JPS5820698B2 - エンジン用クランク軸の鋳造方法 - Google Patents
エンジン用クランク軸の鋳造方法Info
- Publication number
- JPS5820698B2 JPS5820698B2 JP54067337A JP6733779A JPS5820698B2 JP S5820698 B2 JPS5820698 B2 JP S5820698B2 JP 54067337 A JP54067337 A JP 54067337A JP 6733779 A JP6733779 A JP 6733779A JP S5820698 B2 JPS5820698 B2 JP S5820698B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- casting
- crankshaft
- hollow part
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C3/00—Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
- F16C3/04—Crankshafts, eccentric-shafts; Cranks, eccentrics
- F16C3/06—Crankshafts
- F16C3/08—Crankshafts made in one piece
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2220/00—Shaping
- F16C2220/02—Shaping by casting
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ピン部及びジャーナル部に中空部を有スるエ
ンジン用クランク軸の製造方法に関する。
ンジン用クランク軸の製造方法に関する。
ピン部及びジャーナル部に中空部を設ける事によって、
中実構造に比べてその部分の捩れの疲労耐力を大巾に強
化でき、その中空部を形成するに、従来は砂型の中子を
用〜・ていたが、中子砂の取出しに手間がかかると共に
、その鋳砂のために中空部内面が微細切欠の連続した状
態となっており、それが疲労強度を低下させる欠点があ
った。
中実構造に比べてその部分の捩れの疲労耐力を大巾に強
化でき、その中空部を形成するに、従来は砂型の中子を
用〜・ていたが、中子砂の取出しに手間がかかると共に
、その鋳砂のために中空部内面が微細切欠の連続した状
態となっており、それが疲労強度を低下させる欠点があ
った。
或は、その中空部を潤滑油の油溜めに利用するに、その
内部の残留砂塵による軸受面の傷付きを避けるための中
空内部に対する仕上げにも手間がかかり、製作性に劣る
ものであった。
内部の残留砂塵による軸受面の傷付きを避けるための中
空内部に対する仕上げにも手間がかかり、製作性に劣る
ものであった。
本発明は、上述の実情に鑑みて、簡単な鋳造手段の改良
並びに中子構造の簡単な改良でもって、上述の欠点を一
挙に解消し、その上、中子を製作面で簡単に得られるよ
うにしながら所定の中空部を形成できるようにする事を
目的とする。
並びに中子構造の簡単な改良でもって、上述の欠点を一
挙に解消し、その上、中子を製作面で簡単に得られるよ
うにしながら所定の中空部を形成できるようにする事を
目的とする。
次に、本発明の実施の態様を例示図に基いて詳述する。
エンジン用のクランク軸は、クランクジャーナル部１・
・・・・・とそれに連設のアーム２・・・・・・、及び
一対のアーム２，２の一端どうしを連結するクランクピ
ン部３，３を主体として成り、ダクタイル鋳鉄の鋳造に
よって一体成型しである。
・・・・・とそれに連設のアーム２・・・・・・、及び
一対のアーム２，２の一端どうしを連結するクランクピ
ン部３，３を主体として成り、ダクタイル鋳鉄の鋳造に
よって一体成型しである。
クランク軸の軸芯Ｐ方向視において、前記アーム２は、
第２図に示すように、ジャーナル部１とピン部３に外接
すると共にその外接点ａｙｂを結ぶ線上に中心Ｐ１ を
位置させたコルネリウスの円に相当する直径りの円弧部
分２ａをそなえ、更にクランク軸芯Ｐを中心にすると共
にその軸芯Ｐから前記外接点すの距離に相当する半径ｒ
の円弧部２ｂを、前記直径りに相当する巾Ｗにわたって
、かつ前記外接点ａ側に位置する状態で備えており、も
ってアーム２を円弧部分２ｂと前記コルネリウスの円と
の間に位置する部分をバランスウェイトとして円滑に回
転するように、かつ全体の軽量化を図りながら強度を高
くするように構成しである。
第２図に示すように、ジャーナル部１とピン部３に外接
すると共にその外接点ａｙｂを結ぶ線上に中心Ｐ１ を
位置させたコルネリウスの円に相当する直径りの円弧部
分２ａをそなえ、更にクランク軸芯Ｐを中心にすると共
にその軸芯Ｐから前記外接点すの距離に相当する半径ｒ
の円弧部２ｂを、前記直径りに相当する巾Ｗにわたって
、かつ前記外接点ａ側に位置する状態で備えており、も
ってアーム２を円弧部分２ｂと前記コルネリウスの円と
の間に位置する部分をバランスウェイトとして円滑に回
転するように、かつ全体の軽量化を図りながら強度を高
くするように構成しである。
クランク軸を一体鋳造するに際して、フライホイール取
付部と中間部のジャーナル部１，１及びピン部３，３の
夫々に密閉された環状の中空部Ａを形成して、その部分
に対する捩れ疲労の耐力強化を図ると共に、その中空部
Ａに潤滑油を内蔵して、ジャーナル部１とそれに対する
軸受、並びにピン部３とそれに対するコンロッドの夫々
の軸支部における潤滑を図るようにしである。
付部と中間部のジャーナル部１，１及びピン部３，３の
夫々に密閉された環状の中空部Ａを形成して、その部分
に対する捩れ疲労の耐力強化を図ると共に、その中空部
Ａに潤滑油を内蔵して、ジャーナル部１とそれに対する
軸受、並びにピン部３とそれに対するコンロッドの夫々
の軸支部における潤滑を図るようにしである。
前記中空部Ａを形成するに、第８図に示すように、太径
筒部４ａとその長手方向両端に連通する小径筒部４ｂ、
４ｂを備えた全体がマユ形を呈する金属中子４を、その
厚味が１，５〜２．０朋程度の一般構造用圧延鋼材など
によって形成し、同じく圧延横材などから成る中空の或
は中実の金属棒状体５を、前記中子４の小径筒部４ｂ
ｔ ４ｂを蓋する状態で内装すると共に、その小径筒部
４ｂ。
筒部４ａとその長手方向両端に連通する小径筒部４ｂ、
４ｂを備えた全体がマユ形を呈する金属中子４を、その
厚味が１，５〜２．０朋程度の一般構造用圧延鋼材など
によって形成し、同じく圧延横材などから成る中空の或
は中実の金属棒状体５を、前記中子４の小径筒部４ｂ
ｔ ４ｂを蓋する状態で内装すると共に、その小径筒部
４ｂ。
４ｂに対するプレス加工によって小径筒部４ｂの内面を
金属棒状体５に密着させ、その小径筒部４ｂ 、４ｂを
鋳型に対する保持部とする中子主体Ｂを形成する。
金属棒状体５に密着させ、その小径筒部４ｂ 、４ｂを
鋳型に対する保持部とする中子主体Ｂを形成する。
そして、クランク軸鋳型１に対して、そのフライホイー
ル側Ｘの鋳込み空間に、湯道８に連通する堰９を形成し
て、この堰９に最も近い箇所のジャーナル部１に位置さ
せる中子主体Ｂを、その外表面に３０〜１００μ程度の
クロム被覆を施してその軸芯Ｐ２ をクランク軸芯Ｐに
同芯状にして鋳型１にセットし、他の箇所に位置させる
中子主体Ｂ・・・・・・に対しては、その外表面に３０
〜１ｏｏμ程度の銅被覆を施して、それらをジャーナル
部１に対してはその軸芯Ｐ２をクランク軸芯Ｐに、かつ
クランクピン部３，３に対してはその軸芯Ｐ２をピン軸
芯Ｐ３に、夫々同芯状にして鋳型１にセットし、かつ前
記堰９に連ねて、そこからの溶湯なその近くの中子４に
直接的に流動接触させないようにする金属製ジャマ板１
０を設げ、そしてこれらの中子４・・・・・・を鋳ぐる
ませる状態でダクタイル鋳鉄による鋳造を行ない、もっ
て中実構造に比べて捩れの疲労耐力を大巾に強化できる
マユ状の密閉された環状の中空部Ａ・・・・・・を、そ
のジャーナル部１，１とピン部３，３に備えさせるよう
にしである。
ル側Ｘの鋳込み空間に、湯道８に連通する堰９を形成し
て、この堰９に最も近い箇所のジャーナル部１に位置さ
せる中子主体Ｂを、その外表面に３０〜１００μ程度の
クロム被覆を施してその軸芯Ｐ２ をクランク軸芯Ｐに
同芯状にして鋳型１にセットし、他の箇所に位置させる
中子主体Ｂ・・・・・・に対しては、その外表面に３０
〜１ｏｏμ程度の銅被覆を施して、それらをジャーナル
部１に対してはその軸芯Ｐ２をクランク軸芯Ｐに、かつ
クランクピン部３，３に対してはその軸芯Ｐ２をピン軸
芯Ｐ３に、夫々同芯状にして鋳型１にセットし、かつ前
記堰９に連ねて、そこからの溶湯なその近くの中子４に
直接的に流動接触させないようにする金属製ジャマ板１
０を設げ、そしてこれらの中子４・・・・・・を鋳ぐる
ませる状態でダクタイル鋳鉄による鋳造を行ない、もっ
て中実構造に比べて捩れの疲労耐力を大巾に強化できる
マユ状の密閉された環状の中空部Ａ・・・・・・を、そ
のジャーナル部１，１とピン部３，３に備えさせるよう
にしである。
この鋳造完了後において凝固鋳造品を鋳型から取出し、
端面から突出する保持用の金属棒状体部分５ａや層部分
を切除すると共に、ジャーナル部１やピン部３の軸受部
に対する機械加工、並びにその軸受部周面から中空部Ａ
にわたる油路６・・・・・・を穿設してクランク軸を形
成し、そして前記中空部Ａに潤滑油を内蔵して後に、そ
のジャーナル１ニ軸受をかつピン部３にコンロッドを取
付けて、それらをエンジン本体に組付け、潤滑油封入の
軸支構造を備えたエンジンの組立てを行なう。
端面から突出する保持用の金属棒状体部分５ａや層部分
を切除すると共に、ジャーナル部１やピン部３の軸受部
に対する機械加工、並びにその軸受部周面から中空部Ａ
にわたる油路６・・・・・・を穿設してクランク軸を形
成し、そして前記中空部Ａに潤滑油を内蔵して後に、そ
のジャーナル１ニ軸受をかつピン部３にコンロッドを取
付けて、それらをエンジン本体に組付け、潤滑油封入の
軸支構造を備えたエンジンの組立てを行なう。
上述の鋳造方法によれば、クランク軸の鋳造時に金属製
の中子主体な鋳ぐるませる事により、凝固鋳造品自体の
中空部内面を中子４の外面に沿う円滑面にする事ができ
、従来の砂型中子によるような強度劣化を伴う事なく、
しかも潤滑面における中空部Ａに対する内部仕上げが全
（不要になる。
の中子主体な鋳ぐるませる事により、凝固鋳造品自体の
中空部内面を中子４の外面に沿う円滑面にする事ができ
、従来の砂型中子によるような強度劣化を伴う事なく、
しかも潤滑面における中空部Ａに対する内部仕上げが全
（不要になる。
このように、金属中子４によって中空部Ａを形成するに
、単に圧延鋼材などによる金属中子そのものな鋳ぐるま
せる事もできるが、それが薄肉の中子構造であれば、堰
９に最も近〜・ものが、その溶湯熱と溶湯の流動接触な
どによって溶融あるいはそれに近い状態となり、中空部
の形状が崩れて軸のアンバランスなどの不都合を招来す
る。
、単に圧延鋼材などによる金属中子そのものな鋳ぐるま
せる事もできるが、それが薄肉の中子構造であれば、堰
９に最も近〜・ものが、その溶湯熱と溶湯の流動接触な
どによって溶融あるいはそれに近い状態となり、中空部
の形状が崩れて軸のアンバランスなどの不都合を招来す
る。
かと言って厚肉の中子構造にすると、それのプレス成形
にとって犬なるプレス圧が必要になると共に、それに伴
ってプレス用金型の剛性を高くすることが必要となり、
製作コストのアップに繋ると共に、更に中子鋳ぐるみ境
界部における融着が不完全になる問題を生じる。
にとって犬なるプレス圧が必要になると共に、それに伴
ってプレス用金型の剛性を高くすることが必要となり、
製作コストのアップに繋ると共に、更に中子鋳ぐるみ境
界部における融着が不完全になる問題を生じる。
この点にあって、堰９に最も近い中子外表面にクロム被
覆を施して耐熱性を高める事により、中子４の厚みを薄
くしても熱変形に耐えさせる事ができ、換言すれば、製
作図で有利なように中子４ヲ１．５〜２．０龍程度の薄
肉構造にしながらもその熱的強度を高くする事ができる
。
覆を施して耐熱性を高める事により、中子４の厚みを薄
くしても熱変形に耐えさせる事ができ、換言すれば、製
作図で有利なように中子４ヲ１．５〜２．０龍程度の薄
肉構造にしながらもその熱的強度を高くする事ができる
。
勿論、堰９から離れた箇所に位置させる中子４について
もクロム被覆を施すも良いが、好ましくは、前述したよ
うに銅被覆を施す事により、それの鋳造凝固状態での硬
ろう化によって中子４と凝固鋳造品との溶着な良好に行
なわせられる。
もクロム被覆を施すも良いが、好ましくは、前述したよ
うに銅被覆を施す事により、それの鋳造凝固状態での硬
ろう化によって中子４と凝固鋳造品との溶着な良好に行
なわせられる。
伺、鋳型Ｉに対する堰９の配置として、それを第４図に
仮想線で示すように、ギア側Ｙや中間部のアーム部分側
Ｚに配置するなど、その設計によって配置を任意に設定
でき、そのように、ギア側Ｙやアーム部分側Ｚ或はその
両者Ｙ ｔ Ｚから注湯鋳造を行なうに、少なくともそ
の堰９に近〜・ピン部３とジャーナル部１の中子４に、
その外表面に対してクロム被覆を施せばよい。
仮想線で示すように、ギア側Ｙや中間部のアーム部分側
Ｚに配置するなど、その設計によって配置を任意に設定
でき、そのように、ギア側Ｙやアーム部分側Ｚ或はその
両者Ｙ ｔ Ｚから注湯鋳造を行なうに、少なくともそ
の堰９に近〜・ピン部３とジャーナル部１の中子４に、
その外表面に対してクロム被覆を施せばよい。
また、クランク軸の鋳造材料として、普通鋳鉄や特殊鋳
鉄、普通鋳鋼や特殊鋳鋼など各種のものを選択できる。
鉄、普通鋳鋼や特殊鋳鋼など各種のものを選択できる。
以上要するに本発明は、冒記したエンジン用クランク軸
の鋳造方法において、中子主体Ｂを大径筒部及びその両
端に連通連設の小径筒部を有する金属中子と前記小径筒
部に圧着内嵌された金属棒状体で構成し、該中子主体を
、前記中空部の形成のために鋳ぐるませると共に、少な
くとも堰に近い中子に、その外表面を被覆するクロム被
覆を備えさせておく事を特徴とする。
の鋳造方法において、中子主体Ｂを大径筒部及びその両
端に連通連設の小径筒部を有する金属中子と前記小径筒
部に圧着内嵌された金属棒状体で構成し、該中子主体を
、前記中空部の形成のために鋳ぐるませると共に、少な
くとも堰に近い中子に、その外表面を被覆するクロム被
覆を備えさせておく事を特徴とする。
即ち、金属中子の鋳ぐるみによって密閉された環状の中
空部を形成させる事により、その凝固鋳造品自体の中空
部内面を金属中子そのものの表面状態にでき、砂型中子
を用いるに比べて極めて滑らかな中空鋳肌を得る事がで
きて、疲労強度の低下を伴わせないで捩れの耐力強化を
図れる。
空部を形成させる事により、その凝固鋳造品自体の中空
部内面を金属中子そのものの表面状態にでき、砂型中子
を用いるに比べて極めて滑らかな中空鋳肌を得る事がで
きて、疲労強度の低下を伴わせないで捩れの耐力強化を
図れる。
その上、密閉された環状の中空部を潤滑油溜りにする場
合であっても、その中空部に対する内部仕上げが全く不
要で製作性の向上を図れる。
合であっても、その中空部に対する内部仕上げが全く不
要で製作性の向上を図れる。
そして、堰に近くて最も熱影響を受けやすい金属中子に
対してクロム被覆による耐熱の処理を施すと共に、中子
の小径筒部に圧着内嵌された金属棒状体はその全体の熱
容量を犬にさせる事にそのまま利用できる相乗的な効果
によって、その中子を製作上有利な薄肉構造にしながら
も熱的強度の高いものにする事ができ、それによって所
定形状の中空部を所定の箇所に備えさせる事ができ、全
体として、鋳造手段の簡単な改良並びに中子構造の簡単
な改良でもって、強度劣化を伴わせないで捩れ耐力の強
化を図れると共に、製作性の面にとっても有利な鋳造方
法を提供するに至った。
対してクロム被覆による耐熱の処理を施すと共に、中子
の小径筒部に圧着内嵌された金属棒状体はその全体の熱
容量を犬にさせる事にそのまま利用できる相乗的な効果
によって、その中子を製作上有利な薄肉構造にしながら
も熱的強度の高いものにする事ができ、それによって所
定形状の中空部を所定の箇所に備えさせる事ができ、全
体として、鋳造手段の簡単な改良並びに中子構造の簡単
な改良でもって、強度劣化を伴わせないで捩れ耐力の強
化を図れると共に、製作性の面にとっても有利な鋳造方
法を提供するに至った。
図面は本発明に係るエンジン用クランク軸の鋳造方法の
実施の態様を例示し、第１図は要部を破断したクランク
軸の全体図、第２図は第１図の■線断面図であり、第３
図はピン部の詳細断面図である。 第４図は金属中子をセットした状態の下側鋳型の平面図
である。 １・・・・・・ジャーナル部、３・・・・・・ピン部、
４・・・・・・金属中子、４ａ・・・・・・大径筒部、
４ｂ・・・・・・小径筒部、５・・・・・・金属棒状体
、９・・・・・・堰。
実施の態様を例示し、第１図は要部を破断したクランク
軸の全体図、第２図は第１図の■線断面図であり、第３
図はピン部の詳細断面図である。 第４図は金属中子をセットした状態の下側鋳型の平面図
である。 １・・・・・・ジャーナル部、３・・・・・・ピン部、
４・・・・・・金属中子、４ａ・・・・・・大径筒部、
４ｂ・・・・・・小径筒部、５・・・・・・金属棒状体
、９・・・・・・堰。
Claims (1)
- １ ピン部３及びジャーナル部１に密閉された環状の中
空部Ａを有するエンジン用クランク軸の鋳造方法であっ
て、中子主体Ｂを大径筒部４ａ及びその両端に連通連設
の小径筒部４ｂ 、４ｂを有する金属中子４と前記小径
筒部４ｂ 、４ｂに圧着内嵌された金属棒状体５で構成
し、該中子主体Ｂを、前記中空部Ａの形成のために鋳ぐ
るませると共に、少なくとも堰９に近い中子４に、その
外表面を被覆スるクロム被覆を備えさせておくことを特
徴とするエンジン用クランク軸の鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54067337A JPS5820698B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | エンジン用クランク軸の鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54067337A JPS5820698B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | エンジン用クランク軸の鋳造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55158871A JPS55158871A (en) | 1980-12-10 |
| JPS5820698B2 true JPS5820698B2 (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=13342091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54067337A Expired JPS5820698B2 (ja) | 1979-05-30 | 1979-05-30 | エンジン用クランク軸の鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820698B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5979019A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-08 | Hino Motors Ltd | シリンダ・ブロツク |
| JP2510801B2 (ja) * | 1991-12-10 | 1996-06-26 | 株式会社中村金属工業所 | パイプ鋳ぐるみ鋳造法 |
| US9388846B2 (en) * | 2014-09-18 | 2016-07-12 | GM Global Technology Operations LLC | Core for cast crankshaft |
| US20160084295A1 (en) * | 2014-09-22 | 2016-03-24 | GM Global Technology Operations LLC | Method of manufacturing a crankshaft from a high shrink metal alloy |
| CN106734943B (zh) * | 2017-03-17 | 2019-03-19 | 新绛县祥和机械有限公司 | 壳体芯套芯浇注工艺的分体芯模及其浇注方法 |
| FR3079764A1 (fr) * | 2018-04-05 | 2019-10-11 | Psa Automobiles Sa | Procede de fabrication d’une piece mobile creuse en fonte de moteur thermique telle qu’un vilebrequin |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4974121A (ja) * | 1972-11-18 | 1974-07-17 |
-
1979
- 1979-05-30 JP JP54067337A patent/JPS5820698B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4974121A (ja) * | 1972-11-18 | 1974-07-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55158871A (en) | 1980-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000110658A (ja) | シリンダライナおよびその製造方法 | |
| JPS5820698B2 (ja) | エンジン用クランク軸の鋳造方法 | |
| US4881427A (en) | Crankshaft of internal combustion engine and method of producing the same | |
| JPS5942584B2 (ja) | エンジン用クランク軸の鋳造方法 | |
| US4749624A (en) | Composite ferrous castings | |
| JPS6120729B2 (ja) | ||
| JPS63268551A (ja) | 軽合金鋳物 | |
| JPS59196131A (ja) | 二層シリンダライナの製造方法 | |
| JPH0128667B2 (ja) | ||
| JPS55158869A (en) | Casting method of crankshaft for engine | |
| JPS5945073A (ja) | ブレ−キドラム付きホイ−ルハブとその鋳造法 | |
| JPS6357144B2 (ja) | ||
| DE10254951B4 (de) | Gegossene Kurbelwelle | |
| JPS6321781Y2 (ja) | ||
| JP2005334956A (ja) | 鋳造クランクシャフトおよびその製造方法 | |
| JPS6357143B2 (ja) | ||
| JPS5965663A (ja) | エンジンの動弁カム軸 | |
| JPH07252506A (ja) | クランクシャフトの製造方法 | |
| JP2566718Y2 (ja) | 内燃機関用クランクシャフト素材 | |
| JPS61150746A (ja) | シリンダブロツク素材用鋳型 | |
| JPS6011245B2 (ja) | エンジン用クランク軸の構造 | |
| JPS59311B2 (ja) | 部分複合圧延用ロ−ルの製造法 | |
| JPS6113014A (ja) | 潤滑油路付回転軸 | |
| JPH09209829A (ja) | 内燃機関用ピストン | |
| FR2556252A1 (fr) | Procede pour fabriquer une bielle de fonderie |