施例を示し本発明をより具体的に説
明する。
【0044】<実施例1> 〔支持体・ラミネート層の作成〕上質紙に塩化カルシウ
ム5%の水溶液を20g/m2塗布し、乾燥させて秤量11
0g/m2の導電性の支持体とした。この支持体上にエチレ
ン−アクリル酸メチル−−アクリル酸共重合体(モル比
65:30:5)の水溶性ラテックスを、乾燥被覆量
が、0.2g/m2となるように塗布し、乾燥した後、密度
0.920g/cc、メルトインデックス5.0g/10分の低
密度ポリエチレン70wt%、密度0.950g/cc、メル
トインデックス8.0g/10分の高密度ポリエチレン15
wt%、および導電性カーボン15wt%を溶融混練し、得
られたペレットを支持体の片面に押し出し法により30
μm の厚さに設け、ラミネータにより張り合わせた。こ
のラミネート層は体積固有抵抗が7.5×106 Ω・cm
であった。
【0045】〔金属導電層・ブロッキング層の作成〕上
記支持体のラミネート層とは反対側に、熱硬化型導電性
接着剤を塗布し、予め体積固有抵抗が、3×1014 Ω
・cmのアクリル系ポリマーを乾燥時の膜厚が2μm の厚
さとなるようアルミニウム箔の一方の面にワイヤーバー
を用いて均一に塗布し、ブロッキング層とし、前記アル
ミニウム箔の未塗工面側を張り合わせ、80℃で、24
時間放置し接着し、金属導電層とした。
【0046】〔光導電層の作成〕次いで、アルミニウム
箔に塗工された前記アクリルポリマー塗布層の上に、下
記組成1の光導電層用の分散液を固形分塗布量25g/m2
になるようにワイヤーバーを用いて均一に塗布し、10
0℃雰囲気中で1分間乾燥後、20℃、60%RHに調整
された暗室に24時間放置し、サンプル1を得た。
【0047】 組成1 光導電性酸化亜鉛 100wt部 アクリル樹脂 20wt部 トルエン 125wt部 無水フタル酸 0.1wt部 ローズベンガル(4%メタノール溶液) 4.5wt部
【0048】〔比較サンプル〕サンプル1と同一の紙支
持体の両面に、サンプル1と同一のラミネート層を設け
た後、一方の面にコロナ放電処理を行い、金属導電層を
設けることなく、サンプル1と同一のブロッキング層を
設けた。次いで、この上にサンプル1と同一の光導電層
を設け、比較サンプルとした。
【0049】〔製版〕得られた各サンプルを図2に示す
ような構成の富士フイルム製ELP−404V製版機を
用いて製版した。この製版機ELP−404Vはコロナ
放電手段であるチャージャー12,19の前部分に図3
に示すような導電体21を配置した(この例では後の部
分の導電体は省略した)。そして、チャージャーへの印
加電圧を負側を−6KV、正側を+6KVに調整し、サンプ
ルの搬送スピードを250mm/sec〜550mm/secまで、
50mm/sec間隔で変化させ、サンプル後端がチャージャ
ーを通過した7秒後の光導電層表面の表面電位V7 を測
定した。このV7 は好ましくは520V 以上、特に60
0V 以上が好ましい。
【0050】得られた帯電後の各サンプルを、露光部で
適正露光させ(4.3sec )、全て通常のスピードでト
ナー現像と、定着を行った。得られた、印刷用原版を用
いて印刷を行い、ベタ均一性について評価した。結果を
表1に示す。
【0051】ベタの均一性は反射原稿中に刷り込まれた
連続長のステップウエッジの中間の濃度領域(トナー反
射濃度0.45〜0.50の間)で評価した。このベタ
部分が均一であると、文字や編点のドット形状がシャー
プでギザギザがなく、画質の良さとして現れる。評価基
準は以下の通りである。 ○:15cm四方のベタ部分が、全て均一。 △:15cm四方のベタ部分に、うっすらと帯電ムラが確
認される。 ×:15cm四方のベタ部分に、はっきりと帯電ムラが確
認される。
【0052】
【表1】
【0053】表1から明らかなように、本発明のマスタ
ーを用いたものは、搬送スピードが250mm/sec〜55
0mm/secの範囲内において、全て均一性を満足し、V7
も520V 以上であった。一方、比較サンプルは、均一
性を満足するものが得られなかった。
【0054】<比較例1>実施例1において、製版機E
LP−404Vに導電体を設けないものを使用し、その
ほかは実施例1と同様にして製版を行った。実施例1と
同様にして表面電位V7 の測定とベタ均一性の評価を行
った。
【0055】得られた結果を表2に示す。
【0056】
【表2】
【0057】表2から明らかなように、本発明のマスタ
ーを用いたものは、搬送スピードが250mm/sec〜40
0mm/secの範囲内においても同様の傾向で、V7 は良い
が、実際の性能を反映する均一性は満足できるものでは
なかった。一方、比較サンプルも同様の傾向で、均一性
を満足するものが得られなかった。
【0058】このようにして得られたマスターを、
(株)桜井グラフィックシステムズ社製印刷機オリバー
52で印刷したところ、製版マスター上の、画像の均一
性に対応した、印刷物上の画像の均一性が得られた。1
万枚印刷しても全く版の伸びは認められなかった。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安価でし
かも版伸びがなく、取り扱いが容易で、帯電ムラのない
均一な画像が得られる平版印刷版の製造方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平版印刷用版の構造を示した概念図で
ある。
【図2】本発明の平版印刷用版の製造工程(装置 )を
示した概念図である。
【図3】導電体の具体的構成例を示した外観斜視図であ
る。
【図4】導電体とマスターの関係を概念的に示した図で
ある。
【図5】負のコロナ放電と接地された導電体により帯電
を行う製造工程(装置 )を示した概念図である。
【図6】従来の平版印刷用版の製造工程(装置 )を示
した概念図である。
【図7】従来の平版印刷用版の構造を示した概念図であ
る。
【符号の説明】
1、1’ 平版印刷用原版(マスター) 2 支持体 3 金属導電層 3a,3b ラミネート層 4 ブロッキング層 5 光導電層 6 ラミネート層 11 給紙部 12 負のコロナ放電手段 13 導電体 14 導体 15,16 ガイドローラ 17 現像定着部 18 レンズ 20 露光部 21 導電体 22 導電性ブラシ刷毛 23 金属製支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−167836(JP,A) 特開 昭58−8696(JP,A) 特開 平5−169873(JP,A) 特開 平7−263839(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/26 - 13/32 G03G 13/02 G03G 15/02 - 15/02 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体積固有抵抗が1×1010Ω・cm以下に
    導電処理を施された紙の支持体と、 この支持体の一方の面に設けられた金属導電層と、 この金属導電層上に設けられ、酸化亜鉛とバインダーと
    を含有する光導電層とを有し、 前記支持体の他方の面には体積固有抵抗が1×1010Ω
    ・cm以下に導電処理を施されたα−ポリオレフィンを有
    するラミネート層を有する平版印刷用原版を用い、 この平版印刷用原版の光導電層側から負のコロナ放電を
    行うとともに、 この放電に際し、前記平版印刷用原版の金属導電層に、 アース電位の導電体を前記平版印刷用原版の側面側から
    接触させて平版印刷用原版の光導電層を帯電させる工程
    を有する平版印刷版の製造方法。
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