JPS59101025A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
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- JPS59101025A JPS59101025A JP21088482A JP21088482A JPS59101025A JP S59101025 A JPS59101025 A JP S59101025A JP 21088482 A JP21088482 A JP 21088482A JP 21088482 A JP21088482 A JP 21088482A JP S59101025 A JPS59101025 A JP S59101025A
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- magnetic head
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- thin film
- magnetic
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- Granted
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/147—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive with cores being composed of metal sheets, i.e. laminated cores with cores composed of isolated magnetic layers, e.g. sheets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の背景
技術分野
本発明は磁気ヘッドに関する。 さらに詳しくは、非晶
質磁性合金薄膜を有する磁気ヘッドに関する。
質磁性合金薄膜を有する磁気ヘッドに関する。
先行技術とその問題点
高い飽和磁化と高い透磁率を示すことから、非晶質磁性
合金の薄板が磁気ヘッド材料として注目を集めている。
合金の薄板が磁気ヘッド材料として注目を集めている。
非晶質磁性合金薄板から、トラック巾のせまい磁気ヘッ
ド、例えばビデオ用の録画、録再ないし音声用の回転ヘ
ッド、あるいは電算機用磁気ヘッド等を形成するには、
薄板をそのまま用いるか、あるいはその複数枚を積層し
て、数十p−m以下、特に20〜30gm程度の厚さの
トラック巾として、所定の形状としたコア半休をキャッ
プを介しつきあわせて作製している。
ド、例えばビデオ用の録画、録再ないし音声用の回転ヘ
ッド、あるいは電算機用磁気ヘッド等を形成するには、
薄板をそのまま用いるか、あるいはその複数枚を積層し
て、数十p−m以下、特に20〜30gm程度の厚さの
トラック巾として、所定の形状としたコア半休をキャッ
プを介しつきあわせて作製している。
しかし、このようにして作製されるビデオ用等のヘッド
では、厚さがきわめて薄いため強度的に十分でなく、機
械的加工時に変形し、加工後の寸度精度が悪いという不
都合がある。
では、厚さがきわめて薄いため強度的に十分でなく、機
械的加工時に変形し、加工後の寸度精度が悪いという不
都合がある。
また、非晶質磁性合金の薄板は高弾性で鞠るため、ビデ
オ用の磁気記録媒体との高速しゅう動にともない変形し
、ヘッドアームのバランスをくずして、回転走行性が不
良となる。
オ用の磁気記録媒体との高速しゅう動にともない変形し
、ヘッドアームのバランスをくずして、回転走行性が不
良となる。
このような不都合を解消するためには、所定の基体」二
に、スパッタリングにより非晶質磁性合金の薄膜を形成
してコア半休とし、これから磁気ヘッドを形成すること
が考えられる。 そして、このように形成した磁気ヘッ
ドでは、上記したような不都合は解消する。
に、スパッタリングにより非晶質磁性合金の薄膜を形成
してコア半休とし、これから磁気ヘッドを形成すること
が考えられる。 そして、このように形成した磁気ヘッ
ドでは、上記したような不都合は解消する。
ところで、スパッタリングによって形成した非晶質磁性
合金薄膜の一例としては、 Co−Zr系のものが知ら
れている。 しかし、G。
合金薄膜の一例としては、 Co−Zr系のものが知ら
れている。 しかし、G。
−Zr系の非晶質磁性合金薄膜をスパッタリングにより
形成してなる磁気ヘッドでは、磁気記録媒体との高速し
ゆう動にともなう摩耗量が大きいという欠点がある。
形成してなる磁気ヘッドでは、磁気記録媒体との高速し
ゆう動にともなう摩耗量が大きいという欠点がある。
また、合金磁性粉を用いる塗布型の媒体、いわゆるメタ
ルテープ等を使用するときには、使用に従い、薄膜が着
色して、出力低下を招くという欠点がある。
ルテープ等を使用するときには、使用に従い、薄膜が着
色して、出力低下を招くという欠点がある。
このような実状に鑑み、本発明者らは、先に、スパッタ
リングによって形成した、Co−Zr−Ru系の非晶質
磁性合金薄膜を磁気ヘッドとして用いる旨を提案してい
る。
リングによって形成した、Co−Zr−Ru系の非晶質
磁性合金薄膜を磁気ヘッドとして用いる旨を提案してい
る。
しかし、このヘッドは、非晶質磁性合金薄膜の被着後に
、回転磁界中等において熱処理を施して磁気特性を改良
するが、熱処理後に薄膜が脆化してしまい、磁気ヘッド
組立加工工程で、非晶質磁性合金薄膜に、クラックがは
いるなどの不都合が生じる。
、回転磁界中等において熱処理を施して磁気特性を改良
するが、熱処理後に薄膜が脆化してしまい、磁気ヘッド
組立加工工程で、非晶質磁性合金薄膜に、クラックがは
いるなどの不都合が生じる。
また、高温高湿下での保存によって、非晶質磁性合金薄
膜表面に酸化膜が形成され、スペーシングロスが増大し
、特に高周波領域での自己録再出力が低下するという欠
点がある。
膜表面に酸化膜が形成され、スペーシングロスが増大し
、特に高周波領域での自己録再出力が低下するという欠
点がある。
II 発明の目的
本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、高速摩耗量が少なく、メタルテー
プの使用による出力低下が少なく、しかも熱処理を施し
た後の脆化が少なく、加工性が良好で、さらに高温高湿
下での保存後の高周波領域の自己録再出力の低下の少な
い非晶質磁性合金薄膜を有する磁気へ・ンドを提供する
ことにある。
、その主たる目的は、高速摩耗量が少なく、メタルテー
プの使用による出力低下が少なく、しかも熱処理を施し
た後の脆化が少なく、加工性が良好で、さらに高温高湿
下での保存後の高周波領域の自己録再出力の低下の少な
い非晶質磁性合金薄膜を有する磁気へ・ンドを提供する
ことにある。
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち、本発明は、基体上に、下記式で示される組成
の非晶質磁性合金薄膜を形成してなることを特徴とする
磁気ヘッドである。
の非晶質磁性合金薄膜を形成してなることを特徴とする
磁気ヘッドである。
式
%式%
(上記式中、Tは、COlまたはCOとC01Zr、R
uならびにVB族およびVIB族元素以外の他の遷移金
属元素の1種以上との組合わせを表わし、 又は、Zr、またはZrと他のガラス化元素の1種以上
との組合わせを表わし、 Mlは、VB族元素の1種以上を表わし、MIIは、V
IB族元素の1種以上を表わし、)(+y+z+w+v
=lOOat%であり、このうち、yは5〜30at%
であり、Zは8at%以下であり、 Wは1oat%以下であり、 ■は10at%以下である。) なお、本発明者らは、先に、スノ々・ンタリングによっ
て形成したCo−Zr−Ru系の非晶質磁性合金薄膜中
に、VB族元素の一種以上を単独で添加する旨、および
VIB族元素の一種以上を単独で添加する旨を、それぞ
れ提案してI/)るが、これらVB族元素またはVIB
族元素の一方の一種以上を単独に添加するのみでは、上
記した目的は達成されない。
uならびにVB族およびVIB族元素以外の他の遷移金
属元素の1種以上との組合わせを表わし、 又は、Zr、またはZrと他のガラス化元素の1種以上
との組合わせを表わし、 Mlは、VB族元素の1種以上を表わし、MIIは、V
IB族元素の1種以上を表わし、)(+y+z+w+v
=lOOat%であり、このうち、yは5〜30at%
であり、Zは8at%以下であり、 Wは1oat%以下であり、 ■は10at%以下である。) なお、本発明者らは、先に、スノ々・ンタリングによっ
て形成したCo−Zr−Ru系の非晶質磁性合金薄膜中
に、VB族元素の一種以上を単独で添加する旨、および
VIB族元素の一種以上を単独で添加する旨を、それぞ
れ提案してI/)るが、これらVB族元素またはVIB
族元素の一方の一種以上を単独に添加するのみでは、上
記した目的は達成されない。
■ 発明の具体的構成
以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明における薄膜は、実質的に長範囲の規則性をもた
ない非晶質状態にある。
ない非晶質状態にある。
そして、その組成は、上記式で示されるものである。
」−記式において、T中にて、必要に応じ、Coととも
に組合わせ添加される他の添加元素は、Co、Zr、R
uならびにVB族 およびVIB族元素以外の他の遷移
金属元素(Sc−Zn;Y−Cd;La−Hg;Ac以
上)であり、例えばFe、Ni、Ti、Hf、Mn、R
h、Pd、Os、Ir、Pt等の1種以上をその具体例
として挙げることができる。
に組合わせ添加される他の添加元素は、Co、Zr、R
uならびにVB族 およびVIB族元素以外の他の遷移
金属元素(Sc−Zn;Y−Cd;La−Hg;Ac以
上)であり、例えばFe、Ni、Ti、Hf、Mn、R
h、Pd、Os、Ir、Pt等の1種以上をその具体例
として挙げることができる。
一方、Xは、Zr単独か、あるいはZrと他のガラス化
元素の1種以上との組合わせであることが好ましい。
元素の1種以上との組合わせであることが好ましい。
この場合、必要に応じ、Zrとともに組合わせ添加され
る他のガラス化元素の好適例としては、Si、B等の1
種以上を挙げることができる。
る他のガラス化元素の好適例としては、Si、B等の1
種以上を挙げることができる。
さらに、本発明における組成においては、Ruを必須成
分とする。
分とする。
この場合、Ruを他の白金族金属元素、例えばPt、R
h等にかえたときには、高速耐摩耗性にすぐれ、メタル
テープ使用の際の出力低下が少ないという効果は実現し
ない。
h等にかえたときには、高速耐摩耗性にすぐれ、メタル
テープ使用の際の出力低下が少ないという効果は実現し
ない。
加えて、本発明の組成には、VB族元素(V、Nb、T
a)の1種以上M1が含有される。
a)の1種以上M1が含有される。
また、同時に、VIB族元素(Cr、Mo。
W)の1種以上MIIも含有される。
この場合、VB族およびVIB族元素が同時に含有され
ないときには、本発明所定の効果は実現しない。
ないときには、本発明所定の効果は実現しない。
これに対し、上記式において、x+y+z+w+v=1
00at%の条件下にて、Ru添加量2は8at%以下
である。
00at%の条件下にて、Ru添加量2は8at%以下
である。
これは8at%をこえると、非晶質化しにくくなり、基
体との接着力も低下するからである。
体との接着力も低下するからである。
この場合、Ru添加量Zが小さいと、本発明所定の効果
の実効がなくなるので、2は、0.5〜6at%、より
好ましくは1〜5at%であることが好ましい。
の実効がなくなるので、2は、0.5〜6at%、より
好ましくは1〜5at%であることが好ましい。
これに対し、Zrを必須成分とするガラス化元素成分X
の添加量yは、5〜30at%である。
の添加量yは、5〜30at%である。
yが5at%未満となると、非晶質化が困難となり、ま
たyが30at%をこえると、十分な飽和磁束密度が得
られない。
たyが30at%をこえると、十分な飽和磁束密度が得
られない。
この場合、yが5〜20at%となると、より好ましい
結果を得る。
結果を得る。
また、Mlの添加量Wは、10at%以下である。
Wが1oat%をこえると、飽和磁束密度が0.6T以
下と小さくなって、高保磁力媒体への記録に適さなくな
る。
下と小さくなって、高保磁力媒体への記録に適さなくな
る。
ただ、Wが小さくなると、熱処理後の脆化防止の効果の
実効がなくなるので、Wは0.5%以上であることが好
ましい。 そして、Wが特に、0.5〜6%、より好ま
しくは1〜6%となるとさらに好ましい結果をえる。
実効がなくなるので、Wは0.5%以上であることが好
ましい。 そして、Wが特に、0.5〜6%、より好ま
しくは1〜6%となるとさらに好ましい結果をえる。
I
また、M の添加量Vは、10at%以下である。
■が10at%をこえると、飽和磁束密度が0.6T以
下と小さくなって、高保磁力媒体への記録に適さなくな
る。
下と小さくなって、高保磁力媒体への記録に適さなくな
る。
ただ、■が小さくなると、高温高湿下での保存による劣
化防止の効果の実効がなくなるので、■は0.5%以上
であることが好ましい。
化防止の効果の実効がなくなるので、■は0.5%以上
であることが好ましい。
そして、■が特に、0.5〜6%、より好ましくは1〜
6%となるとさらに好ましい結果をえる。
6%となるとさらに好ましい結果をえる。
なお、Tの含有量Xは、100100−y−z−である
が、75〜85at%であることが好ましい。
が、75〜85at%であることが好ましい。
この場合、Tは、COを必須成分として含む。
Tは上記したように、COと、CO2Ru、Zr、VB
族およびVIB族元素以外の他の遷移金属元素の1種以
上とからなることができるが、他の遷移金属元素の1種
以上は、通常、総計最大10at%まで含有することが
できる。
族およびVIB族元素以外の他の遷移金属元素の1種以
上とからなることができるが、他の遷移金属元素の1種
以上は、通常、総計最大10at%まで含有することが
できる。
これ以上の含有量となると、飽和磁束密度Bsが低下す
る等の不都合が生じる。
る等の不都合が生じる。
このような元素の1例としてはFeがある。
Fe添加は磁歪を低下させる等の効果があるが、Fe量
が増大すると、逆に磁歪が大きくなり 加工歪の影響に
より磁気特性が劣化するので、Fe含有量は6at%以
下であることが好ましい。
が増大すると、逆に磁歪が大きくなり 加工歪の影響に
より磁気特性が劣化するので、Fe含有量は6at%以
下であることが好ましい。
また、T中には、Niを添加することもできる。 Ni
添加は、Coを置換して、材料コストを低減する等の効
果があるが、Ni量が増大するとBsが減少するので、
Ni含有量は、好ましくは10at%以下である。
添加は、Coを置換して、材料コストを低減する等の効
果があるが、Ni量が増大するとBsが減少するので、
Ni含有量は、好ましくは10at%以下である。
さらに上記したように、Mnなども添加することができ
る。
る。
ただ、このようなものよりは、通常は、むしろTがCO
単独であることが好ましい。
単独であることが好ましい。
これに対し、ガラス化元素成分又は、Zrを必須成分と
する。
する。
通常、XはZrのみからなるが、又は、上記したB、S
i等の1種以上の総計10at%以下とZrとの組合わ
せであってもよい。
i等の1種以上の総計10at%以下とZrとの組合わ
せであってもよい。
このような組成をもつ非晶質磁性合金薄膜は、基体上に
、概ね、0.1〜100gm、好ましくは20〜50p
Lm程度の厚さに形成される。
、概ね、0.1〜100gm、好ましくは20〜50p
Lm程度の厚さに形成される。
用いる基体としては、通常、非磁性のものを用いる。
この場合、基体の材質には特に制限はない。
従って、各種酸化物、炭化物、ケイ化物、窒化物、ガラ
ス等はいずれも好適に使用できる。
ス等はいずれも好適に使用できる。
そして、基体材質は、非晶質磁性合金薄膜の物性と、加
工性、媒体とのしゆう動性などを考慮して適宜選択して
用いればよい。
工性、媒体とのしゆう動性などを考慮して適宜選択して
用いればよい。
このような基体の厚さについては、特に制限はないが、
通常、0.1〜5mm程度とする。
通常、0.1〜5mm程度とする。
このような基体上に、非晶質磁性合金薄膜を形成するに
は、気相被着法、通常、スパッタリングに従う。
は、気相被着法、通常、スパッタリングに従う。
用いるスパッタリングとしては、衝撃イオンにより、タ
ーゲットをスパッタし、通常、数eV〜約100eV程
度の運動エネルギーにてターゲラ]・物質を蒸散させる
公知のスパッタリングはいずれも使用可能である。
ーゲットをスパッタし、通常、数eV〜約100eV程
度の運動エネルギーにてターゲラ]・物質を蒸散させる
公知のスパッタリングはいずれも使用可能である。
従って、Ar等の不活性ガス雰囲気中で、異常グロー放
電によるAr等のイオンによって、ターゲットをスパッ
タするプラズマ法を用いても、ターゲットにAr、Kr
、Xe等のイオンビームを照射して行うイオンビーム法
を用いてもよい。
電によるAr等のイオンによって、ターゲットをスパッ
タするプラズマ法を用いても、ターゲットにAr、Kr
、Xe等のイオンビームを照射して行うイオンビーム法
を用いてもよい。
プラズマ法によるときには、いわゆるRFスパッタであ
っても、また、いわゆるDCスパッタであってもよく、
その装置構成も2極、4極等いずれであってもよい。
さらには、いわゆるマグネトロンスパッタを用いてもよ
い。 また場合によっては、いわゆる反応性スパッタに
よることもできる。 さらに、イオンビ−ム法としては
、種々の方式に従うこと力くできる。
っても、また、いわゆるDCスパッタであってもよく、
その装置構成も2極、4極等いずれであってもよい。
さらには、いわゆるマグネトロンスパッタを用いてもよ
い。 また場合によっては、いわゆる反応性スパッタに
よることもできる。 さらに、イオンビ−ム法としては
、種々の方式に従うこと力くできる。
用いるターゲットとしては、通常の場合1よ、対応する
組成の母合金を用いればよl、N。
組成の母合金を用いればよl、N。
なお、動作圧力、プレート電圧、プレート電流、極間間
隙等には特別の制限はなく、これらは、条件に応じ、任
意の伯に設定すること力くできる。
隙等には特別の制限はなく、これらは、条件に応じ、任
意の伯に設定すること力くできる。
このような場合、基体の一面上番こC士下地層を形成し
、この下地層上に非晶質磁性合金薄II莫を形成しても
よい。 また、非晶質磁性合金薄Il莫上に上層保護層
を形成しでもよ0゜ さらに、非晶質磁性合金薄膜と、非磁性の薄膜を交互に
積層することもできる。
、この下地層上に非晶質磁性合金薄II莫を形成しても
よい。 また、非晶質磁性合金薄Il莫上に上層保護層
を形成しでもよ0゜ さらに、非晶質磁性合金薄膜と、非磁性の薄膜を交互に
積層することもできる。
このように非晶質磁性合金薄膜3.3′を形成した基体
2.2′は、第1図および第2図番こ示されるように、
所定の形状に加工され、1字、C字状等のコア半体1.
1′とされ、前部ギャップ部4および後部ギヤ・ンプ部
にて、5i02等のギャップ材40を介してつきあわさ
れて磁気ヘッドlとされる。
2.2′は、第1図および第2図番こ示されるように、
所定の形状に加工され、1字、C字状等のコア半体1.
1′とされ、前部ギャップ部4および後部ギヤ・ンプ部
にて、5i02等のギャップ材40を介してつきあわさ
れて磁気ヘッドlとされる。
なお、コア半体1.1′の薄膜3.3′上には、さらに
、基体2.2′と同種の材質からなる保護体5を接着す
ることもできる。
、基体2.2′と同種の材質からなる保護体5を接着す
ることもできる。
このような場合、薄膜形成後には、必要に応じて、無磁
場中あるいは静磁場ないし回転磁礪中での熱処理を施す
ことが好ましい。
場中あるいは静磁場ないし回転磁礪中での熱処理を施す
ことが好ましい。
次いで研削により所定の形状とし、また必要に応じ所定
膜厚となるように研削を行い、さらに必要に応じ研摩を
行いコア半休とする。
膜厚となるように研削を行い、さらに必要に応じ研摩を
行いコア半休とする。
そして、捲線8を施し、上記のようにつきあわせ、その
他必要な加工を行い、支持体9に固着されて、磁気ヘッ
ドが作製される。
他必要な加工を行い、支持体9に固着されて、磁気ヘッ
ドが作製される。
なお、上記の熱処理は、形状加工後、捲線前に施しても
よい。
よい。
■ 発明の具体的作用効果
このような磁気ヘッドは、ビデオ用の録画、録再、音声
用等の回転ヘッド、あるいは電算機用磁気ヘッド等とし
てきわめて有用である。
用等の回転ヘッド、あるいは電算機用磁気ヘッド等とし
てきわめて有用である。
そして、本発明の磁気ヘッドは、媒体の高速しゅう動に
ともなう摩耗がきわめて少ない。
ともなう摩耗がきわめて少ない。
また、メタルテープ等の合金磁性粉を用いる塗布型媒体
の使用による出力低下がきわめて少ない。
の使用による出力低下がきわめて少ない。
さらに、熱処理後の脆化がきわめて少なく、加工性が良
好となる。
好となる。
加えて、高温高湿下での保存後の表面酸化膜の形成が少
なく、スペーシングロスによる自己録再出力の低下がき
わめて少なくなる。
なく、スペーシングロスによる自己録再出力の低下がき
わめて少なくなる。
そして、このような効果は、所定量のRuおよびVB族
、VIB族元素を添加したときにのみ実現する。
、VIB族元素を添加したときにのみ実現する。
■ 発明の具体的実施例
以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
実施例
2 m m厚のアルミナ基板上に、下記表1に示される
組成の各非晶質磁性合金およびセンダストの薄膜を30
7hm厚に形成した。
組成の各非晶質磁性合金およびセンダストの薄膜を30
7hm厚に形成した。
薄膜の形成は、スパッタリングによって行った。
この場合、ターゲットとしては、対応する組成の合金の
鋳造体を用い、動作アルゴン圧5 、5 X 10
Torr、プレート電圧2KV、投入電力4 W、/
c rn’にて、RFマグネトロンスパッタリングを行
った。
鋳造体を用い、動作アルゴン圧5 、5 X 10
Torr、プレート電圧2KV、投入電力4 W、/
c rn’にて、RFマグネトロンスパッタリングを行
った。
次に、これを研削および研摩し、第1図および第2図に
示されるようなコア半体1.1′を得、これを0.37
Lmの前部ギャップ材SiOを介してつきあわせ、所定
の捲線8を施し、磁気ヘッドを作製した。
示されるようなコア半体1.1′を得、これを0.37
Lmの前部ギャップ材SiOを介してつきあわせ、所定
の捲線8を施し、磁気ヘッドを作製した。
次いで、各磁気ヘッドを8 m mビデオ方式のデツキ
に搭載し、以下の1)〜4)のatII定を行なった。
に搭載し、以下の1)〜4)のatII定を行なった。
1)摩耗量
25°C,50%RHにて、塗布型のメタルテープを3
、75 m / s e c テ100時間短行させ
て、走行後の摩耗量を表面粗さ計で測定した。 結果を
センダストの場合の摩耗量を10とし、これに対する相
対値として表1に示す。
、75 m / s e c テ100時間短行させ
て、走行後の摩耗量を表面粗さ計で測定した。 結果を
センダストの場合の摩耗量を10とし、これに対する相
対値として表1に示す。
2)5MHz信号の出力低下
25°C150%RHにて、塗布型のメタルテープを3
.75m/secで4時間短行させて、走行後の出力低
下を測定した。
.75m/secで4時間短行させて、走行後の出力低
下を測定した。
結果を表1に示す。
3)熱処理後の脆化
4X30mmの岩塩上にスパッタリングにて、20〜3
0gmの厚さの薄膜を被着したのち、岩塩を溶解し、膜
を空気中にて370°C160分間熱処理した。
0gmの厚さの薄膜を被着したのち、岩塩を溶解し、膜
を空気中にて370°C160分間熱処理した。
この膜の曲げ試験を行ない脆化を評価した。
曲げ試験は、所定径のパイプに、膜をまきつけ、破断す
るパイプ径を脆化の曲率半径とした 結果を表1に示す。
るパイプ径を脆化の曲率半径とした 結果を表1に示す。
4)高温高湿下での保存後の自己録再出力低下
40℃、相対湿度90〜95%にて240時間保存後、
保磁力15000eの塗布型のメタルテープを用いて自
己録再出力を測定して、その出力低下(dB)を測定し
た。
保磁力15000eの塗布型のメタルテープを用いて自
己録再出力を測定して、その出力低下(dB)を測定し
た。
結果を表1に示す。
表1に示される結果から、本発明の効果があきらかであ
る。
る。
第1図および第2図は、本発明の磁気ヘッドの構造の1
例を示す図であり、このうち、第1図が斜視図、第2図
が拡大部分正面図である。 1.1′・・・・・・コア半休 2.2′・・・・・・基体 3.3′・・・・・・非晶質磁性合金薄膜出願人 東京
電気化学工業株式会社 代理人 弁理士 石 井 陽 − 第1図 第2図
例を示す図であり、このうち、第1図が斜視図、第2図
が拡大部分正面図である。 1.1′・・・・・・コア半休 2.2′・・・・・・基体 3.3′・・・・・・非晶質磁性合金薄膜出願人 東京
電気化学工業株式会社 代理人 弁理士 石 井 陽 − 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基体上に、下記式で示される組成の非晶質磁性合金
薄膜を形成してなることを特徴とする磁気ヘッド。 式 %式% (上記式中、Tは、Co、またはCoとC01Zr、R
uならびにVB族およびVIB族元素以外の他の遷移金
属元素の1種以上との組合わせを表わし、 Xは Zr、またはZrと他のガラス化元素の1種以上
との組合わせを表わし、 Mlは、VB族元素の1種以上を表わし、MIIは、V
TB族元素の1種以上を表わし、x+y+z+w+v=
looat%であり、このうち、yは5〜30at%で
あり、Zは8at%以下であり、 Wは10at%以下であり、 ■は10at%以下である。) 2、TがCOからなる特許請求の範囲第1項に記載の磁
気ヘッド。 3−Xが、Zrからなるか、あるいはBおよびSiのう
ちの1種以上の総計10at%以下とZrとの組合わせ
である特許請求の範囲第1項または第2項に記載の磁気
ヘッド。 4.7が5〜20at%である特許請求の範囲第1項な
いし第3項のいずれかに記載の磁気ヘッド。 5、zが0.5〜6at%である特許請求の範囲第1項
ないし第4項のいずれかに記載の磁気ヘッド。 6.wが0.5〜6at%である特許請求の範囲第1項
ないし第5項のいずれかに記載の磁気ヘッド。 7、vが0.5〜6at%である特許請求の範囲第1項
ないし第6項のいずれかに記載の磁気ヘッド。 8、薄膜の厚さが0.1〜1100JLである特許請求
の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の磁気ヘッ
ド。 9、基体が非磁性である特許請求の範囲81項ないし第
8項のいずれかに記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21088482A JPS59101025A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21088482A JPS59101025A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59101025A true JPS59101025A (ja) | 1984-06-11 |
JPS6315654B2 JPS6315654B2 (ja) | 1988-04-05 |
Family
ID=16596683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21088482A Granted JPS59101025A (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59101025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0700033A2 (en) * | 1994-08-26 | 1996-03-06 | Aiwa Co., Ltd. | Side-mounted thin film magnetic head and method of fabrication thereof |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01298855A (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-01 | Fujitsu Ltd | 遠隔操作制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5684439A (en) * | 1979-12-13 | 1981-07-09 | Takeshi Masumoto | Cobalt based amorphous alloy having small magnetic strain and high permeability |
JPS57155339A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic head and production thereof |
JPS58177432A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非晶質磁性合金 |
-
1982
- 1982-12-01 JP JP21088482A patent/JPS59101025A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5684439A (en) * | 1979-12-13 | 1981-07-09 | Takeshi Masumoto | Cobalt based amorphous alloy having small magnetic strain and high permeability |
JPS57155339A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic head and production thereof |
JPS58177432A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 非晶質磁性合金 |
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EP0700033A2 (en) * | 1994-08-26 | 1996-03-06 | Aiwa Co., Ltd. | Side-mounted thin film magnetic head and method of fabrication thereof |
EP0700033A3 (en) * | 1994-08-26 | 1996-05-22 | Aiwa Co | Side-mounted thin film magnetic head and manufacturing process therefor |
US5777824A (en) * | 1994-08-26 | 1998-07-07 | Aiwa Research And Development, Inc. | Side-disposed thin film magnetic head and method of fabrication thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6315654B2 (ja) | 1988-04-05 |
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