JPS5889569A - エレベ−タの防犯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエレベータのかご内の犯罪を防止する装置の
改良に関するものである・。

エレベータのかどが階床に停止すると戸は開き、一定′
時間後戸は閉じる。このとき、かご内又は乗場で呼びが
登録されていれば、かごはその呼びに応答するため走行
するが、これらの呼びがなければ、かごは戸を閉じたま
ま待機する。一方、戸が閉じるとかご内が密室となるこ
とを悪用して、かご内の乗客（％に女性）に乱暴を働く
犯罪が発生している。特に夜間エレベータの利用客が少
ないとき、上記のようにかごが戸閉待機すると、上記犯
罪が発生しやすくなる。

この発明は上記不具合を改良するもので、夜間呼びがな
いのにかご内負荷があるときはかご全戸開待機させるこ
とにより、かご内に発生する犯罪を防止するようにした
エレベータの防犯装置を提供することを目的とする。

以下、図によってこの発明の一実施例を説明するＯ 図中、０．（−）は直流電源、（ｌａ）〜（９ａ）はか
ご内で１階〜９階の行先ボタンを押してかご呼ひが登録
されると閉成するかと呼び登録リレー接点、（ｌｂ）〜
（８ｂ）は１階〜８階の乗場で乗場ボタンを押して上り
呼びが登録されると閉成する上り呼び登録リレー接点、
（２Ｃ）〜（９Ｃ）は同じく２階〜９階の下り呼びが登
録されると閉成する下り呼び登録リレー接点、（ｌＯ）
はかと呼び検出リレーで、（１０ａ）はその常閉接点、
（１１）は上り呼び検出リレーで、（１１ａ　）はその
常閉接点、（１２１１ｄ下り呼び検出リレーで、（１２
ａ）はその常閉接点、（１３）は乗場又はかご内に設け
られた防犯スイッチ、（１４）は２３時から６時１での
開閉成する時計接点、（１５）はかご内負荷が所定値（
例えば二人分の体Ｘ３．）以上のとき閉成する負荷検出
接点、（１６）は建物に火災が発生したとき開放する火
災検出リレー接点、（１ηは同じく地震が発生したとき
開放する地震検出リレー接点、（１８）は同じく停電が
発生したとき開放する停電検出リレー接点、（１９）は
強制戸開指令リレーで、（１９ａ）はその常閉接点、（
２０ａ）、　（２０ｂ）はかごの停止中開放し走行する
と閉成する走行リレー接点、（２１）は付勢されると直
ちに動作し消勢されると一定時間（例えは４秒）後に復
帰１゛る時限リレーで、（２１ａ　）はその常閉接点、
（四はかごの停止している階でかごの運転方向と同方向
の来場ボタンが押されると開放するＪ開要求リレー接点
、ｆ２：３）　ｉかご内に設けられ人為的に閉成される
戸閉ボタン、（２４）は同じく開放される戸開ボタン、
（２５）はかと戸の前縁に設けられ人が触れると開放す
る戸安全スイッチ、（２６）は付勢されると戸閉指令を
発し消勢されると戸開指令ケ発する戸管制リレーである
。

次に、この実施例の動作（＋−説明する。

かごの走行中は走行ＩＪＩ／−ｍ点（２０ａ　）は閉成
し、時限リレー（２１）は付勢され、接点（２１ａ）は
開放している。また、接点（２１１ｂ）も閉成して戸管
制リレー（２［ｉｌは付勢されているので、戸は閉捷っ
ている。かごが呼びのある階に停止すると、接点（２０
ａ　）は開放し、時限リレー（２１）は消勢されるが、
接点（２１ａ）は４秒間閉成しない。一方、接点（２０
ｂ）も開放するため、戸管制リレー（２６）は消勢され
戸は開く。時限リレー（２１）の設定時限が満了して、
接点（２１ａ）が閉成すると、（→−）　−（２１ａ）
　−（２２１−（１９ａ）−伐４）−伐５Ｉ−（２（ａ
　−０の回路により、戸管制リレー（２６）は付勢され
戸は閉まる。これで、かご呼び又は乗場呼びがあればか
ごは走行を開始するが、呼びがなければその１ま戸閉待
機する。戸閉待機中、かご内で戸開ボタン（２４１が押
されるか、その階でかごの運転方向と同方向の乗場ボタ
ンが押されて戸開要求リレー接点−が開放すると、戸管
制御Ｊ　Ｌ−−（２６１は消勢され戸は開く。また、戸
が閉１りつつあるとき人が戸安全スイッチ（２５１に触
れて開放し、たときも、戸管制リレー＋２６＋は消勢さ
れて戸は開く。また、戸が開いているときかご内で戸閉
ボタン（路）が押されると、戸管制リレー（２６）は付
勢され戸は閉壕る。上述は通常の動作である。

次に、２３時から６時までの間は時計接点（１４）は閉
成する。

今、呼びが一つもなく、かごゆある階で戸閉待機してい
るとすると１．かご呼び登録リレー接点（ｌａ）〜（９
ａ）、−Ｆり吋び登録リレー接点（ｌｂ）〜（８ｂ）及
び下り呼び登録リレー接点（２Ｃ）〜（９Ｃ）はすべて
開放し、かご呼び検出リレー（１０）、上り呼び検出リ
レー（１１）及び下り呼び検出リレー（１２）はすべて
消勢され、接点（１０ａ）〜（１２ａ　）は閉成してい
る。ここで、かごの停止している階の乗場に来た乗客が
、防犯運転の必要を感じて防犯スイッチ（１３）を閉成
したとする。次いで、乗場ボタンを押すと、上述のよう
に戸は開くので、乗客はかごに乗り込むことができる。

このとき、この乗客に続いてもう一人が来り込んだとす
ると、負荷検出接点（１５）は閉成するので、（＋）　
−（１３１−（１０ａ）　−（ｌｌａ）　−（１２ａ）
　−（１４１−（＋５１−＋１６）　−０７）　−（＋
ａ）　−（１！Ｊｌ　−（−）の回路により、強制戸開
指令リレー（１９）は付勢され、接点（１９ａ）は開放
する。

これで、戸管制リレー（２８）は伺勢され々くなるので
、戸は閉まらない。す力わち戸開待機となる。したがっ
て、乗場からかご内がよく見えるので、かご内犯罪は防
止できる。乗客が危険を感じたらかごから降りることも
できる。

もし、上述の動作中、火災、地震又は停電が発生すると
、介災検出リレー接点（１６）、地震検出リレー接点（
１η又は停電検出リレー接点（１８）は開放するので、
強制戸開指令リレー（１９）は消勢され、接点（１９ａ
）は閉成して、再び戸閉待機となる。これは、災害時に
かご内を出ることによって、乗客が更に大きい災害を受
けることがあるのを防ぐためである。

なお、次のように実施することも可能である。

（７）かご内に二人いるときだけ戸開待機させる。

（イ）かご内に悲鳴が発生したことを検出したとき戸開
待機させる。

（つ）かご内に異常な振動が発生したことを検出したと
き戸開待機させる。

に）群管理エレベータでは、かご呼び及び割り当てられ
た乗場呼びのないときに戸開待機させる。

（２）　かごの前後に出入口のあるものでは、戸開待機
時に両方の戸を開く。

（局　戸開待機中−かご内通話器を管理人室と自動接続
し、かご内の音声を管理人室で聴取できるようにする。

以上説明したとおりこの発明では、夜間の特定時間帯に
、呼びが碌いのに、かご内に所足値以上の負荷があるこ
とが検出されると、かごを戸開待機させるようにしたの
で、かご内が乗場からよく見えるようになり、かご内犯
罪の発生音未然に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明によるエレベータの防犯製置の一実施例金
示す回路図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. かごが階床に停止中は戸を閉じて待機するようにしたも
   のにおいて、夜間の特定時間帯になると動作する時間帯
   検出回路、上記かどの応答すべき呼びが登録されていな
   いとき動作する呼び無登録検出回路、上記かご内に所定
   値以上の負荷があるとき動作する負荷検出回路、並びに
   上記時間帯検出回路、上記呼び無登録検出回路及び上記
   負荷検出回路が動作すると上記かと全戸開待機させる戸
   開回路を備えたことを特徴とするエレベータの防犯装置
   。