JPS58203865A - コ−ヒ−の包装方法 - Google Patents
コ−ヒ−の包装方法Info
- Publication number
- JPS58203865A JPS58203865A JP8278182A JP8278182A JPS58203865A JP S58203865 A JPS58203865 A JP S58203865A JP 8278182 A JP8278182 A JP 8278182A JP 8278182 A JP8278182 A JP 8278182A JP S58203865 A JPS58203865 A JP S58203865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffee
- alkali metal
- oxygen
- reaction
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、焙煎レギュラーコーヒーを長期保存可能な包
装方法に関するものである。
装方法に関するものである。
一般に食品類の保存方法には、真空包装、ガス置換包装
があり、更には、脱酸素剤、ガス置換剤空気中の酸素を
吸収除去し、後者では包装内の空気中の酸素を炭酸ガス
等に置換する事により、食品の鮮度を保持する方法があ
る。
があり、更には、脱酸素剤、ガス置換剤空気中の酸素を
吸収除去し、後者では包装内の空気中の酸素を炭酸ガス
等に置換する事により、食品の鮮度を保持する方法があ
る。
食品の中でレギュラーコーヒーは、焙煎後学気中に放置
すると空気中の酸素てより、コーヒーq中の油脂成分等
が酸化され、かつ香気成分が放散し鮮度が低下する。ま
た、焙煎後のレギュラーコーヒー(°埒゛1煎後挽いた
ものも含め)は、炭酸ガスを放出1−る。以上の車から
、現在のレギュラーコヒーは、不活件ガス(窒素ガスが
主体)の充填包装を行なっている場合か多いが、脱酸素
が不完全なため、十分な効果を得る事が出来な(・。
すると空気中の酸素てより、コーヒーq中の油脂成分等
が酸化され、かつ香気成分が放散し鮮度が低下する。ま
た、焙煎後のレギュラーコーヒー(°埒゛1煎後挽いた
ものも含め)は、炭酸ガスを放出1−る。以上の車から
、現在のレギュラーコヒーは、不活件ガス(窒素ガスが
主体)の充填包装を行なっている場合か多いが、脱酸素
が不完全なため、十分な効果を得る事が出来な(・。
さらに、レギュラーコーヒーから炭酸ガスが発生するた
め、包装体が膨張し外観上良くないばかりでなく包装袋
が破袋する等の問題がある。
め、包装体が膨張し外観上良くないばかりでなく包装袋
が破袋する等の問題がある。
そこで本発明は、レギュラーコーヒーの包装体中の酸素
を除去すると同時に、コーヒーより発生する炭酸ガスを
も吸収する機能を有する薬剤乞同1°1才る事により、
レギュラーコーヒーの911度を保持し、包装体の膨張
を防止する包装方法である。
を除去すると同時に、コーヒーより発生する炭酸ガスを
も吸収する機能を有する薬剤乞同1°1才る事により、
レギュラーコーヒーの911度を保持し、包装体の膨張
を防止する包装方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、硫酸第一鉄・塩化第−鉄等の記−鉄化合物、
水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属
または、アルカリ土類金秩の水酸化物、加硫酸ナトリウ
ム、加硫酸カリウム等のアルカリ金属の亜硫酸塩、及び
活性炭・無水珪酸等の添加剤ヲ添加した薬剤乞封入した
包装体をレギュラーコーヒーの包装時にコーヒーと共に
実質的に非通気性包材または容器に密封し、酸素・炭酸
ガスの吸収を行な(・、鮮度を保持する事を特徴とする
包装方法である。また、アルカリ金属あるいは、アルカ
リ土類金属よりなる炭酸ガス吸収剤を薬剤の1成分とし
て添加する事も可能である。
水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属
または、アルカリ土類金秩の水酸化物、加硫酸ナトリウ
ム、加硫酸カリウム等のアルカリ金属の亜硫酸塩、及び
活性炭・無水珪酸等の添加剤ヲ添加した薬剤乞封入した
包装体をレギュラーコーヒーの包装時にコーヒーと共に
実質的に非通気性包材または容器に密封し、酸素・炭酸
ガスの吸収を行な(・、鮮度を保持する事を特徴とする
包装方法である。また、アルカリ金属あるいは、アルカ
リ土類金属よりなる炭酸ガス吸収剤を薬剤の1成分とし
て添加する事も可能である。
以下、本発明の反応について詳細に説明する。
例えば、硫酸第一鉄、水酸化カルシウム、+411硫酸
ナトリウム及び活性炭等の添加剤から成る薬剤の組成比
は次の通りである。
ナトリウム及び活性炭等の添加剤から成る薬剤の組成比
は次の通りである。
まず、硫酸第一鉄と加硫酸す) IJウム・7水和□物
が空気中のわずかな水分を媒体として反応を開始する。
が空気中のわずかな水分を媒体として反応を開始する。
この反応により遊離した水が硫酸第一鉄と水酸化カルシ
ウムに添加され、酸素吸収反応が引き起こされる。
ウムに添加され、酸素吸収反応が引き起こされる。
続いて加硫酸ナトリウム・7水和物の酸素吸収反応が起
こり、さらに、水酸化カル7ウムは、硫lIl!第一鉄
との反応で、硫酸第一鉄の当箪分が酸素吸収に消費され
るが、本発明の薬剤は、炭酸ガス吸収をも行なう為、過
剰に水酸化カルシウムが添加してあり、その過剰分(酸
素吸収に消費されなかった)水酸化カルシウムが炭酸ガ
ス’kJ収する。
こり、さらに、水酸化カル7ウムは、硫lIl!第一鉄
との反応で、硫酸第一鉄の当箪分が酸素吸収に消費され
るが、本発明の薬剤は、炭酸ガス吸収をも行なう為、過
剰に水酸化カルシウムが添加してあり、その過剰分(酸
素吸収に消費されなかった)水酸化カルシウムが炭酸ガ
ス’kJ収する。
次にこの反応を反応式を用(・て説明する。
第一段階の初期反応
第二段階の酸素吸収反応
2F″8804 H71120+2Ca (OH) 2
+H20+’402−+ 2Fe (OH) 21−
2(’:aF’、04 ・2H20+10H20 炭酸ガス吸収反応 20 Ca (OH)2 + CO2−+CaCO3+ H2
0以上の様に、本発明に用いる酸素吸収、炭酸ガス吸収
機能奢有する薬剤は、空気中の微量なる水分ケ利用し、
第一鉄化合物とアルカリ金属の亜、硫酸塩が反応開始す
る事が特徴であり、その反応で遊離した結晶水が酸素吸
収、炭酸ガス吸収に関与する。
+H20+’402−+ 2Fe (OH) 21−
2(’:aF’、04 ・2H20+10H20 炭酸ガス吸収反応 20 Ca (OH)2 + CO2−+CaCO3+ H2
0以上の様に、本発明に用いる酸素吸収、炭酸ガス吸収
機能奢有する薬剤は、空気中の微量なる水分ケ利用し、
第一鉄化合物とアルカリ金属の亜、硫酸塩が反応開始す
る事が特徴であり、その反応で遊離した結晶水が酸素吸
収、炭酸ガス吸収に関与する。
その為、レギュラーコーヒーの様に水分活性の低い食品
類に用いても、十分反応は行なわれる。
類に用いても、十分反応は行なわれる。
また、反応開始に必要となる水分は、空気中の微量なる
水分でよく、それ以外に外部からは、全く自由水を添加
しないため、保存中におけるレギュラーコーヒーへの水
分移行はなく、レギュラーコーヒーの焙煎時の含水率を
変化させる事なく、鮮度保持が可能である。
水分でよく、それ以外に外部からは、全く自由水を添加
しないため、保存中におけるレギュラーコーヒーへの水
分移行はなく、レギュラーコーヒーの焙煎時の含水率を
変化させる事なく、鮮度保持が可能である。
本発明で用いる薬剤の反応機構については、すでに説明
したが、次に薬剤に用いられる各薬剤の組成比につ(・
て説明する。
したが、次に薬剤に用いられる各薬剤の組成比につ(・
て説明する。
本発明で用いる薬剤は、第一鉄化合物1重量部に対し、
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物02〜2
.0主計部、アルカリ金属の加硫酸tB 0.2〜6重
1部、活性炭及び無水珪酸等の添加物は0,05〜10
重量部が適当である。
アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物02〜2
.0主計部、アルカリ金属の加硫酸tB 0.2〜6重
1部、活性炭及び無水珪酸等の添加物は0,05〜10
重量部が適当である。
以下に、上記組成からIJ7る薬剤を用いてレギュラー
コーヒーに同封し包装した場合の効果を実施1+すに基
づいて説明する。
コーヒーに同封し包装した場合の効果を実施1+すに基
づいて説明する。
〈実施例〉
レギュラーコーヒー2007i下記条件でそれぞれ包装
し、保存テストヲ行なった。
し、保存テストヲ行なった。
硫酸第1秩7水和物4.5山に部、水酸1ヒ力ルシウム
20重喰部、亜硫酸ナトリウム・7水和物1.5型針部
、活性炭0.2重1片部より成る薬剤を、開化ポリエチ
レン(30μ)/上質紙(45P/m” )の積層材か
ら成る50X70’%サイズの袋に充填密封し、これを
、塩化ビニリデンコートボリプロビレン(20fi )
/ポリエチレン(5’0μ)の積層4°4から成る2
00×600−サイズの袋Vこレキx 、 7 :7
−ヒー豆2007と共に密封包装した。
20重喰部、亜硫酸ナトリウム・7水和物1.5型針部
、活性炭0.2重1片部より成る薬剤を、開化ポリエチ
レン(30μ)/上質紙(45P/m” )の積層材か
ら成る50X70’%サイズの袋に充填密封し、これを
、塩化ビニリデンコートボリプロビレン(20fi )
/ポリエチレン(5’0μ)の積層4°4から成る2
00×600−サイズの袋Vこレキx 、 7 :7
−ヒー豆2007と共に密封包装した。
レギュラーコーヒー豆20074そのまま塩化ビニリデ
ンコートポリプロピレン(20μ)/ポリエチレン(5
0μ)の積層材がら成る2 00.X300ヘサイズの
袋に窒素ガス充填包装した。
ンコートポリプロピレン(20μ)/ポリエチレン(5
0μ)の積層材がら成る2 00.X300ヘサイズの
袋に窒素ガス充填包装した。
(25C保存)
※窒素充填包装であるが、置換率の関係で南素が数%残
存した。
存した。
上記結果の通り、従来法の中でも特に良好と思われる窒
素ガス充填包装と、本発明による、酸素・炭[ゆガス吸
収機能を持つ薬剤による包装とを2ケ月に旺る保存試験
の結果から比較すると、本発明による包装では、包装内
の酸素及びレギュラーコーヒーが発生する炭酸ガスを薬
剤により吸収除去したため、常に酸素・炭酸ガスの濃度
は0.1%以下に抑えられ、包装体の膨張もなく品質、
外観共に良好であった。
素ガス充填包装と、本発明による、酸素・炭[ゆガス吸
収機能を持つ薬剤による包装とを2ケ月に旺る保存試験
の結果から比較すると、本発明による包装では、包装内
の酸素及びレギュラーコーヒーが発生する炭酸ガスを薬
剤により吸収除去したため、常に酸素・炭酸ガスの濃度
は0.1%以下に抑えられ、包装体の膨張もなく品質、
外観共に良好であった。
なお、窒素充填包装7行なった従来法は、残存した酸素
の為酸化が進み、味覚に酸敗が見られ、外観上の変化と
しては、徐々に包装体がレギュラーコーヒーより発生し
た炭酸ガスで膨張を続け、2ケ月後には破袋した。
の為酸化が進み、味覚に酸敗が見られ、外観上の変化と
しては、徐々に包装体がレギュラーコーヒーより発生し
た炭酸ガスで膨張を続け、2ケ月後には破袋した。
以上の様に、本発明による包装方法を実施する事により
、焙煎したレギュラーコーヒーの鮮度を高く保持する事
及び、包装体の膨張を抑制する事が可能となった。
、焙煎したレギュラーコーヒーの鮮度を高く保持する事
及び、包装体の膨張を抑制する事が可能となった。
特許出願人
凸版印刷株式会社
代表者鈴木和夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11焙煎レギユラーコーヒーと共に少なくとも第一鉄
化合物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化
物およびアルカリ金属の亜硫酸塩からなる薬剤を封入し
た包装体を実質的に非通気性包材または容器に密封する
コーヒーの包装方法。 (2)薬剤が、第一鉄化合物1重量部に対し、アルカリ
金属またはアルカリ土類金属の水酸化物が0.2〜20
重量部、アルカリ金属の亜硫酸塩が02〜5.0重量部
の割合で配合されている特許請求の範囲第1項記載のコ
ーヒーの包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278182A JPS58203865A (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | コ−ヒ−の包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278182A JPS58203865A (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | コ−ヒ−の包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58203865A true JPS58203865A (ja) | 1983-11-28 |
JPH0333588B2 JPH0333588B2 (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=13783954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8278182A Granted JPS58203865A (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | コ−ヒ−の包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58203865A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01279077A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-11-09 | L'air Liquide | 液状食品または飲料用容器のシールキャップ |
JPH04327347A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-16 | Kawasaki Steel Corp | タンディッシュ内溶融金属処理方法 |
US5386723A (en) * | 1991-01-24 | 1995-02-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for detecting faulty firing in an internal-combustion engine |
JPH11266842A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-10-05 | Soc Prod Nestle Sa | 抗酸化系を含むインスタント飲料 |
WO2004028261A1 (en) * | 2002-09-27 | 2004-04-08 | Nestec S.A. | Stabilizer-free stabilized coffee aroma |
-
1982
- 1982-05-17 JP JP8278182A patent/JPS58203865A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01279077A (ja) * | 1988-01-28 | 1989-11-09 | L'air Liquide | 液状食品または飲料用容器のシールキャップ |
US5386723A (en) * | 1991-01-24 | 1995-02-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Device for detecting faulty firing in an internal-combustion engine |
JPH04327347A (ja) * | 1991-04-30 | 1992-11-16 | Kawasaki Steel Corp | タンディッシュ内溶融金属処理方法 |
JPH11266842A (ja) * | 1998-02-04 | 1999-10-05 | Soc Prod Nestle Sa | 抗酸化系を含むインスタント飲料 |
WO2004028261A1 (en) * | 2002-09-27 | 2004-04-08 | Nestec S.A. | Stabilizer-free stabilized coffee aroma |
JP2006500060A (ja) * | 2002-09-27 | 2006-01-05 | ネステク ソシエテ アノニム | 安定剤を含まないで安定化したコーヒー芳香 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0333588B2 (ja) | 1991-05-17 |
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