JPS6141257B2 - - Google Patents

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JPS6141257B2
JPS6141257B2 JP7783882A JP7783882A JPS6141257B2 JP S6141257 B2 JPS6141257 B2 JP S6141257B2 JP 7783882 A JP7783882 A JP 7783882A JP 7783882 A JP7783882 A JP 7783882A JP S6141257 B2 JPS6141257 B2 JP S6141257B2
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JP
Japan
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coating
chipping
undercoat
film
paint
Prior art date
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Expired
Application number
JP7783882A
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English (en)
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JPS58196872A (ja
Inventor
Komaji Matsui
Tadayoshi Tatsuno
Hiroshi Oosumimoto
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
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Publication of JPS58196872A publication Critical patent/JPS58196872A/ja
Publication of JPS6141257B2 publication Critical patent/JPS6141257B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は耐チツピング塗装法に関する。詳しく
は、茞送甚機噚なかんずく自動車の走行時、路面
䞊の小石、砂粒、凍結防止剀、氷塊などをたき䞊
げ、これらが車䜓倖面に衝突しお塗面を傷぀け、
甚しい堎合は塗膜を局郚的に砎損・脱萜せしめ、
倖芳を損な぀たり金属玠地面たで露出させ、車䜓
が郚分的に発錆・腐食する以䞋、この珟象を
「チツピング」ずいうのを防止するのに有効な
耐チツピング塗装法に関する。 近来海倖ぞの自動車茞出の急激な䞊昇に䌎ない
米囜、カナダ、北ペヌロツパ等の寒冷地を走行す
る日本車の数が増加するずずもに、倖地の顧客や
デむヌラヌの日本車の塗装性胜に察する評䟡も䞀
段ず厳しくな぀おきた。ずくに、圌の地で行われ
る路面ぞの岩塩等の凍結防止剀の散垃は、単に塗
面のチツピング損傷に止たらず、金属玠材を化孊
的ないしは電気化孊的に腐食させる結果をもたら
し、日本車に察するこの面での批刀は苛烈の床を
加えおいる。これは、情報によれば、欧米車ず比
范しお日本車の塗膜は高速走行時の飛石による衝
撃ではがれ易いず指摘されたこずにも関係しおい
るず思われる。このような状況から、チツピング
に察する自動車車䜓塗膜の抵抗性の向䞊が近時ず
くに匷く芁望されるようにな぀た。 自動車車䜓塗装の耐チツピング性の良吊は、玠
地鋌板の化成凊理被膜、プラむマヌ塗膜、䞭塗り
塗膜および䞊塗り塗膜の物理性、耐化孊性等に密
接に関係しおおり、Journal of Applied
Polymer Science第13巻第1253頁1969によれ
ば、抂しお軟質の塗膜ないしは塗装系が良奜ずさ
れおいる。しかし、プラむマヌ、䞭塗り、䞊塗り
ずも自動車車䜓塗膜に芁求される本来の機胜たず
えば付着性、機械的匷床、耐氎性、耐食性、耐薬
品性、耐溶剀性、耐候性などからみお、むしろ硬
質塗膜を圢成するものが奜たしく、耐チツピング
性のみを重点的に考慮しお軟質化するわけに行か
ない。 塗膜の耐チツピング性の向䞊に぀いおは、塗料
材質および塗装系の䞡面にわたり埓来から皮々の
提案がなされお来た。たずえば、特公昭48−
32568号の教瀺するポリ゚ステルポリオヌル及
び又はポリ゚ヌテルポリオヌルずむ゜シアネヌ
ト化合物ずの反応より生成されるりレタン化暹脂
組成物ずアミノプラストよりなる塗料の軟質被膜
を、単独で䜿甚しあるいは塗装系の䞭間局に挿入
するたずえば䞋塗り−䞭塗り間、䞋塗り−䞊塗
り間方法や、塗装系における䞭塗り塗料䞭に特
定の顔料を配合しお、飛石等による衝撃力を吞
収・緩和させる方法を開瀺した特開昭51−13834
号、特開昭51−38322号などがある。たた特開昭
54−73836号には、特定の機械的匷床を有する軟
質りレタン被膜を塗装系の䞭間局に挿入する方法
が開瀺され、特開昭55−112276号には倚䟡ビニル
化合物、氎酞基含有暹脂、アミノプラスト又はブ
ロツクむ゜シアネヌトおよび光増感剀よりなる光
硬化性塗料を塗装系の䞭間局に斜す技術が提案さ
れおいる。 䞀般に、チツピング䜜甚に耐えうる塗料、塗膜
あるいは塗装系は、次の性胜を具備すべきこずが
必芁ずされる。 飛石等の塗面ぞの衝突時、それを匟き返し埗
るような、或いはその衝撃力を吞収・緩和し埗
るような塗膜であ぀お、たずえば衝撃力で塗膜
の局郚に損傷を生じおも、傷の郚分からの発錆
の進行が及ぶ限り小さいこず。 塗膜又は塗装系の付着性玠地および塗膜局
間、耐氎・耐湿性、耐食性等に優れ、これら
の性胜が屋倖環境での諞䜜甚を繰返し受けた埌
でも良奜な氎準に維持されるこず。 塗装系の仕䞊り塗面の硬床䜎䞋や倖芳光
沢、平坊性、平滑性など䜎䞋等により、塗装
物品の矎粧性を害さないこず。 圚来の工業塗装機噚および塗装条件が支障な
く適甚でき、か぀良奜な塗装䜜業適性を有する
こず。 ずころが、前掲のごずき既存の塗料又は塗装方
法にはそれぞれ䞀長䞀短があり、䞊蚘〜の芁
求機胜をすべお満足し埗るようなものは埗られお
いないのが珟状である。 本発明者らは、䞊蚘〜の芁求機胜をすべお
満足する高床な性胜をも぀塗装系の完成を目的ず
し、埓来から行なわれお来た工法の埗倱を評䟡す
るずずもに、既存技術にずらわれない発想のもず
に耐チツピング性付䞎に有効な塗料を実隓的に远
求した結果、単離皮膜に぀いお特定の収瞮応力お
よび砎断䌞び率を有する熱硬化性粉䜓塗料を耐チ
ツピング性アンダヌコヌトずしお比范的厚膜に斜
し、しかる埌圓業界で垞甚されおいる䞭塗り塗料
を塗装し、さらに䞊塗りを塗り重ねるこずによ
り、もしくは該アンダヌコヌトを斜したのち䞊塗
り塗料のみを塗装するこずにより、埓来塗装系の
総合塗膜性胜においお䞍十分であ぀た耐チツピン
グ性−塗膜の諞抵抗性−矎粧性間の調和が完党に
満されるこずを芋出し、本発明に到達した。以
䞋、その経緯を説明する。 茞送甚機噚なかんずく自動車車䜓の塗装には、
䞋塗りアニオン型又はカチオン型電着プラむマ
ヌが工業的に倚甚されおいる15〜30Ό−䞭塗り
たずえばアミノ・アクリル暹脂系䞭塗り塗料
30〜50Ό−䞊塗りたずえばアミノ・アクリル暹
脂系䞊塗り塗料30〜50Όの䞉局仕䞊げ工皋が埓
来から採甚され、茞出向けの自動車の倧半はこの
塗装系によるものであ぀た。かかる塗装仕䞊げが
倖地で䞍評をか぀たのは前述のずおりであ぀お、
熱硬化性の倚局硬質塗膜がチツピング䜜甚を受け
ない時は問題はないが、飛石等の衝撃が塗面に加
えられる堎合には䞋塗り−玠地界面で局郚的剥離
を生じやすく、たずえ通垞の環境䞋で十分な塗膜
抵抗性および矎粧性が維持できたずしおも、倖地
ずくに寒冷地向けの塗装仕様ずしおは満足なもの
ず蚀えない。 たた、前蚘のりレタン化暹脂組成物ずアミノプ
ラストよりなる熱硬化性の軟質塗膜を䞊蚘䞉局仕
䞊げの䞋塗りず䞭塗りずの間に挿入した堎合は、
耐チツピング性詊隓で該塗膜ず䞋塗り間および該
塗膜ず䞭塗り間で剥離を生じやすく、高枩倚湿䞋
50±℃、100RHの箱内に日間ばくろで
フクレを発生し、さらには該塗膜を玄100Ό以䞊
塗垃したずきは焌付け時にワキ塗装、焌付け時
塗膜に生じる発泡、ピンホヌリング、クレヌタリ
ング等の欠陥を総称したものが生じるずいう欠
点がある。これに加え、䞊蚘䞉局仕䞊げに比べ塗
面平滑性に劣るずいう匱点も認められる。 本発明における塗膜の耐チツピング性の評䟡は
次の詊隓方法による。米囜−PANEL瀟補、
−−グラベロメヌタヌチツピング詊隓装
眮の詊片保持台に詊隓板を蚭眮し、垞枩䞋で玄
Kg/cm2の圧瞮空気により粒床号の花厗岩砕石
500を塗面に吹付け、これによる塗膜のキズの
発生個数、損傷深床、損傷郚の倧きさ及び塗膜状
態等を肉県あるいは拡倧鏡で芳察、評䟡する。 自動車車䜓を䞻ずした塗装系に、玠地に先ず熱
硬化性粉䜓塗料を塗り、その塗り残し又は塗膜未
成郚分に電着プラむマヌを塗装するずいう方法が
あり、たずえば特開昭51−133334号、特開昭52−
102357号などで提案されおいる。䞊蚘塗装に぀い
で䞭塗り、䞊塗りたたは䞊塗りを斜しお仕䞊げら
れる。この方法による塗装系に芁求される機胜は
前蚘䞉局仕䞊げのそれず類䌌するものであ぀お、
ずくに耐チツピング性を意図したものではない。 かかる塗装系に䜿甚されるものを含め、茞送甚
機噚、電機、建材等に甚いられる熱硬化性粉䜓塗
料のバむンダヌは、䞀般的に䞋蚘の範囲に属する
ものである。 (ã‚€) グリシゞル基官胜性アクリル系共重合暹脂−
二塩基酞又はその無氎物 (ロ) 氎酞基官胜性アクリル系共重合暹脂−アミノ
アルデヒド暹脂又はブロツクむ゜シアネヌト (ハ) 氎酞基官胜性ポリ゚ステル暹脂−アミノアル
デヒド暹脂又はブロツクむ゜シアネヌト (ニ) 氎酞基含有ポリ゚ポキシド暹脂−ポリアミノ
化合物、ブロツクむ゜シアネヌト又は倚塩基酞
もしくはその無氎物 これらのうち(ã‚€)、(ロ)及び(ハ)は耐候性を必芁ずす
る倖郚甚あるいは䞊塗り甚のバむンダヌずしお䞻
に甚いられ、たた(ニ)は内郚甚、䞋塗り甚ずくに
防食性、耐薬品性、耐溶剀性等を芁する防食プラ
むマヌ甚ずしお䜿甚される。 䞊蚘の粉䜓バむンダヌは塗料ずしおの甚途によ
り盞違はあるものの、付着性、耐氎・耐湿性、耐
食性、耐候性等がその硬化塗膜に芁求され、ずく
に塗膜物性のうち機械的匷床すなわち硬化単離塗
膜に぀いお130℃から40℃たで枩床降䞋させた時
の収瞮応力、及び20℃での砎断䌞び率は䞋蚘の範
囲の倀を瀺す。 収瞮応力Kg/cm2 砎断䌞び率 (ã‚€) 120〜160 〜 (ロ) 150〜220 〜 (ハ) 120〜180 〜10 (ニ) 130〜240 〜10 ここで、膜の収瞮応力は次の方法によ぀お埗ら
れる倀Kg/cm2である。粉䜓暹脂組成物を適圓
な塗装法たずえば静電スプレヌ法によ぀お玠
地たずえば平坊なガラス板に塗り、170〜200℃で
30分間焌付けお硬化させた埌、玠地から剥し取぀
お20.0mm×5.0mm、厚さ100±20Όの単離皮膜を䜜
り詊片ずする。詊片の短蟺の䞡端をレスカ瀟補の
定䌞長応力緩和詊隓機の匕匵り端郚に固定した
埌、固定郚を130±℃の枩床に維持する。぀ぎ
に詊隓機を操䜜しお膜の䌞びをポむントに固定
した埌、60分間隔で枩床を10℃ず぀䜎䞋させ、40
±℃に達したずきの膜内に発生する収瞮応力倀
Kgを枬定する。収瞮応力は次匏によ぀お算
出される。 ℃での収瞮応力倀Kg詊隓郚の詊片
の断面積cm2 以䞊の詊隓条件においお、130℃→40℃の枩床
降䞋条件の蚭定理由は、䞀般的に硬化塗膜のガラ
ス転移枩床Tgは100〜120℃の範囲にあるの
で、䞊蚘枩床以䞊に加熱した埌、垞枩付近にもど
したずき発生する応力倀を枬定するのが適切ず考
えられるからである。 たた、膜の砎断䌞び率は次の方法によ぀お埗ら
れる倀である。収瞮応力の枬定ず同じ単離
皮膜を詊片ずし、東掋粟機䌚瀟補テンシロン詊隓
機を甚い20℃においお匕匵り速床10mm分で
匕匵り、詊片が砎断したずきの䌞びから砎断䌞び
率を蚈算する。 本発明者らは、実隓研究の過皋で前蚘のような
機械的匷床を有する(ã‚€)ないし(ニ)の熱硬化性粉䜓塗
料を䞋塗りずし、熱硬化性アクリル・アミノ暹脂
系䞊塗り塗料癜を䞊塗りずする塗装系におい
お、比范的硬質で剛盎な䞋塗り塗膜の厚さを皮々
倉化させ、飛石によるチツピング䜜甚に察する抵
抗性を調べた。その結果、粉䜓塗膜を50〜100
Ό、䞊塗り塗膜を30〜50Όずした堎合、耐チツピ
ング性は䜕れも前蚘䞉局仕䞊げのそれず倧差な
く、䜕れも䞍十分な成瞟を瀺した。䞋塗りずしお
付着性、塗膜匷床および耐食性の良奜な氎酞基含
有ポリ゚ポキシド−ブロツクむ゜シアネヌト系の
粉䜓塗料に぀いお、硬化膜厚を150〜250Όず厚く
し、飛石による損傷䜜甚を軜枛させ耐チツピング
性の改善を詊みたが、玠材に達する損傷郚分の塗
膜面積は或る皋床小さくなるが、塩氎噎霧詊隓た
たは海浜ばくろ詊隓においお損傷郚からの発錆の
進行が倧で、かさぶた状の腐食いわゆるスキダ
ブコロヌゞペンの䌝播が速いずいう欠点を瀺し
た。 䞀般に塗膜で被芆された玠材金属の腐食抵抗性
は、膜自身の化孊的抵抗性もさるこずながら、塗
膜の玠材ぞの付着性の良吊によ぀お倧きく巊右さ
れやすく、これは圓業者間に広く知られおいる事
実である。そしお、付着性に圱響を䞎える因子に
は、膜成分であるバむンダヌ暹脂の化孊的性質
たずえば暹脂分子の極性および物理的あるい
は機械的性質が挙げられる。ずくに塗膜が屋倖で
のり゚ザリング䜜甚光劣化、枩床倉化、也湿繰
返し等の総合的な劣化䜜甚を受ける堎合には、
膜内郚の残留応力が増倧しか぀局郚的に応力分垃
が䞍均䞀ずなり、その付着性に及がす圱響力は暹
脂そのものの化孊的性質に基づくそれを凌ぐに至
る。䞊述のごずき゚ポキシ系の硬化厚膜が損傷郚
から腐食し易いのは、その収瞮応力および砎断䌞
び率の倀によ぀お理解されるように、塗膜圢成初
期においおすでに収瞮応力が160〜200Kg/cm2ず高
䜍にあり、か぀砎断䌞び率が〜ず䜎い䞊
に、り゚ザリング䜜甚を受けお膜内残留応力が曎
に増倧し膜そのものが経時的に剛盎化しお行くた
め、䜕等かの倖的衝撃力あるいは損傷䜜甚が䞎え
られた堎合には、被衝撃郚たたは損傷郚近蟺の玠
地−塗膜界面の接着性すなわち付着性の䜎䞋ぞず
波及し、結果ずしお防食性の劣化に぀ながるため
ず考えられる。 埓぀お、䞊述のように収瞮応力が高く、砎断䌞
びが小さい硬化塗膜を圢成する圚来の粉䜓塗料を
単に厚膜で䞋塗りし、その䞊に䞭塗り・䞊塗り又
は䞊塗りを塗぀お仕䞊げる塗装方法では、矎粧性
は充足し埗るずしおも耐チツピング性を向䞊させ
るこずは極めお困難である。すなわち、埓来から
実甚されおいる熱硬化性の粉䜓塗料、䞭塗り塗
料、䞊塗り塗料を劂䜕様に組合せおも、前蚘〜
ずくに〜の芁求機胜のすべおを満たす
こずは䞍可胜に近いず結論される。 以䞊のような解析結果から、本発明者らは、䜎
収瞮応力・高砎断䌞び率をその膜物性ずしお付䞎
した熱硬化性粉䜓塗料を比范的厚膜に斜す方法を
解決手段ずしお着想するに至぀た。かかる粉䜓塗
料の硬化膜の䞊に䞭塗り・䞊塗り又は䞊塗りを塗
装しお仕䞊げるこずにより、チツピング珟象発生
時の衝撃力を吞収・緩和しうる胜力を向䞊させお
塗膜の損傷を及ぶ限り防止するずずもに、かりに
傷を生じおも其凊からの発錆・腐食の進行が顕著
に抑止され、か぀塗装系の諞抵抗性および矎粧性
を高床な氎準に維持させるこずを可胜ならしめた
のである。さらに、䞊蚘の粉䜓塗料をアンダヌコ
ヌトずし、珟圚自動車車䜓等に垞甚されおいる䞋
局たたは䞭局甚の熱硬化性粉䜓塗料を䞭塗りずす
れば、回塗り・回焌付けコヌト・ベヌ
クの胜率的、経枈的塗装手段を採甚するこずも
できるなど、埓来の耐チツピング塗装方法に比べ
工業的有効性を栌段ず向䞊させるこずができた。 すなわち本発明は、金属玠材に、硬化単離塗膜
に぀いお、130℃から40℃たでの枩床降䞋時にお
ける収瞮応力が100Kg/cm2以䞋で、20℃での砎断䌞
び率が10以䞊である熱硬化性粉䜓塗料以䞋、
「耐チツピング性アンダヌコヌト」ずも蚀うを
䞋塗りしお焌付け、぀いで熱硬化性䞭塗り塗料
以䞋、「プラむマヌサヌプサヌ」ずもいうを
塗装しお焌付けたのち、熱硬化性の䞊塗りを斜し
焌付けお仕䞊げるか、或いは、耐チツピング性ア
ンダヌコヌトを䞋塗りしお焌付け、぀いで熱硬化
性の䞊塗りを斜し焌付けお仕䞊げるこずを特城ず
する耐チツピング塗装法、ならびに、耐チツピン
グ性アンダヌコヌトを䞋塗りし、これを焌付ける
こずなく次に熱硬化性粉䜓䞭塗り塗料を塗装した
のち焌付けを行ない、しかる埌熱硬化性の䞊塗り
を斜し焌付けお仕䞊げるこずを特城ずする耐チツ
ピング塗装法を提䟛するものである。 本発明で耐チツピング性アンダヌコヌトずしお
䜿甚される熱硬化性粉䜓塗料は、その硬化単離塗
膜を前述の詊隓方法で枬定・算出したずき収瞮応
力が100Kg/cm2以䞋、奜たしくは70〜10Kg/cm2で、
砎断䌞び率が10以䞊、奜たしくは20〜75の倀
を瀺すものである。 収瞮応力が100Kg/cm2を越えるず、耐候詊隓、耐
氎詊隓等の塗膜抵抗性詊隓においお経時的に玠材
ぞの付着性䜎䞋を来す。たた砎断䌞び率が10未
満では塗膜が剛盎すぎお匟力性、柔軟性に欠け、
飛石等の衝撃力を吞収・緩和する胜力が䜎䞋する
ため奜たしくない。 かかる機械的匷床を有する熱硬化性粉䜓塗料の
バむンダヌずしおは、゚ポキシ系暹脂−架橋剀、
ポリ゚ステル暹脂−架橋剀、アクリル暹脂−架橋
剀等の組合せからずくに制限なく遞択するこずが
できるが、具䜓的には、たずえばビスプノヌル
型゚ポキシ暹脂−ノボラツク型プノヌル・ア
ルデヒド瞮合物、ビスプノヌル型゚ポキシ暹
脂−ポリ無氎アれラむン酞又はポリ無氎セバシン
酞、倉性゚ポキシ暹脂たずえばポリブタゞ゚ン
倉性゚ポキシ暹脂−架橋剀たずえばメチレン−
ビス−オル゜トルむゞン、脂肪族二塩基酞誘導䜓
たずえばゞヒドラゞドなど、氎酞基含有ポリ
゚ステル暹脂−ブロツクむ゜シアネヌト化合物、
カルボキシル基含有ポリ゚ステル暹脂−トリグリ
シゞルむ゜シアヌレヌト、氎酞基含有アクリル共
重合暹脂−ブロツクむ゜シアネヌト化合物、゚チ
レン・酢酞ビニル共重合䜓郚分鹞化物−ブロツク
む゜シアネヌト化合物などの組合せが奜適に䜿甚
される。 これらの暹脂組成においお、゚ポキシ暹脂ずし
おは䞀般的に数平均分子量玄1200〜3000、融点玄
85〜120℃、゚ポキシ圓量玄700〜2200のビスプ
ノヌル型゚ポキシ暹脂が奜たしいものずされ、
これに脂環匏゚ポキシ暹脂を䜵甚しおもよい。た
た、倉性゚ポキシ暹脂ずしおは、たずえば䞉井石
油化孊工業䌚瀟補のポリブタゞ゚ン倉性暹脂VR
−500、脂肪族二塩基酞倉性゚ポキシ暹脂などが
ある。氎酞基あるいはカルボキシル基含有ポリ゚
ステル暹脂は倚塩基酞ず倚䟡アルコヌルの瞮合䜓
であ぀お、粉䜓バむンダヌの基䜓暹脂ずしおは、
硬化塗膜が䞊述の機械的匷床を瀺すように酞およ
びアルコヌルの鎖長、官胜基数、化孊的性質およ
び䞡者の反応量比を遞択し、塗料甚オむルフリヌ
アルキド暹脂の合成方法により暹脂化すればよ
い。ポリ゚ステルの数平均分子量は玄1000〜6000
のものが奜たしく、氎酞基含有暹脂の氎酞基䟡は
箄30〜100、カルボキシル基含有暹脂の酞䟡は玄
30〜100のものがよい。 たた、゚チレン・酢酞ビニル共重合䜓郚分鹞化
物ずしおは、たずえば歊田薬品工業䌚瀟補、商品
名デナミランEXT−375がある。 䞊蚘の各基䜓暹脂ず組合せる架橋剀たたは硬化
剀は公知䟋あるいは垂販品のなかから適宜採甚す
ればよく、基䜓暹脂ずの配合比率は、所期の硬化
条件たずえば180℃、30分間で焌付けた硬化
塗膜に぀いお、前蚘した枬定条件による収瞮応力
および砎断䌞び率が前述の範囲ずなるように実隓
的に遞択するこずによ぀お決められる。 䞊蚘の熱硬化性粉䜓バむンダヌには、通垞顔料
が配合される。甚いうる顔料の䟋ずしおは、金属
の酞化物および氎酞化物、クロム酞塩、ケむ酞
塩、硫化物、硫酞塩、炭酞塩など無機質の着色顔
料、䜓質顔料あるいは防錆顔料や、非金属たたは
金属顔料たずえばカヌボンブラツク、アルミニり
ム粉など、および各皮の有機顔料が挙げられる。
顔料を配合しない熱硬化性粉䜓塗料を耐チツピン
グ性アンダヌコヌトずしお䜿甚するこずも、もち
ろん差支えない。 さらに、熱硬化性粉䜓バむンダヌには、硬化塗
膜の機械的匷床を損わない範囲内で、所望に応じ
可塑剀又は可塑性暹脂、分散剀、塗面調敎剀、流
動性調敎剀、硬化促進剀など公知の各皮添加剀を
配合するこずができる。 以䞊のようなバむンダヌ暹脂、顔料、添加剀等
を甚いお、本発明における耐チツピング性アンダ
ヌコヌトずしおの熱硬化性粉䜓塗料を補造するに
は、埓来より行なわれおいる粉䜓塗料の補造法ず
同様な装眮および工皋によればよい。たずえば、
粉砕した各原料をドラむブレンドしたのち、ニヌ
ダヌ、゚クストルヌダヌなどで熱溶融・混緎・分
散し、これを冷埌粉砕し、所望の粒床に分玚する
方法で䜜られる。バむンダヌ暹脂を有機溶剀に溶
かし、他の原料を配合しお分散したのち、溶剀揮
発たたは溶剀分離方匏の造粒法を適甚するこずも
できる。 このようにしお䜜られた耐チツピング性アンダ
ヌコヌトは、通垞粉末状のたたで塗装に䟛される
が、所望により氎たたは氎性媒䜓分散剀、増粘
剀、流動性調敎剀等を含む氎を加えお曎に分散
し、氎スラリヌ状の粉䜓塗料ずしお䜿甚するこず
もできる。かかる粉末状又はスラリヌ状塗料は、
埓来より行なわれおいる塗装方法によ぀お塗装で
きる。たずえば静電粉末吹付法、゚アヌスプレヌ
法、流動浞挬法、フレヌムスプレヌ法、散垃法な
どが適甚される。その際の膜厚はずくに制限され
ないが、䞀般的には焌付硬化埌に玄50〜玄500ÎŒ
ずなるように塗装するこずが奜たしく、さらに奜
適には玄100〜玄200Όになるような範囲が遞ばれ
る。膜厚が玄50Ό未満では、塗装系の耐チツピン
グ性が䜎䞋する傟向があり、たた玄500Όを越え
るず塗装時に静電反撥珟象による䞍具合が発生し
たり、塗膜内応力が過倧ずな぀お付着劣化が起き
易くなるこずがあり、さらには塗装経枈性からみ
お䞍利でもある。 本発明においお、耐チツピング性アンダヌコヌ
トずしおの粉䜓塗料の塗装は、被塗物の党面であ
぀おもよく、郚分的の塗垃であ぀おもよい。埌者
のような堎合は、たずえば特開昭51−133334号お
よび同52−102357号に瀺されおいるような電着塗
料の未塗装郚あるいは塗膜未圢成郚に䞋塗りされ
たり、或いはチツピング珟象がずくに顕著に発生
し易い郚分に適甚される。 耐チツピング性アンダヌコヌトの塗膜を硬化す
るための焌付条件は、塗装系に䜿甚される䞭塗り
および䞊塗りの焌付条件をも勘案しお適圓な範囲
が遞ばれるが、代衚的な態様を挙げるず150℃・
45分ず200℃・20分の間の加熱条件から奜適な枩
床・時間を蚭定するこずができる。なお前蚘した
ごずく、特定の機械的匷床を有する熱硬化性粉䜓
塗料を耐チツピング性アンダヌコヌトずし、熱硬
化性粉䜓塗料粉䜓プラむマヌサヌプヌサヌ
を䞭塗りずするいわゆるパりダヌ・オン・パりダ
ヌの塗装方匏が遞ばれる堎合には、コヌト・
ペヌクが可胜である。すなわち、該アンダヌコヌ
トを玄50〜玄500Όの膜厚ずなるように塗装埌、
焌付けるこずなく粉䜓プラむマヌサヌプヌサヌ
を塗り重ね、぀いで焌付けを斜す方法である。そ
の焌付条件の態様ずしおは、たずえば150℃・45
分ず200℃・20分の間の条件から奜適な枩床・時
間を蚭定すればよい。所望により、該アンダヌコ
ヌト塗装埌たずえば120℃・30分ず180℃・分の
範囲内の焌付条件を遞び、該アンダヌコヌトを溶
融ないし半硬化状態にした埌粉䜓プラむマヌサヌ
プヌサヌを塗装し、しかる埌焌付けを行な぀お
もよい。コヌト・ベヌクのずきの粉䜓プラむ
マヌサヌプヌサヌの膜厚は任意に定めおよい
が、䞀般的には焌付硬化埌玄30〜玄80Όの厚さず
なるように斜される。 本発明における金属玠材は陀錆、脱脂したもの
のほか、さらに化成凊理を斜したものが甚いられ
る。材質は鋌を代衚的なものずするが、他の金属
であ぀おもよく、ずくに制限されない。化成凊理
ずしおはリン酞塩凊理リン酞亜鉛凊理、リン酞
鉄凊理が䞀般的である。たた本発明は、単に金
属玠材ばかりでなく、焌付け時の加熱に耐える材
質であれば非金属玠材たずえば無機質構造材た
ずえばアスベスト基材などに適甚するこずも可
胜である。 次に本発明で塗装される熱硬化性の䞭塗りプ
ラむマヌサヌプヌサヌおよび䞊塗り塗料に぀
いお説明する。 䞭塗り塗料は塗装系の付着性、矎粧性、保護性
等の維持・向䞊させるため䜿甚される塗料であ぀
お、塗装物品の䜿甚目的、必芁性胜のほか、玠材
の材質、圢状、衚面状態、䞊塗りの皮別、性質等
を勘案し、適圓な塗料蚭蚈によ぀お調補される。
䞀般的には顔料を配合した熱硬化性塗料であ぀
お、その圢態は有機溶液型、有機溶剀分散暹脂
型、氎溶液型、氎分散暹脂型、粉末型の䜕れでも
よい。二、䞉の䟋を挙げるず有機溶液型アミノア
ルキド暹脂、有機溶液型アクリル・アミノ暹脂、
非氎分散型アクリル・アミノ暹脂、氎溶性アクリ
ル・アミノ暹脂、熱硬化性粉䜓暹脂等に着色顔料
金属顔料も含たれる、䜓質顔料、添加剀等を配
合した塗料が甚いられる。メタリツク仕䞊げにお
けるメタリツクベヌスコヌトもその䞀䟋である。
これらのうち、本発明では熱硬化性粉䜓塗料がプ
ラむマヌサヌプヌサヌずしお有利に䜿甚され
る。これに甚いられるバむンダヌは、前蚘(ã‚€)ない
し(ニ)すなわちアクリル系、ポリ゚ステル系および
゚ポキシ系の暹脂−架橋剀の組合せのなかから適
宜遞ぶこずができる。かかる熱硬化性粉䜓塗料
顔料を配合しない透明塗料も含むをプラむマ
ヌサヌプヌサヌずすれば、耐チツピング性アン
ダヌコヌトず䜵甚し、コヌト・ベヌクの塗装
方匏を斜工できる点でずくに効率的である。 なお䞀般的には、これらの䞭塗り塗料は、その
圢態、凊方に応じそれぞれ塗料補造業者が掚奚し
た、あるいは塗料䜿甚者が遞定した奜たしい䜿甚
条件で塗装に䟛され、硬化塗膜を圢成する。 䞊塗り塗料は塗装物品に所望の矎粧効果および
保護性を付䞎する機胜を有し、茞送甚機噚ずくに
自動車の塗装においおは優れた塗膜倖芳たずえ
ば鮮映性、光沢、衚面硬床ならびに耐久性耐
氎性、耐湿性、耐候性、耐摩耗性、可撓性、耐薬
品性、耐ガ゜リン性などをも぀ものが遞ばれ
る。本発明で甚いられる䞊塗り塗料の圢態は有機
溶液型、氎溶液型、粉末型などから任意に遞択さ
れる。たずえば熱硬化性の溶液型アクリル・アミ
ノ暹脂塗料、溶液型アミノアルキド暹脂塗料、ア
クリル暹脂系粉䜓塗料などが自動車の䞊塗り塗装
に倚甚される。䞀般には着色顔料金属顔料も含
たれるを配合するが、所望により透明塗料を甚
いるこずもできる。 䞊述の䞊塗り塗料は、その圢態、凊方に応じ塗
料補造業者が掚奚した、あるいは塗料䜿甚者が遞
定した奜たしい䜿甚条件で塗装に䟛され、硬化塗
膜を圢成する。なお、䞊塗り塗料は回塗装に限
らず、耇数回の塗装によ぀お仕䞊げおもよい。 以䞊のずおり、本発明に䜿甚される䞭塗り塗料
および䞊塗り塗料に぀いおは、それらのバむンダ
ヌ、圢態等においお特に制限を付するこずなく遞
択するこずができるが、塗装系の基瀎塗膜ずしお
前蚘のように特定された耐チツピング性アンダヌ
コヌトを塗装する以䞊、該アンダヌコヌトの諞性
質および塗装条件たずえば焌付条件を考慮に
入れた塗料蚭定が必芁なこずは蚀うたでもない。 なお、特開昭51−133334号および同52−102357
号に瀺されおいるように、電着塗料の未塗装郚あ
るいは塗膜未圢成郚たずえば自動車車䜓の倖板
郚に本発明における耐チツピング性アンダヌコ
ヌトを斜す堎合には、圚来工業塗装で実甚されお
いるアニオン型たたはカチオン型電着プラむマヌ
が支障なく䜿甚できる。カチオン型電着プラむマ
ヌの䞀䟋ずしおは、特蚱第1002992号特公昭第
53−8568号の凊方が挙げられる。この堎合の䞭
塗り塗料たずえば熱硬化性粉䜓塗料は該アン
ダヌコヌトず電着プラむマヌの塗膜の䞊に䞀様に
塗装され、さらに䞊塗り塗料で仕䞊げられる。所
望により䞭塗りを省略し、該アンダヌコヌトず電
着プラむマヌの塗膜䞊に䞊塗りを斜しお仕䞊げる
こずもできる。 本発明に埓えば、耐チツピング性アンダヌコヌ
ト熱硬化性粉䜓塗料→䞭塗りプラむマヌサ
ヌプヌサヌ→䞊塗りの倚局塗装仕䞊げが採甚
されるが、これらの工皋における塗膜硬化のため
の焌付けは、各局それぞれに぀いお斜しおもよい
し、前述のずおりプラむマヌサヌプヌサヌに熱
硬化性粉䜓塗料を採甚しおコヌト・ベヌク
し、぀いで䞊塗りしお焌付硬化させおもよい。 前者では、たずえば該アンダヌコヌトを180℃
で20分間焌付けた埌、有機溶液型熱硬化性アクリ
ル・アミノ暹脂系䞭塗り塗料を斜し、これを140
℃で30分間焌付け、さらに有機溶液型熱硬化性ア
クリル・アミノ暹脂系塗料を䞊塗りし、140℃で
30分間焌付けお仕䞊げる方法が挙げられる。なお
塗装系の膜厚構成の䞀態様を瀺せば、該アンダヌ
コヌト玄100〜玄200Ό、䞭塗り玄30〜70Ό、䞊塗
り玄35〜50Όである。たた塗装物品の䜿甚目的、
芁求機胜などに応じ、所望により䞭塗りを省略
し、該アンダヌコヌトを塗装しお焌付けた埌、䞊
塗りを斜しお仕䞊げるこずもできる。 以䞊説明したごずく、本発明を実斜するこずに
より、仕䞊り塗膜は茞送甚機噚なかんずく自動車
車䜓の塗装仕䞊げに芁求される矎粧性、塗膜諞性
胜をすべお満足するずずもに、寒冷地の走行時に
発生するチツピング珟象に察する高床の抵抗性を
具備した優れた総合塗膜を圢成させるこずができ
る。埓぀お、本発明は単に自動車車䜓の塗装仕䞊
げに止たらず、産業甚茞送たたは運搬機噚、車茌
甚各皮郚品のほか、塗装物品の䜿甚環境でチツピ
ング類䌌の䜜甚を受ける構造物、建材、機噚類の
塗装ぞの応甚が可胜である。 次に補造䟋、実斜䟋および比范䟋を挙げ、本発
明をさらに具䜓的に説明するが、本発明は䞋蚘の
実斜態様のみに制限されるものではない。なお、
䟋䞭の郚、はそれぞれ重量郚、重量を衚わ
す。 補造䟋  耐チツピング性アンダヌコヌトの補造 䞋蚘の配合で各原料をドラむブレンドしたのち
゚クストルヌダヌにより玄105℃で加熱溶融・混
緎・分散した。これを冷华しお粗粉砕および埮粉
砕し、さらに150メツシナのふるいにより分玚し
お平均粒床玄40Όの耐チツピング性アンダヌコヌ
トを補造した。 耐チツピング性アンダヌコヌトをガラス板䞊
に静電吹付塗装し、180℃で30分間焌付けお硬化
させた塗膜アセトン抜出法によるゲル分率94.6
から埗た単離皮膜を前述の詊隓方法で枬定し
たずき、その収瞮応力は92Kg/cm2、砎断䌞び率は
13であ぀た。 配 合 郚 ビスプノヌル型゚ポキシ暹脂 80 ビスプノヌル型゚ポキシ暹脂 20 ポリアれラむン酞無氎物 20 −りンデシルむミダゟヌル 0.3 ルチル型酞化チタン 10 硫酞バリりム 30 塗面調敎剀 0.5 160.8 (泚) 油化シ゚ル゚ポキシ䌚瀟補、商品名゚ピコ
ヌト1007、゚ポキシ圓量玄1800 油化シ゚ル゚ポキシ䌚瀟補、商品名゚ピコ
ヌト1004、゚ポキシ圓量玄950 米囜Emery Industry Inc.補、商品名
Emery 9872PAPA 米囜モンサント瀟補、商品名モダフロヌ 補造䟋  耐チツピング性アンダヌコヌトの補造 䞋蚘の配合で補造䟋ず同様な方法により平均
粒床玄50Όの耐チツピング性アンダヌコヌトを
補造した。 補造䟋ず同様にしお䜜぀たゲル分率96の単
離皮膜の収瞮応力は67Kg/cm2、砎断䌞び率は21
であ぀た。 配 合 郚 ポリブタゞ゚ン倉性゚ポキシ暹脂 100 メチレン−ビス−オル゜トルむゞン 10 ルチル型酞化チタン  カヌボンブラツク  ベンゟむン 0.3 塗面調敎剀モダフロヌ 0.5 116.8 (泚) 䞉井石油化孊工業䌚瀟補、商品名VR−500 補造䟋  耐チツピング性アンダヌコヌトの補造 䞋蚘の配合でドラむブレンドしお平均粒床玄55
Όの耐チツピング性アンダヌコヌトを補造し
た。 補造䟋ず同様にしお䜜぀たゲル分率93の単
離皮膜の収瞮応力は13Kg/cm2、砎断䌞び率は74
であ぀た。 配 合 郚 ゚チレン・酢酞ビニル共重合䜓郚分鹞化物 100 ルチル型酞化チタン  べんがら  108 (泚) 歊田薬品工業䌚瀟補、商品名デナミラン
EXT−375、架橋剀ずしおブロツクむ゜シア
ネヌト化合物含有。 補造䟋  熱硬化性粉䜓䞋塗り塗料(1)の補造 䞋蚘の配合で補造䟋ず同様な方法により平均
粒床玄36Όの熱硬化性粉䜓䞋塗り塗料(1)を補造し
た。 補造䟋ず同様にしお䜜぀たゲル分率89の単
離皮膜の収瞮応力は108Kg/cm2、砎断䌞び率は11
であ぀た。 配 合 郚 ビスプノヌル型゚ポキシ暹脂゚ピコヌト
1004 100 メチレン−ビス−オル゜トルむゞン 12 ルチル型酞化チタン 25 カヌボンブラツク  塗面調敎剀モダフロヌ 0.5 138.5 補造䟋  熱硬化性粉䜓䞋塗り塗料(2)の補造 䞋蚘の配合で補造䟋ず同様な方法により平均
粒床玄40Όの熱硬化性粉䜓䞋塗り塗料(2)を補造し
た。 補造䟋ず同様にしお䜜぀たゲル分率93の単
離皮膜の収瞮応力は97Kg/cm2、砎断䌞び率は
であ぀た。 配 合 郚 ビスプノヌル型゚ポキシ暹脂゚ピコヌト
1007 60 アゞピン酞倉性゚ポキシ暹脂 40 ポリアれラむン酞無氎物Emery 9872 17 −りンデシルむミダゟヌル 0.3 ルチル型酞化チタン 10 硫酞バリりム 45 塗面調敎剀モダフロヌ 0.5 172.8 (泚) 旭電化工業䌚瀟補、商品名アデカ゚ポキシ
EP−82− 補造䟋  熱硬化性粉䜓䞋塗り塗料(3)の補造 䞋蚘の配合で補造䟋ず同様な方法により平均
粒床玄36Όの熱硬化性粉䜓䞋塗り塗料(3)を補造し
た。 補造䟋ず同様にしお䜜぀たゲル分率91の単
離皮膜の収瞮応力は180Kg/cm2、砎断䌞び率は6.7
であ぀た。 配 合 郚 ビスプノヌル型゚ポキシ暹脂゚ピコヌト
1004 100 アゞピン酞ゞヒドラゞド  ルチル型酞化チタン 25 べんがら  カヌボンブラツク 0.5 塗面調敎剀モダフロヌ 0.5 134.0 補造䟋  粉䜓プラむマヌサヌプヌサヌの補造 䞋蚘の配合で補造䟋ず同様な方法により平均
粒床玄38Όの熱硬化性の粉䜓プラむマヌサヌプ
ヌサヌ䞭塗りを補造した。 配 合 郚 カルボキシル基末端ポリ゚ステル暹脂 60 ビスプノヌル型゚ポキシ暹脂゚ピコヌト
1004 40 −りンデシルむミダゟヌル 0.3 ベンゟむン 0.2 ルチル型酞化チタン 30 カヌボンブラツク 0.5 塗面調敎剀モダフロヌ 0.5 131.5 (泚) 日本゚ステル䌚瀟補、商品名ポリ゚ステル
暹脂ER8105 実斜䟋〜及び比范䟋〜 補造䟋〜で埗られた各耐チツピング性アン
ダヌコヌト及び各熱硬化性粉䜓䞋塗り塗料、補造
䟋の粉䜓プラむマヌサヌプヌサヌ、熱硬化性
䞊塗り塗料癜色等を甚い、衚−の塗装工皋
に埓぀お塗装詊片を䜜成した。詊隓結果を衚−
に瀺す。
【衚】 比范䟋 〜 衚−に瀺す各皮の塗装系により塗装詊片を䜜
成した。詊隓結果を衚−に瀺す。
【衚】 衚−の塗装系のうち、比范䟋は自動車車䜓
の埓来の䞉局仕䞊げであり、比范䟋は比范䟋
の䞋塗り・䞭塗り間にりレタン化暹脂・アミノプ
ラスト系の軟質塗膜を挿入したものである。比范
䟋及びは、圚来垞甚されおきた高収瞮応力・
䜎砎断䌞び率を有する粉䜓硬化塗膜の膜厚を倉化
させお耐チツピング性等を調べた䞀䟋である。
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  金属玠材に、硬化単離塗膜に぀いお、130℃
    から40℃たでの枩床降䞋時における収瞮応力が
    100Kg/cm2以䞋で、20℃での砎断䌞び率が10以䞊
    である熱硬化性粉䜓塗料を䞋塗りしお焌付け、぀
    いで熱硬化性䞭塗り塗料を塗装しお焌付けたの
    ち、熱硬化性の䞊塗りを斜し焌付けお仕䞊げるこ
    ずを特城ずする耐チツピング塗装法。  䞋塗りの硬化塗膜厚が玄50〜玄500Όである
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の耐チツピング塗装
    法。  熱硬化性粉䜓塗料のバむンダヌが倉性゚ポキ
    シ暹脂及び架橋剀よりなる特蚱請求の範囲第項
    たたは第項蚘茉の耐チツピング塗装法。  金属玠材に、硬化単離塗膜に぀いお、130℃
    から40℃たでの枩床降䞋時における収瞮応力が
    100Kg/cm2以䞋で、20℃での砎断䌞び率が10以䞊
    である熱硬化性粉䜓塗料を䞋塗りし、これを焌付
    けるこずなく次に熱硬化性粉䜓䞭塗り塗料を塗装
    した埌焌付けを行ない、しかる埌熱硬化性の䞊塗
    りを斜し焌付けお仕䞊げるこずを特城ずする耐チ
    ツピング塗装法。  䞋塗りの硬化塗膜厚が玄50〜玄500Όである
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の耐チツピング塗装
    法。  䞋塗りである熱硬化性粉䜓塗料のバむンダヌ
    が倉性゚ポキシ暹脂及び架橋剀よりなる特蚱請求
    の範囲第項たたは第項蚘茉の耐チツピング塗
    装法。  金属玠材に、硬化単離塗膜に぀いお、130℃
    から40℃たでの枩床降䞋時における収瞮応力が
    100Kg/cm2以䞋で、20℃での砎断䌞び率が10以䞊
    である熱硬化性粉䜓塗料を䞋塗りしお焌付け、぀
    いで熱硬化性の䞊塗りを斜し焌付けお仕䞊げるこ
    ずを特城ずする耐チツピング塗装法。  䞋塗りの硬化塗膜厚が玄50〜玄500Όである
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の耐チツピング塗装
    法。  熱硬化性粉䜓塗料のバむンダヌが倉性゚ポキ
    シ暹脂及び架橋剀よりなる特蚱請求の範囲第項
    たたは第項蚘茉の耐チツピング塗装法。
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