JPS58188274A - 身体障害者用エレベ−タの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に関するもので・特に車いす利用者に有効なものである
。

一般に・身体障害者エレベータには一般の乗客用とは別
に身体障害者専用の乗場呼び釦とかご内行先釦とが設け
られている。そしてこれら専用の押釦が押されエレベー
タが応答した時には、扉の開放時間を通常より長くした
り、或いは戸閉の開始を予告するブザーを鳴らすなどし
て、身体障害者が安全に乗降できる様配慮されている。

ところで従来は専用乗場呼び釦により一旦乗場呼びが登
録されると・、満貫通過の場合やかご内の通過釦が押さ
れている場合などを除き、車いすが乗込めない状態であ
るにも拘わらず、その乗場呼びに応答して停止していた
。すなわち、一般に満貫通過は定員の約８０％に設定さ
れているため、これ以下の荷重ではかごは通過せずに乗
場呼びに応答するが、一方、車いすが乗り込むためには
所定の空間を必要とするため、応答して停止したかごが
満員でなくても車いすが乗り込めない場合が生じる。

このような状態が生じた場合には、乗場の身体障害者は
かごが出発後、再び専用の乗場呼び釦を押し、車いすの
乗り込み可能なかごが到着するまでこれを繰り返すとい
う労を強いられることになる。また車いすの乗り込み不
可能なかごが応答することにより、エレベータの運転効
率をも悪化させることにもなる。

本願は上記欠点を解消するもので、身体障害者に余分な
労力を強いることなく、かつ運転効率の良いエレベータ
の制御装置を提供することを目的とする。

本発明の最も特徴とするところは、かご内に車いすが乗
り込める余地があるかないかを検出し、余地がない場合
には満員でなくてもそのかごが応答しないようにした点
にある。

以下、本発明を図面に示した一実施例により詳細に説明
する。図は本発明を４階建のビルに適用した場合の制御
回路を示したものである。

図中、２ＨＵは２階上昇方向の専用乗場呼び釦、２ＨＤ
は２階下降方向の専用乗場呼び釦、２人は２階上昇方向
の専用乗場呼び登録リレー、２Ｂは２階下降方向の専用
乗場呼び登録リレーである。なお１階、３階、４階の専
用乗場呼びの登録回路については簡単のため省略してい
る。

１Ａａｌは１階上昇方向の専用乗場呼び登録す訝′の常
開接点・２Ａａ１及び２Ａａ２は２階上昇方向の専用乗
場呼び登録リレーの常開接点、以下２Ｂａｌ　、２Ｂａ
２．３Ａａｔ　＋　３Ｂａ＋　＋　４Ａａｔ　　も同様
に各階の。Ｆ昇或いは下降方向の専用乗場呼び登録リレ
ーの常開接点である。ｕａ、　−Ｕａ、　　はト昇方向
す−ビス決定時がらに昇方向サービス中付勢するト昇方
向運転リレー（図示省略）の常開接点、Ｕｂ、はその常
閉接点、Ｄａ、〜Ｄａ。

は同じく下降方向サービス決定時がら丁降方向す−ビス
中付勢する下降方向運転リレー（図示省略）の常開接点
、Ｄｂ、　　はその常閉接点、５ａ、〜５ａ４は車いす
の乗込む余地がない時に付勢される乗込み余地検出リレ
ー（図示省略）の常開接点、５ｂ、〜５ｂ、は同じくそ
の常閉接点である。なお、車いすの乗込む余地があるが
どうかの検出は、例えば荷重５０％で動作する荷重検出
装置で容易に構成できる。１０ａｌはかごが１＠のゾー
ンにあるときに付勢するがご位置検出リレー（図示省略
）の常開接点、２０ａ。

び４（１！ａＩはそれぞれ３＠及び４ｖａのかご位置検
出リレー（図示省略）の常開接点である。６は専用乗場
呼びにより停止が決定した時に付勢される専用乗場呼び
停止決定リレー、６ｂ、〜６ｂ。

はその常閉接点、７ａｌ　及び７ａ２はかご呼びで停止
することが決定した時に付勢するかご呼び停止決定リレ
ー（図示省略）の常開接Ａ；　”　＋〜Ｌ４は屯いすの
乗込む余地がない旨を乗場に表示する表示灯、Ａ１及び
Ａ、は制御用電源母線である。

以上の構成において次に動作を説明する。いま、車いす
を利用する人が２階上昇方向の専用乗場呼び釦２ＨＵを
押したとすると、Ａ＋　　　２ＨＵ−６ｂ、−２Ａ−Ａ
２　の回路により２階り昇方向の専用乗場呼び登録リレ
ー２Ａが付勢され、接点２Ａａ、が閉路すると共に接点
２Ａａ、　　の閉路により自己保持される。この時かご
が」−Ｈ方向で、車いすの乗込める余地がある場合には
、接点Ｕａ２．５ｂ１．５ｂ２　が閉路しており、さら
にかごが２階に接近して２階のゾーン内に入ると接点２
０ａ２が閉路し、ＡＨ−２Ａａ　Ｉ−Ｕａ２５ｔｌｌ＋
　　５ｂｌ　　　２０ａ２　６−Ａ２（７）回路ニヨリ
、専用乗場呼び停止決定リレー６が付勢し、かごは２階
の専用乗場呼びに応答して停止すると共に接点６ｂ＋、
２Ｃｂ＋・Ｕｂ、の開路により乗場呼び登録リレー２Ａ
は消勢し、２階上昇方向の専用乗場呼びはリセットされ
る。

また、かごが上昇方向で、車いすの乗込める余地がない
場合には接点５ｂ、及び５ｂ２が開路しており、停止決
定リレー６は付勢しないので、かごは２階には停止せず
に通過し、接点６ｂ。

は閉路したままなので乗場呼び登録リレー２人は付勢状
態を保持し、従って車いす利用者は改めて専用乗場呼び
釦２ＨＵ　を押す必要がない。

さらにかごが２階を通過の際、ＡＨ−２Ａａ、−５ａｌ
−２０ａＩ−Ｌ、　　の回路により、２階の乗場に、か
ごに車いすが乗り込む余地のない旨を表示する。

また、かご内で２階のかご呼びが発生している場合は、
図示しないかご呼び停止決定リレーの付勢によりかごは
２階に停止するが、この時降り客が少なく、依然として
車いすが乗込めない状態であるときには、接点５ｂｌ、
５ｂ２　は開路、専用乗場呼び停止決定リレー６は消勢
したままであり、従って接点６ｂ、は閉路しており、乗
場呼びは’Ｊ−ｔ＝ツトされない。また２階で乗客が降
りたことによって車いすの乗込む余地がで付勢、接点６
ｂ、は開路し、乗場呼び登録リレー２Ａは消勢して、乗
場呼びはリセットされる。

」二記の説明では２階の一４二昇方向についてのみ説明
を行なったが、他の階或いは下降方向であっても同様で
ある。また、車いすが乗込める余地を検討する装置とし
ては荷重検１ｆｓ装置に限らず、超音波や電磁波、赤外
線を利用してかご内の乗客数を検出するものでもよい。

また車いすが乗込める余地のない旨の表示に替えて音声
放送で案内するようにしてもよい。

以Ｈのように、本発明によれば屯いすを利用する身体障
害者の専用呼びに対し、応答するかごに車いすの乗込め
る余地がない場合には応答しないようにしたので、かご
が無駄な停止をすることがなく、従って運転効率を向］
二させることができ、史にかご呼びで停止した場合には
、車いすの乗込める余地ができる時点まで専用乗場呼び
をリセットしないようにしたので、かごに乗込めなかっ
た場合でも再度専用呼びを登録する必要がなく、身障者
の利用をより容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の〜実施例を示す制御回路図である。 ２ＨＵ１．２階ト昇方向の専用乗場呼び釦２Ａ、、２階
に昇方向の専用乗場呼び登録リレー２Ａａ、、　２Ａａ
２．　、専用乗場呼び登録リレーの接点Ｕａ、〜Ｕａ３
．．−３１昇方向運転リレーの接点５ａ、〜５ａ４．５
ｂｌ　−５ｂ、　、　、乗込み余地検出リレーの接点 ２Ｃａ、〜２０ａ３．．２階のかご位置検出リレーの接
点６．８専用乗場呼び停止決定リレー ７ａｌ　、７ａ２　、、かご呼び停止決定リレーの接点
１．１〜Ｌ、２１表示灯 特許出願人　　フジチック株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一般乗客用乗場呼び釦とは別に身体障害者専用の乗場呼
   び釦を備えたエレベータにおいて、車いすの乗込める余
   地を検出する装置、車いすの乗込める余地のない場合専
   用の乗場呼びへの応答を禁止する回路、前記専用の乗場
   呼びのある階にかご呼びで停止した場合は車いすの乗込
   める余地ができた時点で前記専用の乗場呼びをリセット
   する回路とを備えたことを特徴とする身体障害者用エレ
   ベータの制御装置。