JPS58193395A - 防錆塗装方法 - Google Patents

防錆塗装方法

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JPS58193395A
JPS58193395A JP7637382A JP7637382A JPS58193395A JP S58193395 A JPS58193395 A JP S58193395A JP 7637382 A JP7637382 A JP 7637382A JP 7637382 A JP7637382 A JP 7637382A JP S58193395 A JPS58193395 A JP S58193395A
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coated
coating
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修 名倉
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松坂 淳一
Kishio Shibafuji
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動゛車ボデー外板の防錆塗装方法に関し、
さらに詳しくは、自動車ボデー外板における腐食が発生
しやすい部位に対する改良された防錆塗装方法に関する
ものである。
近年、自動車ボデーの腐食が、社会的に大きな問題とな
っている。
自動車ボデーのズ食の原因は、自動車ボデーの狭隙部や
袋状構造部などに1走行中、水や泥がたまるため、それ
らの部位が長時間、湿潤状態におかれることによって、
発生する内面腐食と、自動車ボデー外板に、走行中、小
石などが高速度で衝突し、塗11に素地Kまで達する傷
ができ、そしてその傷から腐食が起る、いわゆるチッピ
ング腐食などの外面腐食とがある。
そこで、前者の内面腐食の防止には、狭隙部を少なくし
えり、袋状構造部を水や泥のたま9にくい構造とするな
どのボデー設計上の改良や、それらの部位に使用する゛
鋼板として、亜鉛メッキ鋼板などの防食鋼板を使用し九
す、下塗り塗料として使用されて執る電着塗料を、これ
までのアニオン電着塗料から、防“両力の大きいカチオ
ン電着塗料に変更するなどの対策が′とられてきた。
゛後者の外面腐食の発生部位は′、ラジェーターコアグ
リル周辺、フード先端、ルーフ先一端、ドアー下半分な
ど、ごく限定された部位に発生するのが通例である。
その外面腐食の対策としては、塗装を厚くするのが最も
効果的な方法であり、そのための塗料として、′≠ツビ
シグプライマーと称する塗料が開発されて、電着塗膜左
中塗り塗膜との間に、中塗り塗料とウェットオフウェッ
トで塗装されている。
しかし、その改良効果は、゛まだまだ不十分な状薯であ
る。なぜならば、チッピング腐食を完全に防止し得るま
で、チッピングプライマーを塗装しようとすると、ワキ
、タレなどの欠陥が生じゃすい。
また、チッピング腐食は、前述のように1ご〈限られ九
部位にだけ発生するものであるが、チッピングプライマ
ーを、ごく限られ九部位にだけ部分的に塗装すると、チ
ッピングプライマーが塗装されている部分と塗装されて
いない部分との51K。
上塗り塗装後でも、明らかに平滑性、つやなどの外観に
差違を生じるため、チッピングプライマーは、lデー外
板全体に、はぼ均等に塗装しなければならず、したがっ
て、塗装コストの上昇をもたらしている。また、アニオ
ン電着塗料に代って採用されたカチオン電着塗料は、き
わめて硬く、もろい性質の塗膜となるために、小石など
の衝突による衝撃によって破壊され、素地からはがれや
すいという問題も生じている。
本発明者らは、自動車ボデー外板における以上Oような
腐★を防止し、自動車の外観耐久性を向上させる方法を
鋭意研究した結果、チッピング腐食などの外面腐食が発
生しゃすい部位に、あらがしめ導電性下塗りm料を塗装
しておき、ついで自動車ボデーを電着塗料浴に浸漬して
電着塗装を施すことKよって、外面腐食の発生をきわめ
て効果的に防止できることを見い出し、本発明をなすに
いたったものである。
すなわち、本発明は、自動車ボデー外板における腐食が
発生しゃすい部位に、導電性下塗り塗料を塗装したのち
、電着塗装を施すことを特徴とする自動車ボデー外板の
防錆塗装方法に関するものである。
本発明において自動車ボデー外板における腐食が発生し
やすい部位としては、たとえば、まず自動車メゾ−を正
面から見九場合に視野に入る部位、タトえばラジェータ
ーコアクリル、バンパーストンデフレクタ−、エンジン
フード、フロ/トフェ     1 (ングーの前部お
よび上部、フロノドガラス周囲のルーフ前端部、フロン
トピラーなどがあげられ、ついでフロントフェンダ−の
下半部、ロッカーパネル、ドアーの下半部、クォーター
パネルの下半部、ドアーやトランクリッドのキー穴の周
囲などがあげられ、さらに自動車ボデー外板に取〉っけ
られる装飾用モール類の取シつけ部(これらの取シつけ
部は、ボルト、ナツトなどのゆるみなどが原因して、振
動によって塗膜に傷がつき、腐食が発生することが多い
。)などがあげられる。
本発明において用いられる導電性下塗に塗料としては、
乾燥塗膜の体積固有抵抗値がI X xosΩ・備以下
であることが必要であり、txxo・Ω・(7)を超え
る場合は、下塗シ塗膜上に電着塗料が、全く析出しない
か、ま九は均一に析出しないため、本発明の主要な効果
である、厚膜の塗膜や、上塗り塗装後の良好な平滑性な
どが得られない。
下塗り塗料に導電性を与える方法としては、種々の公知
の技術を用いることができるが、とくに好適な方法とし
て、たとえば導電性を有する粉末物質を塗料中に分散す
る方法があけられる。
これらの導電性を有する粉末物質の例をあけると、導電
性カーゼ/ブラック(市販品として、たとえばコロンビ
アカーボン社製のコンダクテックX會SO%97s1キ
ャボット社製のパルカンXC−72、デグサ社製のプリ
ンテックスLなどがある。)、黒鉛(市販品として、九
とえば中越愚鉛−製のリン片状黒鉛97−300などが
ある。)、金属酸化物系物質〔市販品として、たとえば
三菱金属4IIIIIの白色導電粉末W−10%W−1
00(酸化チタンの表面に酸化錫系の導電膜を形成させ
たもの)などがある。〕、金属粉末(たとえば亜鉛末、
銅粉末、銀粉末、アルミニウム粉末などがある。)など
があけられる。
上記の体積固有抵抗値を得るための導電性を有する粉末
物質の具体的な配合量は、塗料固形分100重量部に対
して、1〜5o11部であることが好ましく、1重量部
未満の場合は、十分な導電性が得られず、また50重量
部を超える場合は、得られる塗膜の物性が悪くなる。
導電性下mり塗料に用いられるパイングー用樹脂として
は、導電性を有する粉末物質を分散させて塗料化し、塗
装し、乾燥し九のちの塗膜の体積固有抵抗値が、上記の
範囲を満足するかぎり、どのようなものでも原理的に可
能であるが、塗膜の防錆力を考えると、エポキシ樹脂、
エポキシ樹脂を有機酸や有機アミ7などで変性したエポ
キシ横側変性物、フェノキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリブタジェンなどの液状ゴム、譲状ゴム変性物、ポリ
シクロペンタジェンなどの石油樹脂、ポリビニルブチラ
ールなどのビニル樹脂などが好ましい。
そして、これらのバインダー用−脂に混合する硬化剤と
しては、たとえばアル中ルエーテル化メラミン樹脂、ア
ルキルエーテル化尿素樹脂、フェノール樹脂、ポリイソ
シアネート、ブロック化インシアネート、ボリアギド樹
脂、ポリアミン、多価カルボン酸、多価カルボン酸無水
物々とがあげられる。
また、この導電性下塗シ塗料には、通常の防錆塗料と同
じく、防錆顔料を配合することができる2これらの防錆
顔料としては、たとえば塩基性硫蒙鉛などの硫酸塩系;
塩基性クロム酸鉛、塩基性けいクロム酸鉛、ジンククロ
メート、ストロ/チウムクロメートなどのクロム酸塩系
ニリン酸亜鉛、縮合リン酸アルミニウムなどのリン酸塩
系;メタホウ酸バリウムなどのホウ酸塩系:モリブデン
酸カルシウムなどのモリブデン酸塩系などがあげられ、
これらの1種または2種以上組み合せて用いられる。
なお、この導電性下塗り塗料には、通常の塗料と岡じく
、着色顔料、体質顔料などの顔料;表面調整剤、沈降防
止剤などの添加剤などを配合することができる。
そして、この導電性下塗に塗料の形態は、有機溶剤Ki
l解または分散し丸形の溶剤形塗料であってもよく、水
または水と親水性有機溶剤との混合物Kll解または分
散した形の水性塗料であってもよい。
導電性下塗り塗料を塗装する方法としては、たとえばは
1塗シ、ローラー塗り、スプレー塗り、靜電愈俟などが
あげられるが、エアースプレー塗シ、エアレススプレー
塗す、エアースプレー静電塗装、1転霧化式静電塗俟な
どが好適である。
導電性下塗に塗料の乾燥塗膜の膜厚は、b−5・Pであ
ることが好ましい。S声未満の膜厚の場合は、塗膜に傷
がついてからの腐食の進行については、十分な効果を発
揮するものの、本発明の第一の利点である、走行中、小
石などが債央した場合に塗膜が損傷を受け、素地が露出
するのを紡ぐ効果が十分得られない。を九、SO声を超
える膜厚の場合は、十分な導電性を得る丸めに、導電性
を有する肴末物質を多量に配合しなければならず、かつ
屈曲性などの塗膜性能が低下したに、導電性下塗り塗料
が塗装されている部分と塗装されていない部分との上塗
シ塗懐後の外観に差が生じたヤするようKなる。
以上のようにして導電性下塗9塗料を塗装し九のち、得
られた塗膜を加熱乾燥をするか、またはとくに加熱する
ことなく未乾燥もしくは半乾燥の状態で、電着塗料浴に
浸漬し、通常のように電着塗装を行う。
電着塗料には、アニオン形電着塗料とカチオン形電着塗
料との28111があるが、本発明においては、いずれ
も適用できる。
電着塗装後、水洗して余分に付着した電着塗料を洗い落
したのち、電着塗料の所定の焼付は温度で加熱乾燥をす
る(電着塗膜の膜厚は、通常10〜sopである。)。
なお、本発明の防錆ll4i1方法が施された自動車ボ
デー轄、従来と同ようにして、中塗抄塗妓、またはチツ
ビ/グプライマーと中塗抄塗料とのウェットオンウェッ
ト塗装がされたのち、ト塗や塗装がされる。
本発明の防錆塗装方法によれば、外面腐食を生じやすい
部位には、下塗り塗料が2重に塗装されるととKなり、
そしてその部位の塗膜を厚くすることができる丸め、走
行時に、小石などが高速度で衝突しても、素地が露出す
るような塗膜損傷の発生が従来よ抄も、きわめて少なく
なる6また、導電性下塗や塗料が塗装されている部分と
塗装されていない部分との上塗り塗装後の平滑性やつや
も全く差を生じない利点がらり、さらに本発明で用いる
導電性下塗り塗料は、スプレー塗りなどの方法によって
塗装できるから、電着塗料にくらべて塗料配合上の制約
が少なく、たとえば樹脂、防錆顔料などの111jI・
量の選択が広範囲に可能であり、付着力、防錆力の大き
い塗料を使用できるので、−たん、素地に達する傷が塗
膜に生じても、電着塗装だけの場合よシも、はるかに腐
食が進行しK<<、損傷部からの腐食の進行がきわめて
効果的に防止できる。
つぎに、実施例、参考例を1:)けて本発明をさらに詳
述する。例中、部は重量部、俤は重量部である。
実施例1 下記の配合で溶剤形の導電性下塗り塗料を得た。
エホキシ樹脂溶液(油化シェル  114411エポキ
シ■製、エピコー)10 07のセロンルプアセテート溶 液、固形分5(ンチ) ブロックイノシrネート溶液    1ら都(日本ポリ
ウレタン■製、D C−2969、固形分gos)    士士1導電性カ
ーボンブラック(コロ    51ンビア力−ボン社製
、コングラ テックス975) 三塩基性硫酸船(菊池色素丁業    5F■製) ルチル形二酸化チタン(帝国化   23r工[81,
J R−a O2) セロンルプアセテー)         10zキシレ
ン              81得られ先導電性下
塗シ塗料は、14 (3℃で5分間加熱乾燥をしたIk
lI[の体積固有抵抗値が、m換抵抗渕定器(用ロ電気
工業■製、テラオームメーター、VE−301で一1定
してo、5xtoa  Q−国の値を示した。
この導電性下1にシ塗料を、セロノルプアセデートとキ
シμ・との郷口混合溶剤で、〕〕A−ドヵ    、(
ツプム4で醐定して、20秒(zo℃)の粘度に希釈し
たのち、化成処理(日本パー力ライジングwm、ホンプ
ライト3oo4)した、30cfnXIO副の大きさの
鋼板に、乾燥膜厚が0〜40pの傾斜膜厚となるように
、エアスプレー塗りをした。
得られた試験片を、80℃で5分間加熱乾燥をしたのち
、室温に6却し、カチオン電着塗膜(日本油脂■製、−
fり−f41zo)浴に試験片を陽極にして浸漬し、2
50vで3分間通電して電着塗装を施し、水洗したのち
、170℃で25分間加熱乾燥をして、導電性上塗り塗
膜と、カチオン電着塗膜とを同時に硬化させた。
カチオン電着塗膜は、導電性下塗9I!!料が塗装され
ている部分も、塗装されていない部分も、いずれも平滑
であって、かつ均一に釣20μの乾燥膜厚に塗装されて
いた。
電着塗装後、中挾り塗料(日本油脂■製、エビコ150
0cPシーラー)を、乾燥膜厚が40pとなるように、
ニーfスプレー塗りをL、%140℃で3.0分間加熱
[mをして、硬化させえ。
ついで、上塗り塗料(日本油脂■製、メラミム1ホワイ
ト)を、乾燥膜厚が40声となるように1エアスプレー
塗りをし、140℃で30分間加熱乾燥をして、硬化さ
せた。
以上の工程を終えた試験片の塗面状態は、導電性下塗や
塗料が塗装されている部分も、塗装されていない部分も
、平滑性、つやなどに差がなく、良好であった。
ついで、この試験片をチッピング試験磯(スガ試験機■
製、グラベロメーター)を用いて、7号砕石約300C
CをlOh/cjの空気圧で、塗面に噴射、債突させて
耐チッピング性を試験したところ、導電性下塗や塗料が
塗装されていない部分は、素地に達する多数の傷が生じ
たが、導電性下装妙塗料が5μ以上1−Op未満塗装さ
れている部分は、素地に達する傷の発生数がきわめて少
なく、導電性下塗り塗料が10声以上塗装されている部
分は、素地に達する傷の発生は全くなかった。
さらに、耐チ・ラビング性試−験後の試験片を、屋外バ
ク露試験場(静岡県御前崎海岸)で6力月間バク露して
、傷部からの錆の広がりを調べたところ、導電性下塗り
塗料が塗装されている部分け、糸さびが全く発生しなか
ったが、電着塗膜だけの部分は、3〜4■の糸さびが発
生した。
実施例2 下記の配合で溶剤形の導電性下塗り塗料を得喪。
エポキシエステル樹脂浴II(太  1o7部日本イン
キ化学工業■製、ゝツ コゾールp−786、固形分50 チ) ブチル化メラミン樹脂溶液(大   221日本インキ
化学工業■製、スー パーベッカミンL −10S −60゜固形分60%) 導電性カーボンブラック(前出    5I−実施例1
) 黒鉛(申越黒鉛■製、リン片状    5N黒鉛97−
300) ジンククロメートZTO(菊池   10部色素工業■
製) タルク              lOl亜鉛華  
            lSlSlルチル酸二酸化チ
タン出−201 実施例1) キシレン             10部セロノルプ
アセテート        5gブチルアルコール  
        3N得られた導電性下塗り塗料は、1
40℃で5分間加熱乾燥をした塗膜の体積固有抵抗値が
、実施例1と同ように糊定してo、5xtosΩ・αの
値を示した。
この導電性下塗り塗料を、実施例1と同ように希釈した
のち、実施例1の鋼板に、乾燥膜厚が0〜40声の傾斜
膜厚となるように、エアスプレー塗9をした。
得られた試験片を、室温で5分間セッチングをし九のち
、実施例1と同ようにして、カチオン電着塗料浴(前出
一実施例1)に浸漬し、電着塗装などを施したところ、
カチオン電着塗膜は、導電性下塗り塗料が塗装されでい
る部分も、塗装さねていない部分も、いずれも平滑であ
って、かつ均    1−に約20μ・の乾燥膜厚に塗
装されていた。
電着塗装後、実施例1と同ように、中塗り塗料(紡出一
実施例1)および上塗り塗料(前出一実施例1)を塗装
し、加熱乾燥をし、硬化させ良。
以上の工程を終えた試験片の塗面状1IFi、導電性下
塗り塗料が塗装されている部分も、塗装されていない部
分も、平滑性、つやなどに差がなく、良好であった。
ついで、この試験片を実施例1と同ように、耐チッピン
グ性を試験し九ところ、電着塗装だけが施されている部
分は、素地に達する傷が多数生じたが、導電性下塗り塗
料が5P以上10p未満塗装されている部分は、素地に
達する傷の発生がきわめて少なく、またlO声以上塗装
されている部分け、素地に達する傷の発生が全くなかっ
た。
さらに、耐チツピング性試験後の試験片を、実施例1と
同ように、6力月間の屋外バク露試験を行ったところ、
導電性下塗り塗料が塗装されている部分は、糸さびが全
く発生しなかつ九が、電着塗膜だけの部分は、3〜4−
の糸さびが発生した。
実施例3 F記の配合で水浴性の導電性下塗り塗料を得た。
水溶性エポキシ変性アルキド11  114部脂ilI
濠(ヘキスト■製、VWE s 7 L s固形分70%) メチル化メラミン樹脂(三井東   20I圧化学■製
、サイメル303、 固形分100%) 導電性カーボンブラック(前出    3I−実施例1
) ストロンチウムクロメート(菊    51池色素工業
■製、ストロンチウ ムS) メルク                51ルチル形
二酸化チタン(前出−351 実施例1)・″ トリエチルア、ミン           7Nジエチ
レングリコールモノブチ   201ルエーテル 脱イオン水            9ON得られた導
電性下塗や塗料は、140℃で5分間加熱乾燥をした塗
膜の体積固有抵抗値が、実施例1と同ように槻定して1
.0X10− 〇・備の値を示した。
この導電性下塗り塗料を、脱イオン水で、フオードカッ
グlI&4で測定して、30秒(20℃)の粘度に希釈
したのち、実施例1の鋼板に、乾燥濃厚がθ〜40pO
傾斜膜厚となるように、エアスプレー塗しをした。
得られた試験片を、80℃で5分間加熱乾燥をしたのち
、室i!まで冷却し、アニオン電着塗料(日本油脂■製
、アクアzsoo )浴に試験片を陽極にして浸漬し、
200■で3分間通電して電着塗装を施し、水洗したの
ち、165℃で25分間加熱乾燥をしで、導電性下塗り
塗膜と、アニオン電着塗膜とを同時に硬化させた。
アニオン電着塗膜は、導電性下塗り塗料が塗装されてい
る部分も、塗装されていない部分も、いずれも平滑であ
って、かつ均一に約topの乾燥濃厚に塗装されていた
を着量lA後、実施例1と同ように、中塗り塗料(前出
一実施例1)および上塗り塗料(前出一実施例1)をm
懐し、加熱乾燥をし、硬化させた。
以上の工程を終えた試験片の塗面状11は、導電性下塗
り塗料が塗装されている部分も、塗装されていない部分
も、平滑性、つやなどに差がなく、良好であった。
ついで、この試験片を実施例1と同ように、耐チッピン
グ性を試験したところ、電着塗装だdが施されている部
分は、素地に達する傷が多数中じたが、導電性下塗9塗
料が5μ以上lOμ未満塗装されている部分は、素地に
達する傷の発生かきわめて少なく、また10P以上塗装
されている部分は、素地に達する傷の発生が全くなかっ
た。
さらに1耐チツピング性試験後の試験片を、実施例1と
同ように、6力月間の屋外バク露試験を行ったところ、
電着塗装だけが旅さねている部分は、チッピングによっ
て生じた傷から、かさぶた状の錆が発生していたが、導
電性下塗9塗料が塗     1j装されている部分は
、そのような錆が発生していなかった。
参考例1 *m例1の配合において、導電性カーボンブラックを除
いた雌かト、すべて同一にして、導電性でない溶剤形の
下塗り塗料を得た。
得られ九下塗り塗料は、140Uで5分間加熱乾燥をし
た塗膜の体積固有抵抗値が、実施例1と同ように測定し
てI X 101−Ω−百の値を示した。
この下塗抄塗料を、実施例1と同ように希釈したのち、
実施例゛lの鋼板に、乾燥膜厚が0〜40μの傾斜膜厚
となるように、エアスプレー塗すヲ[7た。
得られた試験片を、室温で5分間セッチングをしたのち
、実施例1と同ようにして、カチオン電着塗刺浴(前出
−実k111)に浸漬し、電着塗装などを施し六ところ
、カチオン電着塗料は、下塗9I!1料が塗装されてい
る部分には、まったく塗着せず、また下塗り塗料がミス
ト状に塗着した部分には、へこみ1.bな、細かな凹凸
などがわる塗面状練であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動車ボデー外板における腐食が発生しやすい部位K、
    導電性下塗り塗料をIk俟しえのち、電着塗装を施すこ
    とを特徴とする自動車ポデー゛外板の防錆塗装方法。
JP7637382A 1982-05-07 1982-05-07 防錆塗装方法 Granted JPS58193395A (ja)

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