JPS5817229A - クラツチデイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に自動車用のクラッチディスクであって、
セス、仁のセスに回動不能に結合された２つの側方プレ
ート及び、これらの側方プレート間に配置され限られた
範囲でボスに対して相対的に回動不能なライニング保持
プレートを備えておシ、回動遊びの少なくとも一部にわ
たって、ライニング保持プレートと側方プレートとの間
で有効な蓄圧器の戻し力及び摩擦装置の摩擦力が作用し
ておシ、−中立位置で見て−所定の角度ストン・ξに達
した後に始めてライニング保持プレートとボスとの間で
有効な荷重摩擦装置が設けられており、この荷重摩擦装
置力１ライニング保持プレートと側方プレートとの間に
設けられた少なくとも１つの荷重摩擦プレート及び摩擦
装置並びに側方プレートと荷重摩擦プレートとの間で回
動遊びの一部にわたって周方向に有効な蓄圧器から成っ
ている形式のものに関する。

このようなりラッチディスクは、西ドイツ国特許第２４
３６２８８号の第５図及び第６図に示しであるよう！乙
セスと回動不能に結合された両方の側方プレートのほか
に側方プレート間に配置された１つのライニング保持プ
レート及び２つの荷重摩擦プレートを有しているカム、
若しくは１つの荷重摩擦プレートと、この荷重摩擦プレ
ートの一方の側にライニング保持プレート及び他方の側
にライニング保持プレートと不動に結合されたプレート
を有している。

本発明の目的は、前述のクラッチディスクを改良して、
構造が簡単ひいては安価であり、かつ組立てが容易であ
ると共に、軸線方向の構成空間がわずかになシ、使用範
囲が拡大するようにすることである。

この目的を達成するだめに本発明の構成では、ボスがと
のボスに不動に設けられた分離フランジを有しておシ、
この分離フランジが軸線方向で見てライニング保持プレ
ートと荷重摩擦プレートとの間に設けられており、ライ
ニング保持プレートが分離フランジの一方の側に対する
摩擦装置を備えており、荷重摩擦プレートが分離フラン
ジの他方の側に対する摩擦装置を備えているようにした
。分離フランジが有利には、摩擦装置を備えたライニン
グ保持プレート及び摩擦装置を備えた荷重摩擦プレート
のために両側に設けられた支持肩部よりＣ比較的短い半
径方向長さを有している、すなわち少なくとも蓄力器の
範囲において半径方向で蓄力器の内側で終っている分離
フランジによってもっばら１つの荷重摩擦プレートの使
用が可能になシかつ、両方の摩擦装置間の機能的及び構
造的な分離に基づき、荷重摩擦装置による前緩衝段の摩
擦装置に対する影響及びその逆による影響を生せしめな
いようにして各摩擦装置の申し分のない制御が保証され
る。

本発明の実施態様によシ、分離フランジがボスと一体で
あると有利である。本発明の別の実施態様によシ、分離
フランジがボスに固定されたリングプレートによって形
成されていると有利である。分離フランジの両側で側方
プレートの半径方向内側に設けられ、ライニング保持プ
レートをその摩擦装置で以って受容するために若しくは
荷重摩擦プレートをその摩擦装置で以って受容するため
に役立つ支持肩部のうちの少なくとも１つがボスと一体
に構成されているか若しくはボスに固定された少なくと
も１つのリングプレートによって形成されている。支持
肩部の少なくとも１つを若しくは分離フランジをリング
プレート状に構成することによって製作技術的な利点が
得られる。それというのは支持肩部若しくは分離フラン
ジが薄板から打抜き成形され得るからである。

荷重摩擦装置をライニング保持プレートの所定の回動遊
びを克服した後に始めてボスに対して作用せしめるため
に、ライニング保持プレート及び（又は）荷重摩擦プレ
ートが軸線方向で互いに向き合う区分を有しておシ、こ
の区分によって分離フランジ若しくは、分離フラン、ジ
とライニング保持プレート及び（又は）荷重摩擦プレー
トとの間に設けられた摩擦装置の構成部分が橋絡され、
ライニング保持プレートと荷重摩擦プレートとが互いに
保合可能である。この場合もっばらライニング保持プレ
ートが一体成形されたブラケットを有していて、このブ
ラケットで以って荷重摩擦プレートの切欠き（窓）に係
合しており、ブラケットと荷重摩擦装置の対応する切欠
きとの間に回動遊びが設けられており、この回動遊びは
荷重摩擦装置の作用しない回動遊びに相応している：力
なわちブラケットが荷重摩擦プレートに当接した後に始
めて荷重摩擦プレートがライニング保持プレートと一緒
にデスに対して相対的に回動させられる。ライニング保
持プレートが半径方向で内側に皿形の区分を有しておシ
、この皿形の区分がデスに設けられたリングフランジ若
しくは対応する摩擦装置の構成部分を軸線方向で少なく
とも部分的に被っていると有利である。従ってライニン
グ保持プレートが軸線方向で薄く構成され、さらにライ
ニング保持プレートがコイル圧縮ばねのような蓄圧器に
その円形の横断面の少なくともほぼ中央に係合する。

ライニング保持プレートが横断面り字状の摩擦スリーブ
を介してデスの支持肩部に支承されており、ライニング
保持プレートがそのリング状の切欠きて以って横断面り
字状の摩擦スリーブの軸線方向の脚部に座着しておシ、
横断面１１字状の摩擦スリーブの軸線に対する垂直な方
向の脚部がリングフランジに接触していると有利である
。このような構造によシ、申し分のない安内及び均一な
摩擦特性が得られ、これにょシフラッチディスクの耐用
年数が高められる。

組立てを容易にし、比較的大きな製作誤差範囲をカバー
してかつクラッチディスクの耐用年数を高めるために、
横断面り字状の摩擦スリーブが鋼から成り、スリットを
切られていてかっ、支持肩部及びリングフランジに面し
た側を摩擦ライニングで被覆されていると有利である３
さらに本発明の有利な実施態様ではデスに、このボスと
回動不能に結合された一方の側方プレート、ボスと協働
する摩擦装置を備えたライニング保持プレート、ボスに
不動に結合された分離フランジ、ボスと協働する摩擦装
置を備えた荷重摩擦プレート及びボスに回動不能に結合
された他方の側方プレートが挙げた順序で配置されてい
る、 次に図面を用いて本発明の実施例を具体的に説明する： クラッチディスクのボス１には第２図で見て左側から順
次一方の側方プレート２、スペーサ・リングフランジ３
、ライニング保持プレート５のだめの支持肩部牛、リン
グプレート状の分離フランツ６、荷重摩擦プレート８の
ための同じくリングプレート状の支持フラン・シフ及び
他方の側方プレート９が設けられている。ライニング保
持プレート５及び荷重摩擦プレート８を除いて前記残り
のすべての構成部分はリベットｌＯを介して互いに不動
に結合され、若しくはデス１に固定されている。

摩擦ライニング５ａ　、５ｂを保持するライニング保持
プレートは中央切欠き５Ｃを有していて、この中央切欠
きで以って横断面り字状の摩擦スリーブ１１の軸線方向
のウェブに座着して“いる。摩擦スリーブ１１は鋼製の
基礎部分１１ａと被覆層１１ｂとから成っておシ、被覆
層は分離フランジ６若しくは支持肩部牛に向けられてい
る。摩擦スリーブ１１にはピストンリングの形式でスリ
ットが切られている。

側方プレート２とライニング保持プレート５との間には
摩擦装置１２が設けられておシ、この摩擦装置は皿ばね
１２ａ、この皿ばねによって負荷される支持プレート１
２ｂ及びリング状の摩擦ライニング１２ｃかち成ってい
る。皿ばね１２’ａは前緩衝段の制動モーメントを形成
するために必要な軸方向力を生ぜしめる。

支持フラン・シフには荷重摩擦プレート８のほかに荷重
摩擦装置のための摩擦装置１３が設けられている。摩擦
装置は荷重摩擦プレート８の一方の側に配置された皿ば
ね１３ａと荷重摩擦プレートの他方の側に配置された摩
擦ライニング１３ｂとから成っている。

ボス１と摩擦ライニング５ａ　、５ｂとの間の力伝達経
路内にはコイル圧縮ばね１４，１５゜１６及び１７の形
の４組の蓄圧器が作用している。コイル圧縮ばね１４は
ライニング保持プレート５及び側方プレート２，９の同
じ大きさの窓１８及び１９内に設けられており、回動角
（回動遊び）２０．２１にわたってはこのコイルばねだ
けしか作用していない。すなわち回動角２０゜２１にわ
たってライニング保持プレート５とデス１との間に第４
図に示すような回動モーメントが生せしめられる。回動
角２０，２１を克服した後にライニング保持プレート５
の窓２２の輪郭は側方プレートの窓２３内に保持された
コイル圧縮ばね１５に当接して、このコイル圧縮ばねを
回動角２４．２５の克服されるまで圧縮する。回動角２
４　、２５にわたっては回動モーメントに加えて摩擦装
置１２も作用している。

コイル圧縮ばね１６Ｕ側方プレート２，９及び荷重摩擦
プレート８０周方向で互いに同じ大きさの窓２６及び２
７内に設けられている。ライニング保持プレート５の、
コイル圧縮ばし、６のための窓２８は周方向で回動角２
４．２５に相応する大きさに構成されている。ライニン
グ。

保持プレート５はさらにブラケット、　５　ｄを有して
おり、このブラケットは荷重摩擦プレート８の窓２９内
に係合しておシ、この窓はブラケツ）５ｄに対して回動
角２４，２５に対応する周方向運動（回動遊び）を許す
ように構成されている。ライニング保持プレート５がデ
スｌ及び荷重摩擦プレート８に対して回動角２４　、２
５を克服した後に（すなわち回動角２４，２５にわたっ
て相対回動した後に）、ブラケット５ｄが荷重摩擦プレ
ート８の窓２９の対応する輪郭に当接して、荷重摩擦プ
レート８をボスｌに対してかつコイル圧縮ばね１６の作
用に抗して、それもまず回動角３０．３１と回動角２４
．２５との間の差分にわたって、しかも今や付加的に摩
擦装置１３の作用下で回動させるようになる。

ブラケツ）１５ｃｌが窓２，９の対応する輪郭に当接す
ると同時にライニング保持プレート５の窓　２８の対応
する輪郭が対応するコイル圧縮ばね１６に当接する。

回動角３０，３１を克服すると、ライニング保持プレー
ト５の窓３２の輪郭が側方プレート２の窓３３に保持さ
れたコイル圧縮ばね１７に当接して、コイル圧縮ばね１
７の回動モーメントがそれも第４図に示す回動角３４．
３５を克服するまで、すなわちコイル圧縮ばね１７及び
（又は）１６をロックするま↑、つまり個々の巻条を互
いに接触させてデスｌと摩擦ライニング５Ｆ１，５ｂと
の間の堅い回動結合を形成するまで、生ぜしめられる。

回動角３０．３１を克服した後に回動角３４．３５を克
服するまでの間、荷重摩擦プレート８がボス１に対して
回動させられ、との回動角度にわたって摩擦装置１３が
摩擦装置１２に加えて作用するようになる。

摩擦スリーブＩＩＫおける摩擦ライニングｌｌｂの適当
な選択によって、摩擦装置１２の始めに回動角２４　、
’　２５にわたって作用する摩擦作用に影響を及ぼすこ
とができる。

ライニング保持プレート５１半径方向で内側に皿状の区
分・５ｅを有していて、この区分で以って摩擦スリーブ
１１及び分離フランジ６を軸線方向で被っている。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図はク
ラッチディスクの平面図、第２図は第１図のＴＪ　−Ｉ
Ｉ線に沿った断面図、第３図は第２図の摩擦装置の拡大
断面図、第４図は第１図のクラッチディスクの特性曲線
図である。 １・・・ボス、２・・・側方プレート、３・・・スベー
ザ・リンダフランツ、牛・・・支持肩部、５・・・ライ
ニング保持プレート、５ａ及び５ｂ・・・摩擦ライニン
グ、５Ｃ・・・中央切欠き、５ｄ・・・ブラケット、５
（・・・・区分、６・・・分離フランジ、７・・・支持
フラン・人８・・・荷重摩擦プレート、９・・・側方プ
レート、１０・・・リベット、１１・・・摩擦スリーブ
、ｌｌａ・・・基礎部分、ｌｌｂ・・・被覆層、１２・
・・摩擦装置、１２ａ・・・皿げね、１２Ｉ）・・・支
持プレート、１２ｃ・・・摩擦ライニング、１３・・・
摩擦装置、１３ａ・・・皿ばね、１３ｂ・・・摩擦ライ
ニング、１４　、１５．１６及び１７・・・コイル圧縮
ばね、１８及び１９・・・窓、２０及び２１・・・回動
角、２２及び２３・・・窓、２４及び２５・・・回動角
、２６．２７．２８及び２９・・・窓、３０及び３１・
・・回動角、３２及び３３・・・窓、３４及び３５・・
・回動角

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　クラッチディスクであって、デスと、このボスに
   回動不能に結合された２つの側方プレートと、これらの
   側方プレート間に配置されていて限られた範囲でボスに
   対して相対的に回動可能なライニング保持プレートとを
   備えておシ、回動遊びの少なくとも一部分にわたって、
   ライニング保持プレートと側方プレー１・との間で有効
   な蓄圧器の戻し力及び摩擦装置の摩擦力が作用しておシ
   、−中立位置から見て一所定の角度ストン・ξに達した
   後に始めてライ冊ング保持プレートとデスとの間で有効
   な荷重摩擦装置が設けられておシ、この荷重摩擦装置が
   ライニング保持プレートド一方ノ側方プレートとの間に
   設けられた少なくとも１つの荷重摩擦プレートと、摩擦
   装置と、側方プレートと荷重摩擦プレートとの間で回動
   遊びの一部分にわたって周方向に有効な蓄力器とから成
   っている形式のものにおいて、デス（１）がとのデスに
   不動に設けられた分離フラン−）（６）を有しておシ、
   この分離フランジが一軸線方向で見て−ライニング保持
   プレート（５）と荷重摩擦プレート（８）との間に設け
   られておシ、ライニング保持プレートが分離フランジの
   一方の側に所属して配置された摩擦装置（１１）を有し
   ており、荷重摩擦プレートが分離７ランジの他方の側に
   所属して配置された摩擦装置（１３）を有していること
   を特徴とするクラッチディスク。 ２、分離フラン−）（６）が半径方向で比較的短い距離
   を有しており、すなわち少なくとも蓄圧器の範囲におい
   て半径方向で蓄圧器の内側で終っている特許請求の範囲
   第１項記載のクラッチディスク。 ３、分離フランジ（６）がデス（１）と一体である特許
   請求の範囲第１項若しくは第２項記載のクラッチディス
   ク。 ４、分離フランジ（６）がボス（１）に固定されたリン
   グプレートである特許請求の範囲第１項若しくは第２項
   記載のクラッチディスク。 ｂ、　分離フランジ（６）の両側でかっ、軸線方向で見
   て側方プレート（２，９）の内側に支持肩部がそれぞれ
   設けられており、一方の支持肩部がライニング保持プレ
   ート（５）をその摩擦装置（１１，１２）で以って支持
   しておシ、他方の支持肩部が荷重摩擦プレート（８）を
   その摩擦装置（１３）で以って支持している特許請求の
   範囲第１項〜第４項のいずれが１つの項に記載のクラッ
   チディスク。 ６、支持肩部の少なくとも１つがデスに固定されたリン
   グプレートである特許請求の範囲第１項〜第５項のいず
   れか１つの項に記載のクラッチディスク。 ７、　ライニング保持プレート（５）若しくは荷重摩擦
   プレート（８）の少なくとも一方が、軸線方向で互いに
   向き合う区分を有しておシ、この区分によって分離７ラ
   ンジ（６）若しくは、この分離７ランジとライニング保
   持プレート及び（又は）荷重摩擦プレートととの間に設
   けられた摩擦装置の構成部分が橋絡され、かつライニン
   グ保持プレートと荷重摩擦プレートが互いに保合可能に
   なっている特許請求の範囲第１項〜第６項のいずれが１
   つの項に記載のクラッチディスク。 ８　ライニング保持プレート（５）がこのライニング保
   持プレートに一体成形された軸線方向に延びる少なくと
   も１つのブラケット（５ｄ）を有しておシ、このブラケ
   ットが荷重摩擦プレート（８）の切欠き内に係合してい
   る特許請求の範囲第１項〜第７項のいずれが１つの項に
   記載のクラッチディスク。 ９、２イニング保持プレート（５）の軸線方向に延びる
   ブラヶッ）（５ｄ）と荷重摩擦プレート（８）の対応す
   る切欠きとの間に、回動遊びが設けられておシ、との回
   動遊びが荷重摩擦装置の有効でない回動遊び（回動角２
   ４゜２５）に相応している特許請求の範囲第８項６己載
   のクラッチディスク。 １０　　ライニング保持プレート（５）が横断面り字状
   の摩擦スリーブ（１１）を介して支持肩部（４）に支承
   されておシ、ライニング保持プレート（５）がそのリン
   グ状の中央切欠き（５Ｃ）で以って横断面り字状の摩擦
   スリーブの軸線方向の脚部に座着しておシ、横断面り字
   状の摩擦スリーブの軸線に対する垂直方向の脚部が分離
   ７ランー、５（６）に対して接触している特許請求の範
   囲第１項〜第９項のいずれか１つの項に記載のクラッチ
   ディスク。 １１　　横断面り字状の摩擦スリーブが鋼から成シ、ス
   リットを切られていて、かつ支持肩部（４）及び分離フ
   ランジ（６）に面した側に摩擦ライニング（ｌｌｂ）を
   被覆されている特許請求の範囲第１０項記載のクラッチ
   ディスク。 １２、ライニング保持プレート（５）が半径方向で内側
   に皿形の区分（５ｅ）を有している特許請求の範囲第１
   項〜第１１項のいずれか１つの項に記載のクラッチディ
   スク。 １３、セスに順次、ボスと回動不能に結合さ第１だ一方
   の側方プレート、ボスと協働する摩擦装置（１２若しく
   は１１）を備えたライニング保持プレート（５）、ボス
   に不動に設けられた分離フランジ（６）、ボスと協働す
   る摩擦装置（１３）を備えた荷重摩擦装置（８）及びセ
   スに回動不能に結合され、た他方の側方プレート（９）
   が配置されている特許請求の範囲第１項〜第１２項のい
   ずれか１つの項に記載のクラッチディスク。