JPS58177432A - 非晶質磁性合金 - Google Patents
非晶質磁性合金Info
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- JPS58177432A JPS58177432A JP57061614A JP6161482A JPS58177432A JP S58177432 A JPS58177432 A JP S58177432A JP 57061614 A JP57061614 A JP 57061614A JP 6161482 A JP6161482 A JP 6161482A JP S58177432 A JPS58177432 A JP S58177432A
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- alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は非晶質磁性合金にかかり、特に金属−金属系で
あって、耐摩・磁性に優れ、飽和磁化の大きな非晶質磁
性合金を提供しようとするものである。
あって、耐摩・磁性に優れ、飽和磁化の大きな非晶質磁
性合金を提供しようとするものである。
近年、非晶質合金に関する研究が盛んになり、特に遷移
金属Coを主成分とするものは、磁歪が小さく、結晶磁
気異方性がないため、1dlEflた軟磁。
金属Coを主成分とするものは、磁歪が小さく、結晶磁
気異方性がないため、1dlEflた軟磁。
気持性を有し、その応用が注目を集めている。
従来の非晶質合金はFe、Coなどの遷移金属と半金属
B、St 、P、Cよりなるものであったが、最近この
半金属のかわりにZr、Ta、Tiなどの金属を用いた
ものも非晶質化することが知られるようになって来念。
B、St 、P、Cよりなるものであったが、最近この
半金属のかわりにZr、Ta、Tiなどの金属を用いた
ものも非晶質化することが知られるようになって来念。
特にCo −N bを主成分とする非晶質合金は、磁歪
の調節が容易なため高飽和磁束密度BSヲ有する磁歪苓
組成が得られ、かつ耐摩耗耐蝕性に憂れている(特願昭
56−164978号)。また、Co−Zrを主成分と
するものは磁歪を零にする調節はMoとかOrを大鹸に
添加するため、BSを低下させるが、結晶化温度が高い
という長所を有していることが知られている。
の調節が容易なため高飽和磁束密度BSヲ有する磁歪苓
組成が得られ、かつ耐摩耗耐蝕性に憂れている(特願昭
56−164978号)。また、Co−Zrを主成分と
するものは磁歪を零にする調節はMoとかOrを大鹸に
添加するため、BSを低下させるが、結晶化温度が高い
という長所を有していることが知られている。
しかしながら、こ扛らの非晶質合金を用いて、たとえば
VT’R用磁気ヘッド等を作製しようとする補合上述の
金属−金属系非晶質材料でも磁気チーブ摺動による耐摩
耗特性にまだ問題がある。すなわち、こ扛ら金属−金属
系非晶質材料は、金属−半金属非晶質材料や従来のセン
ダスト材よりも耐摩磁性において讃nているが、現用v
TkL用磁気ヘッド材のフェライよりも耐摩耗特性が劣
る。
VT’R用磁気ヘッド等を作製しようとする補合上述の
金属−金属系非晶質材料でも磁気チーブ摺動による耐摩
耗特性にまだ問題がある。すなわち、こ扛ら金属−金属
系非晶質材料は、金属−半金属非晶質材料や従来のセン
ダスト材よりも耐摩磁性において讃nているが、現用v
TkL用磁気ヘッド材のフェライよりも耐摩耗特性が劣
る。
ただ、磁気ヘッドの構成を工夫して耐摩耗特性の愛れた
セラミックもしくはフェライトなどで非晶質合金をはさ
むサンドイッチ構造をとnば、実用上の問題はI71.
ぽ解決されることが判明したものの(特願昭56.18
8672号、同56−21283号)、材料的にはフェ
ライトと同等の耐摩耗性を有する軟磁性材料はまだ得ら
れていなかった。
セラミックもしくはフェライトなどで非晶質合金をはさ
むサンドイッチ構造をとnば、実用上の問題はI71.
ぽ解決されることが判明したものの(特願昭56.18
8672号、同56−21283号)、材料的にはフェ
ライトと同等の耐摩耗性を有する軟磁性材料はまだ得ら
れていなかった。
本発明はこれらの金属−金属系非晶質合金材の耐摩耗特
性をさらに改善し、フェライトと同等の耐摩耗性と、フ
ェライトを上回る飽和磁化BSを有する非晶質磁性合金
を提・供することを目的とするものである。
性をさらに改善し、フェライトと同等の耐摩耗性と、フ
ェライトを上回る飽和磁化BSを有する非晶質磁性合金
を提・供することを目的とするものである。
発明者らは、実験の結果、上述の金属−金属系非晶質合
金にRuおよびReを添加含有させたとき、はじめてフ
ェライトと同等の耐摩磁性が得られることを発見した。
金にRuおよびReを添加含有させたとき、はじめてフ
ェライトと同等の耐摩磁性が得られることを発見した。
望ましい組成は基本的には次式で示されるものである。
Co a T bT’ c ・
(1)ただし TはMb、Zr、Ti、およびTaのうち1種もしくは
2種以上の組合せ。
(1)ただし TはMb、Zr、Ti、およびTaのうち1種もしくは
2種以上の組合せ。
T/はRuおよびReのうちのいずnか一方または両方
。
。
である。このうち&(94,かつ6くbは非晶質化する
のに必要な条件であり、7sくa *b<、2゜はこの
非晶質合金の飽和磁化がフェライトのそれより高くなる
ために必要な条件ヤある。0.1<C1は耐摩耗耐性改
書に最低限必要な条件であり、Cく5idやはり磁気特
性を劣化させないために必要な条件である。
のに必要な条件であり、7sくa *b<、2゜はこの
非晶質合金の飽和磁化がフェライトのそれより高くなる
ために必要な条件ヤある。0.1<C1は耐摩耗耐性改
書に最低限必要な条件であり、Cく5idやはり磁気特
性を劣化させないために必要な条件である。
Go −Z r 、Co −T i 、 Co−Ta
系の非晶質合金は磁歪が正であるため、零磁歪組成を
得るためにはNi 、Cr 、Mo 、Wなどを約10
%はど添加含有させなけ扛ばならない。一方、Co−N
b系非晶質合金は磁歪がわずかに負であるため、Fe。
系の非晶質合金は磁歪が正であるため、零磁歪組成を
得るためにはNi 、Cr 、Mo 、Wなどを約10
%はど添加含有させなけ扛ばならない。一方、Co−N
b系非晶質合金は磁歪がわずかに負であるため、Fe。
Mnなどを約2%はど添加することによシ零磁歪を示す
。したかって、もしNbとZr、Ti、Taの三元素を
適当に組合せわせnば必ずしもM = N i。
。したかって、もしNbとZr、Ti、Taの三元素を
適当に組合せわせnば必ずしもM = N i。
Cr、Mo、Wおよびh4’ =F e 、 Ivin
f用いなくても、磁歪零の組成を得ることができる。
f用いなくても、磁歪零の組成を得ることができる。
以上より磁歪定数大が10−6よりも小さく、かつ耐摩
耗性が良好な金属−金属系非晶質合金を得るためには次
の条件全満足することが望ましい。
耗性が良好な金属−金属系非晶質合金を得るためには次
の条件全満足することが望ましい。
Co a T bT ’ 。M 6 M ’ e
’ ” ” ’ (2)ただしT、T/お
よびa、b、cは組成式(1)におけるものと同じ、 mFiN i 、 Or 、 b4oおよびWのうちの
1種もしくは2種以上の組合せ。
’ ” ” ’ (2)ただしT、T/お
よびa、b、cは組成式(1)におけるものと同じ、 mFiN i 、 Or 、 b4oおよびWのうちの
1種もしくは2種以上の組合せ。
M′はFeおよびMnのうちのいずれか一方または両方
。
。
dく12およびeく3なる条件は磁歪λを10−6以下
とするために必要な条件である。組成式(2)において
、MのうちNiには比較的Bsを低下させにくい特徴が
あり、Mo、Wは結晶化温度を上昇させ、Crは耐蝕性
を向上させる特徴を有するので、必要に応じて添加含有
させれば効果的である。
とするために必要な条件である。組成式(2)において
、MのうちNiには比較的Bsを低下させにくい特徴が
あり、Mo、Wは結晶化温度を上昇させ、Crは耐蝕性
を向上させる特徴を有するので、必要に応じて添加含有
させれば効果的である。
また、Fe、MnはBSを上昇させるという好ましい効
果をもつ。この金属−金属系非晶質合金のうち一般的に
は、Co 、 JN b系が零磁歪組成ではもっとも高
いBBをMする4徴がある。一方、耐蝕性に関してはG
o−Nb、Co−Ti 、Go−Ta系が曖れているが
、Co−Zr系は耐蝕性はよくない。G o −Z r
系で耐蝕性をもたせるためには、Cr、または、Nb、
TiならびにTaのうちの1神もしくは2種以上を適当
量添加含有させる必 ′要がある。G o −T i系
は結晶化温度が低く、まq Co −T a系はTaが
高価であるだけでなく、これら二つの系はCo−Z r
、 Go−Nb系に比べて非晶質状態で比較的BSが
高いものを得るのが困難である点と、結晶化温度の高い
ものはCo−Zr系で傅らnる点とを考慮すると、Go
−NbもしくはCo −N b −Z rの混合系の方
がGo−Ti、Co−Ta系に比べてより#摩耗特性に
おいてフェライトとほぼ同等で、かつ耐蝕性をも備え、
フェライトを上回るBBを有するものとして次の組成が
望ましいことが実験よりゎがりた。
果をもつ。この金属−金属系非晶質合金のうち一般的に
は、Co 、 JN b系が零磁歪組成ではもっとも高
いBBをMする4徴がある。一方、耐蝕性に関してはG
o−Nb、Co−Ti 、Go−Ta系が曖れているが
、Co−Zr系は耐蝕性はよくない。G o −Z r
系で耐蝕性をもたせるためには、Cr、または、Nb、
TiならびにTaのうちの1神もしくは2種以上を適当
量添加含有させる必 ′要がある。G o −T i系
は結晶化温度が低く、まq Co −T a系はTaが
高価であるだけでなく、これら二つの系はCo−Z r
、 Go−Nb系に比べて非晶質状態で比較的BSが
高いものを得るのが困難である点と、結晶化温度の高い
ものはCo−Zr系で傅らnる点とを考慮すると、Go
−NbもしくはCo −N b −Z rの混合系の方
がGo−Ti、Co−Ta系に比べてより#摩耗特性に
おいてフェライトとほぼ同等で、かつ耐蝕性をも備え、
フェライトを上回るBBを有するものとして次の組成が
望ましいことが実験よりゎがりた。
CoaNbb−xZr、T’、MdM’。曲(3)ただ
し 元素T’ 、 M 、 b41、a、b、c、d、eは
前記組成式(1) 、 (2)におけるものと同じ。
し 元素T’ 、 M 、 b41、a、b、c、d、eは
前記組成式(1) 、 (2)におけるものと同じ。
OりX<14
特に、上式(3)において6くx、かつ(b−りく6の
一合に限り、Mは必ずCrをy(原子%)含み、これと
Nbとの合計量が7原子1以上、すなわち(b−x)+
y27である。
一合に限り、Mは必ずCrをy(原子%)含み、これと
Nbとの合計量が7原子1以上、すなわち(b−x)+
y27である。
上述の範囲のうち!く14なる条件はZr系のみは他の
Nb、Ti、Ta系と異なシ、それ以上Zrを含むと非
晶質化が困難になるためである。またNb0tすなわち
(b−x)か6原子チ以下になりかつZrが6原子チ以
上になると耐蝕性が劣化してくるため、Crf添加含有
させる必要が生じる。この際Crの添加含有により耐蝕
性を向上させる最低限必要層はほぼ(7−(b −x
) )原子チ以上、すなわちCrとNbとの合計量が7
原子係以上でなければならない。
Nb、Ti、Ta系と異なシ、それ以上Zrを含むと非
晶質化が困難になるためである。またNb0tすなわち
(b−x)か6原子チ以下になりかつZrが6原子チ以
上になると耐蝕性が劣化してくるため、Crf添加含有
させる必要が生じる。この際Crの添加含有により耐蝕
性を向上させる最低限必要層はほぼ(7−(b −x
) )原子チ以上、すなわちCrとNbとの合計量が7
原子係以上でなければならない。
以下、本発明の実施例について具体的に説明する。
実施例1
第1図に示す形状のフェライトダミーヘッドチップ1の
先端に金属−金属系非晶質材料を先端部の厚さが30μ
mになるようスパッターして、非晶質部2を形成し、こ
れを用いて耐摩耗試験を行なった。ただし、耐摩耗試験
は市販されているVTRデツキを用い、温度40 Cs
相対湿度90チの恒湿室中でGoドープγテープを相対
速度5.6m/秒で走行させ、60時間後の摩耗tを測
定することによシ行なった。
先端に金属−金属系非晶質材料を先端部の厚さが30μ
mになるようスパッターして、非晶質部2を形成し、こ
れを用いて耐摩耗試験を行なった。ただし、耐摩耗試験
は市販されているVTRデツキを用い、温度40 Cs
相対湿度90チの恒湿室中でGoドープγテープを相対
速度5.6m/秒で走行させ、60時間後の摩耗tを測
定することによシ行なった。
比較のため、液体超急冷法で作製した従来の金属−半金
属系非晶質合金やフェライト、センダストなどを、第2
図に示す形状のダミーへラドチップに力l工し、上述と
同じ条件で耐磨耗試験をした。
属系非晶質合金やフェライト、センダストなどを、第2
図に示す形状のダミーへラドチップに力l工し、上述と
同じ条件で耐磨耗試験をした。
いずれも、長さR= 3 mm 、巾W二2朔、厚さt
=40μm、先端部曲率半径y==2.5gの寸法で第
1表 上表の実験結果より、本発明の試料隘11〜23が従来
の非晶質合金やフェライト、センダストなどにない浸れ
た耐摩耗性を示すことがわかる。
=40μm、先端部曲率半径y==2.5gの寸法で第
1表 上表の実験結果より、本発明の試料隘11〜23が従来
の非晶質合金やフェライト、センダストなどにない浸れ
た耐摩耗性を示すことがわかる。
実施例2
種々の本発明非晶質合金を、ガラス基板上に、Ar圧1
、5 X 10−2Torrでスパッタし、厚さ6μ
mの薄膜を形成した。これを蒸留水中に24時間浸漬し
て、その変色具合より耐蝕性の評価を行なった。その結
果を第2表に示す。この表に示した結果より、Zrを6
原子−以上含む非晶質合金の場合のみ、CrとT(=N
b、Ti 、Ta)の合計量が7原子チ以上であるとき
耐蝕性を良好にする。
、5 X 10−2Torrでスパッタし、厚さ6μ
mの薄膜を形成した。これを蒸留水中に24時間浸漬し
て、その変色具合より耐蝕性の評価を行なった。その結
果を第2表に示す。この表に示した結果より、Zrを6
原子−以上含む非晶質合金の場合のみ、CrとT(=N
b、Ti 、Ta)の合計量が7原子チ以上であるとき
耐蝕性を良好にする。
以 下 余 白
: 1
第2表
実施列3
はぼ磁歪零である( C097Fθ2”1)、oo−x
Nbx(ただしX:=7〜24 )および(co9□F
02Re1)100−XNbx(ただしXニア 〜24
)なる組成の非晶質合金Mをガラス基板上にAr圧2X
10””Torrでスパッター法により作製し、その室
幅における飽和磁束密度BS(ガウス)を振動磁力計に
より測定した。その結果を第3図に示す。これよりメタ
ル系磁気ヘッド材として望ましいBB=8000f確保
するためには、xく16であることがわかる。
Nbx(ただしX:=7〜24 )および(co9□F
02Re1)100−XNbx(ただしXニア 〜24
)なる組成の非晶質合金Mをガラス基板上にAr圧2X
10””Torrでスパッター法により作製し、その室
幅における飽和磁束密度BS(ガウス)を振動磁力計に
より測定した。その結果を第3図に示す。これよりメタ
ル系磁気ヘッド材として望ましいBB=8000f確保
するためには、xく16であることがわかる。
du、Reの虚が同じ原子百分率であるなら、Reより
もRuO方が有利であることがわかる。
もRuO方が有利であることがわかる。
実施例4
実施例3と同様にスパッター法によシ非晶質化≠金属と
してNb、Ta、Ti、Zrを主成分とし磁歪がほぼ苓
でかつその系において非晶質状態で最大飽和磁化BSを
有する薄膜を形成した。それぞ扛の最大飽和磁化BSの
値と結晶化温度を第3表に示す。
してNb、Ta、Ti、Zrを主成分とし磁歪がほぼ苓
でかつその系において非晶質状態で最大飽和磁化BSを
有する薄膜を形成した。それぞ扛の最大飽和磁化BSの
値と結晶化温度を第3表に示す。
以 下 余 白
第3表
実験結果よりわかるように、Co −N b系で最大の
BS が寿られる。また、Co−Zr系はZrの少ない
領域でも非晶質化しやすく、結晶化温度も高い。
BS が寿られる。また、Co−Zr系はZrの少ない
領域でも非晶質化しやすく、結晶化温度も高い。
実施クリ6
非晶質合金(”86Nb12Ru2)100−X”!(
ただし°fm=Fe、Mn、Zr、X=O〜4 )の噂
、1−を実施例3と同様にスパッター法により作製しT
Mの種類ならびに童と磁歪定数λとの関係を調べた。そ
の結果を第3図に示す。実験結果よりCo −N b係
で磁歪だ数が実質的に零もしくはそ扛に近いとみなし得
るZr量!、およびM’−Fe。
ただし°fm=Fe、Mn、Zr、X=O〜4 )の噂
、1−を実施例3と同様にスパッター法により作製しT
Mの種類ならびに童と磁歪定数λとの関係を調べた。そ
の結果を第3図に示す。実験結果よりCo −N b係
で磁歪だ数が実質的に零もしくはそ扛に近いとみなし得
るZr量!、およびM’−Fe。
Mn献eはOへX <、、 4、oくeく3である。
非晶質合金(”88Nb8Ru2F02)100−XM
!(ただしM= Ni 、Cr 、Mo 、W、X =
O〜10 )の薄膜を実施例3と同様にスパック−法
により作製し、Mの種類ならびにその量と飽和磁化Bs
との関係を調べた。その結果を第5図に示す。図に
示した結果よりわかるように、通常のメタル系磁気ヘッ
ド材としてはB528000が望ましいため、Or 、
M o 、 Wについてはd≦8であることが望まし
い。一方Niは比較的BBを低下させないが、Ni添加
に従って磁歪定数が大幅に負の方へ変化するので、磁子
定数λが−IX10−6より負にならないようにするに
は、やはりその添加量も8原子チ以内にした方がよい。
!(ただしM= Ni 、Cr 、Mo 、W、X =
O〜10 )の薄膜を実施例3と同様にスパック−法
により作製し、Mの種類ならびにその量と飽和磁化Bs
との関係を調べた。その結果を第5図に示す。図に
示した結果よりわかるように、通常のメタル系磁気ヘッ
ド材としてはB528000が望ましいため、Or 、
M o 、 Wについてはd≦8であることが望まし
い。一方Niは比較的BBを低下させないが、Ni添加
に従って磁歪定数が大幅に負の方へ変化するので、磁子
定数λが−IX10−6より負にならないようにするに
は、やはりその添加量も8原子チ以内にした方がよい。
以上の実施例の結果より、メタルテープ対応磁気ヘッド
用としてこの非晶質合金材を用いる礪合次の(4)式で
表わさ扛る組成が適していることがわかる。
用としてこの非晶質合金材を用いる礪合次の(4)式で
表わさ扛る組成が適していることがわかる。
Co aN b b−xZ r !T ’ oMdM
’ 、 ・・・・・・ (4)79くa(94 T ’ 二Ru + Re + M二N s Cr e
M o s W t M’−F e * M n−L
述の組成範囲のうち、bく16は実施例3より与かれそ
の分aの下限も移動して79くdとなる。また、6人8
は実施例6より、oくeく3およびO< X (4は実
施例5よりそnぞれ導かれる。
’ 、 ・・・・・・ (4)79くa(94 T ’ 二Ru + Re + M二N s Cr e
M o s W t M’−F e * M n−L
述の組成範囲のうち、bく16は実施例3より与かれそ
の分aの下限も移動して79くdとなる。また、6人8
は実施例6より、oくeく3およびO< X (4は実
施例5よりそnぞれ導かれる。
そして、第1表の耐摩耗結果および実施例3よりRθよ
り1(uの方が特性上より好ましいことがわかる。
り1(uの方が特性上より好ましいことがわかる。
以1こより、本発明の非晶負値性合金は、フエライより
も明相磁比Bsが高く、耐寧耗性が他のメタル系=m件
材料よりも高く、またフェライトとほぼ回等の耐厚札1
生を有するものである。そして易4′(組成金さらに限
定すれば、耐蝕性に愛れ、飽和磁化BSもきわめて高い
磁性合金を得ることができる。
も明相磁比Bsが高く、耐寧耗性が他のメタル系=m件
材料よりも高く、またフェライトとほぼ回等の耐厚札1
生を有するものである。そして易4′(組成金さらに限
定すれば、耐蝕性に愛れ、飽和磁化BSもきわめて高い
磁性合金を得ることができる。
第1図は本発明にかかる非晶質感性合金全耐摩耗性評価
実験に用いたダミーヘッドチップを示す斜視図、第2図
は比較用のダミーヘッドチップの8+祝図である。第3
図は本発明における( CO9yFe2 R” 1)1
00−XNbxおよび(Co9□Fe2Re1)100
−XNbxのBsのNb、4依存性に示す図、第9図は
同じく(Co86Nb12Ru2)100−x”xの磁
歪定数λのTM(==:Z r 、 Fe 、Mn )
箪依存性を示す図、第→図は同じく(C088Nb8R
u2Fe2) 1oo−d’dの飽和磁化BsのM (
= Ni 、Cr。 Mo、’W’)i依存性を示す図である。 代理人の氏名 升埋士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 化 s 力゛ り 第2図 ス 第4図 第5図
実験に用いたダミーヘッドチップを示す斜視図、第2図
は比較用のダミーヘッドチップの8+祝図である。第3
図は本発明における( CO9yFe2 R” 1)1
00−XNbxおよび(Co9□Fe2Re1)100
−XNbxのBsのNb、4依存性に示す図、第9図は
同じく(Co86Nb12Ru2)100−x”xの磁
歪定数λのTM(==:Z r 、 Fe 、Mn )
箪依存性を示す図、第→図は同じく(C088Nb8R
u2Fe2) 1oo−d’dの飽和磁化BsのM (
= Ni 、Cr。 Mo、’W’)i依存性を示す図である。 代理人の氏名 升埋士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 化 s 力゛ り 第2図 ス 第4図 第5図
Claims (4)
- (1)下記の式(1)で示される成分組成よりなること
を特徴とする非晶質磁性合金。 CoaTbT’。 、、、、?、−(1)ただし元
素T 、 T’はそれぞれ T=Nb、Zr、Ti、Ta T’=Ru、Re も の群より選ばれる1種壱しくけ2棟以上の元素なる条件
を満足するものとする(ただし単位は原子チ)。 - (2) 元素T カN b オXびZrであッテ、Z
tカ14原子チ以下であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の非晶質磁性合金。 - (3)下記の式(2)で示される成分組成よシなること
を特徴とする非晶質磁性合金。 Co a T bT’ c MdM’ e ・・
−(2)ただし元素T 、 TI 、 M 、 Mlは
それぞ扛T =Nb Zr Ti Ta T’=I(u Re M = Mi 、 Cr 、blo 、 WPL4’=
Fe、Mn の群より選ばれる1種もしくは2種以上の元素。 なる条件を満足するものとする(ただし、単位は原子1
゜ - (4)元素TがNbおよびZrであって、Zrが14原
子チであることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
載の非晶質磁性合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57061614A JPS58177432A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 非晶質磁性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57061614A JPS58177432A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 非晶質磁性合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177432A true JPS58177432A (ja) | 1983-10-18 |
JPH0359978B2 JPH0359978B2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=13176214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57061614A Granted JPS58177432A (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 非晶質磁性合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177432A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5990219A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-24 | Tdk Corp | 磁気ヘツド |
JPS59101025A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-11 | Tdk Corp | 磁気ヘツド |
JPS6095904A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | アモルフアス軟磁性膜 |
JPS6120311A (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | アモルフアス軟磁性膜の作製方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5827941U (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-23 | 日本インタ−ナシヨナル整流器株式会社 | 樹脂封止型電子機器 |
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-
1982
- 1982-04-13 JP JP57061614A patent/JPS58177432A/ja active Granted
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JPH0582723B2 (ja) * | 1984-07-09 | 1993-11-22 | Nippon Telegraph & Telephone |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359978B2 (ja) | 1991-09-12 |
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